TOMODACHIYA鉄道日記

 私が撮影した列車や乗車した列車の記録をアップさせていただいています。  基本的には「不定期更新」となっていますので、あしからずご了承願います!

カテゴリ: 旅行記

 なぜか無性に訪ねたくなる場所が私にはあります。昔、住んでいたわけでも、訪ねる友すらいない場所なのですが…。
 高校生時代、長期の休みになるとアルバイトに精を出し、稼いだお金で「南紀ワイド周遊券」を購入し、当時、最後の活躍をしていたキハ80・82系気動車やDF50型ディーゼル機関車を追い続けていた、いわば私の青春時代の思い出の場所が、ここ「南紀」なんです。
 久しぶりに青い海辺を走る特急[南紀号]を撮影したくなり、青春18キップを握りしめて出かけてきました。


※2022年・夏の青春18キップ旅行記[南紀訪問・その①]からの続きです…




【第2日目・7月30日(土)】


P1570988 王子ヶ浜
         PHOTO:朝早くから王子ヶ浜海岸での撮影



 2日目の朝は、少し早起きをしてホテルを出発し、その昔、何度も通った王子ケ浜海岸に行って列車の撮影を行いました。
 なお、王子ケ浜海岸での撮影については、別記事としてアップさせていただきます。
(おわび:私、この場所をずっと「三輪崎海岸」と勘違いをしていたようです。三輪崎海岸はもう少し三輪崎駅寄りにあるようで、私が撮影に通っていたのは「王子ケ浜海岸」が正解のようです。お詫びと訂正をさせていただきます。)




P1580068
①新宮(1052)→多気(1410) 328C
 王子ヶ浜海岸での撮影を終えて新宮駅に戻ってきました。
 さあ、ここからは一気に東京に戻る長いながい「乗り鉄」のスタートです。


 多気行きの普通列車は、新宮駅の2番線ホームに10時40分頃に入線します。
 乗客はわずか10名足らず…と思っていた以上に少ない…。この少ない乗客を乗せて新宮駅を定刻どおりに発車して行きます。


 昨日と違い、熊野市駅に向かう途中の駅からの乗客が多く、新宮駅を発車した時にはガラガラだった車内も、いつのまにはシートが半分ほど埋っています。途中、神志山駅では特急[南紀1号]と交換を行いながら進んで行きます。


 熊野市駅では大半の乗客が降り、身軽になった列車は海岸線を目指して進んで行きます。今日ば土曜日ということもあるのでしょうか、結構、どの駅からも乗ってくる人がいて、熊野市駅で空いた車内も、先に進むにつれて車内は賑やかくなっていきます。その後、若干の乗客が増えた状態で尾鷲駅に到着します。


 尾鷲駅で乗客が入れ替わるかと思ったのですが、尾鷲駅で降りる乗客は1人のみということで、あとは十数名の乗客が乗りこんできました、先頭車両を見ると立っている人の姿もあり、だいぶ賑やかな列車となったのですが、次の相賀駅で多くの乗客が降り(相賀に高校高行があるのかな?)、再び、閑散な車内となって進み紀伊長島駅に到着します。



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         PHOTO:何度見ただろうか…新宮駅の駅舎





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       PHOTO:熊野川を渡って、長いながい旅路の始まりです。






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       PHOTO:神志山駅では特急[南紀1号]と交換します。
             ※車両後部からの撮影です。






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            PHOTO:熊野市駅に停車中






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        PHOTO:日本一綺麗な海水浴場・新鹿海水浴場





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         PHOTO:九鬼駅で下りの新宮行きと交換します。





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        PHOTO:相賀駅では特急[南紀3号]と交換します。
             ※車両後部からの撮影です。






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       PHOTO:海を間近に見られるのも紀伊長島までです。



