TOMODACHIYA鉄道日記

 私が撮影した列車や乗車した列車の記録をアップさせていただいています。  基本的には「不定期更新」となっていますので、あしからずご了承願います!

カテゴリ: 2007年度

 またまたJR東日本新潟支社がやってくれました。一昨年の[DD53ばんえつ物語号]、昨年のDD15+旧型客車に続く第3段は、DD14背合重連による客車牽引(快速[信濃川号]と快速[小出銀嶺号])という企画でした。
 とにかく人気が高そうでしたので、息子さんがJRに勤めている方にキップを手配していただき、なんとか3月29日の快速[小出銀嶺号]のプラチナチケットを入手することができました。
 あいにく天気予報ではあまりいい天気ではなさそうですが、こんな列車二度と乗れるわけがありませんので、天気など気にせず出かけることにしました。



①長野(755)→高崎(844) あさま510号 E2系8連【N21編成】【乗車:1号車】
 とりあえず高崎までは新幹線で向かいます。始発だから自由席で…なんて甘く考えていたら自由席には長蛇の列ができています。幸い1号車まで歩いていったところ4名程度しか並んでいませんでしたので、子供と一緒にその後ろに並び新幹線の入線を待ちます。
 入線してきた新幹線乗り込みなんとかD・E席を確保できましたので、これで落ち着いて高崎へ向かうことができます
 しかし、さすがに春休みですね。長野を発車する時点から立客が発生する列車を久しぶりに見たような気がします。途中駅からもさらに乗客が増え、自由席はデッキだけでなく通路にも人があふれた状態で高崎駅に到着しました。






②高崎(1000)→長岡(1448)  9725~9727レ 快速[小出銀嶺号]
 牽引機:長岡~水上 EF6019  水上~長岡 DD14334+DD14333
(←長岡⑦ スハフ12-102+オハ12-315+オハ12-316+オハ12-1701+オハ12-314+オハ12-313+スハフ12-101 高崎→)
 快速[小出銀嶺号]の出発までにだいぶ時間がありましたが、たぶん、早めに入線してくるだろうと思い、子供と2人で4番線ホームに降りていったところ、列車が入線する5番線も反対側の4番線も多くの鉄道ファンで混雑をしていました。その後、ばんえつ物語号の客車がEF60の推進運転でホームに入ってきました。「機回しが終わってから編成写真の撮影を…」と思っていたのですが、4番線に上野からの到着列車が入ってしまい、結果的に高崎駅では満足な写真がとれず、仕方がないので車内に入ることにしました。ホームに集まっている鉄道ファンが多かったので車内も満席だろうと思ったのですが、私の乗車した1号車を見る限りでは乗車率は5~6割程度だと思われます。おかげで私の席も子供と2人で使用することができました。シートに座り荷物を整理していたところ、突然、ガタンと揺れ、列車が動き始めました。時計を見て「発車の時間だったんだ。」と初めて気がつきましたが、発車の車内放送くらいしてくれればいいのに…と思ってしまいました。

 列車は春の上州路を多くの撮影者に見送られながら快調に進みます。「結構早いね。」と思っていたところ、渋川でいきなり35分の運転停車となりました。運転停車なので車外に出ることができないのがつらいです。チケットを購入していない人の誤乗車等を防ぐための措置なので仕方ないのでしょうが、ホームで撮影くらいさせてくれてもいいの…と思ってしまいました。

 渋川を発車後も快速[小出銀嶺号]は快調に進み、いよいよ牽引機を交代する水上駅に到着しました。水上駅のホームには多くの鉄道ファンと、ロータリーヘッドを取り去り背合重連となったDD14の334号機と333号機が待っています。ホームではこの世紀の一瞬を見ようと乗客もほとんど車内から出てきて連結作業を見守ります。
 ロータリーヘッドのないDD14の姿には多少違和感を感じますが、まさかこんな形で客車列車の先頭に立つなんて思ってもいませんでしたので、自分の目の前にある列車が夢のように感じます。

