TOMODACHIYA鉄道日記

 私が撮影した列車や乗車した列車の記録をアップさせていただいています。  基本的には「不定期更新」となっていますので、あしからずご了承願います!

カテゴリ: 2008年度

※古い乗車記を他ブログから引っ越しています。写真がありませんが、よろしければご覧ください(by管理人)。



◎会津若松にて
 会津若松では2時間ほど時間がありますので「どうしよう?」と来る前から考えていました。普通は「鶴ヶ城」を見学するというのが一般的なのでしょうが、往復の時間を考えると、見学時間が30分程度となってしまいますので、ちょっと無理です。そこで、会津若松市内の循環バス「ハイカラさん号」に乗車して、バスの車内から市内の散策をすることにしました。このバスですが、市内の有名観光地をぐるっと回って、再び会津若松駅に戻ってくるというものです。所要時間は約50分、料金は200円ととてもリーズナブルです。今回はこれに乗って市内散策に行ってきました。
※料金は200円ですが、1日乗車券が欲しかったので500円払ってしまいました!また、乗車人員が20名にも満たないため、ハイカラさん号の後には少し大きめのバスが付いて走っており、ハイカラさん号に乗れなかった人はこちらのバスに乗れるようなシステムになっていました。





③会津若松(1530)→新潟(1856)   9213D 急行[新潟色キハ58・52]
(←新潟 キハ52-123+キハ52-121+キハ52-120+キハ52-102+キハ58-677  会津若松→)
 市内一周の観光(?)を終え、バウチャー券とお弁当を引き換え14時50分頃にホームに入っていたところ、列車はまだ入線していませんでした。ホームには列車を待つ人の列ができていたので、一番短そうな列の後に並んだのですが、この位置ですと往路と同じ車両になってしまいそうですが「まぁ、それでもいいか。」と思い入線を待ちます。結果的に列車が入線してきたのは、15時15分過ぎという時間で、あわてて写真などを撮影して発車を待ちます(結局、往路と同じ車両の同じ場所に座っていました。)。

 復路は喜多方、野沢、津川、新津という順に停車をしていきます(新関でも停車しましたが、客扱いはありませんでした。)。
 どの駅でも長めの停車時間がありますが、全員やることといえばホームに出ての写真撮影です。さすがに新津駅からは撮影に厳しい時間帯となります。ですが、デジカメは良いですねぇ~。少しISOの感度を上げてやれば手持ちで充分撮影できます。今回も新津駅では三脚を使用して他の撮影者から不評を買っている人、平気で列車の向かってフラッシュを焚いている人が多く見受けられましたが、もう少し撮影マナーを考えて欲しいものです(カメラを構えている人の前に平気で出てくる人がいますが、いったい何を考えているのか、じっくりとお話を一度聞いてみたいものです。)。

 最初は片道3時間30分、往復で7時間は長いなぁ~と思っていたのですが「本当に楽しかった。」というのが実感でした。新潟駅到着の車内放送を聞きながら、この車両たちに明日はあるのかなぁ?なんてノスタルジックなことを考えていたところ、急行[新潟色キハ58・52]は新潟駅の7番線に定刻に到着してしまいました。





④新潟(1956)→新井(2216)  3376M 快速[くびき野6号] 485系6連【T16編成】
(←新井① クロハ481-1011+モハ484-1085+モハ485-1085+モハ484-1020+モハ485-1020+クハ481-332 ⑥新潟→)
 快速[くびき野6号]の発車まで1時間ほど時間がありましたので、1度駅から出るつもりでいたのですが、新潟市内はみぞれが降っていましたので、ホームで列車などを撮影して時間を潰します(写真は↑のとおりです。)。

 本日の最終ランナーとなる快速[くびき野6号]はT16編成が充当されます。T16の場合もやはり4号車叉は5号車への乗車をお勧めします(理由はT17編成と同じです)。
 私の記憶では、「新潟駅を出発するときは混んでいるが、だんだんと乗客が減っていき、長岡を過ぎるとガラガラになる。」と思っていのですが、とんでもない誤りで、発車から直江津まではずっと混んでいました。今回は速めに並んで席を確保することができたのですが、途中駅から乗車する場合は指定席を購入しておいたほうがよさそうな列車でした。

