※古い乗車記を他ブログから引っ越しています。一部写真が無い部分や誤字・誤変換等もありますが、よろしければご覧ください(by管理人)。
毎年、恒例となりつつある「ダイヤ改正」時の「乗り鉄」ですか、今年は私が住む長野エリアで北陸新幹線の金沢延伸開業という大きな改正があります。
私も今回の「乗り鉄」については、北陸新幹線の[かがやき]、[はくたか]、[つるぎ]等の乗車を…と考えたのですが、まあ、年に1~2回しか乗車しない北陸新幹線よりも、「乗り鉄」を含め出張の手段としても乗車する機会が多い長野・新潟県内の第3セクターの列車のほうが気になりましたので、今回はこちらを中心に乗車をすることにしました。
長野駅からは、本日から「しなの鉄道・北しなの線」の1番列車に乗車します。
この列車に乗って妙高高原からはえちごトキめき鉄道のこれまた1番列車に乗り、新井駅からは本日デビューする特急[しらゆき号]に…というのが本日の予定です。
長野駅に到着したのが朝の5時、新幹線ホームからは出発式リハーサルの音楽が流れ、また、長野駅の2番線ホームでも北しなの線の出発式の準備が行なわれているのを横目で見ながら7番線ホームに下りて行きます。
列車が何時に入線するのかわからないので早めに来たのですが、5時15分を過ぎても列車が入ってくる様子がありません。そうこうしているうちに隣の6番線には回送表示のしなの鉄道115系・5連が入ってきたのですが、どうも様子が変です。乗務員の人が列車から降りてきて、さかんにパンタグラフを見ています。それでも大事かなかったようで発車をしたのですが、まあ、見事にスパークしまくりで、なんとなくいや~な予感が…。
大丈夫かな?と思っていると、ようやくホームに入線の案内放送があり、5時29分頃になってようやく列車は入線をして来ました。これでなんとか妙高高原まで行くことができる…と思ったのですが、長野駅を定刻に発車したもの列車は長野総合車両センターの付近で一時停止してしまいました。
ここに到着するまでの間も車内燈が消えたり付いたりを繰り返していましたので、嫌な予感はしていたのですが、車内放送によると、昨夜の雪と冷え込みで架線が凍り付いてしまったようで、この列車も、この列車の前を走る列車も停車と発車を繰り返しているようです。
結局、北長野駅には8分遅れで到着して19分遅れで発車、三才駅ではその遅れが35分遅れまで拡大をしてしまいましが列車はなんとか豊野駅に50分遅れで到着しました。
「この先どうなるのかな」と思って車内で待っていたところ、車内放送が入り『前を走っている回送列車のパンタグラフが牟礼駅構内で故障をしたため、この列車は豊野駅で運転を取りやめます。』とのことでした。
さて、どうしようか?と考えたのですが、駅員さんから「復旧の見込みが立たない状態です…」と言われ万事休す!
仕方がありませんので、ここまで乗車して来たこの列車が、そのまま長野行きに変更になるということでしたので、この列車に乗って長野駅に戻ってきました。
ということで、残念ですが今回の「乗り鉄」は「中止」ということになってしまいました。
まぁ、長いこと「乗り鉄」をやっていればこんなこともありますね…。
ただ、私は新井から新潟駅までの特急券も乗車券も持っていましたので、本来なら新幹線への振替輸送の対象になるような気がしたのですが…(JR側は「しなの鉄道から聞いていない…」の一点張りでした。)。




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