 さて、連結作業も無事終了し、いよいよ出発の時間です。長いホイッスルのあとガタンと揺れDD14が牽引する快速[小出銀嶺号]は発車しました。スピードはお世辞にも「速い」とはいえませんが、それでも結構な速度で上越国境越えにかかります。「国境の長いトンネルを抜けるとそこは雪国だった。」という小説のフレーズのとおり、本当にトンネルを抜けたら雪一色の景色となっていました。
 このあと列車は小出駅で約30分ほど停車し、地元の歓迎をうけましたが、今回は列車の撮影のほうに多くの乗客が回っていたように思います。

 快速[小出銀嶺号]はその後も着実な走りで終点の長岡を目指します。外はみぞれ交じりの雨が降っていますが、沿線のいたるところに鉄道ファンがカメラの放列をつくって待ち構えています。列車の窓を開けると冷たい風とともにディーゼル特有の匂いがします。子供は「くさい」といっていましたが、私はこのディーゼルどくどくの匂いがたまらなく好きです。

 最初「5時間の乗車は長いな~。」と思っていたのですが、いざ、乗ってみるとあっという間だったような気がします。もっともっと乗っていたかったのですが、残念ながら快速[小出銀嶺号]は定刻に長岡駅に到着してしまいました。





③長岡(1522)→直江津(1618) 3372M 快速[くびき野2号] 485系6連【T16編成】
(←直江津 ①クロハ481-1011+モハ484-1045+モハ485-1045+モハ484-1020+モハ485-1020+クハ481-351 ⑥長岡→)
 長岡からは快速[くびき野2号]に乗車して直江津を目指します。いつもならば自由席なのですが、今回は子供連れということと春休み期間中とことを考えて指定席を確保しておきました。結果的には自由席でも問題はなかったようですが、指定席を購入しておくと余裕を持っていられるのが個人的には好きです。

 快速[小出銀嶺号]に5時間も揺られてきましたので、静かな車内で子供と2人で1時間の睡眠タイムとなってしまいました。






④直江津(1638)→長野(1819) 352M  115系3連【N3編成】
(←長野 クモハ115-1008+モハ114-1013+クハ115-1008 直江津→)
 直江津からはいつもの115系に乗車して長野に戻りました(途中、脇野田の駅でOM103編成の[妙高]に、関山駅ではEF641032(JR東日本)にすれ違いました。)。
 特に大きな混雑もなく、子供と2人で1ボックスに座ってくることができました。

 もう絶対除雪車による客車牽引はないだろう!いくらなんでもDD14はありえないだろう!とおもっていただけに、今回の企画には驚きを隠せませんでした。
 こうなると新潟支社さん次は何をやってくれますか?と期待をしてみたいと思います。


【乗車日:平成20年 3月27日】鉄道コム

 3月28日(金)の朝から東京都内で会議があるため、前日のうちに都内まで移動して宿泊ををすることにしました。
 今回は、都内への到着が遅くなることを承知で、篠ノ井線~中央東線経由で出かけてみることにしました。




①長野(1600)→松本(1652) 1020M 特急[WVしなの20号] 383系8連【A203+A5編成】【乗車:1号車】
 長野駅から久しぶりに特急[しなの号]に乗車します。自分の乗車記を調べたところ、昨年の8月26日以来の乗車になることがわかりました。長野駅のホームには出発の20分ほど前に到着しましたので、余裕で自由席に座ることができました(松本までの乗車のため、信州特急回数券を使用しています。)。

 列車は定刻に長野駅を出発し、インバータ音の高まりとともに加速をしていきます。篠ノ井駅を過ぎるとJR貨物の塩尻機関区篠ノ井派出があります。ここに配置されていましたEF64型電気機関車による貨物列車は今回のダイヤ改正により消滅してしまい、構内にはEH200型電気機関車に混じって多くのEF64機関車が留置されていました。

