TOMODACHIYA鉄道日記

 私が撮影した列車や乗車した列車の記録をアップさせていただいています。  基本的には「不定期更新」となっていますので、あしからずご了承願います!

カテゴリ: 旅行記


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      PHOTO:色が違うだけで違う車両のように見えるのは…なぜ?
 
◎2025年度・「JR東日本のんびり旅パス」旅行記2/1【東北方面・盲腸線乗車と気動車三昧の旅】(2025.8.1~2)から続きです。


 毎年、青春18キップを利用して趣味の「乗り鉄」に行っていたのですが、2024年冬の青春18キップから使用期間が任意の5日間から連続する5日間などに改悪されたことで嫌気がさし、しばらく使っていなかったのですが、「3日用(1万円)なら利用価値があるかも…。」ということで、これを使って「乗り鉄に行こう!」と計画していたところ、6月10日になってJR東日本エリア3日間乗り放題で9,000円という「東日本のんびり旅パス」が発売されましたので、今回はこちらを利用して東北方面の「乗り鉄」に出かけてきました。
 2日目の今日はたっぷりと気動車三昧です…。


【第2日目・8月2日(土)】


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①仙台(616)→利府(632)  4421M  701系4連
 2日目のスタートは仙台駅から盲腸線の「利府支線」の乗車です。


 ホテルでの朝食は取らず(時間的に取れず…が正解です。)仙台駅に来ました。2日目のスタートは仙台駅から「利府行き」の列車に乗車します。
 仙台駅を6時15分に発車する利府行きの列車に乗車しましたが、早朝にもかかわらず結構な乗車率で仙台駅を発車して行きます。


 さて、これから乗車する利府線ですが、全長わずか4.2kmの電化・単線の東北本線の支線で、仙台市宮城野区の岩切駅から宮城郡利府町までの路線の名称です。なお、この路線については「利府支線」とも呼ばれているようです。


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       PHOTO:東北本線を右手に見ながら直進をしていきます。
           ※窓ガラスが汚くて写真が撮れない!




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          PHOTO:左手には車両基地があります。





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          PHOTO:新幹線の車両基地もあります。




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             PHOTO:終着の利府駅







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②利府(637)→仙台(654) 4420M 701系4連
 利府駅到着後は、ここまで乗ってきた列車の折返しで仙台駅に戻りました。




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         PHOTO:話題のE8系がゴロゴロしていました。






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➂仙台(714)→山形(841) 823M E721系4連
 仙台駅に戻ってきました。ここからは仙山線に乗って山形駅を目指しました。
 乗っているうちに気がついたのですが…、私、仙山線って初乗車かも?普通、過去に乗った路線だと「あっ、そうそう。ここは見たよね~。」などと気がつくのですが、仙山線はどこまで乗ってもそういう場面が訪れないまま山形駅に到着しましたので、まあ、今回で「初乗車及び全線乗車済み」としておきます(家に帰ったら古いブログを見返してみないと…。)。


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          PHOTO:広瀬川を渡って進んで行きます。




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            PHOTO:楯山駅に停車中




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          PHOTO:楯山駅では列車交換も行いました。






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④山形(919)→左沢(1001) 329D キハ100系2連
 山形駅からはこちらも盲腸線となっている左沢線に乗車します。左沢線(「あてらざわせん」と読むそうです。)は、山形県山形市の北山形駅から同県西村山郡大江町の左沢駅を結ぶ、全長24.3kmの非電化・単線の鉄道路線です。


 この左沢線には「フルーツライン」の愛称がつけられており、時刻表などにも「フルーツライン左沢線」と記載されています。こちらの路線も、なんとなく乗った記憶があるような無いような…ですが、たぶん、初めての乗車だと思います。


 車内での発車案内も無く、ホームでの発車合図も無く、いきなり可愛いキハ100系2連のディーゼルカーは山形駅を発車していきます。
 山形駅発車後は、先ほどまで走ってきた仙台駅方向に戻るような形で進むと北山形駅に到着します。この北山形駅では列車交換のため3分ほど停車した後、発車をしていきます。その後、北山形駅の先で奥羽本線と別れて非電化・単線の左沢線内を進んで行きます。


 遠くの風景や線路だけを見ていると、なんとなくド田舎のローカル線…と思えるのですが、これが意外や意外、沿線は結構開けており、住宅街や商業施設が立ち並ぶ中を走り続け、終着の左沢駅に到着しました。


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        PHOTO:キハ100系の行先表示(フルカラー!)




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            PHOTO:キハ100系の車内
          ※これがクロスシートなら最高なんですが…





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       PHOTO:車体サイドに描かれた列車愛称も良いですね。





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         PHOTO:のどかな風景の中を進んで行きます。




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  PHOTO:ザ・ローカル線…という感じですが、意外と街に沿って走っています。





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      PHOTO:羽前長崎駅の先では最上川を渡って進んで行きます。





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          PHOTO:寒河江駅はさくらんぼの駅です。




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      PHOTO:雪が残る山が右手に見えてくると左沢駅に到着します。




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            PHOTO:行き止まり駅の左沢駅




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       PHOTO:左沢駅の駅舎(全然、ローカル線じゃないです。)




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          PHOTO:左沢駅は洋ナシの駅でした。







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⑤左沢(1011)→山形(1051) 332D 329D キハ100系2連
 左沢側駅到着後は、ここまで乗車してきた列車で山形駅に戻りました。
 ちなみに…左沢線、意外と景色の良い路線ですので乗車することをお勧めします!


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        PHOTO:この行先表示、めちゃくちゃ優秀です!




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         PHOTO:最上川の流れを見ながらのんびりと…





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          PHOTO:山形駅に到着した左沢線の列車






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⑥山形(1111)→米沢(1203) 432M 719系2連
 山形駅に戻ってきました。ここからは単身赴任先の品川に向けて帰る行程となります。
 米沢駅行きの普通列車は、既に山形駅の4番線ホームに入線しており「混んでいるかなぁ…」と思ったのですが、意外と空いており、ボックスシート脇の2人掛けシートに乗車して米沢駅を目指します(私、ボックスシートより、その横にある2人用の座席が好きです。)。


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    PHOTO:山形駅では話題のE8系新幹線も間近で見ることができます。





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       PHOTO:羽前中山駅ではE3系新幹線と交換します。
   ※普通列車に乗っていて、途中の停車駅で新幹線と列車交換する駅ってそんなに無いような…





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    PHOTO:発車しない…と思っていたら、立て続けにE8系新幹線と交換
               ※試運転かなぁ…?