 快速[くびき野6号]は朝以上に雪で真っ白となった新井駅に定刻に到着し、今回の「乗り鉄」も無事終了することができました。




 私たち鉄道ファンからすると国鉄型車両というのは、ノスタルジックで味のある車両ですが、日々利用する地元の人からすると「冬は隙間風で寒く、夏は冷房も効かない、サービス最低の車両」ということだと思います。
 そういう面からすると新型気動車に替わることはサービス向上になりますので良いことだと思います。
 ただ、私たちの希望とすれば「キハ52を1両でもいいから残して欲しい。」というのが本音です(環境問題を考えるときわめて難しいのでしょうね。)。
 今回の乗車は「本当に最後!」と思って乗車したのですが、国鉄色のキハ28・58を使用した「さよなら列車」が運転されれば、なんとしても乗車したい気持ちがよりいっそう強くなってしまいました。

【乗車日:平成21年3月28日(土)】鉄道コム

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 ついに3月14日のダイヤ改正をもって、JR東日本管内の新潟地区で最後まで頑張っていたキハ52、28・58型気動車が姿を消してしまいました。
 昨年の4月に「新潟地区に新型気動車・キハE120系を導入します。」というプレスリリースがあったときから、それは分かっていましたので、「ダイヤ改正前までになんとかもう一度惜別の乗車を…」と思っていたのですが、どうしても仕事と家庭のやりくりがつかずも諦めていたのですが、2月20日になって突如新潟支社のHPで「急行新潟色キハ58・52で行く磐越西線の旅」が発表されました。

 国鉄色のキハ28・58に乗車する機会はあるかもしれませんが、新潟色のキハ58や52への乗車は、これが本当に最後になる可能性が強いため、時間的には厳しい日程ですが参加することにしました。



①直江津(655)→新潟(916) 3371M 快速[くびき野1号] 485系6連【T17編成】
(←新潟⑥ クハ481-332+モハ485-1010+モハ484-1010+モハ485-1083+モハ484-1083+クロハ481-1023 ①新井→)
 新潟駅を9時55分に発車する、急行[新潟色キハ58・52]に乗車するためには、新井駅から快速[くびき野1号]に乗車しないと間に合いません。そのため早起きをして新井駅まで車で向かい、駅に車を停めて快速[くびき野1号]に乗車します(新井駅にはパーク&ライドの駐車場があり、事前予約しておけば1日300円という格安な料金で車を停めておけます。)。

 長野を出るときには小雪混じりの天気でしたが新井は大雪です。なんとか駐車場に車を停めて雪が積もっている中、新井駅に向かいます。
 今回乗車する快速[くびき野1号]は6時40分頃に直江津駅から回送されてきます。入線してきた列車を見たところ、本日はT17編成が充当されていましたので、4号車叉は5号車のどちらかに席をとります。これはなぜかといいますと、編成中この2両だけはグレードアップされた車両で、窓が上下方向に大きく拡大されているほか、他の車両よりシートが大型で床もかさ上げをしてあるからです。今回は5号車に席を取って新潟を目指しすことにしました。

 この列車、新井駅を発車するときはガラガラなのですが、直江津、柿崎、柏崎で一度満員となって長岡で大量の下車があり空席が生まれ、その後、見附、東三条、加茂、新津で再び満員となります。私の横の席にも長岡から乗車してきた方が座りました。車内を見ると自分の横に席に荷物を置いて、他の人が座れないようにしている人の多いこと!混んでいる車内ではもう少しスマートに過ごして欲しいものです。そんな事を怒り交じりに思っているうちに快速[くびき野1号]は満員の乗客を乗せ新潟駅に到着しました。