 わずかな停車時間の後、紀伊長島駅をします(本当は、停車時間を利用して飲料水を購入したかったのですが、紀伊長島駅のホームには自動販売機が無い!)。
  ここ、紀伊長島駅を発車すると、列車はエンジン全開で右手に熊野灘を見ながら山登り・荷坂峠越えが始まります。
 ここ紀伊長島駅と次の梅ケ谷駅の間には「荷坂峠」があり、Ω状のトンネルをいくつも抜けながら標高5mから標高193mの梅ケ谷駅を目指して進んで行きます。
 DF50が牽引する客車列車の時には、すごく時間がかかっていた記憶があるのですが、強力なエンジンを搭載したキハ25系(520PS)は、エンジン音の高まり、唸りは感じるものの、時速50~60km/hを維持しながら登っていきます(さすがに勾配の厳しいところでは40km/h程度に速度は低下します。)。


 梅ケ谷駅を過ぎると今までのエンジン音の唸りは何だったんだろう…というくらい軽快な足取りで多気駅を目指して進んで行きます。駅に到着しても乗る人も降りる人もいない状態が続きましたが、三瀬谷駅以降は、乗車する人が増えてきて、そのまま終点の多気駅に到着しました。


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           PHOTO:紀伊長島駅に停車中




 
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     PHOTO:紀伊長島駅から5分でこの位置まで登ってきます。
    ※紀伊長島駅までは、進行方向右側に海が見えていましたが、この場所では進行方向左側に海が見えます。






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        PHOTO:大内川の流れに沿って走っていきます。





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    PHOTO:三瀬谷ダムは町の中心部から、ほど遠くない場所にあります。






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     PHOTO:川添駅で最後の列車交換(昨日乗った列車ですね。)
              ※車両後部からの撮影です。






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         PHOTO:終点の多気駅に到着した328C









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②多気(1435)→名古屋(1603) 2916D 快速[みえ16号] キハ75系4連
 多気駅からは快速[みえ16号]に乗車して名古屋を目指します。
 昨日の混雑ぶりを知っていますので、指定席なのに相席かぁ…と思っていたところ、多気駅の電光表示板を見たところ快速[みえ16号]は4両編成ということで、ラッキーなことに誰とも相席にならず座って行くことが出来ました。

 この快速[みえ16号]の中で遅い昼食にします。今日のお昼ごはんは、新宮駅の真ん前にある徐福寿司さんのさんま寿司をいただきながら、大好きなディーゼルカーの乗車を堪能しました。



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           PHOTO:新宮名物のさんま寿司





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       PHOTO:四日市駅に留置中のDF200 懐かしいです。
   ※よく見たら、このDF200って特別塗色機なんですねぇ…「Ai-Me(アイミー)」という呼称らしいです…







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③名古屋(1616)→豊橋(1711) 5342F 新快速 313系8連
 本当は、次の特別快速に乗車する予定としていたのですが、楽々座ることができましたので1本早い列車で豊橋駅を目指しました。



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         PHOTO:矢作川を渡ると岡崎に到着します。







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④豊橋(1744)→浜松(1818) 992H 313系4連
 1本前の掛川行きに(普通に移動すれば間に合った。)313系の転換クロスシート車が入っていたので「失敗したかなぁ…」と思っていたら、こちらの浜松行きにも313系の転換クロスシート車が入っていてラッキーでした。
 ただ、この列車は大混雑!確かに豊橋で接続する列車が多いということの他、今日はどこかでお祭りか花火大会があるようで、通勤列車並みの大混雑でした(私は豊橋駅で1段落としをしていますので、余裕で座って行くことができました。)。






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⑤浜松(1825)→静岡(1937) 850M 313系3連+211系3連
 浜松駅では、本当は1段落として18時38分の列車に乗るつもりだったですが、次の列車に乗車するためにホームのドア位置の場所に並ぼうと思って先頭車まで移動したところ、階段付近の中間車は大混雑なのに、先頭車はガラガラでしたので、この興津行きの列車に乗って静岡駅に向かいました。※混雑の理由は「袋井の花火」でした。






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⑥静岡(2004)→熱海(2123) 1404M 313系3連+211系3連
 静岡でも列車を1本見送り熱海行きの普通列車に乗車します。
 1本前の列車は静岡駅を定刻どおりに発車していたにもかかわらず、この列車は静岡駅に到着する列車から乗客の乗り換えを待ってから…ということで7分ほど遅れて発車して行きます(後続の列車があるから、待つ必要性があったのかなぁ?)。

 花火見物の乗客もようやくいなくなってやれやれ…としていたら、今度は終着間近の沼津駅から大勢の乗客が乗りこんできて車内はすし詰め状態となり、そのまま終着の熱海駅に到着しました(6分遅れで到着)。※乗車制限をしないから、いつまでたってもドアを閉めることが出来ず列車の発車が遅れたのは誰の責任?