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      PHOTO:豊かな自然の中を走っていきます(中川-赤湯駅間)






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➆米沢(1308)→福島(1354) 436M  719系2連
 米沢駅では約1時間ほど待って、13時8分発の福島行きに乗車しました。
 先ほどと同じ719系(5000番台車)ですが、先ほどの列車はワンマン運転ですが、この列車はツーマン対応でした。


 この米沢から福島間は勾配の厳しい区間で、特に板谷駅に停車しているときには列車も前下がりになっていましたし、身体が斜めになっていることが自分でも分かるほどでした。
 板谷峠は、かつては補機をつけて走っていた区間ですが、現在では列車の性能も良くなったことで補機が必要ではなくなりましたが、勾配が厳しいことには変わりがないことを身を持って体験できました。


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        PHOTO:この区間は深い山の中を走っていきます。





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             PHOTO:峠駅に停車中①





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             PHOTO:峠駅に停車中②





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            PHOTO:板谷駅に停車中①




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            PHOTO:板谷駅に停車中②





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⑧福島(1415)→飯坂温泉(1438) 福島交通 飯坂電車
⑨飯坂温泉(1505)→福島(1528) 福島交通 飯坂電車
 福島駅に到着しました。まっすぐ東京に帰ればいいのに、悪い癖でちょっと道草をします。
 ここからはJR線の乗車をいったん中断し、福島交通の飯坂電車に乗ります。


 こちらについては別記事として乗車記をアップさせていただきます。




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⑩福島(1540)→郡山(1626) 1140M E721系4連
 飯坂線の乗車を終え福島駅に戻ってきました、ここからは郡山行きの普通列車に乗車します。




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⑪郡山(1651)→常陸大子(1853→1900約7分遅れ) 332D キハE131系2連
 郡山駅に来ました。東京に早く戻るなら東北本線を南下すればいいのですが、東北本線は乗り換えの回数が多いので、それを嫌い、DC大好きな私は水郡線・常磐線経由で東京に戻ります。


 ここ郡山駅からはキハE131系を使用する列車で常陸大子駅を目指しました。今回の「乗り鉄」では、HB-E210系、キハ110系200番台車、0番台車、キハ100系に次ぐ5種類目のディーゼルカーへの乗車となります。


 この列車、郡山駅には1両で到着するのですが、その後、3番線ホーム上で増結作業を行いますので、連結作業を見たい方は必見の列車かもしれません。

 
 郡山駅を定刻どおりに発車した常陸大子行き普通列車は、足取りも軽く左手に郡山総合車両センターを見ながら進んで行きます。
 最初の停車駅である安積永盛駅を過ぎ、しばらく進むと東北本線を右手に見ながら進路を左へと変えて水郡線内を進んで行きます。


 しかし、E131系も速いですねぇ…。昨日乗車したキハ110系を使用した特急[イブニングウェイ号]も速かったですが、E131系も負けていませんね…、単線の水郡線内を80km/h以上の速度で先へ先へ…と進んて行きます(ただ、カーブが多いので必然的に平均速度は落ちてしまいますが…。)。


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PHOTO:あっという間に東北本線が遠ざかっていきます。





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  PHOTO:緑が広がる大地を軽やかに駆け抜けていきます。





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       PHOTO:磐城石川駅に停車中の常陸大子行き普通列車





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       PHOTO:磐城石川駅では郡山行き普通列車と交換します。


 磐城塙駅で対向する列車が遅れていたため、なにか起きたかのかと思ったところ下小川駅と西金駅間で土砂流入の影響で常陸大宮~常陸大子間で運転見合わせとのこと…
 とりあえずこの列車については常陸大子駅までは向かうということですか、その先の運転再開が見通せないことから…さて、どうしよう?



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⑫常陸大子(1907→2047)→水戸(2043→2216) 846D キハE131系2連
 常陸大子駅に到着したところ「水戸行きの列車にご乗車ください。」という案内があったので、ひとまず車内には入ったのですが、運転見合わせは解除になっていないのにどうするのでしょうか?


 乗車人数が2~30人程度なので上菅谷駅までタクシー代行が現実的だと思ってアナウンスを待っていたのですが、しばらくの間は何も
アナウンスが無く、誰がどこまで行くのかも聞かず、それでも…と思い、じっと待っていたところ19時16分になり「現在、下り列車が土砂流入した場所を速度を落として走行しているので、安全が確認でき、下り列車が常陸大子駅に到着次第、発車する予定です…。」という案内がありましたので、まあ、なんとか水戸までは帰れそうなんですが、私の場合、水戸から先が問題なんですが…。


 19時30分に再びアナウンスがあり、「今、下り列車が2つ手前の駅に到着しました。この列車が常陸大子駅に到着し、発車の準備でき次第、この列車は発車する見込みです。」というアナウンスがあり、ひとまずほっとしたものの、その後、いくら待っていても対向する列車が到着しないためジリジリとしていたところ「袋田駅で倒木があり下り列車の到着が遅れます。」というアナウンスが流れました。


 多少の遅れは仕方ないのですが、私の場合、できれば水戸駅に21時50分までに到着すれば欲しいと思っていたのですが、そんな希望もむなしく、ようやく対向する下り列車が20時43分に水戸駅に到着しました。
 その到着を待って水戸行きの普通列車は約1時間40分遅れの20時47分に常陸大子駅を発車して行きました(水戸駅に21時56分までに到着するのは絶望的ですね…)。



 普通なら水戸駅までは約1時間40分程度ですので、22時30分頃には到着すると思うのですが、倒木現場や土砂流入現場で減速が必要ですので、このままだと水戸駅を22時40分に発車する列車にも間に合わない可能性が(この列車に乗らないと品川に帰れない…。)まあ、走り出した以上、あとはJRさん次第ですので、まあ、珍しい体験だと思って水戸駅まで乗車を続けます(この時点で、水戸駅近くの24時間営業のファストフード店で夜を明かす覚悟を決めてました。)。


 常陸大子駅を発車した水戸行き普通列車は、当然、一部区間は徐行して運転を行ったものの、それ以外の区間は韋駄天ごとくの走りと、駅での停車時間を削りながら走った結果、常陸大子駅を発車する時点では1時間40分遅れでしたが、水戸駅到着時には遅れを1時間30分までに短縮し、結果的には水戸駅には22時16分に到着しました。


 粗利結果、水戸駅からは何とか最終列車3本を乗り継いで、品川まで戻ることができ、なんとか今回の「乗り鉄」も完走することができました。


[参考:写真を撮る余裕もなく…]
⑬水戸(2240)→取手(2350) 462M
⑭取手(2354)→上野(2436) 快速 2362H
⑮上野(009)→品川(2459) 2305G

 

 最後の最後で大トラブルには遭遇しバタバタの「乗り鉄」となってしまいましたし、1日目にも列車の遅れで仙台空港線の乗車ができなかった…ということはありましたが、まあ、思っていた以上に楽しい(ハラハラドキドキもありましたが)「乗り鉄」ができたのではないかと思います。
 今回の「乗り鉄」を教訓に、もう少し余裕を持った行程を考える必要があることがよ~くわかった、今回の「旅行」でした。


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            PHOTO:今回使用した乗車券
       ※東日本に住んでいると青春18キップより安くて便利です。