②新潟(955)→会津若松(1327)  9216D 急行[新潟色キハ58・52]
(←会津若松 キハ58-677+キハ52-102+キハ52-120+キハ52-121+キハ52-123 新潟→)
 新潟車両センターには、キハ28が1両、キハ58が2両、キハ52が7両配置されており、このうちキハ28(-2371)、キハ58の1両(-1022)、キハ52の2両(-122、-127)は国鉄色ということもあり、雑誌等で取り上げられる機会も多いのですが、残った車両については、あまり脚光を浴びることもなく、もくもくと与えられた仕事をこなしてきた、いわば縁の下の力持ち的な存在でしたが、最後の最後になって急行[新潟色キハ58・52]として桧舞台に立つことになりました。

 新潟駅に快速[くびき野1号]で到着し、急行[新潟色キハ58・52]の発車ホームとなる7番線に行くと、すでに列車は入線しており、乗客も結構乗っています。先頭のキハ58から順に見ていったところ、何箇所はボックス席も空いていたのですが、いずれも進行方向左側の席でしたので、景色の悪い左側に座るくらいなら…と思い、5人がけのロングシート部分に席を取りました(結局、最後まで5人分のシートを1人で座っていました。)。出発時点で各車両の乗車具合を確認したところ、ざっと1両あたり30名程度の乗車でしたので、募集人員の200名には達しなかったようです。
※1両目のキハ58はやはり混んでいました(理由は皆さんお分かりだと思います。)。また、先頭から2両目のキハ52-102も人気でした。これはキハ52-102だけは他のキハ52と異なり、出入口の両端をロングシート化しておらず、オリジナルのキハ52だからではないかと思われます。

 さて、停車は定刻どおり、気動車独特のプゥワァーンというタイフォンの音色を発して発車します。高まるエンジン音、ホームに漂う紫煙のガス、車内に立ちこめる排気ガスの匂いこれぞディーゼルカーです。私のボルテージも一気に高まります。
 新潟駅を発車した列車は電車基地である新潟車両センターを左手に見ながら、一気に加速をしていきます。速度計の針を見ていたところ、じわじわと上がり90km/h+αを指します。この速度を維持しながら信越線を豪快に走ります。旧型の気動車ですが、乗り心地もそんなには悪いとは思いませんし、騒音も115系のクモハ・モハ車よりは静かだと思います。急行[新潟色キハ58・52]は特急列車と遜色のないわずか15分で最初の停車駅となる新津駅に到着します。

 新津駅では6分ほどの停車ですので、若干の撮影をしただけで発車となります(貨物列車が入ってきて撮影ができませんでした。)。ここからは進路を東向きに変えて非電化区間となる磐越西線に入っていきます。最初のうちは80km/h程度の速度で走っていたのですが、馬下を過ぎる頃からはだんだんと勾配と曲線半径がきつくなってきた為でしょうか、速度が落ちてきます。

 五泉駅を過ぎた頃、車内ではJR新潟支社から「ポケット時刻表」のプレゼント配布がありました。これは予定にはないことでしたし、長野県に住んでいる私にとってはなかなか購入できないものなので、ちょっぴり嬉しいプレゼントでした。

 五十島駅では列車交換のため停車をします(ドア扱いはありません。)。反対車線にやってきたのはキハ40系の3連の普通列車です。磐越西線には、ダイヤ改正後もキハ40系を使用した列車の運用が残っているようですので、少し安心をしました。
 キハ40系の普通列車が先に出発しますが、いくらエンジンを換装してあっても1エンジン車3両なので、苦しげなうなり音が響きます。一方、急行[新潟色キハ58・52]は5両とも2エンジン車なので、決して軽々加速するわけではありませんが、豪快に加速していきます。ちなみにキハ40系3連の普通列車は3両で運転席が4つ(キハ40が1両とキハ47が2両)ですが、こちらは5両で運転席が9つもあるという編成です。  

 2番目の停車駅となる津川駅では20分間の停車となります。ここのホームは島式のホームですので、なかなかきれいな編成写真が撮れないのが玉にキズです。
 津川を出発すると車内では今回の参加記念となる乗車証明書と下敷きの配布がありました。記念乗車証なんてただ保管しておくだけのものですが、やはりいただけるとなると嬉しいものですね。