 稲荷山駅を過ぎるといよいよ山登りが始まります。途中には羽尾信号所がありますが、この信号所も今回のダイヤ改正から使用されなくなったと聞いていたのですが、今回私が乗車した特急を長野行普通列車1541Mが退避していましたので、間違いなくダイヤ改正後も使われていることが確認できました。

 篠ノ井線には長野から松本へ向かって、羽尾信号所、姨捨駅、桑ノ原信号所と3か所もスイッチバックがあり、全国でも大変珍しい路線ですから、今後も信号所がなくならないことを祈りたいものです。

 その後、列車は残り2つのスイッチバックを通過して一路松本駅を目指します。私が子供の頃は長野~松本間は普通列車で2時間近くかかった記憶があるのですが、今は本当に早くなりました。長野駅からわずか50分足らずで松本駅の1番線に到着しました。




②松本(1718)→新宿(2008) 特急[あずさ30号] E257系9連【M202+M113編成】【乗車:1号車】
 松本駅からは17時18分発の特急[あずさ30号]に乗り継ぎます。時間的には16時58分初の特急[スーパーあずさ28号]に間にあうのですが、E351系に乗車すると乗り物酔いをしそうなので、東京到着が遅くなるのを承知でこちらに乗車します。
 E257系に使用されているシートと「ムーンライトえちご」に使用されている481・5系のK編成のシートは「同じシート」らしいですが、どうしてもE257系のシートは小さく感じます。まあ、それがいやならE351に乗車すればいいわけですから、文句を言わず座っていくことにします。
 今日は長野総合車両所から東京方面向けて、209系改造訓練車の回送があると聞いていたので通過駅を気にしていたのですが、ついに回りが暗くなるまでには見つけることができませんでした。また、甲府駅手前の車両の引込線に12系客車が置かれていましたので、来週から走り始めるSLの試運転も行われているようでした。
 松本駅を出発したときにはガラガラの車内でしたが、途中駅で徐々に乗客が増え、甲府駅からはほぼ満席の状態となり、混雑した状態のまま新宿駅に到着しました(あずさは毎回このパターンですね)。


 久しぶりに列車に乗車しましたが、特急はいいですね~。当たり前ですが速いですし、静かですし、乗り心地もいいですし…。さすがに115系普通電車とは違いますよね。なんか、青春18キップを使うのがいやになりそうな特急列車の乗車記でした。


【乗車日:平成20年 3月27日】鉄道コム


 急遽、8日(土)の予定がぽっかりと開いたため、金曜日の仕事が終わった後から電車乗り継ぎの旅に出かけることにしました。
 急ぎ時刻表を調べたところ、ムーライトえちごに乗車して新宿に到着できれば、新宿駅から183・9系豊田車を使用した快速[ホリデー快速河口湖1号]に乗車できることがわかりましたので、長野駅から国鉄型車両を使った快速列車の乗り継ぎの旅に出かけることにしました。




①長野(1941)→直江津(2118) 3329M [妙高9号] 183・9系6連【N101編成】
(←直江津⑥ クハ183-1525+モハ189-28+モハ188-28+モハ189-37+モハ189-37+クハ183-1528 ①長野→)
 本日のトップバッターは国鉄型車両の[妙高9号]です。突然の出発でしたので、万が一座れないと困る…と思ったので「駅ねっと」で指定券を購入したのですが、購入する際に「車両の端でも構わない」と指定したところ、見事に1号車1番A席という席が発券機から出てきました。車掌さんに「どこに座っていただいても結構ですよ。」と声をかけられたので、2番の席と併せてボックス席を作って座っていくことにしました。車掌さんが「どこでもいいです。」と言ったとおり、終点の直江津駅までは私一人の貸切でした。