 最後までご覧いただきありがとうございました。


※乗車日・撮影日は令和 7年 8月 1日(金)~2日です。

【令和 7年 8月 5日(火)・2025/8/5】鉄道コム
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 毎年、青春18キップを利用して趣味の「乗り鉄」に行っていたのですが、2024年冬の青春18キップから使用期間が任意の5日間から連続する5日間などに改悪されたことで嫌気がさし、しばらく使っていなかったのですが、「3日用(1万円)なら利用価値があるかも…。」ということで、これを使って「乗り鉄に行こう!」と計画していたところ、6月10日になってJR東日本エリア3日間乗り放題で9,000円という「東日本のんびり旅パス」が発売されましたので、今回はこちらを利用して東北方面の「乗り鉄」に出かけてきました。
 今回の目的は盲腸線の乗車と気動車三昧の旅を楽しみます(あの特急列車もね…。)。



【第1日目・8月1日(金)】




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①上野(511)→水戸(658)  321M E531系10連
 品川駅から山手線を利用して上野駅まで来ました。今回の旅のトップランナーはE531系10連を使用する勝田行き普通列車です。
 この列車、途中の取手までは比較空いているのですが、そこから先は徐々に乗車してくる人が増える…という列車です。しかも本日は平日ということもあり、普段、「乗り鉄」で利用する以上に混雑となりました。


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            PHOTO:E531系の車内







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②水戸(719)→原ノ町(1055) 671M E531系5連
 水戸駅からは7時3分発のいわき行きに接続しており、そちらにはいまや貴重ともなっているE501系10連が使用されていますので、ちょっとそちらにも後ろ髪をひかれたのですが、それに乗っても結局、いわき駅でこの列車に乗り換えることになりますので、乗り換えを嫌ってこちらで原ノ町駅を目指すことにしました。水戸駅からは約3時間30分維以上に渡るロングラン乗車となります。


 水戸駅を発車する時点では空いている座席があるほどの乗車率でしたが、次の勝田駅から多くの乗車があり、佐和、東海、大甕、常陸多賀駅と停車するたびに乗客が増えて車内は大混雑となりましたが、次の日立駅で多くの乗客が降り、その後は乗ってくる人もいるが降りる人の方が多くなり始め、十王駅で学生さんたちが降りると車内は一気にローカル線の車内へと変わり、常磐線を北上していきます。


 水戸駅を現在乗っている列車より16分早く発車した列車(E501系の10連)の終着駅となるいわき駅では、今時の列車としては珍しく36分もの長時間停車があります。この駅から乗ってくる人が多いのでは…と予想をしていたのですが、さすがにそんなことは無かったようです(まあ、今日は平日ということもありますし…)。


 特に急ぐ旅ではないので、車外に出てコンコースなどを散策したり、ホームでの撮影を楽しんだりして長時間停車を楽しみました。


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            PHOTO:水戸駅の電光掲示板




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        PHOTO:いわき駅に停車中の原ノ町行き普通列車


 いわき駅での長時間停車の後、再び原ノ町行き普通列車に乗車し、原ノ町駅まで乗車を楽しみました。


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   PHOTO:双葉駅近くを通過、復興はまだ道半ば…というところでしょうか。





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      PHOTO:浪江駅で遅れていた特急[ひたち12号]と交換







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➂原ノ町(1057)→仙台(1218) 241M 701系4連
 原ノ町駅からは仙台行きの普通列車に乗り換えます。東京を出発して、ここまではE531系に乗車してきましたが、ここからはちょっと旧型の701系に乗車します。
 古い車両ですが先ほどまで乗車していたE531系より冷房が効いていて過ごしやすかった…(窓ガラスはメチャクチャ汚かったですが…。)。
 原ノ町駅まで乗ってきた列車が遅れていたこともあり、この列車は原ノ町駅を約5分ほど遅れての発車となりました。


 当初の予定では、途中の名取駅で降りて、名取駅を12時4分に発車する仙台空港行きに乗り換え「仙台空港鉄道仙台空港線」に乗車する予定だったのですが時間的にギリギリ。
 なんとか間に合いそう…と思っていたのですが、JRさんは遅れを取り戻す努力も、接続をさせようとする努力も全くなく、車内放送で「次の仙台空港行きの列車は12時24分です。」と案内されましたので、今回は仙台空港線の乗車は見送ることとし、そのまま仙台駅まで乗車しました。


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          PHOTO:浜吉田駅で上り列車と交換します。







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④仙台(1313)→石巻(1413) 5567D HB-E210系4連
 予定より仙台駅に早く着きましたので、駅構内のお蕎麦屋さんで腹ごしらえをしてから石巻行きの列車に乗車します。
 さて、ここ仙台駅からは石巻を目指すのですが、一般的に仙台から石巻駅を目指す際は仙石線を利用するのですが、今回は仙石東北ライン経由で目指すことにしました(まあ、HB-E210系に乗りたい…というのが大きな理由ではありますが…。)。


 この「仙石東北ライン」というのは、仙台駅から東北本線をしばらくの間走行し、松島町の東北本線と仙石線の並走区間に新たに設けた接続線を経由して仙石線に入り、その後、石巻までを結ぶ新たな路線となり「仙石東北ライン」という名称の路線となりました。


 この路線については、東北本線が交流電化区間、仙石線が直流電化区間と電化方式が異なることと、前述の接続線が非電化路線となることから気動車による直通運転を行うこととなり、そのために誕生したのが今回乗車しているHB-E210系気動車ということです。


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           PHOTO:仙台駅の電光掲示板





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         PHOTO:仙台駅に入線する仙石線経由石巻行き





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  PHOTO:塩釜駅発車後、東北本線(左)から仙石東北ライン(右)に入ります。




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        PHOTO:仙石東北ラインをしばらく走ります。





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       PHOTO:次は仙石東北ラインから仙石線へと入ります。





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       PHOTO:雨に煙る松島海岸を見ながら進んで行きます。





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        PHOTO:石巻駅に停車中のHB-E210系4連
            ※乗車してきた編成ではありません。







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⑤石巻(1421)→女川(1446) 1637D キハ110系2連
 石巻駅からは石巻線に入って女川駅を目指します。
 今回乗車する石巻線は宮城県遠田郡美里町の小牛田駅から同県牡鹿郡女川町の女川駅を結ぶ全長44.7kmの非電化・単線の路線です。


 過去に快速[ふかひれこがね号]に乗車して小牛田駅から前谷地駅までは乗車した記憶があるのですが、前谷地駅以南については(たぶん)初乗車となります。


 石巻駅を発車後は、沿線両側に住宅街が続いていたのですが、最初の陸前稲井駅を過ぎるといきなり景色が変わってローカル色豊かな中を走っていきます。このまま山の中を走るのかと思えば、また、住宅街の中を走り渡波駅に到着します。
 ここ渡波駅では多くの人が降りましたので、2両のキハ110系は、ここからはほぼ空身となって進んで行きます。
 万石浦駅を発車すると左側には山が迫り、右側には万石浦が広がる中を進んで行きます。浦宿駅を過ぎると海沿いからは少し離れ、最後の上り勾配をかけ上がり、前方の視界が開けてくると、列車はまもなく終着の女川駅に到着しました。


