TOMODACHIYA鉄道日記

 私が撮影した列車や乗車した列車の記録をアップさせていただいています。  基本的には「不定期更新」となっていますので、あしからずご了承願います!

カテゴリ: 2023年度

P9300019
        PHOTO:東京駅に入線してきた特急[えぼし1号]



 JR東日本のニュースリリースを見ていたところ、『特急[えぼし号]を運転します…。』という記事に目が留まりました。
 新しい特急が誕生したのかな?と思い、よくよく読み進めるとサザンオールスターズが茅ヶ崎で行うコンサートのために運転される臨時特急だということがわかりました。
 コンサートのチケットを持っているわけでもなく、また、サザンオールスターズのファンでもありませんが、ちょっと珍しい特急列車ということで、片道だけですが乗車してきました。




P9300025
★東京(1354)→茅ヶ崎(1443) 9081M 特急[えぼし1号] E257系9連
  今回乗車する特急[えぼし号]ですが、運転されるのは本日だけでなく、すでに9月27日(水)、28日(木)に運転されているほか、明日、10月1日(日)にも運転が予定されています。また、下り列車だけでなくコンサート終了後も上りの特急[えぼし号]も運転されますし、この時期には色々と臨時列車も運転されますので鉄道ファンは集まらないだろう…と思っていたのですが、これが大きな勘違いで、東京駅の9番線ホームは列車が入線する1時間ほど前から大混雑の状態です。

 そのような中、多くの鉄道ファンとサザンのファンの皆さんが「今か、いまか…」と列車を待っていると、特急[えぼし1号]に使用される列車は、田町方面から回送されてきて、東京駅の9番線ホームにと入ってきました。この特急[えぼし1号]に使用される車両はE257系2000・2500番台車9連ですので、まあ、見た目は特急[踊り子号]と同じ…ということになります。


 ホームは前述のとおり大混雑、しかも9両編成の先頭部は撮影が難しい停車位置…ということで、早々に写真撮影は諦めて車内へと入ります。
 発車時間が迫ってくるのですが、車内は思いのほか空いている…でも、ホームでも車内でも、「本日の指定席は満席です。自由席特急券や座席未指定券では乗車できません。」と盛んに放送が流れているのですが、結局、車内は意外と空いたまま、概ね50%程度の乗車率で東京駅を発車していきます(私の横もいませんし、周りもほとんどが1人がけの状態でした。)。


 特急[えぼし1号]の途中停車駅は品川、川崎、横浜の3駅のみですから、品川駅からの乗客が多いのかな?と思っていたところ、やはり品川駅からは多くの乗客が乗ってきたのですが、それでも車内には誰もいない席があちこちに目立ちます、次の川崎駅からの乗客も多かったのですが、それでも空席がぽつぽつととあり「指定席券だけ購入した鉄道ファンが多かったのかなぁ…」と思っていたところ、なんと最後の停車駅である横浜駅からも多くの乗客が乗り込んできて、結局、車内は来れて満席となりました(横浜駅からはたった25分で茅ヶ崎に到着するのですが…。)。


 横浜駅までは特急らしい速度で進んで来た特急[えぼし1号]ですが、横浜駅から先はダイヤが詰まっているのでしょうか、50~60km/hという速度だだらだらと走ったものの、茅ヶ崎駅にはほぼ定刻どおりに到着しました。


P9300013
    PHOTO:東京駅の電光掲示板、しっかりと列車名が入っていました!





