9月25日、京王電鉄から同社が保有している7000形電車1編成を2002年以前の旧塗色(アイボリーとエンジ帯の塗色)に復刻して10月28日から運転を開始すると発表しました。
私にとっては、さほど縁のある鉄道会社ではありませんが、せっかく復刻した塗色の編成が走り始めた…ということで乗車をしてきました。
お目当ての列車は、朝、新宿と高尾山への1往復を済ませた後、京王新宿と京王八王子間の往復の運用に就くということなので、新宿駅での到着を待ち京王八王子駅まで乗車することにしました。
京王新宿駅でお目当ての列車を待っていると、10時53分過ぎにお目当ての「復刻塗色編成」が到着しましたので、さっさと撮影を行ない車内へと入ります(それでも座れませんでした。)。
※お目当ての列車は11時1分の特急です。
※KTRは京王帝都電鉄の意味です。
7000形復刻塗色編成は、定刻どおり新宿駅を発車すると、しばらくの間は地下区間を走り、笹塚駅の手前で地上に出るとしばらくの間は地上区間を走りますが、上北沢駅を過ぎると高架区間へと入っていきます。また、この区間一帯は、現在、高架工事を行っていますのであと数年もすると列車から見える風景も大きく変わるんだろうなぁ…と思いながら乗車をします。
さて今回乗車する、復刻塗色編成となった7000系ですが、この車両は1984年に京王線初のステンレスカーとしてデビューした車両です。運行開始から40年以上経過している、いわゆるオールドタイマーですが、塗色変更ついてはこれまでに3回行われているそうです。
今回の塗色変更については、車体色だけでなく、ナンバープレートや社名版(KTR・京王帝都電鉄の略称)も新しく取り付けられているということで、京王電鉄の力の入れ具合も半端では無いような気がしました。
京王新宿駅では多く鉄道ファンがいたものの、車内にはそれらしき人の姿は見られず、一般の乗客で満員の特急は京王八王子駅を目指して進んで行きます。
柴崎駅を過ぎたあたりで地下へと入り、相模原線との乗換駅である調布駅に到着します。ここで多くの乗客が降りたものの、その数以上の乗客があり、車内は一層混雑した状況で調布駅を発車して行きます。
その後7000形復刻塗色編成を使用した特急列車は、競馬開催中のため東府中駅で臨時停車を行った行ったのち府中駅に停車します。
分倍河原駅を過ぎると列車は右に大きく進行方向を変え、そして次は左へと進行方向を変えて多摩川を渡って進んで行きます。その後も列車は左右に大きく曲がりながら進み、長沼駅の手前で高架区間へと入り、高尾線との分岐駅である北野駅に到着します。
北野駅を発車すると左手に高尾線を見ながらしばらく進み、頭上に八高線の線路が見えると復刻塗色編成は、間もなく京王八王子駅に到着しました。
北野駅を発車すると左手に高尾線を見ながらしばらく進み、頭上に八高線の線路が見えると復刻塗色編成は、間もなく京王八王子駅に到着しました。
まあ、毎回、この復活したカラーの列車に乗って思うのは「乗ってしまえば、他の編成と変わりはない!」ということですね。
当然、そんなことはわかっているのですが、それでも乗りに行ってしまう…というのが「鉄」の宿命でしょうね…。
あと、乗って気がついたのですが、京王線ってメチャクチャ曲がりくねっているんですね…。もう少しうまく土地を購入できなかったのかなぁ…なんて思ってしまいました。
最後までご覧いただきありがとうございました。
※乗車日・撮影日は令和 7年11月15日(土)です
【令和 7年11月16日(日)・2025/11/16】















