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         PHOTO:旧北上川を渡って進んで行きます。




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     PHOTO:旧北上川を渡ると景色が一気にローカル線ぽくなりました。




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         PHOTO:万石浦を見ながら進んで行きます。




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         PHOTO:女川駅に到着したキハ110系2連




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          PHOTO:女川駅舎は立派な駅車でした。







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⑥女川(1455)→小牛田(1610) 1638D キハ110系2連
 女川駅からは仙台駅に戻るわけで、ルート的には石巻駅まで向かい、石巻駅からは仙石線で行くのが近くて早いのですが、それでは石巻線の全線乗車ができませんので、女川駅からは、ここまで乗ってきた列車で石巻線で小牛田駅に向かいました。
 なお、今回のこの乗車で石巻線については全線乗車となりました。



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       PHOTO:石巻駅に停車中の小牛田行きキハ110系2連




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        PHOTO:石巻駅といえば石ノ森章太郎さんですね。




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        PHOTO:仙石線を左手に見ながら進んで行きます。




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   PHOTO:石巻駅より先はのんびりとした田園風景の中を走っていきます。





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         PHOTO:小牛田駅に到着したキハ110系2連




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    PHOTO:石巻線の貨物列車もDE10じゃないんですね…ショック!








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➆小牛田(1626)→仙台(1713) 2550M 701系4連
 小牛田駅からは、ここ小牛田駅始発の普通列車で仙台駅に戻りました。
 まさかの701系でした(当然E721系だと思っていたのですが…。)。







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⑧仙台(1815)→小牛田(1851) [イブニングウェイ1号] キハ110系レトロラッピング車両
 仙台駅に戻ってきました。ここからは今回の「乗り鉄」のメインでもある、特急[イブニングウェイ1号]に乗車します。
 なお、こちらについては別記事として乗車記をアップさせていただきます。







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⑨小牛田(1918)→仙台(2004) 2560M E721系6連
 小牛田駅からは、この駅始発の列車で仙台駅に戻り、ひとまず1日の乗車が終了しました。
 しかし…今日は平日なんですが、どの列車も混雑していました。明日は空いていることを願います。


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             PHOTO:E721系の車内



 仙台到着後は地下鉄で2駅ほど離れたホテルへと向かいました…。


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              PHOTO:本日のお宿
     ※仙台駅から地下鉄で2駅離れていますが1万円以下ですので…



◎2025年度「東日本のんびり旅パス」旅行記(2/2)[東北方面 盲腸線乗車と気動車三昧]に続きます…。


 最後までご覧いただきありがとうございました。



※乗車日・撮影日は令和 7年 8月 1日(金)~2日(土)です。

【令和 7年 8月 3日(日)・2025/8/3】鉄道コム
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        PHOTO:会津若松駅に入線する快速[只見満喫号]


 さあ、今年も夏の青春18キップのシーズンがやってきました!(7月20日からスタートしてますが…)
 今年はどこに行こうか…?と色々と悩んでいる最中に、南海トラフ地震のニュースが飛び込んできてしまい、色々と予定を変えなくては…ということで少しあたふたとたのですが、最終的には「予定どおりに行く!」ということで、今年の夏は久しぶりの磐越西線の乗車と只見線の乗車にチャレンジしてきました。


【第2日目・8月11日(日)】



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①郡山(652)→会津若松(808) 1223M  E721系2連
 宿泊していたホテルを早々に引き払い、郡山駅に向かい「乗り鉄」2日目をスタートします。
 郡山駅からはE721系に乗車して会津若松駅に向かいました。
 暑い中、ホームで列車を待つのが大変…と思っていたのですが、会津若松行きの普通列車は6時30分頃に入線してくれましたので、発車の時まで涼しい車内で待つことが出来ました。


 この列車、会津若松駅を発車するときは空いていたのですが、途中駅から乗車する人もポツポツなのですが、途中駅で降り人がほとんどおらず、乗った人が全員会津若松駅を目指していた…という感じでした。


◎会津若松駅にて…
 早く来たのは会津若松の街中をちょっと散策する予定だったのですが、列車から降りたら「暑い…こんな暑い中、動き回っていたら熱中症になる…」と思って、結局、待合室でブログの下書きを行っていました。スミマセン…根性なしで。


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              PHOTO:会津若松駅




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          PHOTO:駅前にあるでっかい赤べこ





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②会津若松(959)→只見(1207) 9425D 快速[只見線満喫号] キハ110系3連
 会津若松からは只見線の臨時快速[只見線満喫号]に乗車して只見駅を目指します。
 前述のとおり、そう遠くないところに住んでいることもあり、只見線も何度か乗車をしているのですが、全線乗車となるとこちらは17年ぶりのこととなります。


 今回乗車する快速[只見線満喫号]ですが、使用される列車は普通のキハ110系なのですが、3両のうち2両が指定席車両となっています。只見線が開通してから人気がある…ということなので、まあ、始発駅からの乗車ですから座れないことは無いと思うのですが、混雑を嫌って指定席を取りました(写真を撮りたいので動きやすいロングシートをあえて購入しました。)



 さて、これから乗車する「只見線」は、福島県会津若松市の会津若松駅と新潟県魚沼市の小出駅までを結ぶ、全長135.2kmの鉄道路線です。
 2011年7月に襲った「新潟・福島豪雨」により、只見線は小出駅-会津坂下駅間113.6kmが不通となってしまいました。特に橋梁流出などが複数個所で発生した会津川口駅-只見駅間27.6kmは、当初、復旧工事が行われずに、もともと赤字路線であることから、沿線を中心とした両県では「このまま廃線になるのでは?」と危機感が強まっていたのですが、沿線自治体の粘り強い復旧に向けた交渉の結果、2022年10月1日、最後まで不通となっていた会津川口駅-只見駅間が復旧し、只見線は11年ぶりに運転が再開されました。


 私も1度「新潟・福島豪雨」により不通となった後に、列車と代行バスを使って乗車をしているのですが、不通となっている区間の状況を目の当たりにしたときは「これは復旧は無理だろうなぁ…」と思ったのですが、今回の復活した…ということは色々な方の努力の賜物だと思われます。本当にご苦労様でした。


  9時40分近くになり、キハ110系3連が会津若松駅の3番線ホームへと入線してきます。まあ、特別な塗色であるとか形ではない、ごく一般的な車両ですので、あまり注目度も高くない…というのが正直なところです。ただ、発車時刻が近づくにつれ自由席車両の3号車には乗客が集まっているようでしたが、1・2号車の指定席車両にはさほど乗客は乗ってきませんでした…。


 発車時刻となり、快速[只見線満喫号]は、3号車自由席車両を先頭に、多くの駅員さんに見送られながら会津若松駅を発車していきます。



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         PHOTO:快速[只見満喫号]の入換シーン