P9300024
             PHOTO:行先表示は「特急」の表示だけ…





P9300040
      PHOTO:京浜東北線とのデッドヒートを見ながらの乗車です。






P9300050
        PHOTO:茅ヶ崎駅に到着した特急[えぼし1号]①





P9300053
        PHOTO:茅ヶ崎駅に到着した特急[えぼし1号]②


 列車の撮影をするのは「鉄道ファン」だけ…と思っていたのですが、やはり、サザンオールスターズのファンの皆さんも興味があるんですね。おかげで東京駅は大混雑でした。
 ただ、さすがにコンサート会場となる茅ヶ崎駅に到着すると、サザンのファンの皆さんは列車を振り返ることなく、そそくさと駅の改札口を目指していたのが印象的でした。

          
img20230903_16201637
           PHOTO:本日使用した指定席券


 最後までご覧いただきありがとうございました。


※撮影日乗車日は9月30日(土)です。


【令和 5年10月 1日(日)・2023/10/1】
鉄道コム鉄道コム
鉄道コム
鉄道コム

P1010013
PHOTO:小田原駅に到着した[天狗電車]



 伊豆箱根鉄道・大雄山線については、昨年の夏に乗車済みのところですが、その大雄山線を走っていた「赤電塗色車両」がその装いを変え、大雄山最乗寺をイメージした「天狗色(朱色一色)」に塗り替えて9月6日から走り始めた…というニュースが入ってきましたので、物珍しさに誘われて乗車に行ってきました。




P1010016
①小田原(824)→大雄山(845) 25列車 [天狗電車] 5000系3連
 新宿駅から小田急に乗って小田原駅までやってきました(JRを利用するよりも小田急のほうが圧倒的に安い!)。ここ、小田原駅から久しぶりに伊豆箱根鉄道・大雄山線に乗車します。
 その、伊豆箱根鉄道・大雄山線は、小田原駅の1・2番線ホームを利用する形になっており、窓口でフリー切符を購入してからホームへと入り[天狗電車]の到着を待ちます。


 小田原駅を発車すると、都内から小田原まで乗ってきた方向(新松田・伊勢原方面)に進み、次の緑町の駅を過ぎたところでJR線を潜る形で進んでいきます。しばらく進み五百羅漢駅(「ごひゃくらかんえき」しかし、すごい名前の駅ですねぇ~。)を過ぎると、今度は小田急線を潜る形で進み、一路、大雄山駅を目指して進んでいきます。途中、先ほどの五百羅漢駅、相模沼田駅、和田河原駅で列車交換を行いながら進み、途中、地方私鉄としてはめちゃくちゃ速い時速70km/h程度の速度で走り、あっという間に執着の大雄山駅に到着しました。


P1010012
          PHOTO:小田原駅に到着する[天狗電車]





P1010014
        PHOTO:[天狗電車]に装着されているヘッドマーク





P1010015
            PHOTO:[天狗電車]の車内





P1010017
          PHOTO:JR線を潜って進んでいきます。





P1010018
        PHOTO:続いて小田急線を潜って進んて行きます。





P1010020
            PHOTO:かり川を進んでいきます。





P1010021
          PHOTO:和田河原では列車交換を行います。





P1010023
          PHOTO:大雄山駅に到着した[天狗電車]





P1010037
          PHOTO:大雄山線の終着駅である大雄山駅





P1010039
②大雄山(902)→飯田岡(913) 36列車 5000系3連
 大雄山駅では1本列車を見送り、後続の列車で飯田岡駅に戻りました。



★飯田岡駅付近で撮影
 飯田岡駅付近に手ごろな撮影ポイントがあるのを列車内で見つけていましたので、しばらく列車の撮影を行いました。



P1010046
      PHOTO:飯田岡駅付近を行く5000系3連(ブルー編成)





P1010056
      PHOTO:飯田岡駅付近を行く5000系3連(ブルー編成)





P1010064
       PHOTO:飯田岡駅付近を行く5000系3連[天狗電車]





P1010077
    PHOTO:飯田岡駅付近を行く5000系3連(ミントグリーン編成)





P1010081
      PHOTO:飯田岡駅付近を行く5000系3連(ブルー編成)





P1010095
      PHOTO:飯田岡駅付近を行く5000系3連(ブルー編成)





P1010109
       PHOTO:飯田岡駅付近を行く5000系3連[天狗電車]