 3番目の停車駅となる徳沢駅では14分の停車となります。ここの駅はホーム自体がカーブをしていますので、撮影には最適なのですが、皆、思い思いの場所で撮影や休憩等をしていますので、なかなか撮影がうまくいきませんでした。

 野沢駅でも16分の停車となります。この駅は今までの島式のホームではなく対面式のホームとなりますので、ようやく編成写真を撮ることができました。列車はこのあと喜多方駅に停車した後、終着駅となる会津若松駅を目指してラストスパートをかけます。喜多方-会津若松間は[SLばんえつ物語]に乗車しても「速い!」と思いますが、急行[新潟色キハ58・52]も速いです。そんなにスピードを出したらエンジンが焼きつくんじゃないか…と思うような速度を維持したまま、会津若松駅に到着しました。

※字数制限の関係で「復路編」に続きます。

【乗車日:平成21年3月28日(土)】鉄道コム

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 昨年実施された「歩こう!信州 秋の信濃路キャンペーン2008」に併せて、湘南色に塗装変更された「しなの鉄道169系・S52編成」!、その後の活躍は皆さんご存知のとおりですが、ついにその勇士に終止符を打つことになってしまいました。
 惜別の意味をこめて、湘南色のいでたちとしては最後の運用となる、快速[さよならリバイバル信州号]に乗車することにしました。


◎軽井沢(1500)→長野(1617) 9655M 快速[さよならリバイバル信州号] しなの鉄道・169系3連【S52編成】
(←長野③ クハ169-19+モハ168-6+クモハ169-6 ①軽井沢→)
 今回は青春18キップを使って、快速[DLみなかみ]に乗車し、その後、水上から高崎までは普通列車、高崎から軽井沢までは新幹線で来ています。そのまま新幹線に乗車していればあっという間に長野に到着するのですが、最後にS52編成に乗車したくてこのような行程を組みました。

 新幹線を降り、しなの鉄道線のホームに下りていくと、そこには見慣れたS52編成が既に入線していました。ホームには人が沢山集まっており、どうしたのかな?と思って見たところ、どうやらまだ乗車が始まっていないようで、皆さん乗車口に並んでいる状況でした。私も並んでいる人が一番少ないと思われる3号車の列に並び、乗車扉が開くのを待ちます。列に並ぶこと約10分、14時40分頃に乗車扉が開き、無事、座席の確保をすることができ、これで長野までのラスト・ランを楽しむ準備はできました。

 さて、その後は見慣れたS52編成ですが、最後の撮影をたっぷりと楽しんだのち車内に入って出発の時を待ちます。
 15時ちょうど列車はやや長めの警笛を鳴らして軽井沢駅を発車します。乗車率は50~60%程度といったところでしょうか。ただ、この中には「たまたまこの列車があったので乗車した。」というような人も結構いましたので、惜別列車としてはやや乗車率が悪いように思えます。

 軽井沢を出発した快速[さよならリバイバル信州号]は中軽井沢、小諸、大屋、田中と快速列車らしく小刻みに停車をしていきます。駅に停車するたびに少しずつ乗客は増えていったのですが、その乗客の多くは次の上田駅で下車してしまいました。上田を発車した快速[さよならリバイバル信州号]は快調に長野に向けて走ります。最後の停車駅となる篠ノ井駅では6分ほどの停車時間があったため、乗客の多くも、また、駅に来ていた人も列車の撮影に一生懸命です。篠ノ井駅では多くの人に見送られ、列車はいよいよ長野に向けてのラストスパートです。

 長野駅到着前に車内アナウンスで車掌さんからの御礼の挨拶があり、少々センチメンタルなムードが漂ったのですが、そのムードを吹き飛ばすかのように、長野駅のホームには多くのファンがS52編成の到着を待ってくれていました。
 16時17分、快速[さよならリバイバル信州号]は定刻どおり長野駅に到着し、その半年間の活躍に終止符を打つことになりました。