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       PHOTO:行先表示は「臨時」のみちょっと寂しいです…





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      PHOTO:車内には「指定席車両」の表示が出されています。





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          PHOTO:駅員さん総出(?)のお見送り


 会津若松駅を発車し、西若松駅を過ぎると車窓はいきなりのローカルな風景となり、田園地帯を進んで行きます。
 西若松駅の次の停車駅は
会津坂下駅に停車します。この会津坂下駅では会津若松駅行きの普通列車と交換します。


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        PHOTO:のんびりとした風景の中を進んで行きます。





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          PHOTO:会津若松行きの普通列車と交換


 次の停車駅となる会津柳津駅では、たった1分の停車時間のために地元の方々で出迎えてくれており感謝感激!できれば地元の物産を購入する程度の停車時間が欲しかったところです。


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       PHOTO:盛大な出迎えとお見送りをしていただきました。


 会津柳津駅を発車すると、只見線の中でもハイライトとなる橋梁と橋梁を渡って会津宮下駅に到着します(橋梁上では速度を落として走行します。)。


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         PHOTO:第一只見川橋梁を渡っていきます。




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        PHOTO:続いて第二只見川橋梁を渡っていきます。


 会津宮下駅を渡ってしばらくすると、今度は第三只見川橋梁を渡って進んで行き、快速[只見線満喫号]の最後の停車駅となる会津川口駅に到着します。この駅でも停車時間はわずか1分ということで、ホームに足を降ろしただけで会津川口駅を発車して行きます。


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          PHOTO:第三只見川橋梁を渡っていきます。






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      PHOTO:かつての只見線の終着駅である、会津川口駅に停車


 会津川口駅で若干、乗客を降ろし発車した快速[只見線満喫号]は、夏井川橋梁を渡り、一段と足取りも軽く、只見駅を目指して進んで行きます。


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          PHOTO:夏井川橋梁を渡って進んで行きます。




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       PHOTO:だんだんと只見川の流れも速くなってきました。




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         PHOTO:会津横田駅を先にある第7只見川橋梁


 ここまで来ると列車の足取りも軽くなってきましたので、厳しい勾配やカーブの区間は過ぎたようで快速[只見線満喫号]は軽やかな走りを続け、終着駅となる只見駅に到着しました。


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          PHOTO:只見駅に到着した快速[只見満喫号]


 しかし、乗っていて気になったのですが、観光用の臨時快速列車という割には、車内での観光案内も無ければパンフレットも置いていない…。
 地元の皆さんがが一生懸命に只見線を盛り上げてくれているのに、JRは何を考えているのかちょっと疑問を感じましたね。




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②只見(1327)→小出(1440) 9465D キハE120+キハ110
 只見駅からは13時27分発の臨時列車で小出駅に向かいます。本当なら16時31分まで列車はありませんが、夏の観光シーズンに併せて小出駅⇔只見駅間にこの臨時列車を設定してくれたおかげで、青春18キップを使った今回の1泊2日の「乗り鉄」が可能となりました。


 小出に向かう臨時の普通列車は、只見駅に13時20分に回送されてきました。混雑するかと思ったのですが、先ほどまで乗車してきた快速[只見線満喫号]の乗客の多くは、街中の散策か折り返しの快速[只見線満喫号]に乗車して戻ったようで、さほど混雑することなく乗車することが出来ました。


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        PHOTO:大白川駅付近の渓谷を見ながら乗車します。





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    PHOTO:大白川駅では只見線では貴重な列車交換シーンがありました。





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          PHOTO:小出駅に到着した臨時普通列車






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➂小出(1458)→長岡(1532) 1739M E129系2連
 小出駅に到着しました。ここからは東京に向けて帰るだけなのですが、水上行の普通列車は17時9分までありませんので、1度、長岡駅まで向かうことにしました。
 まあ、今日は連休の2日目だし、いくら何でも3両編成は来るだろう…と思っていたのですが、小出駅に到着したのはワンマンの2両編成…。ただ、ラッキーなことにドア脇の2人掛けシートの片方が空いていましたので、なんとか座ってくることが出来ましたが…また、大混雑!





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④長岡(1634)→水上(1834) 1742M E129系2連
 長岡駅に待合室でしばらく涼み、16時20分頃長岡駅の3番線ホームへ降りて行ったところ、既に乗車口には列ができており、やはり水上行の列車は混雑する!ということを実感しました(しかも2両編成です。)。


 幸い、ドア横のロングシート部に座っていくことが出来ましたが、車内でのアナウンスが凄かった!「この列車は越後中里、水上方面の最終列車です。乗車遅れには十分注意願います…」とのこと。まだ、午後の4時30分なのにもう最終列車とは…。JR東さん、もう少し越後湯沢と水上間に列車を走らせてくれませんかね…。





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⑤水上(1844)→高崎(1948) 750M  211系4連
 長岡から乗った列車は大混雑でしたが、水上駅で待ち受ける211系はE129系の倍の長さの列車ですので、まあ、階段ダッシュはしましたが、座って帰ることが出来ました。





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⑥高崎(2007)→品川(2211) 1947E E231系10連(籠原駅からは15連)
 高崎駅からは東京・上野ラインの小田原行きに乗車して品川駅に戻り、無事、今回の「乗り鉄」も終了しました。



 長野を離れて7年、久しぶりに磐越西線と只見線の両方に乗車することが出来ました。
 使用する列車も変わり、沿線の風景なども大きく変わりましたが、乗ると何となく『懐かしい…。』という気持ちと、「また訪れたい…。』と思うから不思議な場所です。
 ただ、やはり訪れる時期を選ぶべきかもしれませんね。お盆休暇の初日~2日目の「乗り鉄」ということで、どこに行っても、どの列車に乗っても大混雑でしたので、やはり狙い目は冬かもしれませんね…。

 
 
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                          PHOTO:今回使用した指定席券
    ※ロングシート部であることをちゃんと指定席券にも記載されています。


 最後までご覧いただきありがとうございました。



※乗車日は令和 6年 8月11日(日)です

【令和 6年 8月14日(水)・2024/8/14】鉄道コム鉄道コム
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◎過去の磐越西線関係の乗車記はこちらから!
 

 

 
 
 
 
 

 

 
 
 




◎過去の只見線関係の乗車記はこちらから!

 
 
 
 




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    PHOTO:喜多方駅で出発の時を待つ 快速[あいづSATONO]



 さあ、今年も夏の青春18キップのシーズンがやってきました!(7月20日からスタートしてますが…)
 今年はどこに行こうか…?と色々と悩んでいる最中に、南海トラフ地震のニュースが飛び込んできてしまい、色々と予定を変えなくては…ということで少しあたふたしましたが、最終的には「予定どおりに行く!」ということで、今年の夏は久しぶりの磐越西線の乗車と只見線の乗車にチャレンジしてきました。


【第1日目・8月10日(土)】



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①上野(513)→高崎(655) 821M E233系10連
 今回の青春18キップの旅は上野駅からスタートします(品川駅から山手線で上野駅に来ていることはナイショ…ね。)。
 ここ上野駅からは高崎線の始発列車に乗って高崎駅を目指します。

 今日から三連休、しかもお盆休みとなっている人も多い…ということでしょうか、始発駅の上野駅から乗車する人も多く、列車は大混雑となりました(しかも、短い10両編成ですから…)。

 赤羽→浦和間をノンストップで爆走!なんとなく特急に乗っているみたい…と感じるのは私だけかな?