P1010131
      PHOTO:飯田岡駅付近を行く5000系3連(ブルー編成)





P1010118
    PHOTO:飯田岡駅付近を行く5000系3連(ミントグリーン編成)





P1010114
               PHOTO:飯田岡駅






P1010144
➂飯田岡(1040)→大雄山(1054) 45列車 [天狗電車] 5000系3連
 飯田岡駅での撮影を終え、[天狗電車]に乗車して大雄山駅に向かいました。





P9230147
④大雄山(1102)→小田原(1126) 54列車 [天狗電車] 5000系3連
 大雄山駅駅では折り返しの小田原行きに乗車して帰りました。


 塗色変更車…というのは、見た目は華々しいのですが乗ってしまえば他の車両とな同じ…ということで、今回は「乗り鉄」だけでなく撮影を交えてみました。
ただ、残念なことに今日の天気は「雨」ということで、思うように撮影ポイントを見つけることができず、イマイチな結果で終わってしまったのがちょっと残念でした。


img20230923_19401844
            PHOTO:本日使用したフリー切符


 最後までご覧いただきありがとうございました。

※乗車日は9月23日(土)です。


【令和 5年 9月24日(日)・2023/9/24】
鉄道コム鉄道コム
鉄道コム
鉄道コム


◎過去の伊豆箱根鉄道・大雄山線の乗車記はこちらから!
 

 
P1600310
         PHOTO:軽井沢駅に到着した115系S4編成



 長野に住んでいると115系を見る機会も多く、まだまだ現役車両!と思えてしまいがちですが、全国的に見れば115系も「超」が付いても不思議じゃないくらいの「希少な国鉄型車両」です。
 最近は長野の自宅と品川の単身赴任先の往復には高速バスを利用することが多かったのですが、久しぶりに列車で帰ろうと思い、そうとなれば「長野から軽井沢までの間は115系に乗車を!」ということで、約1時間30分ほどMT54のモーター音を聞きながら乗車を楽しんできました。



P1600213
★長野(905)→軽井沢(1037) 2632M 115系3連【S4編成】
 長野駅を9時5分に発車する軽井沢行きの普通列車に使用される車輛は、長野駅の3番線に8時55分に到着する小諸駅からの折り返し列車が軽井沢行き普通列車となります。


 到着した列車は満員列車並みの大混雑でしたが、9時台に長野駅を発車する、いわゆる通勤・通学の時間帯からは外れている…ということもあり、長野駅から乗車した乗客は概ね3~4割程度でした。


 定刻となり軽井沢行きの115系普通列車は長野駅を発車し、一路、軽井沢駅を目指して進んで行きます。
 しなの鉄道の列車に乗っていつも感じるのは、車両の清掃がしっかりと行われていて、室内が非常な綺麗で気持ちが良い…ということですね。しかも、古い車両にも関わらず窓ガラスも綺麗なので、車窓を眺めながらの乗車も楽しめる…ということで良いこと尽くしです。


 MT54モーターの唸り音を聞きながら乗車をしていると、列車は篠ノ井線の分岐駅となる篠ノ井駅に停車します。この駅で多くの乗客が降りましたが、同じ数だけの人が乗ってきました。
 篠ノ井駅を発車すると篠ノ井線を右手に見ながらしなの鉄道線へと入っていきます。しばらく進むと千曲川を渡って千曲市へと入っていきました。


 ボックス席に座って115系の乗車を楽しんでいると、なんとなく楽しくなってくるのは鉄道ファンだけでは無いと思います。軽井沢行きの115系普通列車は、しばらくすると戸倉上山田温泉の玄関口駅となる戸倉駅に到着します。ここ、戸倉駅まではツーマン運転でしたが、戸倉駅から先はワンマン運転となります。