 できることなら、このままの塗色で活躍をして欲しいのですが、残念ながら契約の関係上難しいらしいと聞いています。S52編成は再びしなの鉄道色戻りますが、色が変わっても活躍を見守って生きたいと思いますし、もし、機会があれば、再び湘南色となって活躍してくれることを、一鉄道ファンとして祈りたいと思います。


【乗車日:平成21年3月22日(日)】鉄道コム

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 例年ですとD51-498号機を使用する快速[SL&EL奥利根号]や快速[SLみなかみ]が運転される時期なのですが、その牽引機となるD51なんですが、昨年12月の[SLゆけむり号]の運転の際にボイラー不具合を起こし、復帰には長期間を要することとなったため、牽引機をDD51に変更した[DLみなかみ]が運転されることになりました。DL・DC大好きな私としてはなんとしても乗車したいと思い、指定席も「無理かな?」と思っていたのですが無事購入できましたので乗車することにしました。当初は運転初日に乗車するつもりでいたのですが、3月22日にしなの鉄道の169系湘南色・S52編成のさよなら運転があることがわかりましたので、この列車にも乗ろうと考えたため本日の乗車になりました。




①長野(524)→軽井沢(654) 2612M  しなの鉄道・115系3連【S7編成】
(←軽井沢 <クモハ115-1018+モハ114-1023+クハ115-1017 長野→)
 本日のトップバッターはしなの鉄道の1番列車です。この列車で軽井沢を目指します。
 長野駅への入線は約10分前といつもあわただしい出発です。こんな朝早い時間の列車ですが、そこそこ人が乗ってきます。ただ、相席になるほどの人数ではありませんので、ボックス席に1人で座っていくことができました。
 毎回ブログに書くのですが、しなの鉄道の車両は清掃がきちんと行き届いていて、いつ乗車しても気分が良いですね。トイレが無いのが唯一の欠点ですが、今回乗車した普通列車も小諸駅で6分間ほどの停車がありましたので、安心して乗車することはできました。

 さて、なぜこんなに早い時間の列車で軽井沢に来たかというと…そうです、本日運転される[さよならリバイバル信州号]のグッズが朝の6時から発売されるからです。サボを1枚買ってから横川行きのバスに…と思っていたのですが、サボは売っていたのですが、なんと販売コーナーには5~60人位の人の列が!この列に並んでしまうとバスに乗れなくなってしまいますので、泣く泣くサボの購入をあきらめ、軽井沢駅を後にしてバス乗り場に向かいました。





②軽井沢(700)→横川(734) 連絡バス
 横川行きのバスは軽井沢駅からやや離れたバス乗り場から出発します。ワンコイン500円を支払って乗車します。今回は普通の路線バスでした(豪華な観光バスの時もあります。)。
 とてもスムーズな運転で、特にスピードを出していたとは思えなかったのですが、道路が空いていたせいでしょうか、定刻よりもやや早めに横川駅に到着しました。





③横川(740)→高崎(811) 130M  115系4連【T1090編成】
(←高崎 クハ115-1063+モハ114-1090+モハ115-1029+クモハ115-1114 横川→)
 無理にこの列車に乗車しなくても、次の列車でも十分間に合いますので、先にゆっくりと写真を撮ります。撮っているうちに発車してしまうなら、それでもいいと思っていましたが、バスが早めに着いたおかげで写真を撮り終えても発車までにはまだ時間がありました。
 ここの列車は、横川を発車するときはガラガラなのですが、途中からドッと乗ってきて高崎到着時にはラッシュ並になるのですが、さすがに学生さんたちが春休みのせいでしょうか、今日はさほど混雑することもなく高崎駅までゆったりと乗車することができました。



④高崎(958)→水上(1155) 9743レ  快速[DLみなかみ]
(←水上 DD51-842 ⑥ スハフ12-162+オハ12-366+オハ12-367+オハ12-368+オハ12-369+スハフ12-161 ①高崎→)
 SLとDLでは文字だと一文字しか違わないのですが、こんなに違うのか…と愕然としました。人がいないのです。毎回、高崎駅のホームにはあふれるように人が集まっているはずなのに、ほとんどいないのです。推進運転で入ってくるときも、機回しの運転の時も、そして発車準備が整った状態でも、撮影をする時に他の撮影者が邪魔にならないのです。牽引機はロイヤルエンジンの842号機だというのにです。DLでは魅力がないということでしょうかねぇ~。私なんかはSLよりもこちらのほうが断然好きなんですけどねぇ…。