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②高崎(711)→水上(818) 723M 211系4連
 高崎駅からは水上行の211系に乗り換えます。
 予想どおりの大混雑!列車はまだ高崎ホームに入っていないのですが、ホームの各ドア位置には長蛇の列ができました。幸い、私は階段ダッシュを行ったことから前から2両目のドアの大気列の最前列に並ぶことが出来き、難なく座っていくことがてきましたが、外の景色は全く見ることが出来ず、身動きのままならぬ状態で、水上までの約1時間を耐えました…。昔は115系6連が走っていて、1人でボックス席に座っていくことが出来たのですが…


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          PHOTO:水上行の行先表示は水色です。





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➂水上(828)→長岡(1018) 1729M  E129系2連
 さあ、問題はここから!
 高崎駅から乗って列車の窓から水上駅に到着直前に2番線ホームに停車している長岡行きの編成を見たところ、なんとE129系の2両編成!
 そりゃいくら何でも無理だろう…と思いつつも、階段ダッシュを行ったところ、なにとかロングシート部に座ることが出来ました。
 ここまで乗ってきた4両編成の乗客の大半が乗り継ぐわけですから、4両とは言いませんが、せめて3両編成くらい用意をして欲しかった…。せっかくのトンネル駅の土合駅も何も見ることが出来ませんでした。しかも、その土合駅でスイカ・パスモの清算に手間取り、土合駅を10分遅れで発車ということになってしまいました。
 結局、この遅れは長岡駅到着までにすべてを回復することが出来ず、結局、長岡駅には6分遅れで到着しました。





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④長岡(1029)→新津(1113) 3481M 快速 E129系4連
 長岡からは新潟行きの快速に乗り継ぐわけですが、水上から乗車した列車に座れたのは良いのですが、結局、長岡駅で列車から出るのに時間がかかったことで立っていくはめになってしまいました…。
 まあ、ここからは先ほどまでの大混雑ではなく、車内を移動することがてきましたので、快適とまではいきませんが、あぁ、何とか過ごすことが出来ました。





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⑤新津(1143)→喜多方(1352) 230D
 長岡駅から乗車した快速列車を新津駅で降りたところ、既に5番線ホームには会津若松拭きの普通列車が入線しており、また、客扱いを行っていましたので、ひとまず座席を確保してから新津駅の自由通路へ向かい、そこから新潟車両センター新津派出所の写真を撮り、売店で食料を補充してからホームへと戻りました。


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    PHOTO:主役はキハ40系からGV-E400に移った譲ようです。


 まあ、磐越西線なら空いているだろう…と思っていたのですが、やはりお盆休みの初日ということで、この列車も大きな荷物を持った人が多く、発車の時間が近づくにつれて車内はだいぶ混み始めました。


 会津若松行きの列車は発車時刻となり、初乗車のGV-E400は思いのほか重厚なエンジンを奏でながら発車をしていきます(結構、賑やかいエンジンだなぁ…)。これからこの列車に乗って喜多方駅を目指します。
 さて、これから乗車する磐越西線は、福島県郡山市の郡山駅から福島県会津若松市の会津若松駅を経由して新潟県新潟市の秋葉区ある新津駅までを結ぶ全長175.6kmの鉄道路線です。
 私は長野に自宅があり、新潟県内にも単身赴任をしていたことがありますので、磐越西線には何度も乗っているところですが、過去の乗車記録を見たところ全線乗車となると11年ぶりとなるようです(ついこの前、乗車したような気がするのは…年のせい?)。
 また、その当時、普通列車に使用されいて車両といえばキハ40系気動車が中心でしたが、本日乗車するのはGV-E400系気動車です。こちらには初めての乗車ですので、今回はGV-E400の乗車をたっぷりと楽しみます。


 さて、このGV-E400系気動車ですが、JR東日本の一般型気動車の名称で、老朽化したキハ40系気動車の置き換えを目的に新造された車両です。
 この気動車の特徴は、ディーゼルエンジンの動力で発電した電力で主電動機を駆動する、いわゆるディーゼル・エレクトリック方式の電気式気動車で、これまでJR東日本で開発・採用されてきたシリーズ式ディーゼルハイブリッドは採用されていないようです。
 ただ、停車している時は全く普通のディーゼル車両と変わりませんので、どこがエレクトリック方式なのか…という感じがするのは気のせいでしょうか…。


 GV-E400に乗って最初に感じたのが、「加速が緩慢だなぁ…」ということ。ひとたび速度に乗ってしまえばそんなに遅いとは思わない…ということで、なんとなくキハ40系気動車に乗っているような感じもします。
 キハ40系気動車に揺られている感じがしたせいでしょうか、それとも朝早くから「乗り継ぎ、乗り継ぎ」の緊張の連続だったからでしょうが、少しウトウトとしてしまい、気がつくとGV-E400は野沢駅の停車していました。


 磐越西線の普通列車に乗る楽しみが、途中駅での列車交換のための停車時間が何回かある…ということだったのですが、本日乗った会津若松行きの普通列車は、五泉駅で列車交換を行っただけで、あとは一度も列車交換を行わず喜多方駅に到着してしまいまい、私の楽しみを味わうこともなく、あっさりと乗車が終了してしまいました。


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    PHOTO:路線は阿賀野川・阿賀川の流れとともに走っていきます。





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         PHOTO:喜多方駅に到着したGV-E400


◎喜多方市内へ
 喜多方駅に到着しました、次に乗車する列車の時間まで1時間30分ほどありますので、駅を出て名物の「喜多方ラーメン」をいただいてきました。
 以前来た時には駅前通りを歩けば何軒もラーメン屋さんがあったような気がしたのですが、喜多方の駅前はすっかり綺麗になっており、また、訪問したことのあるラーメン屋さんが無くなっていたりと…時代の流れを感じてしまいました。


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              PHOTO:喜多方駅舎





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         PHOTO:駅前の櫻井食堂さんに立ち寄りました。





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        PHOTO:支那しなそば(大盛)をいただきました。




⑥喜多方(1532)→郡山(1716) 8254D 快速[あいづSATONO]
 喜多方駅に戻ってきました。
 ここ、喜多方駅からは今回の「乗り鉄」の楽しみでもあった快速[あいづSATONO]に乗車して郡山駅を目指します。喜多方駅は列車が到着する直前にならないとホームに入れてくれません。快速[あいづSATONO]は15時に喜多方駅の1番線ホームに到着するのですが、改札口が開くのが15時10分からということで、残念ながら入線のシーンは撮ることが出来ませんでしたが、それでも発車まで時間がありましたので、じっくりと撮影をしてから車内へと入ります。