 1号車のシート何箇所かに腰を下ろしたのですが、さすがに座面の張りが無くなってきており、古い車両だなと思わせる部分もありますが、綺麗に清掃された車内と「指定席」と掲示された車内は気持ちがいいものです。長野以北の新幹線が開通すれば、妙高号はその役目を終えることになると思いますが、ぜひ、1日でも長い活躍を祈りたいものです。





②直江津(2120)→長岡(2246) 1357M 115系3連【N8編成】
(←長岡 クモハ115-1052+モハ114-1072+クハ115-1046 直江津→)
 直江津駅からは2分の待合わせで長岡行きに乗車します。せめて、10分位の待ち合わせ時間があれば、車内に荷物を置いてから売店に買物に行けるのですが、さすがに2分では缶コーヒーを買う間もありません。

 この列車は長岡駅への最終列車になるのですが、車内はボックス席に1人程度の乗車率とあまり混雑はしていません。また、途中駅からの乗客も少なく、おかげで長岡駅までゆったりと乗車することができました。





③長岡(2301)→新津(2355) 465M E127系4連【V1編成+V2編成】
(←新津 クモハE127-1+クハE126-1+クモハE127-2+クハE126-2 長岡→)
 「さて、長岡駅からもう1回、115系に乗車して…。」と思っていたのですが、長岡駅のホームに待っていたのは、ロングシート車のE127系でした。新潟地区ではよく見る電車ですが、まさか長岡まで運用を持っていたとは始めて知りました。
 まあ、贅沢を言っても仕方がありませんので、ロングシート車に揺られて新津駅まで約1時間ほど乗車しました。





④新津(006)→新潟(510) 3720M 快速[ムーンライトえちご] 485系6連【K2編成】
(←新宿① クロハ481-1030+モハ484-1021+モハ485-1021+モハ484-1042+モハ485-1042+クハ481-347 ⑥新津→)
 新津駅からは快速[ムーンライトえちご]に乗車して新宿を目指します。
車内を見回すと爆睡している人を何人も見かけますが、私はどうしても夜行列車で寝ることができません。いつもは車内が暑すぎて汗をかいてしまうのですが、幸い、今回は暑くも寒くもない車内でしたので、少しは寝られるかと思ったのですが、結局、今回もトータルで30分も寝ることができないまま夜明け前の新宿駅に到着してしまいました。

 さて、今回乗車した快速[ムーンライトえちご]は「全席完売」ということでしたが、どうみてもレディースカーだけはガラガラの状態でした。また、先月乗車した、急行[能登]でも同じように、一般の普通車指定席だけが混雑しており、レディースカーと自由席がガラガラという状態を体験しました。一般の普通車にも女性が大勢乗車していますので、1両まるごと女性専用車両というのは、ぼちぼち考え直してもいいのではないかと思いました(個人的には禁酒車というのを設けて欲しいと思っています。)。

 新宿駅からは快速[ホリデー快速河口湖1号]に乗車する予定としており、出発まで時間がありましたので、長野県内の石油貨物列車の出発地点となる「扇町駅」に行き、貨物列車の撮影等を行うことにしました。そのため新宿駅から山手線に乗車して品川駅へ、その後、京浜東北線に乗車して鶴見駅に向かいました。




⑤鶴見(620)→扇町(637) 607  205系3連
(←扇町① クハ205-1105+モハ205-38+クモハ204-1105 ③鶴見→)
 鶴見線の列車は京浜東北線・東海道線のホームとは別のところから出ていますので、一旦、改札口を出て鶴見線のホームに向かいます。ホームには205系3連が入っており、この列車に乗車して扇町駅を目指します。

 列車は鶴見駅を出発すると東海道線を跨ぐ形で南東方向に向きを変えて進みます。途中の各駅の周りは大きな会社・工場が立ち並び、その工場等の中に向かって引込み線が数多く引かれています。

 残念ながら終点の扇町駅までの間では、電気機関車を見ることが出来ませんでしたが、浜川崎駅と昭和駅の間には大きな貨物ヤードがあり、入換用のDE10が2両待機している姿やタキ車が何両も留置されている姿を見ることができました。





