※古い乗車記を他ブログから引っ越しています。一部写真が無い部分や誤字・誤変換等もありますが、よろしければご覧ください(by管理人)。
「帰りもスカイライナーで!」と思ったのですが、やはり同じ列車には乗りたくないこともありましたので、成田空港からの帰路は、こちらも新型となった成田エクスプレスで戻ることにしました(新宿まで直通ですし…。)。
成田空港へのアクセス特急には、253系特急車両が1991年から使用されてきましたが、2010年の成田空港の滑走路延伸に伴う利用客の増加と、京成が運行するスカイライナーに新型車両が導入されることになったことに伴い、JR東日本が導入したのが今回乗車するE259系特急車両です。
253系に使用されていた外装色である「白」、「黒」、「赤」、「灰」の4色から、E259系は「灰色」を除く3色の組合せとなっていますが、やはりイメージ的には253系を引き継いでいるため、誰が見ても「これぞ成田エクスプレス」という感じがします。
253系は3両編成が基本となっていましたが、E259系は6両で1編成という単位になっているほか、253系では酷評された普通車の「集団見合いシート」も、E259系では普通のリクライニングシートになっています。「個性」という部分では253系に軍配が上がるかもしれませんが、利用する立場からするとE259系の方が良いですね。
成田空港駅で指定席券を購入して早速車内にはいります。
普通車のシートは黒色ベースでシートの一部に赤色が使われているところなどは、やはり253系譲りというところでしょうか。ただ、シートのピッチが大幅に広くなっており、また、普通車としては初めてではないかと思いますが、可動式のピローが付いており、この手触りがソフトでとても感じがいいです。
ただ、こちらも253系譲りなのでしょうか、窓ガラスが小さいというのはどうなんでしょうか?個人的には天井が高く車内が広いのに、窓ガラスだけ異様に小さいのが気になりました。
走りはというと…、夕方のラッシュ時間帯であったというのを考慮しても、「これで特急?」と思えるような速度で、京成より高い料金はいかがなものでしょうか…。
ただ、新型車両ということで乗り心地も静粛性も非常に高いので、「もし、この列車を成田スカイアクセス線で走らせたら…」意外と面白いのでは?と思ってしまいました。
京成電鉄よりも乗継面で優位性があるので利用客は多いと思うのですが、この走りでこの値段なら(乗り継ぎの不便さを考えても)…私は[スカイライナー]ですね。