東武鉄道の東武野田線(東武アーバンパークライン)に新型車両80000系が導入され、3月9日から営業運転が開始されました。
この80000系については、最終的には25編成が導入され、今後の主力電車となるようですが『今なら珍しい!』ということで、今回は東武鉄道の80000系の乗車にチャレンジしてきました。
亀戸駅から東武鉄道に乗車し春日部駅までやってきました。ここから今回のお目当ての80000系に乗車します。
今回乗車するのは春日部駅始発の大宮行き普通列車ですが、この列車に使用される車両は春日部駅に9時52分に到着し、一度、柏駅方の留置線に引き込まれたのち、10時9分頃に春日部駅の8番線ホームへと入ってきます。
ホームの足元には6両編成と5両編成の並ぶ位置が示されているのですが、さすがに乗客もそこまで理解している人は多くないようで、6両の停止位置に並んでいた乗客はあたふたとして車両に駆け込む姿が見られました。
車内に入るとさすがに新車!ということで、まだ新車の香りが抜けておらず「早く乗りに来て良かった!」と思えました。
春日部駅を発車した列車は静かにそしてスムーズに進んで行きます。車外は明るいカラーが使用されていますが、車内は暖色系の色が使われており、非常に落ち着きのある車内のように感じられました。ただ、最近の車両全般に通じるのですが、この80000系もシートが硬いですね…。これから馴染んでいくのかもしれませんが…。
あたふたしてるのは乗客だけでなく運転士さんも同じで、東岩槻駅では運転士さんも停止位置を間違えしまい、停車後、再移動するなど、まだ、5両編成に慣れない感じ。
大宮に向けて進むにつれ乗客がだんだんと増えてきました。岩槻駅から先は窓から外が見えないほどの大混雑です。今日は平日の昼間ですが、朝夕のラッシュは本当に5両編成で対応できるのかなぁ…なんてことを考えているうちに列車は大宮駅に到着しました。
大宮駅からは折り返しの船橋行きの急行で春日部駅に戻りました。
春日部駅までの間に停車するのは岩槻駅のみですので、極めて快適な乗車でした。
新車は良いですねー。しかもこの80000系ですが静粛性が高く感じました。
ただ、車内に頻繁に響く「ピポン(ピンポンではなくピポンと鳴ります。)」という音が以外と耳障りだったです(ピポンという音のあと、車内放送があるわけではなく、ただ、ピポンという音だけが鳴り響きます。)。
東武鉄道によると、今回乗車した80000系は、環境への配慮や省メンテナンス・省エネルギー化、バリアフリーの推進や安全性・快適性の向上を図った上で5両編成としたようですが、東武野田線は混雑する路線なので、その点は大丈夫なのかちょっと気になった乗車でした。
最後までご覧いただきありがとうございました。
※乗車日は令和 7年 3月28日(金)です
【令和 7年 3月31日(月)・2025/3/31】




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