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            PHOTO:喜多方駅の電光掲示板





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        PHOTO:1号車はグリーンの車体カラーです。
             ※1号車はグリーン車です。




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        PHOTO:2号車はブルーの車体カラーです。




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         PHOTO:車体に描かれた列車名のロゴ




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          PHOTO:[SATONO]の車内(2号車)


 発車時刻となりましたので2号車の車内へと入り、自分の指定された席に座ったのですが、座席は進行方向とは逆向きにセットされています。これは会津若松駅で進行方向が変わることから、あらかじめ反対にセットしてあるから…だとは思うのですが、停車時間内にシートを回転させるってことも「乗って楽しい列車」のだいご味ではないかと思うのですが…

 
 列車は定刻となり喜多方駅を発車して行きます。外装や車内のアコモデーションはSATONO専用となっていますが、走り出してしまえば、そこはリゾートビューふるさとと同じですね。そんなことを感じていると快速[あいづSATONO]は塩川駅に運転停車を行います。この塩川駅では新津行きのSL快速[SLばんえつ物語]と交換を行います。


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      PHOTO:塩川駅でSL快速[SLばんえつ物語]と交換します。


 さて、今回乗車しているSATONOは、JR東日本が保有する観光列車用の鉄道車両の愛称で、使用されている車両は東北エリアを中心に2編成が運行されていたHB-300系[リゾートあすなろ]をリニューアルした車両の一つです。
 第一弾の[ひなび(陽旅)]に続いて、[SATONO(さとの)]については、2022年11月に導入が発表され、2024年4月に営業運転を開始しました。
 愛称の[SATONO]というのは、郷の景色・香り・文化などを列車旅で楽しんで欲しい…という想いから付けられているようです。


 外装色にはかつて盛岡支社管内の気動車に使用されていた色分け(盛岡色)を取り入れ、白色をベースに赤色を配したものとしています。編成の中間部に山を、その前後の窓下に波や花吹雪などを並べて自然を表現したほか、水引をイメージした帯を纏っています。


 車両は1号車がグリーン車、2号車が普通車となっており、1号車は種車から大きく変更されて、2+1配列のテーブル付きボックスシートと窓向きの座席を配置されています。運転台後方にはフリースペースと展望座席が引き続き設置されているほか、連結面側には荷物置場が増設されています。


 2号車は種車同様に2+2列の回転リクライニングシートを配置した構成となっていますが、一部配色などが変更されているほか、運転台後方のフリースペースからは展望座席が撤去されています(展望室は残っています。)。


 会津若松駅からは多くの乗客を乗せ、前述のとおり、進行方向を変えて一路、郡山駅を目指して進んでいきます。途中、磐梯町駅を過ぎたあたりで車内改札が行われ、指定席券の確認が行われましたが、今時、ちょっと?という感じでした(今は、車掌さんの端末にした遺跡の販売状況が送信されるのじゃないでしょうか?)。


 この後、関都駅でも列車交換のための運転停車が行い、自然豊かな風景を見ながら郡山駅に到着するまでの間、快速[あいづSATONO]の乗車を楽しみました。


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        PHOTO:磐梯山もしっかりと見ることが出来ました。





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       PHOTO:郡山駅に到着した快速[あいづSATONO]





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          PHOTO:回送されていく
[SATONO]


◎本日のお宿
 新幹線に乗れば当日中に東京に帰ることは可能ですが、まあ、青春18キップの旅ですし、明日の予定もありますので、今夜は郡山に宿泊しました
 インバウンド客が増えたことでどこのホテルも宿泊価格が高騰してしまっているので、このホテルは1泊・素泊まりが4,900円という良心的な価格でした。


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      PHOTO:空調が効いていてシャワーとベッドがあればOK!




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          PHOTO:今回使用した座席指定席券





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        PHOTO:快速[あいづSATONO]の乗車記念証


 最後までご覧いただきありがとうございました。



※乗車日は令和 6年 8月10日(土)です

【令和 6年 8月12日(月)・2024/8/12】鉄道コム鉄道コム
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 なぜか無性に訪ねたくなる場所が私にはあります。昔、住んでいたわけでも、訪ねる友すらいない場所なのですが…。
 高校生時代、長期の休みになるとアルバイトに精を出し、稼いだお金で「南紀ワイド周遊券」を購入し、当時、最後の活躍をしていたキハ80・82系気動車やDF50型ディーゼル機関車を追い続けていた、いわば私の青春時代の思い出の場所が、ここ「南紀」なんです。
 久しぶりに青い海辺を走る特急[南紀号]を撮影したくなり、青春18キップを握りしめて出かけてきました。


※2022年・夏の青春18キップ旅行記[南紀訪問・その①]からの続きです…




【第2日目・7月30日(土)】


P1570988 王子ヶ浜
         PHOTO:朝早くから王子ヶ浜海岸での撮影



 2日目の朝は、少し早起きをしてホテルを出発し、その昔、何度も通った王子ケ浜海岸に行って列車の撮影を行いました。
 なお、王子ケ浜海岸での撮影については、別記事としてアップさせていただきます。
(おわび:私、この場所をずっと「三輪崎海岸」と勘違いをしていたようです。三輪崎海岸はもう少し三輪崎駅寄りにあるようで、私が撮影に通っていたのは「王子ケ浜海岸」が正解のようです。お詫びと訂正をさせていただきます。)




P1580068
①新宮(1052)→多気(1410) 328C
 王子ヶ浜海岸での撮影を終えて新宮駅に戻ってきました。
 さあ、ここからは一気に東京に戻る長いながい「乗り鉄」のスタートです。


 多気行きの普通列車は、新宮駅の2番線ホームに10時40分頃に入線します。
 乗客はわずか10名足らず…と思っていた以上に少ない…。この少ない乗客を乗せて新宮駅を定刻どおりに発車して行きます。


 昨日と違い、熊野市駅に向かう途中の駅からの乗客が多く、新宮駅を発車した時にはガラガラだった車内も、いつのまにはシートが半分ほど埋っています。途中、神志山駅では特急[南紀1号]と交換を行いながら進んで行きます。


 熊野市駅では大半の乗客が降り、身軽になった列車は海岸線を目指して進んで行きます。今日ば土曜日ということもあるのでしょうか、結構、どの駅からも乗ってくる人がいて、熊野市駅で空いた車内も、先に進むにつれて車内は賑やかくなっていきます。その後、若干の乗客が増えた状態で尾鷲駅に到着します。


 尾鷲駅で乗客が入れ替わるかと思ったのですが、尾鷲駅で降りる乗客は1人のみということで、あとは十数名の乗客が乗りこんできました、先頭車両を見ると立っている人の姿もあり、だいぶ賑やかな列車となったのですが、次の相賀駅で多くの乗客が降り(相賀に高校高行があるのかな?)、再び、閑散な車内となって進み紀伊長島駅に到着します。