⑥扇町(640)→鶴見(657) 606B  205系3連
 さて、扇町駅ですが、私の予想とはうらはらに電気機関車はもとよりタキも2~3両しかなく、全くの期待はずれの駅でした。
 貨物の入れ替えでもやっていれば見学をするつもりだったのですが、そんな気配すら感じられませんでしたので、今、乗車してきた列車で戻ることにしました(結局、石油貨物列車はどこで編成を組まれて県内に来るのか分かりませんでした。)。


※鶴見駅からは、先ほどとは逆に京浜東北線で品川駅に、山手線で新宿駅にもどりました。


 さて、この後は新宿駅を8時14分に出発する183・9系豊田車を使用した、快速[ホリデー快速河口湖1号]に乗車して大月駅に向かう予定としていたのですが、新宿駅の電光掲示板をみたところ「ホリデー快速河口湖1号は、本日は車両故障のため運休」とのことでがっかりです。
 仕方がないので指定席券の払い戻しと、大月駅から乗車予定でした快速[ホリデー快速ビューやまなし号]に新宿駅から乗車するための乗車変更の手続きを行いました。




⑦新宿(819)→中野(824)  805H・985H 特別快速[ホリデー快速おくたま3号・あきがわ3号] E233系10連
 新宿駅では快速[ホリデー快速ビューやまなし号]の発車までに時間がありましたので、その前に同じ7番線から発車する特別快速[ホリデー快速おくたま3号・あきがわ3号]に一駅だけ乗車してみることにしました。

 車内は奥多摩渓谷等に行くと思われるハイカーが数多く乗車していましたが、普段、通勤列車に使用されている車両のためでしょうか、私には「特別な列車」という感じはしません。
個人的にはこういう列車には、特別な車両を用意して「旅に行く。」という気分を盛り上げる雰囲気作りをして欲しいと思いました。※中野駅からは総武線の各駅停車で新宿駅にもどりました。





⑧新宿(906)→小淵沢(1159) 9591M 快速[ホリデー快速ビューやまなし号] 215系10連【NL3編成】
(←小淵沢① クモハ215-3+モハ214-3+サハ215-202+サロ214-3+サロ215-3+サハ214-6+サハ214-5+サハ215-102+モハ214-103+クモハ215-103 ⑩新宿→)
 さて、新宿駅からは2階建車両である215系・DDLに乗車して、終点の小淵沢駅を目指します。この車両には湘南ライナーで普通車・グリーン車とも乗車したことがあるのですが、明るい陽射しの中で乗車するのは初めてとなります。

 今回は普通車の指定席(2階席)を確保してありますので、出発間際まで写真撮影や車両番号をメモすることができます。

 列車は真っ青な青空の中、ゆったりとした速度で進んでいきます。八王子を過ぎるとトンネルが多くなってきますが、中央東線のトンネルは普通の路線よりも断面積が小さく、そこに車両限界ぎりぎりの大きさの215系が突っ込んでいきますので、2階席の窓際に座っていると迫力があります。この列車は快速なので、こまめに停車していきますが、途中駅からも結構な数の乗客が乗り込みます。気が付くと指定席も全てのボックス席が埋まっているほか、自由席車両には結構な数の立客もいました。

 この列車、写真で見るとおり普通車は一風変わったシートがボックス形状に並んでいます。どこかの国の有名なデザイナーの作だと聞いたことがあるのですが、背筋を伸ばした正しい姿勢で乗車していると、張りのあるシートでいいな~と思うのですが、私のようにルーズな格好で座る人にはまったく向いていないシートで、さすがに3時間の乗車ですっかりお尻が痛くなってしまいました。

 今回は天気が良く、最高の気分で乗車することができましたが、この列車の醍醐味は桜や桃の花が咲きほこる、春先の時期の乗車が最高なんでしょうね。





⑨小淵沢(1229)→上諏訪(1318) 437M 115系6連 【C6編成】
(←上諏訪 クハ115-436+モハ114-385+モハ115-359+モハ114-366+モハ115-340+クハ115-365 小淵沢→)