 車内に入っても愕然、1両に20名程度の乗車率でしょうか。おかげで私のボックス席にも誰も来ずも1人でゆったりと乗車することはできましたが…。
 さて愚痴はこの位にして、快速[DLみなかみ]は甲高い汽笛を発してゆっくりと高崎駅を離れます。乗客は少ないのですが、撮影している人は結構多いです。特に菜の花が咲いている畑では多くの人が撮影をしていました。

 列車はゆっくりとしたリズムで進んでいきます。高崎駅を出発後、しばらくすると早速、記念の乗車証明書の配布がありました。今回の証明書はカラー刷りのなかなか凝った証明書でした。その後、新前橋駅発車後、車内では恒例のじゃんけん大会が行われました。今回は人数が少ないので当たる確立は高いのですが、私は残念ながら2回とも負けてしまい賞品を手にすることができませんでした。
 また、「EF55」関係のイベント列車ではサボを購入するにも、車内の通路に並んで順番待ちをしないと購入できなかったのですが、さすがに今回は乗車している人も少ないので車内販売の時で十分購入することができました。

 次の渋川駅では約30分間という長時間停車があります。[SLみなかみ]の時にはここで、子供たちがJRの制服に着替えて記念撮影をするのですが、今回はそのようなイベントはありませんでしたが、DD51の運転席に座っての記念撮影は行っていました。15分もすると子供たちも撮影が終了してしまい、誰も並んでいなかったので、私も大人気なく運転席に座って記念撮影をしていただきました(お召し機の運転席に座ったなんて、この写真は我が家の家宝です。)。ちなみに…842号機は外観だけが綺麗なわけではありませんでした。キャブ内もとても綺麗になっており「さすがお召し機」と思えました。

 さて、そんな事をしているうちに発車時間が迫ってきましたので車内に戻って発車を待ちます。
 その後は小刻みな停車はするのですが、カーブを走行しているときに、先頭で孤軍奮闘しているDD51の勇士を撮影したり、利根川の流れや諏訪峡を見ているうちに終着駅の水上に到着しました。




⑤水上(1245)→高崎(1349)  740M  107系4連【R13+R6編成】
(←高崎 クハ106-113+クモハ107-113+クハ106-106+クモハ107-106 水上→)
  水上駅では帰りの列車の出発まで1時間ほど時間がありましたが、DD51の移動等を撮影しているうちに発車時刻が迫ってきましたので、諏訪峡も見ることなく駅に戻りました。
 駅の新潟寄りには107系が留まっており、「まさか…」と思っていたら、案の定、水上駅の1番線に入ってきたのはロングシートの107系4連でした。この列車で1時間か…と考えても仕方がありませんので、最後部の車両に座って出発を待ちます。ところが出発時間になっても一向に発車しません。そのうちにアナウンスがあり、「長岡からの到着列車が遅れているため、接続を取ってから出発します。なお、長岡からの列車は約10分の遅れです。」とのことでした。10分の遅れとなると「あさま535号」に乗れなくなってしまいます。ですが、このようなことが起きても大丈夫なように乗り継ぎには余裕を取っていますので、あわてず発車を待ちます。

 長岡からの列車が到着すると大勢の人が乗り込んできます。がら~んとしていた車内も立ち客がでる状況となり、そんな中、約10分の遅れで列車は水上駅を出発しました。このあとは新前橋駅までぐっすりでしたので、レポートはありません。今回分かったことは、107系というと高崎-横川間の短距離を走る車両というイメージがあるのですが、上越線では110km/h運転もこなす万能機ということがよ~く分かりました。
 列車は水上での遅れを若干取り戻したものの、約8分遅れで高崎駅に到着しました。
 