 しかし、花火大会があるならその旨をホームや列車内で案内するとか、臨時列車を運転して、そっちに人の流れを誘導するとかJR東海はしないのでしょうか?まあ、在来線の乗客のことなどどうでも良いと思っているJR東海らしい対応であきれてしまいました。





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➆熱海(2140)→品川(2317) 724M E231系15連
 熱海駅に到着した乗客のほとんどは熱海駅を21時26分に発車する列車に乗ったため(JR東日本が接続を取りました。)、おかげで隣のホームに停車していた21時40分の列車はガラガラという状態でしたので、ボックス席に座ってゆったりと乗車して、無事、品川まで帰ってきました。
 

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      PHOTO:ようやく遅い夕飯です。豊橋名物のいなり寿司!
      ※さすがにロングシート車では駅弁は食べられないですよね…





 無事に「南紀」を訪ねることができました。
 また、久しぶりに波田須や王子ヶ浜海岸で撮影をすることができて満足した「乗り鉄」でした。
 高校生の頃に初めて訪れてから、何度目の訪問なのかはすっかり忘れましたが、もしかすると「もう、次は無いのかなぁ…。」
 でも、あと数回は行きたいなぁ…と思っています。



※乗車日は7月29日(土)です。

【令和 5年 7月31日(火)・2023/7/31】鉄道コム鉄道コム
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◎過去の紀伊半島方面への「乗り鉄」についてはこちらから!
  
   
 
 
 
 
 
  


 






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       PHOTO:尾鷲駅に到着する特急HC85系[南紀5号]
            ※乗っていません。撮影だけです。



 なぜか無性に訪ねたくなる場所が私にはあります。
 昔、住んでいたわけでも、訪ねる友すらいない場所なのですが…。
 高校生時代、長期の休みになるとアルバイトに精を出し、稼いだお金で「南紀ワイド周遊券」を購入し、当時、最後の活躍をしていたキハ80・82系気動車やDF50型ディーゼル機関車を追い続けていた、いわば私の青春時代の思い出の場所が、ここ「南紀」なんです。
 久しぶりに青い海辺を走る特急[南紀号]を撮影したくなり、青春18キップを握りしめて出かけてきました。




【第1日目・7月29日(金)】


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①品川(435)→熱海(616) 721M E231系15連
 品川駅からは東海道線の始発列車に乗車して一気に熱海駅を目指します。
 短い距離ならば普通の座席で十分ですが、今日はたっぷりと1日乗車しますので、今回はちょっと奮発してグリーン車に座って行きます。
 東海道線の始発列車ということもあり、そこそこの乗客がホームで列車の入線を待っているのですが、この時間帯でもグリーン車の入口には列ができましたので、もうすっかり普通列車のグリーン車への乗車…ということが都会では定着しているようです。


 列車は4時20分過ぎに入線をしてきましたので、ゆっくりと撮影を行い、そして自分の好きな席に座って発車の時を待ちます。その後、少し短めの発車メロディーに見送られ、熱海行きの列車は品川駅の10番線ホームを発車して行きます。
 久しぶりのグリーン車ということもあり、車内が静かなのにちょっと驚きというか新鮮な感覚でした。普通車のグリーン車ってこんなに静かだったんですね…。


 大船駅までの間は、京急線が見えたり、京急線や鶴見線や横浜線の車両が見えたりと、なんとなく首都圏に近いなぁ…と思うのですが、大船駅で横須賀線と別れて進んで行くと「さあ、ここからが東海道線の乗車が始まる…」と感じるのは私だけでしょうか…。
 その後は、窓に映る景色を堪能しながら熱海までの約2時間の乗車を楽しみました、



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          PHOTO:本日は奮発してグリーン車に乗車






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        PHOTO:E231系のグリーン車の車内(2階席)






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      PHOTO:途中、横須賀線のE217系と抜きつ抜かれず…






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         PHOTO:大海原を眺めながらのんびりと…