 坂城駅、テクノさかき駅駅という長野県内でも有数な工業の街である坂城町を過ぎると、列車は上田駅に到着します。
 列車はこの上田駅で多くの乗客を降ろして身軽となって進んで行く…と思ったのですが、なぜか上田駅から多くの乗客が乗ってきました。見た限りでは団体客ではなく個人の観光客だとは思うのですが、まさか平日にこんなに多くの人が乗ってくるなんて思いもしませんでした(今日は平日だけど?)。


 高原の城下町であり、小海線との乗換駅である小諸駅からも多くの乗客が乗りこんできます。いつもだと信濃追分駅あたりまでは閑散とした室内のような気がしていたのですが、今日はどの駅からも多くの乗客が乗ってきて「えっ!平日のしなの鉄道ってこんなに乗客が多いの?」と認識を新たにした次第です…。


 左手に浅間山を見ながら進んで行くと、進行方向右手に北陸新幹線が並行して走る形になると間もなく終点の軽井沢駅に到着します。列車は徐々に速度を落としながら進み、定刻どおりに軽井沢駅到着しました。


P1600214
      PHOTO:1000番台特有の雪切室ルーバーと幕式の行先表示






P1600308
          PHOTO:しなの鉄道・115系の車内






P1600217
     PHOTO:S4編成にはデジタルサイネージが装着されています。






P1600219
          PHOTO:犀川を渡って進んで行きます。






P1600247
    PHOTO:篠ノ井線を右手に見ながらしなの鉄道線を進んで行きます。





  
P1600263
       PHOTO:千曲川を渡って長野市から千曲市へと入ります。






P1600264
     PHOTO:山の中腹にこの看板が見えてくると戸倉駅に到着します。






P1600295
      PHOTO:進行方向左手に浅間山を見ながら進んで行きます。






P1600309
        PHOTO:軽井沢駅に到着した115系S4編成



 今は特別な列車ではありません。誰もが、いつ来ても乗車できる「長野発・軽井沢行きの普通列車」です。しかも今なら湘南色の115系も長野色の115系にも乗ることが出来ます。
 ただ、あと数年もすれば間違いなく脚光を浴びる列車になると思いますので、今のうちにしっかりと記録をしておきたいと思っています。


 最後までご覧いただきありがとうございました。


※乗車日は9月19日(火)です。


【令和 5年 9月20日(水)・2023/9/20】
鉄道コム鉄道コム
鉄道コム
鉄道コム

P1600161
          PHOTO:浜川崎駅に到着するE127系


 神奈川県川崎市幸区の尻手駅と同市川崎区の浜川崎駅を結ぶ支線である「南武支線(通称:浜川崎支線)」に、新潟エリアで活躍をしていたE127系を改造した車両が2編成出揃ったことから9月13日より営業運転を開始した…ということなので、せっかく近くに住んでいる…ということで、出勤前にちょっと足を延ばして乗車に行ってきました。





P1600136
①尻手(516)→浜川崎(523) 500H E127系2連
 尻手駅を5時16分に発車する列車に乗車するのですが、この列車は小田栄駅を始発駅とするの列車(浜川崎始発ではありません)で尻手駅に5時7分頃に到着しますので、列車発車まで写真を撮る時間は十分にあります。乗客もあまりいませんし、平日ということもあり同業者もいませんでしたのでゆっくりと撮影をしてからE127系の車内に入ります。車内に入るとなんとなく懐かしい…という感じを受けるのは、E127系が新潟支社管内で走ったころ、この車両によく乗っていましたし、えちごトキめき鉄道に譲渡されてからも何度となく乗っているせいでしょうか…。


 さて、今回乗車するE127系電車は、1995年(平成7年)に登場したJR東日本の直流電車で、新潟支社と長野支社管内の普通列車向け車両として、両地区で主力電車となっていた115系を補完する形で製造された車両です。
 新潟地区向けには0番台車(ロングシート車)、長野支社向けには100番台車(セミクロスシート車)が製造され、番台違いで2タイプが存在し、このうち新潟地区の0番台車10編成(20両)については、2015年3月の北陸新幹線金沢延伸開業に伴い信越本線が経営分離されることから、経営分離先のえちごトキめき鉄道部に譲渡され、残った2編成については弥彦線に転用されて活躍してきましたが、南部支線で使用されている205系1000番台車の老朽化及び省エネルギー化を目的に置き換えられることになり、2023年9月13日から、ここ南武支線でのE127系の運用がスタートしました。


