※古い乗車記を他ブログから引っ越しています。一部写真が無い部分や誤字・誤変換等もありますが、よろしければご覧ください(by管理人)。
ほくほく線は、新潟県南魚沼市の六日町駅と、新潟県上越市の犀潟駅を結ぶ鉄道路線で北越急行が運営する鉄道会社です。
この路線は、首都圏と北陸方面との短絡線の役割を果たすため、日本国有鉄道の「北越北線」として1968年に着工され、その後、紆余曲折の末に北越急行が1997年から営業を開始しました。
開業以来、首都圏と北陸を結ぶメインルートの一つとして上越新幹線と連絡する列車の運行が行われており、在来線では最高速度を誇る特急[はくたか]が運転されていたのですが、ご存じのとおり2015年3月14日に北陸新幹線の長野-金沢間が延伸開業したことに伴い、北陸を結ぶメインルートとしての役割は同線に譲ることとなり、特急[はくたか]の運行は終了となり、現在は直江津・犀潟⇔六日町・越後湯沢間を結ぶローカル線となってしまいました。
ただ、そのような中、特急[はくたか]に代わる速達列車として、越後湯沢-直江津間を1時間弱で結ぶ、超快速[スノーラビット]の運転が開始され、その列車種別の名称とともに鉄道ファンの間ではちょっと注目を浴びる列車となっているということで、今回、乗車をしてきました。
(←越後湯沢 HK100-101+HK100-102 直江津→)
今回の「乗り鉄」は時間の関係もあり、自分の車で直江津駅まで来て、そこから「乗り鉄」のスタートです。
最初に乗車する列車は越後湯沢行きの1番列車です。ダイヤを見たときに「この列車か、折り返しの超快速になるのでは…」と思っていたのですが、直江津駅の5番線ホームに待っている「ゆめぞら」編成の列車を見た瞬間に『ビンゴ!』と思ってしまいました(この列車「ゆめぞら」編成を使用していますが、[ゆめぞら号]ではありませんのでシアター放映はありません。)。
越後湯沢行きの普通列車は6時40分過ぎにはホームに入線をしてくれていましたので、直江津駅では寒い思いをせずにすみました。列車は10名程度の乗客を乗せて定刻どおりに直江津駅を発車します。この列車はほくほく線の列車ですが信越線の黒井駅、犀潟駅にも停車するため、信越線の普通列車代わりに乗っている人もいるようで、黒井駅で降車客がいたのは、ちょっと意外でした。
信越線とほくほく線との分岐駅である犀潟駅を発車すると、列車は信越線を長岡方面に向けてすこし進み、そま信越線の上り線をまたぐ形で高架部を駆け上がり、進行方向をぐっと右に変えてほくほく線内に入ります。ここから六日町駅までの間は高架部を走るため、一気に速度を上げて進んで行きます(110Km/Hまで速度を上げます。)。
ほくほく線内最初の停車駅となるくびき駅では結構な数の乗客が乗り込むとともに、この駅では反対列車との交換も行いました。
犀潟駅を発車すると列車はトンネルと地上部を今後に走りながら越後湯沢駅を目指して進んで行きます。直江津駅を出るときには小雨が降っていたのですが、大池いこいの森駅を発車して第1、第2飯室トンネルを抜けたところ、当たり一面真っ白という状況で、標高が高くなっててきていることが実感できます。
この列車、朝の通勤時間帯を走る列車ということで、先ほどのくびき駅に引き続いて虫川大杉駅でも列車交換を行ってから発車をしました。
この後、列車は深沢・霧ヶ岳トンネル、鍋立山トンネルを抜けてまつだい駅に到着します。その、まつだい駅を発車すると、列車はほくほく線では3番目に長い薬師寺トンネルを走りJR飯山線との乗換駅となる十日町に到着
します。ここ十日町駅では、直江津から乗ってきた乗客の半数以上が下車し、その3倍くらいの乗客が乗り込んできて、車内は一気に賑やかくなりました。
十日町駅を発車した列車は、しんざ駅、トンネル内の美佐島駅と停車をしながら、ほくほく線最長のトンネル赤倉トンネルを抜け、魚沼丘陵駅に停車した後、JR上越線との乗換駅となる六日町駅に到着します。
六日町駅で多くの乗客を下した列車は、途中の塩沢駅には停車をするものの、上越国際スキー場前駅、大沢駅、石打駅は通過し、上越新幹線の乗換駅ともなる終着の越後湯沢駅に到着しました。
(←直江津 HK100-102+HK100-101 越後湯沢→)
予想をしていたとおり、越後湯沢駅に8時29分に到着した列車が、そのまま折り返し超快速[スノーラビット]となります。
運転士さんが車内のシートを反転させるとともに、そのまま客扱いを開始してくれますので、寒いホームでの待ち続けることなく暖かい列車内で発車を待つことができるのはありがたいです(先週乗車した、どこぞの高飛車な私鉄とは大違い…)。
この列車、新幹線からの乗客を引き受け、上越経由で金沢方面に接続させることを目的として誕生した列車ですが、さほど新幹線からの乗継客もなかったようで、30名程の乗客を乗せて越後湯沢駅を発車します(休日と平日では異なっているとは思いますが…。)
さて、この超快速[スノーラビット]ですが、越後湯沢→直江津間77.4Kmを57分で結んでおり、表定速度は
81.5km/hとなります。この数字だと「超快速」の凄さが分かりにくいのですが、ほくほく線内の表定速度は
99.2km/hとなるようですので、この列車がいかに速いか…ということが分かるかと思います。
ちなみに、この超快速[スノーラビット]ですが、乗車券だけで乗れる列車としては「日本最速」だそうです。列車の発車前に運転士さんに聞いたところ、「上越線内・ほくほく線内とも最高速度は普通列車と同じです…。」ということですので、停車のための減速と停車時間でいかに時間を要しているのか…ということがわかります。
超快速[スノーラビット]はJR上越線との分岐駅で、北越急行の車両基地もある六日町駅を通過して、ほくほく線内に入ります。ここからは踏切の無い高架部を走っていきますので、ぐっと速度を上げて進んで行きます。次の停車駅までの時間が長くトンネル内での走行が多いためなんとなく夜間走行の新幹線に乗っているような感じで進んで行きます。
超快速[スノーラビット]の唯一の停車駅である十日町駅では半数程の乗客が降り、その反対に10名ほどの乗客が乗ってきました。
その後、十日町駅を発車した超快速[スノーラビット]は、再びぐんぐんと加速をし、110Km/Hのクルージング走行が続きます。トンネルをいくつか抜けて気がつくと右手には信越線の線路が見えてきました。超快速[スノーラビット]は犀潟駅でも停車脛ことなく、信越線に合流をしますが、ここからは最高速度が100Km/Hに制限をされますので、いままでような加速感はありませんが、それでも十分速い…と感じられます。
超快速[スノーラビット]は、貨物の発着ターミナルを右手に見ながら大きく左に向きを変え、保倉川と関川の鉄橋を渡ると、間もなく終着の直江津駅に到着しました。
正月明け、三連休の最終日ということで、乗客は思っていたよりも少なかったものの、なかなか面白い試みの列車ではないか…と感じた次第です。
しかも、この超快速[スノーラビット]があるおかげで、その正反対の性格を有する超低速[スノータートル]なる列車も誕生したわけですから、この列車、北前急行の「看板列車」になりそうな感じですね。












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