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②熱海(649)→浜松(917) 425M 211系+313系6連
 熱海駅からは静岡駅方面の列車に乗り換えるのですが、まあ、そんなに慌てて先を急いでも最終的に新宮駅に到着する時間には変わりがありませんので、熱海駅では1本列車を見送って、後続の浜松行きの列車に乗車しました。


 この列車、211系と313系の混合編成ですが、小田原寄りの313系が8000番台車(旧セントラルライナー車)ならそちらに乗車を…と考えていたのですが、ロングシート車の313系でしたので、ここはJR東海の211系の惜別乗車も兼ねてこちらに乗車しました。
 今日は平日…ということで、ちょうど通勤・通学ラッシュで混雑しましたが、熱海駅で乗車する列車を1本見送っていますので、余裕で座って浜松駅まで向かいました。


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           PHOTO:JR東海211系の車内









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③浜松(943)→名古屋(1112) 5117F 新快速 311系6連
 浜松駅からは313系6連を使用する大垣行きの新快速に乗車して名古屋駅を目指します。
 この浜松⇔豊橋間は、基本的には区間運行の列車が多いのですが、今回乗車する列車のように浜松駅から乗り換えをせずに大垣駅まで直通する列車があり、乗換回数を減らすことが出来ますので、このような列車を選ぶのも青春18キップを利用する際の参考としてください。


 浜松駅でも1本列車を見送って次の列車に乗車しましたので(これを専門用語だと「段落とし」と言います。)、余裕で座って名古屋駅まで乗車することがてきました。
 豊橋から先で目にする、赤色の名鉄電車がメチャクチャ懐かしくて、名古屋勤務時代を思い出しました…。



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         PHOTO:浜名湖に架かる橋を渡っていきます。









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④名古屋(1137)→多気(1254) 2907D 快速[みえ7号] キハ75系2連
 名古屋駅からはキハ75系DCを使用する快速[みえ7号]に乗車して、紀勢線と参宮線の分岐駅となる多気駅を目指します。
 以前の快速[みえ号]は4両編成で、そのうち1両が指定席でしたので指定席も意外と簡単に取れたのですが、最近の快速[みえ号]は2両編成となってしまい、指定席も1両の半室(24名分)しかなく(平日でも)混雑が予想されましたので、今回の「乗り鉄」を考えた時点で指定席を抑えたのですが、さすがに通路側の席しか残っていませんでした(列車の撮影等をするには通路側の方が便利は便利ですが…)。


 名古屋駅から多くの乗客を乗せた快速[みえ7号]は、関西本線を豪快なエンジン音を奏でながら進んで行きます。単線区間の多い関西本線のため、途中駅での運転停車もあるのですが、それでも駅を発車するシーンでは「キハ85と同出力のエンジンを積んているだけのことはあるよね…。」と思える、胸のすくような加速を味わうことが出来ます。ただ、ちょっと心配なのは1989年にデビューしたキハ85系が引退してことを考えると、1993年にデビューしたキハ75系にも引退が近づいているのかもしれませんね。


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       PHOTO:松阪駅を発車すると近鉄とのデッドヒートを!






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      PHOTO:単線の非電化区間を特急並みの速度で進んで行きます。






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       PHOTO:櫛田川を渡ると間もなく多気駅に到着します。






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         PHOTO:多気駅を発車して行く快速[みえ7号]










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⑤多気(1322)→波田須(1626) 331C キハ25系2連
 多気駅からはキハ25系DCを使用する普通列車で波田須駅を目指します。
 少し前までは多気駅からキハ40系DCのボックス席に座ってのんびりと乗車することが無類の楽しみだったのですが、2015年8月からはこのキハ25系が使用されるようになり、この区間の乗車が少し楽しくなくなってしまいました…というのが正直なところです。  
 このキハ25系DCにはセミクロスシートを採用した一次車とロングシートを採用した二次車があるのですが、紀勢線・参宮線・関西本線に投入されたのはロングシートの二次車ということで3時間以上横を向いて座って行くのは「乗り鉄」を趣味にしている者にとっては「修行」そのものです…。