P1600127
            PHOTO:E127系の車内





P1600134
            PHOTO:E127系の行先表示
         ※この時代に「幕式」の行先表示が嬉しいですね。





P1600133
        PHOTO:車外から見るとトイレはあるのですが…





P1600130
   PHOTO:中を見ると「業務用室」ということでトイレは使用できません。





P1600132
      PHOTO:運転席後方の運賃表・運賃箱が撤去されています。





P1600137
       PHOTO:ここには非常梯子が入っているのでしょうか?





P1600139
           PHOTO:路線図も何も入っていない…




 E127系を使用する普通列車は尻手駅を発車すると、南武線を左手に見ながらやや右寄りに進路を変えて進んでいきます。発車したなぁ…と思っていると列車は減速をはじめ、あっという間に京急線との乗換駅となる八丁畷駅に到着します。
 八丁畷駅からも数名が乗車してきます。八丁畷駅と次の川崎新町駅の間は結構離れているようでしばらく走ったのち到着します。この川崎新町駅では乗降がなく次の小田栄駅を目指して進んでいきます。小田栄駅は住宅街の中にある駅ということもあり乗降客もいましたが、その数はわずか1名でした。まあ、こんなに早い時間帯に通勤する人はいないんですね…。小田栄駅を発車すると列車は南部支線の終着駅となる浜川崎駅に到着しました。



P1600138
       PHOTO:南武線を日達に見ながら右方向に進んでいきます。





P1600172
             PHOTO:浜川崎駅に到着





P1600152
              PHOTO:浜川崎駅舎





P1600154
           PHOTO:新型車両のPRポスター





P1600153
      PHOTO:車両によってドアの数が違うことを周知していますが…





P1600157
      PHOTO:ホームにも乗車位置が違うことが表示されていました。



 この浜川崎駅にいると貨物列車が頻繁に走っていることがわかりました。次の列車を待つ間に(写していない列車もありますが)5本の貨物列車が通過していきました。

P1600140
               PHOTO:貨物列車①





P1600156
             PHOTO:貨物列車②





P1600158
              PHOTO:貨物列車➂





P1600155
       PHOTO:浜川崎駅わきに放置されているスイッチャー
               ※草に食べられている…






P1600174
②浜川崎(612)→尻手(620) 601H E127系2連
 浜川崎駅では列車を1本見送り、後続の列車で尻手駅に戻ったのですが、先ほどまで乗った列車とは打って変わり大混雑でした。とにかく途中のどの駅からも多くの乗客が乗り込んでくるのですが、シートに座っていて思ったのは「乗降に時間がかかるなぁ…。」ということですね。この路線、本当に3ドア車で大丈夫なのかなぁ…?と思っているうちに列車は南武線との乗換駅となる尻手駅に到着し、私もE127系を後にしました…。
 



 首都圏の皆さんには目新しいE127系ですが、長野に自宅のある私にとっては211系とともにE127系か一番身近な車両ということで、さほど新鮮味も感じられない…と思っていたのですが、同じE127系もラインカラーを変えると見た目がガラッと変わって、思わず「同じE127系なの?」と思えるから不思議です。


 今回のE127系の導入により、南武線・鶴見線の魅力がまた上がったのでは…と思っていますので、205系の記録をしながら再訪したいと思います。
 最後までご覧いただきありがとうございました。


※乗車日は9月14日(木)です。


【令和 5年 9月14日(木)・2023/9/14】
鉄道コム鉄道コム
鉄道コム
鉄道コム

◎過去の南武線・鶴見線の乗車記・撮影記はこちらから!
 