⑩上諏訪(1347)→長野(1538) 1539M 115系3連 【N28編成】
(←長野 クハ115-1003+モハ114-1005+クモハ115-1003 上諏訪→)
 小淵沢駅からは115系の長野車に乗り継いで長野駅を目指します。さすがに昨夜、ほとんど寝ていなかったので、うとうとしているうちに長野駅に到着してしまいました。




 先月の快速[シーハイル上越号]に引き続き、今回も予定していた183・9系の快速列車に乗車することができませんでした。3月15日のダイヤ改正ですべての183・9系が廃車となるわけではありませんので、今後も乗車する機会はあるとは思いますが…。

【乗車日:平成20年 3月 7日~8日】鉄道コム

 正式な発表はないのですが、鉄道関係の掲示板などでは「新津運輸区のキハ28・58・52の運用は今年が最後。」とささやかれています。
 鉄道雑誌には「今年度の廃車は見送る。」と書かれているのですが、なぜかざわざわとしています。真偽のほどは定かではありませんが、彼らが去る前にもう一度乗ってみたいと思い予定を立ててみました。

 22日の夕刻まで東京で会議がありますので、その後、夜行急行の[能登]、[きたぐに]という国鉄型車両を乗り継いでいくと、ちょうど快速[べにばな号]に乗車できることがわかりましたので、1日たっぷりと国鉄型車両に乗車することにしましたが…。




①上野(2333)→直江津(413) 611~601M  急行[能登] 489系9連
(←直江津⑨ クハ489-3+モハ489-2+モハ488-2+モハ489-21+モハ488-206+サロ489-27+モハ489-22+モハ488-207+クハ489-503 ①上野→)
 青春18キップ期間中ならば、[ムーンライトえちご]に乗車して新潟駅を目指すところですが、今夜は「土・日キップ」を使用していますので、廃止になってしまう前に急行[能登]に乗車することにしました。

 急行[能登]には、JR西日本の金沢総合車両所に所属している489系が使用されます。この列車は10年ほど前までは「白山色」と呼ばれた、白色をベースに青と赤のストライプが入った塗装でしたが、現在では国鉄色に塗り替えられており、485系系列では貴重なボンネット車両です。

 鉄道関係の掲示板などを見ると「自由席はガラガラ」といわれていましたが、実際には、出発前にはほぼ満席となりましたので、指定席を確保しておいて正解でした。
 毎回、夜行に乗車すると思うのですが、どうして車内の温度を高く設定するのでしょうか?私にとって見れば何時間もの間、蒸し風呂に入っている感じがしてとても眠れるような状況ではありません。今回も1時間程度眠ただけで直江津駅に到着してしまいました。






②直江津(617)→長岡(714) 501M  急行[きたぐに]581・3系10連【編成】
(←長岡⑫ クハネ581-33+モハネ583-102+モハネ582-102+モハネ583-53+モハネ582-53+サロネ581-5+サロ581-16+モハネ583-66+モハネ582-66+モハネ583-89+モハネ582-89+クハネ583-28 ①直江津→)
 直江津では約1時間30分ほどの待ち合わせで、急行[きたぐに]に乗り継ぎます。
 急行[きたぐに]にはJR西日本・京都総合運転所の581・3系が使用されています。
 581・3系については、この京都総合運転所に配置されているほかは、JR東日本に6両の編成が2編成残っているのみですから、こちらも貴重な国鉄型車両となります。

 さて、本日の急行[きたぐに]ですが、シュプール&リゾート編成を期待していたのですが、残念ながら通常の編成でした(3回目の乗車ですが、1度もシュプール編成に当たったことがありません…。)。