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         PHOTO:何度見ただろうか…新宮駅の駅舎





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       PHOTO:熊野川を渡って、長いながい旅路の始まりです。






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       PHOTO:神志山駅では特急[南紀1号]と交換します。
             ※車両後部からの撮影です。






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            PHOTO:熊野市駅に停車中






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        PHOTO:日本一綺麗な海水浴場・新鹿海水浴場





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         PHOTO:九鬼駅で下りの新宮行きと交換します。





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        PHOTO:相賀駅では特急[南紀3号]と交換します。
             ※車両後部からの撮影です。






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       PHOTO:海を間近に見られるのも紀伊長島までです。



 わずかな停車時間の後、紀伊長島駅をします(本当は、停車時間を利用して飲料水を購入したかったのですが、紀伊長島駅のホームには自動販売機が無い!)。
  ここ、紀伊長島駅を発車すると、列車はエンジン全開で右手に熊野灘を見ながら山登り・荷坂峠越えが始まります。
 ここ紀伊長島駅と次の梅ケ谷駅の間には「荷坂峠」があり、Ω状のトンネルをいくつも抜けながら標高5mから標高193mの梅ケ谷駅を目指して進んで行きます。
 DF50が牽引する客車列車の時には、すごく時間がかかっていた記憶があるのですが、強力なエンジンを搭載したキハ25系(520PS)は、エンジン音の高まり、唸りは感じるものの、時速50~60km/hを維持しながら登っていきます(さすがに勾配の厳しいところでは40km/h程度に速度は低下します。)。


 梅ケ谷駅を過ぎると今までのエンジン音の唸りは何だったんだろう…というくらい軽快な足取りで多気駅を目指して進んで行きます。駅に到着しても乗る人も降りる人もいない状態が続きましたが、三瀬谷駅以降は、乗車する人が増えてきて、そのまま終点の多気駅に到着しました。


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           PHOTO:紀伊長島駅に停車中




 
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     PHOTO:紀伊長島駅から5分でこの位置まで登ってきます。
    ※紀伊長島駅までは、進行方向右側に海が見えていましたが、この場所では進行方向左側に海が見えます。






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        PHOTO:大内川の流れに沿って走っていきます。





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    PHOTO:三瀬谷ダムは町の中心部から、ほど遠くない場所にあります。






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     PHOTO:川添駅で最後の列車交換(昨日乗った列車ですね。)
              ※車両後部からの撮影です。






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         PHOTO:終点の多気駅に到着した328C









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②多気(1435)→名古屋(1603) 2916D 快速[みえ16号] キハ75系4連
 多気駅からは快速[みえ16号]に乗車して名古屋を目指します。
 昨日の混雑ぶりを知っていますので、指定席なのに相席かぁ…と思っていたところ、多気駅の電光表示板を見たところ快速[みえ16号]は4両編成ということで、ラッキーなことに誰とも相席にならず座って行くことが出来ました。

 この快速[みえ16号]の中で遅い昼食にします。今日のお昼ごはんは、新宮駅の真ん前にある徐福寿司さんのさんま寿司をいただきながら、大好きなディーゼルカーの乗車を堪能しました。



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           PHOTO:新宮名物のさんま寿司





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       PHOTO:四日市駅に留置中のDF200 懐かしいです。
   ※よく見たら、このDF200って特別塗色機なんですねぇ…「Ai-Me(アイミー)」という呼称らしいです…







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③名古屋(1616)→豊橋(1711) 5342F 新快速 313系8連
 本当は、次の特別快速に乗車する予定としていたのですが、楽々座ることができましたので1本早い列車で豊橋駅を目指しました。



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         PHOTO:矢作川を渡ると岡崎に到着します。







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④豊橋(1744)→浜松(1818) 992H 313系4連
 1本前の掛川行きに(普通に移動すれば間に合った。)313系の転換クロスシート車が入っていたので「失敗したかなぁ…」と思っていたら、こちらの浜松行きにも313系の転換クロスシート車が入っていてラッキーでした。
 ただ、この列車は大混雑!確かに豊橋で接続する列車が多いということの他、今日はどこかでお祭りか花火大会があるようで、通勤列車並みの大混雑でした(私は豊橋駅で1段落としをしていますので、余裕で座って行くことができました。)。






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⑤浜松(1825)→静岡(1937) 850M 313系3連+211系3連
 浜松駅では、本当は1段落として18時38分の列車に乗るつもりだったですが、次の列車に乗車するためにホームのドア位置の場所に並ぼうと思って先頭車まで移動したところ、階段付近の中間車は大混雑なのに、先頭車はガラガラでしたので、この興津行きの列車に乗って静岡駅に向かいました。※混雑の理由は「袋井の花火」でした。






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⑥静岡(2004)→熱海(2123) 1404M 313系3連+211系3連
 静岡でも列車を1本見送り熱海行きの普通列車に乗車します。
 1本前の列車は静岡駅を定刻どおりに発車していたにもかかわらず、この列車は静岡駅に到着する列車から乗客の乗り換えを待ってから…ということで7分ほど遅れて発車して行きます(後続の列車があるから、待つ必要性があったのかなぁ?)。

 花火見物の乗客もようやくいなくなってやれやれ…としていたら、今度は終着間近の沼津駅から大勢の乗客が乗りこんできて車内はすし詰め状態となり、そのまま終着の熱海駅に到着しました(6分遅れで到着)。※乗車制限をしないから、いつまでたってもドアを閉めることが出来ず列車の発車が遅れたのは誰の責任?

 しかし、花火大会があるならその旨をホームや列車内で案内するとか、臨時列車を運転して、そっちに人の流れを誘導するとかJR東海はしないのでしょうか?まあ、在来線の乗客のことなどどうでも良いと思っているJR東海らしい対応であきれてしまいました。





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➆熱海(2140)→品川(2317) 724M E231系15連
 熱海駅に到着した乗客のほとんどは熱海駅を21時26分に発車する列車に乗ったため(JR東日本が接続を取りました。)、おかげで隣のホームに停車していた21時40分の列車はガラガラという状態でしたので、ボックス席に座ってゆったりと乗車して、無事、品川まで帰ってきました。
 

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      PHOTO:ようやく遅い夕飯です。豊橋名物のいなり寿司!
      ※さすがにロングシート車では駅弁は食べられないですよね…





 無事に「南紀」を訪ねることができました。
 また、久しぶりに波田須や王子ヶ浜海岸で撮影をすることができて満足した「乗り鉄」でした。
 高校生の頃に初めて訪れてから、何度目の訪問なのかはすっかり忘れましたが、もしかすると「もう、次は無いのかなぁ…。」
 でも、あと数回は行きたいなぁ…と思っています。



※乗車日は7月29日(土)です。

【令和 5年 7月31日(火)・2023/7/31】鉄道コム鉄道コム
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◎過去の紀伊半島方面への「乗り鉄」についてはこちらから!
  
   
 
 
 
 
 
  


 






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