 
   

 









P1600081
      PHOTO:飯田から乗った列車は、まさかの211系でした。



 残った青春18キップ1回分をどう使おうか?と考え、当初は東北の阿武隈急行と福島交通・飯坂線の乗車を考えていたのですが、台風13号の接近に伴い「台風の進行方向に向かうのは危ないのでは?」と思い、急遽、予定を変更をして久しぶりに、飯田線の全線乗車にチャレンジすることにしました。

 
 飯田線の全線乗車については、名古屋勤務時代に長野の自宅に戻るルートとして2回ほどチャレンジしたことがあるのですが、なぜか2回とも途中で運転が中止となり全線乗車ができませんでした。
 今回、もし、飯田線の全線乗車ができれば13年ぶり、しかも豊橋方面からの全線乗車は初めて…ということになるのですが、昨日通過した台風の影響も残っている中での乗車ですので、さて、どうなることやら…。


※前編からの続きです。



P1600051
⑤飯田(1555)→辰野(1819) 233M 211系3連
 飯田駅に戻ってきました。飯田駅からは後続の列車で辰野駅を目指します(この列車は上諏訪駅まで行きますが私は岡谷駅で下車する予定でしたが…。)。


 今度こそ!ということで213系を期待していたのですが、飯田駅の3番線ホームに入線しているのは211系の長野色です。JR東海の管内ですので、できればJR東海の車両に乗りたかった…まあ、仕方ないことですが(ロングシート車は写真が撮りづらいんですよねぇ…)。
 まあ、3両編成のロングシート車ですから多くの人が乗れる…というメリットはありますから…。


 列車は定刻どおりに飯田駅を発車し、一路、辰野駅を目指しで進んて行きます。夕方の時間帯ということもあり、車内はほぼロングシートが埋まる…と思っていたのですが、スッカスッカの状態で、私が乗車した先頭車はわずか4名しか乗っていませんでした。途中駅からぽつぽつと乗車する人もいるのですが、次の駅か次の次の駅で降りる人が多く、車内は相変わらずガラガラの状態で進んでいきます。


P1600052
          PHOTO:211系(JR東)の車内






P1600053
        PHOTO:飯田の街並みを見ながら進んでいきます。





P1600059
         PHOTO:元善光寺駅では列車の交換を行います。





P1600063
      PHOTO:上片桐駅でも列車交換(313系3000番台車)





P1600068
          PHOTO:大沢信号所を通過していきます。



 列車は北上を続け、かつての名撮影地「七久保のカーブ」、「田切のΩカーブ」を見ながら淡々と進んでいきます。


P1600071
   PHOTO:七久保駅には石油貨物を取り扱っていた引込線が残っています。





P1600074
          PHOTO:給油設備も残っているようです。





P1600077
       PHOTO:名撮影地「七久保のカーブ」を進んでいきます。





P1600082
         PHOTO:飯島駅でも列車交換を行いました。
               ※意外と列車交換の回数が多い…と感じました。





P1600083
          PHOTO:田切のΩカーブを進んでいきます。


 駒ヶ根駅からは多くの乗客が乗ってきて、ようやく車内も賑やかとなってきました。大田切駅を発車すると、ここもかつての撮影の名所であった「大田切の鉄橋」を渡って進んでいきます。


P1600088
          PHOTO:大田切の鉄橋を進んでいきます。



 その大田切の鉄橋を過ぎ、次の赤木駅と沢渡駅の間にあるのが、JR線での最大勾配40‰区間となります。飯田線を豊橋方面から辰野方面に乗車すると下り勾配となりますが、乗っていても「車体が傾いているなぁ…」というのがよくわかります。


P1600103
         PHOTO:まるでジェットコースターのようです。


 列車はその後も北上を続け、伊那の町中を走り向けて、かつての機関区のあった伊那松島駅に到着します(現在では伊那松島運輸区の検修庫や側線があります。)。高校生の頃、この駅まで来てED18やED19を見学させてもらったのも遠い昔の話となりました…。