 この列車は過去に何回か乗車していますが、さすが元特急車両ということもあり静かな走りに好感が持てます。また、天井がとても高いため視覚的にも広々した感じを受けます。
 この列車に乗車しても快速[べにばな号]の発車に間に合うのですが、快速[べにばな号]の入線から見たいので、長岡駅で下車して新幹線で新潟へ向かいます。





③長岡(728)→新潟(753)  Maxとき481号  E4系8連 【P21編成】 【乗車:1号車】
 長岡からはMaxとき481号に乗車します。この新幹線は越後湯沢駅始発ということもあり、自由席もガラガラです。今回は1号車に乗車しましたので、1階席のリクライニングシートに座って朝食タイムとして過ごしました。





④新潟(839)→米沢(1135) 3822D  快速[べにばな2号] (←米沢 キハ52-120+キハ47-1516 新潟→)
 新潟駅の2番線のホームに入ってきた列車は旧新潟色のキハ52とキハ47の2両編成でした。国鉄色のキハ52を期待していたのですが…。
 米坂線については、昨年の5月に新潟支社が企画した「急行べにばな号で行く米坂線の旅」で全線乗車済みですが、その時は国鉄色のキハ28・58に乗車しての全線走破でしたので、今回は「キハ52」に乗車して全線乗車を試みます。
 車内の状況はというと、何でこんなに乗車するのだろうと思うくらいの人が乗車しています。地元の人も多いのですが、どうみても私と同じ趣味を持つ人も多いような気がします。

 さて、列車は新潟駅を出発して北を目指します。キハ52というと大糸北線のキハ52を思い出すのですが、新津運輸区のキハ52はカミンズ製のエンジンに換装されていますので、軽々と加速していく感じがします。

 坂町まではさほど雪がなかったのですが、米坂線に入るとたっぷりと雪があります。快速[べにばな号]は雪の壁の中を進んでいきます。小国駅あたりで列車交換のための長時間停車があると思っていたのですが、結局、今泉駅で1回列車交換があっただけで米沢駅に到着してしまいました(今泉駅で交換した列車のキハ52も、米沢駅の留置線に留まっていたキハ52の全て新潟色でしたので、いったい国鉄色のキハ52はどこに行ってしまったんでしょう?)。




⑤米沢(1240)→大宮(1430)  つばさ114号  400系7連  【乗車:12号車】
 米沢駅では乗継が悪く、約1時間の待ち合わせの後、400系のつばさ114号で大宮駅を目指します。昨年、つばさ号に乗車したときは2編成しかないE3系への乗車でしたので、今回は「廃車になる前に400系に乗車したい。」と思っていたので素直にうれしいです。

 ところが車内に入って座席を見ると思っていた以上にシートが小さく見えます。座席に座ってみるとシートピッチは自由席車両より広いということなので、まあまあなのですが、いかんせんシートが小さすぎます。そのせいでしょうか通路がやけに広く感じてしまいました。これならば逆にE3系を狙って乗車をしたいと思ってしまいました。
 さて、列車は順調に進んでいたのですが、宇都宮を過ぎた頃から悪天候と強風によって速度制限がかかったしまい、結局大宮駅には5分遅れで到着しました。





⑥大宮(1458)→越後湯沢(1549)  Maxとき327号 E4系8連 【P19編成】 【乗車:6号車】
 大宮駅からは本日2回目となるE4系「Maxとき」に乗車して越後湯沢駅に向かいます。
 乗車の3週間前に指定席を購入したのですが、その時点での指定がA席でしたので「混んでいるのかな?」と思っていたのですが、予想どおり車内に入ると、私の席だけがポッカリと空いている感じでした。
 この列車も強風による速度制限がかかってしまい、結局3分遅れの発車で10分遅れで越後湯沢駅に到着しました。ただ、車内放送で「強風により高崎線と信越本線の長岡~直江津間は運転を見合わせています。」というアナウンスがありましたので、この先の予定については越後湯沢駅の状況を見てから判断することにしました。






