※古い乗車記を他ブログから引っ越しています。一部写真が無い部分や誤字・誤変換等もありますが、よろしければご覧ください(by管理人)。
長野電鉄の須坂駅構内で、引退後長らく留置されていた長野電鉄オリジナル車両「10系OS11編成」と電気機関車「ED5001形」が解体されることになり、別れを惜しむ長野電鉄有志の会が、地域連携長野電鉄長野線沿線活性化協議会の協力を受け「OS11編成&ED5001 お別れ会」が須坂駅で開催される…ということなので見学に行ってきました。
須坂駅に到着したのは、ちょうとイベントが始まる9時30分だったのですが、須坂駅のホームに入って行ったところ人の多さにびっくり!普段、臨時列車を走らせてもこんなに人が集まらないのにどうして?と思うほどでした。
本当は限定販売されるオリジナル商品でも購入しようかな?と思っていたのですが、列の長さを見て早々に諦めて撮影だけして帰ることにしたのですが、列車を撮影をしている人も多く、これは撮影にも時間がかかりそう…と思っていたのですが、イベントが始まって10分ほど経過すると撮影をする人もだんだんと減ってきて、落ち着いて撮影をすることができました。
★10系OS11編成
長野電鉄10系電車は、長野電鉄の長野駅-善光寺下駅間が地下化にされる際に、A-A基準に適合する車両が必要になり、同社が所有していた半鋼製車の置換えを目的として1980年(昭和55年)に製造された車両です。
その後、0系とともに同車の主力車両として活躍をしていたのですが、木島線の廃止に伴い3500系が余剰となったことから、これを転用することで車種統一によるコストダウンを図るため、製造から20年足らずの2003年(平成15年)のイベント運用を最後に廃車となり、その後は須坂駅構内で物置として利用されていました。
★ED5001形電気機関車
ED5001形電気機関車は、長野電鉄が1927年(昭和2年)に新製された直流用電気機関車です。
長野電鉄では貨物列車の牽引やスキーシーズンにおける国鉄からの直通列車の牽引などに使用されていましたが、1979年(昭和54年)に長野電鉄における過密営業が廃止されるとその用途が失われ、その後は除雪や入換等として使用されていましたが、軌道モーターカーや除雪車の導入により次第に用途を失い、結局、2002年(平成14年)3月に除籍となりました。
その後は長電テクニカルサービスの機械扱いということで、本線には出ることはできませんでしたが、須坂駅構内の入換機として使用されていました。
この後、色々とイベント等が行わるようでしたが、所用があるため撮影だけ済ませて戻ってきました。
OS11編成については「いつか現役復帰するのでは…」と思っていましたし、ED5001は須坂駅で使われている姿も目にしていましたので、今回、解体という処分には少々残念ですが、致し方ないところでしょうね。






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