P1600106
        PHOTO:伊那松島駅に留置されている213系



 伊那松島駅を発車すると飯田線の終着駅となる辰野駅まではあとわずかです。途中、飯田駅で乗り換えはしましたが、豊橋駅を発車して8時間1分、無事に辰野駅に到着し、実に13年ぶりに飯田線の全線乗車を達成することができました。


P1600110
          PHOTO:辰野駅に到着した233M






P1600111
⑥辰野(1822)→塩尻(1846) 167M E127系2連
 辰野駅からは中央線の辰野支線に乗り換えて塩尻駅に向かいました(さっきの列車で上諏訪駅まで行って、上諏訪駅から大月行に乗り換える予定でしたが、久しぶりに辰野支線に乗りたくなっただけです…)。


P1600112
          PHOTO:塩尻駅に到着した167M





P1600118
➆塩尻(1859)→大月(2127) 446M 211系3連
 塩尻駅からは大月行の普通列車に乗車して大月駅を目指します。
 「大月行きだから6両編成だな…。ボックス席に座ってゆっくりできるかな?」と思い、6両編成の最後尾の乗車位置で待っていたところ、入ってきた列車はロングシート車「えっ~、ロングシート車かあ…」、そして4両目以降が無い!「えっ~3両編成なの?」ということで、慌てて乗車位置までダッシュし、なんとか座っていくことができましたが、車内は立ち客が出るほどの混雑した状況で進んで行きます。



 甲府駅でだいぶ乗客が入れ替わったものの、混雑状況は変わらずで、じっとロングシート車に座ったまま乗車を続けます。 
 酒折駅を発車し、あともう少しで石和温泉駅というところで列車は非常停止してしまいました…。車内アナウンスによると先の踏切で非常ボタンが押された…ということで、現場で約10分ほど停車しましたが、安全確認がとれたということで11分遅れで発車しました。


 混雑していた車内も塩山駅でだいぶ乗客が下りたことで、ようやく座る場所も移動できるようになりましたのでリラックスした姿勢で大月駅まで乗車しました。




P1600124
⑧大月(2147)→東京(2334) 2220M~2220T 快速 E233系10連
 大月からは高尾駅から快速となる中央線の普通列車で一気に東京に向かいます。途中、どこかの駅で特別快速に乗り換えられるのでしょうが、まあ、ここまで来て慌てても致し方ありませんので、この列車に東京駅に向かいました(結局、もう特別快速が運転されていない時間でした…)。


P1600120
            PHOTO:E233系の車内



※写真はありません。
⑨東京(※※)→品川(※※)
 東京駅からは、いつも通勤でお世話になっている山手線に乗り換えて品川駅に戻り、今回の「乗り鉄」も無事に終了しました。




 いゃ~念願の「飯田線全線乗車」が13年ぶりにできました!飯田線と聞くと「超・ローカル線で列車はガラガラ」というイメージが強かったのですが、まさかこんなに混んでいるとはびっくりでした(上諏訪から豊橋に直通する列車も混んでいました)。こんなに多くの人が乗るなら、臨時の急行列車なり特急列車を走らせても、それなりの収益になると思うのですが…(まあ、ますせせ東海がそんなことをするとは思いませんが。)
 あと、ちょっと気になったのが、妙に313系3000番台車が増えているような気がする…ということですね。東海道線を走っていた3000番台車が315系の投入による玉突きで飯田線に来たのかなぁ…(まあ、鉄道ファン以外は気にならないと思いますが。)。


 最後までご覧いただきありがとうございました。


※乗車日は9月 9日(土)です。


【令和 5年 9月13日(水)・2023/9/13】鉄道コム鉄道コム
鉄道コム
鉄道コム

◎過去の飯田線の乗車記はこちらから!
 

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 2023年度・夏の青春18キップ乗車記(飯田線全線乗車【前編】)(2023.9.9)

↑このページのトップヘ