⑦越後湯沢(1605)→高崎(1635)  Maxたにがわ418号 E4系16連 【乗車:1号車】
 当初の予定では、越後湯沢駅からは、本日最後の国鉄型車両となる183系の快速[シーハイル上越]に乗車して上越国境越えを果たす予定でしたが、この列車の1本前の列車がすでに35分遅れとなっており、シーハイル上越の到着時間も未定でしたので、今回の乗車は断念することにしました。
 越後湯沢駅からはMaxたにがわ418号で高崎駅へ移動しました(5分後れの発車で、高崎駅には15分後れで到着しました)。
 




⑧高崎(1735)→長野(1830)  あさま537号  E2系8連 【N3編成】 【乗車:6号車】
 当初の予定では[あさま541号]に乗車する予定としていましたが、長野新幹線のダイヤも乱れていたので、1本早い[あさま537号]に乗車変更して長野に戻ってきました(25分遅れて発車して、そのまま25分後れで到着しました。)。



 国鉄がJRになって20年経過します。よくぞ国鉄型車両がこんなに残っているものと、改めて感心させられました。
 特にキハ52は製造から40年以上を経過していますので、残っていること自体が奇跡のようなものだと思います。
 3月のダイヤ改正ではキハ58系車両の運用範囲がいっそう狭まってしまいますが、DCファンとしては、最後までその活躍を追い続けたいと思っています。

【乗車日:平成20年 2月22日~23日】鉄道コム 

 東京で会議があった関係で、今夜からは急行能登で新潟方面に向かう予定にしているのですが、それまでの間、時間がありましたので都内で乗り鉄をすることにしました。
 何に乗車するかを考えたのですが、最近注目を浴びている185系、それも以前に乗車した大宮車両センターの車両ではなく田町車両センターの185系を使用した[湘南ライナー]に乗車してみることにしました。




①東京(1930)→茅ヶ崎(2028) 3725M [湘南ライナー5号]
185系15連 【A8編成+C6編成】【乗車:15号車】
 185系を使用した[ホームライナー]については、昨年の9月に[ホームライナー鴻巣5号]に乗車しましたが、この[ホームライナー鴻巣5号]は、大宮車両センターの185系が唯一使用される[ホームライナー]でしたので、本日は[ホームライナー]の主力である田町車両センターの185系を使用した列車に乗車しようと考え、時間の関係で[湘南ライナー5号]に乗車することにしました。

 本来ですと小田原駅まで乗車したいところですが、今回は「都区内パス」を使用していますので、茅ヶ崎駅までの乗車としました。
 さて、今回乗車する[湘南ライナー5号]には田町車両センターの185系15連が使用されます。185系は汎用型特急ということで、若干、特急としては華やかさに欠けるような気がしますが、さすがに15両の長大編成となると「威風堂々」としています。

 さて、ホームに入ってきたホームライナーの入口が開かれ車内に進みます。湘南ライナーは中央ライナーと異なり「号車」しか指定されませんので、最後尾のクハ185-112に席を取ります。シートはシックな色合いでいいのですが、さすが30年以上前に作られた列車ですので、現在の車両と比較してしまうとシートの大きさもシートピッチも小さく、これで特急料金を取るのはいかがなものかなと思えてします。
 また、走り出すと115系と同じモーター音がしてしまうのも(個人的には)興ざめです。

 東京~茅ヶ崎間は快速で54分で走りきる区間なのですが、さすがに特急車両を使用しているホームライナーでもこの時間帯は走っている列車も多いので、本来の特急の走りは望むべきもなく約1時間をかけて茅ヶ崎駅に到着しました。
 JR東日本ではN’EXの車両交換を予定しているようですが、ぜひ、これで余剰となる253系を「ハザ化」していただき、踊り子号(ホームライナー)に投入して欲しいですね。


 ※茅ヶ崎からはE231系の普通列車に乗車して、東京駅まで戻ってきました。

【乗車日:平成20年 1月22日】鉄道コム

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