JR東海では、昨年の春に開催した「愛知デスティネーションキャンペーン」に引き続き、本年10月から12月にかけて「愛知デスティネーションキャンペーン・アフターキャンペーン」を開催することになりました。この期間中、昨年運行して好評を得た観光列車が再度運転されるということで、昨年乗車できなかった快速[おいでん奥三河]に乗車してきました。
★豊橋(950)→新城(1025) 快速[おいでん奥三河] 313系8000番台車3連【B201編成】
快速[おいでん奥三河]に使用される車両は、8時41分頃に豊橋駅の4番線ホームに入線してきます。発車までの短い時間の間に先頭部車両等を撮っていると、もう発車の時刻ということで快速[おいでん奥三河]は多くのJR東海の駅員さんらに見送られて発車していきます。
さて、今回乗車する快速[おいでん奥三河]の列車名になっている「おいでん」というのは、三河弁で「来てください。」という意味のようです。その言葉どおり列車内では、発車直後から乗車証明書・記念バッチの配布がJRから、奥三河観光協議会の方からパンフレットなどの配布が行われました。
飯田線で313系の乗車そのものは珍しくはないのですが、普段、飯田線の定期運用には入ることのない313系8000番台車(元セントラルライナー車)が使用されますので、今回は貴重な乗車体験となります。
快速[おいでん奥三河]は、豊橋駅を発車すると単線区間の臨時列車とは思えないような速度で走っていきます。特急停車駅でもある豊川駅を通過して、一路、新城駅を目指します。
豊川駅を過ぎるとだんだんと両側の視界が開けるとともに、緑の山々が迫ってきますので「奥三河に向かっているんだ…」というのがよくわかります。
その後、快速[おいでん奥三河]は三河一宮駅をゆっくりとした速度で通過し、次の長山駅では列車交換のため停車しました(客扱いはありません。)。まあ、この辺は単線区間の臨時列車なので仕方ないところです。
長山駅を発車すると車内では、きつねのお面をつけた豊川市の職員さんから「バームクーヘン」とクリアファイルの配布が行われるとともに、なぜ「バームクーヘンを配布するのか?」とか「豊川稲荷というと、なぜきつねなのか?」という説明も行われました。そんな説明を聞いているうちに、快速[おいでん奥三河]は終着の新城駅に到着しました(30分だから「アッ」という間でした。)。
仕事が立て込んでいることもあり、久しぶりの「乗り鉄」でした。ちょっと乗車時間が短かったですが、少しリフレッシュすることができましたので、次の「乗り鉄」まで仕事を頑張らなくては…。

[参考:本日の乗車行程]

①名古屋(834)→豊橋(908) [こだま636号]
名古屋駅からは、今や貴重となった700系新幹線で豊橋駅へ向かいました(今回は「青空フリーきっぷ」よりも安価で新幹線を利用できる「新幹線 新城・本長篠往復きっぷ」をりようしました。)。

②豊橋(950)→新城(1025) 快速[おいでん奥三河]
豊橋からは、今回の目的である快速[おいでん奥三河]に乗車しました。

③新城(1038)→豊橋(1116) 528M
新城駅からは213系の普通列車で豊橋駅に戻りました。

④豊橋(1141)→名古屋(1209) [こだま643号]
せっかく新幹線の乗れるきっぷなので新幹線で名古屋に戻りました。
コメント
コメント一覧 (2)
沿線の豊川だけでなく豊田・中津川・湖西でも「おいでん祭(まつり・さい)・おいでんまつり」があり、広域で使われる方言だと言えます。
tomodachiya221
が
しました
コメントをお寄せいただきありがとうございます。東海地方独特の方言なんですね。私は長野県民なのでちょっと違和感がありました。
tomodachiya221
が
しました