※古い乗車記を他ブログから引っ越しています。一部写真が無い部分や誤字・誤変換等もありますが、よろしければご覧ください(by管理人)。





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   PHOTO:大場駅付近を走るラブライブ!サンシャイン!!ラッピング列車



 4月から「愛知県民」となり、地名を覚えるために「名古屋鉄道」と「名古屋市営地下鉄」の全線乗車を行いました。
 次は何にチャレンジしようか?と考え、1度は「近畿日本鉄道(近鉄)」の全線乗車も考えたのですが、さすがに近鉄はエリアが広すぎて、なかなか乗車に行けないだろう…と思い、それならば…ということで東海エリアの私鉄・第3セクターの鉄道路線にチャレンジすることにしました。
 東海エリアと言っても、東は熱海、西は米原と非常に広いエリアですので、慌てず急がずゆっくりと「乗り鉄」を楽しむことにしました。
 ということで、今回は伊豆箱根鉄道の駿豆線の乗車にチャレンジします!

※東海エリアで乗車済みの私鉄・第3セクター鉄道会社
 岳南鉄道、静岡鉄道、天竜浜名湖鉄道、豊橋鉄道、愛知環状鉄道、愛知高速鉄道(リニモ)、明知鉄道、東海交通事業城北線、名古屋鉄道、名古屋市営鉄道、三岐鉄道、長良川鉄道、樽見鉄道、養老鉄道、四日市あすなろう鉄道






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①三島(1820)→修善寺(1857) イエローパラダイストレイン
 伊豆箱根鉄道駿豆線に、JRの在来線や新幹線から乗り換える場合は、そのまま駅構内を歩いていけばいいのですが、一度改札口を出てしまうと、駅の南北を行き来するための自由通路がないため、10分ほど歩く必要があるので注意が必要です(入場券を購入して、駅構内を突っ切るという手段もありますが…)。
 その伊豆箱根鉄道・三島駅の窓口で、フリーキップを購入しホームへと入っていくと、そこには伊豆箱根鉄道オリジナルカラーの列車と西武鉄道カラーの編成(イエローパラダイストレイン)が入っていましたので、ここは迷うことなく、イエローパラダイストレインに乗車することにしました。



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      PHOTO:1300系・イエローパラダイストレインの車内







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     PHOTO:「鉄道むすめ」のヘッドマークが装着されています。



 さて、これから乗車する伊豆箱根鉄道・駿豆線ですが、静岡県三島市の三島駅から伊豆市の修善寺駅までを結ぶ、全長19.8kmの鉄道路線で、地元からは『いずっぱこ』と呼ばれている路線です。
 駿豆線で使用されている車両は、7000系、3000系、1300系で、このうち3000系の1編成は「ラブライブ!サンシャイン!!」のラッピング車両に、1300系の1編成は、西武鉄道時代の急塗色を再現した「イエローパラダイストレイン」として走っているほか、JR東日本から乗り入れる185系・特急[踊り子号]も入線しており、小さな鉄道会社ですが車両のバリエーションは豊富です。

 イエローパラダイストレインは、学校帰りの大勢の高校生を乗せて三島駅を発車していきます。列車は、一度、静岡方面に向かったのち、その後、大きく左に回り込みながら街並みを縫うように進んでいきます。三島田町駅はホームが二面、線路が三線ある大きな駅で、この駅で最初の列車交換を行います。三島田町駅を過ぎると沿線の風景は、それまでの住宅街から田園風景へと広がっていきます。列車は、大場駅に隣接する駿豆線の車両基地を右手に見てしばらく走ると大場駅に到着します。大場駅では1/3程度の乗客が降りましたが、同じぐらいの乗客が乗車してきて利用客が多いことが伺われます。この大場駅で列車交換を行った後、列車は再び修善寺を目指して進んで行きます。この後、韮山駅、田京駅、牧之郷駅でも列車交換を行い、多くの乗客を乗せたまま、終着駅の修善寺駅に到着しました。




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 PHOTO:JR線を右手に見ながら、大きく左方向に進路を変えて進んで行きます。







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        PHOTO:大場駅に隣接する形で車両基地があります。








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       PHOTO:田園地帯を意外と早い速度で進んで行きます。                         








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            PHOTO:修善寺駅のホーム
      なんとなくSLが走っていた時代のホームの風景…という感じです。







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      PHOTO:修善寺駅に停車中のイエローパラダイストレイン








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②修善寺(1922)→三島(1959) 3000系
 セミクロスシートの3000系に乗車して三島駅まで戻りました。
 まさか、こんなところで急行型のボックスシートに座って帰れるとは思ってもいませんでした。



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         PHOTO:修善寺駅に到着する3000系







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            PHOTO:3000系の車内







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      PHOTO:まさか、ここで急行型ボックスシートに座れるとは…



 最初は「地方のローカル線」だと思っていたのですが、列車本数の多さと、終着駅まで乗客がたくさん乗っていることに、ちょっとしたカルチャーショックを覚えました。今回は乗れなかった列車もありますし、駿豆線は色々なイベントも行っているようですので、機会があれば、再度、訪問をしたいと思います(ちょっと遠いのが、たまにキズですが…)。


【乗車日:平成30年 6月29日(金)】鉄道コム鉄道コム