P1002042
         PHOTO:レジェンドブルーカラーの9000系


 西武鉄道には色々なカラーの電車が走っており、そのうち多摩湖線にはちょっと魅力的な特別塗色の電車が2編成走っています。
 『運が良ければ1日で両方とも…』と思いながら乗車に行ってきました。



P1002024
★多摩湖(744)→国分寺(800) 9000系4両 
レジェンドブルーカラー編成
 西武鉄道のアプリである「列車走行位置」を見たところ、どうやら今日は1種類の特別塗色編成しか運用に入っていないようでしたが、まあ、「はずれ」ではありませんので、こちらり編成に乗車することにしました。


 多摩湖駅で列車を待っているとお目当ての編成が到着しました。
 さて、これから乗車する列車は西武鉄道の9000系です。この9000系は1993年から製造・導入された西武鉄道の通勤型電車です。この車両は池袋線の4ドア車両による10両編成化を推進するため、1993年から1999年にかけて10両編成8本の計80両が製造され、長らく池袋線の主力電車として活躍を続けてきましたが、多摩湖線への投入が計画され、4両への短編成化とワンマン対応への改造が2020年から行われ現在に至っています。


 そして、その9000系のうち、今回乗車する9108編成については、2代目「L-Train」として2016年1月から使用されてきましたが、2019年5月をもって営業運転を終了し、その後、ワンマン化改造工事が行われ、レジェンドブルー一色の塗色となり2020年10月から多摩湖線で使用されています。


P1002019
       PHOTO:多摩湖駅に到着するレジェンドブルーカラー編成





P1002025
            PHOTO:多摩湖駅の電光掲示板





P1002026
        PHOTO:レジェンドブルーカラー編成の行先表示





P1002008
            PHOTO:9000系の車内
        ※レジェンドブルーカラー編成ではない9000系の車内です。


 多摩湖駅を発車した列車は、一度大きく右に曲がってから、次は左に進路を変えたのち上りの勾配区間を進んで行くと武蔵大和駅に停車します。私、多摩湖駅からの乗客が少なかったので「多摩湖線はひなびたローカル線」だと思っていたのですが、多くの人が乗ってきて少々びっくりしました。
 武蔵大和駅を発車すると、今まで単線だった区間が複線区間となり、途中で列車交換をすると八坂駅に到着します。この八坂駅からも多くの通勤通学客が乗り込んできました。
 八坂駅を発車して直線区間をしばらく進んで行くと拝島線との乗換駅となる萩山駅に到着します。車内の人の動きを見ていたところ、萩山駅で降りる人が多そうなのでちょっとホッとしたのもつかの間、降りた人の倍以上の人が乗り込んできて車内は満員状態となりました。


 萩山駅を過ぎると青梅街道駅、一橋学園駅と停車するのですが、一橋学園駅からは「えっ、絶対にもう乗れない…」と思えるほどの人が乗り込み、列車内は「超」が付くくらいのすし詰め状態となりました。
 この一橋学園駅を発車してしばらく街中を進むと西武鉄道の国分寺線とJR線との乗換駅である国分寺駅に到着し、ようやくすし詰めの状態から解放されました。


P1002027
     PHOTO:多摩湖駅を発車すると上りの勾配区間を進んで行きます。





P1002028
     PHOTO:武蔵的駅を過ぎると部分的に複線化の区間があります。





P1002030
      PHOTO:その複線化区間で多摩湖行きの列車と交換します。





P1002031
       PHOTO:拝島線との乗換駅である萩山駅に到着します。





P1002032
      PHOTO:国分寺駅に到着したレジェンドブルーカラー編成


 久しぶりに多摩湖線に乗ったのですが、以前、こんなに混雑した記憶が無いのですが、まあ、通勤時間帯ではない時に乗ったのでしょうね…。
 列車に乗りながら窓の外の景色を見ていたのですが、多摩湖線の沿線、特に萩山駅~一橋学園駅の間はこれからも住民が増えそうな感じを受けました。
 複線化できるよう土地を確保している区間も見受けられましたが、問題は編成を長くすることができるかどうか…ですね。


 今回は残念ながらもう1種類の特別塗色編成に乗車できませんでしたので、近いうちに乗車に行きたいと思います…。


 最後までご覧いただきありがとうございました。


※乗車日は令和 7年 6月 7日(土)です

【令和 7年 6月 7日(土)・2025/6/7】鉄道コム
鉄道コム
鉄道コム
鉄道コム


◎過去の西武鉄道の乗車記・撮影記はことらから!