⑥高崎(1415)→軽井沢(1432) あさま573号  E2系8連【N1編成】【乗車:1号車】
 高崎に着いたのが13時56分でしたので、もう[あさま535号]には間に合いません。まあ、こんなことがあっても大丈夫なような予定としていますので、後続の[あさま573号]に乗車します。
 ホームに到着する他の新幹線を見ると自由席は通路・デッキにまで人があふれています。これは立っていかなくては…と思っていたのですが、高崎駅に到着した[あさま573号]だけは、自由席にも空席が目立ち、おかげでゆったりと座っていくことができました。やはりこの列車が臨時列車だからでしょうか?
 シートに座ってうとうととした瞬間、車内アナウンスがあり、本当にあっ!という間に軽井沢に到着してしまいました。


※このあと、軽井沢からは快速[さよならリバイバル信州号]に乗車して長野に戻りました。
 この「快速[さよならリバイバル信州号]」の乗車については、別記事としてブログにアップさせていただきます。



 牽引機のD51の故障に伴い、今年は[SLみなかみ]も[SLよこかわ]も運休だろうと思っていたのですが、高崎車両センターに所属しているDD51を有効に活用して運転していただいたことは、鉄道ファンとして本当にありがたいことです。特にDD51が牽引する定期の客車列車は北海道にしか残っていませんので、今回の列車はある意味、蒸気機関車が牽引する列車よりも珍しいということになります。DL・DC好きの私としては、今回は予定もうまく合い乗車することができてラッキーでした。
 
【乗車日:平成21年3月22日(日)】鉄道コム

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 湘南色に塗色変更された、しなの鉄道169系S52編成のさよなら運転は明日22日に予定されています。最後の運用には私も乗車しようと思っていますが、朝から「乗り鉄」に行った最後の最後に乗る予定としていますので、ダイヤが乱れたりすると乗車するチャンスを逸してしまいますので、午前中だけ予定が空いていましたので1日早い惜別の乗車に行ってきました。



①長野(558)→上田(639)  2614M  しなの鉄道・169系S52編成
(←上田 クモハ169-6+モハ168-6+クハ169-19 長野→)
 本日は運が良いことにS52編成が「41行路」に入っています。したがって、S52編成が運用に入っているこの普通列車に上田まで乗車して、上田からは同じく169系6連で運転する快速[しなのサンライズ号]に乗車するという、「ほぼ1時間169系に乗りっぱなし!」というのを楽しみます。今日が最後の普通列車の運用となるからでしょうか、朝早い時間にもかかわらず、長野駅には同じ目的の人が結構います。

 いつもですとモーター音のしない「クハ車」に乗るのですが、今回はそのモーター音も聞きたかったので「モハ車」に乗車します。この編成に乗車するのはイベント列車の時が多く、主要駅以外は通過することが多かったので、今日のようにこまめに停車していくのが変な感じです。
 ちょうど陽が上る、撮影には厳しい時間帯の列車ですが、普通列車としての最後の勇士を写真におさめようと多くの鉄道ファンがいたるところで撮影しています。そんなファンに見守られながら上田駅に到着しました。今日はキップの関係(信州北回廊パスを使用)でここまでの乗車としました。




②上田(732)→長野(758)  601M  快速[しなのサンライズ号] しなの鉄道・169系6連【S51+S54編成】
(←長野 クハ169-27+モハ168-1+クモハ169-1+クハ169-13+モハ168-13+クモハ169-13 上田→)
 上田駅の改札口で「200円のライナー券」を購入してから、[しなのサンライズ号]に乗車します。
 普段は混雑する[しなのサンライズ号]もさすがに土曜日ということで、ガラガラの状態で上田駅に到着しました。私も他の方を見習って、乗車後、早速、座席をボックス席にしてくつろぎながら乗車することにしました。
 この列車も169系6連が使用されていますので貴重ですよね。次は色が元に戻されたS52編成がこの運用に入ったら乗ってみたいですね。


【乗車日:平成21年3月21日(土)】鉄道コム

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