 新宮行きの列車は13時5分過ぎに多気駅に回送されて来て、到着後、すぐさま客扱いを行ってくれましたので、暑い中ホームで列車の到着を待つ必要もなく助かりました。


 今日は平日ということもあり、車内は学校帰りの高校生でほぼシートが埋まる状態で発車をしていきます。
 乗客の大半が高校生ということもあり、先に進むにつれて車内がだんだんと空いてきて、三瀬谷駅で半分ほどの高校生が、そして伊勢柏崎を過ぎると車内は閑散となってしまいました。
 伊勢柏崎駅を発車し、かつての名撮影地である大内山のカーブを抜けると梅ケ谷駅に到着します。ここの梅ケ谷駅と次の紀伊長島駅の間には「荷坂峠」がありますが、新宮方面に向かう場合は下りですので一気に峠を駆け下りて紀伊長島駅にと到着します。
 


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            PHOTO:多気駅に停車中のキヤ97





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              PHOTO:キハ25系の車内





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            PHOTO:キハ25系の行先表示






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         PHOTO:川添駅では多気行きの普通列車と交換






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             PHOTO:三瀬谷駅停車中






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          PHOTO:三瀬川を渡って進んで行きます。






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        PHOTO:滝原駅では特急[南紀6号]と交換します。






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    PHOTO:かつての名撮影地、大内山のカーブを駆け抜けていきます。






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    PHOTO:いくつものトンネルとカーブを抜けて荷坂峠を下っていきます。




 紀伊長島駅では特に列車交換も無く、約10分ほど停車した後、列車は紀伊長島駅を発車します。
 紀伊長島駅までの区間は山岳区間でしたが、ここからは海岸線沿いに沿って列車は走っていきます。勾配区間ではなくなったこともあり、新宮行き普通列車は足取りも軽く進んで行きます。次の三野瀬駅でも約10分ほどの停車時間がありましたので、列車の外に出て一休みすることもできました。

 尾鷲駅では後続の特急[南紀5号]を先行させるために約20分ほどの長時間停車をします。足の速いキハ25系に置き換えても、単線区間での列車交換のために時間を要しますので、この区間にはさほど馬力のある普通列車は必要ないのかもしれません…。
 尾鷲駅を発車すると、時々、見える青い海と白い砂浜を見ながらの乗車が続きます。このまま新宮駅まで行っても良いのですが、今回は一気に新宮駅を目指さず、途中の波田須駅で下車します。ここ、波田須駅から少し山側に登った場所から撮影をしたいためです。時間的に厳しいのはわかっていますが(日陰になってしまうため)、次にこの場所に来ることが出来るのがいつになるのかわかりませんので、列車の撮影にチャレンジしました。
 なお、波田須での撮影については、別途、別記事でアップさせていただきます。



田須海岸の撮影記はこちらから!
 紀勢本線・波田須海岸撮影記





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         PHOTO:綺麗な海を見ながらの乗車です。






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             PHOTO:三野瀬駅停車中






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       PHOTO:三野瀬駅では上りの普通列車と交換します。






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       PHOTO:尾鷲駅では特急[南紀5号]を先行させます。






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             PHOTO:尾鷲駅停車中






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         PHOTO:新鹿の海岸はいつみても綺麗ですね。







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⑥波田須(1801)→新宮(1900) 333C キハ25系2連
 波田須での撮影を終えて後続の普通列車で新宮に戻りました。
 夕方の通勤・通学ラッシュ時間帯の列車にもかかわらず、ガラガラでした(まさか熊野市で20分も停車するとは思いもよりませんでした、)。
 新宮市の人たちって列車で通勤しないのかなぁ?
 


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            PHOTO:熊野市駅停車中





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       PHOTO:熊野川を渡るとまもなく新宮駅に到着します。






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           PHOTO:新宮駅に到着した333C



 新宮到着後は予約をしてあるホテルに向かい、本日の「乗り鉄」・「撮り鉄」は無事終了しました。


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              PHOTO:本日のお宿


※2023年・夏の青春18キップ旅行記[南紀訪問・その②]に続きます…


※乗車日は7月28日(金)です。

【令和 5年 7月29日(土)・2023/7/29】鉄道コム鉄道コム
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◎過去の紀伊半島方面への「乗り鉄」についてはこちらから!
  
   
 
 
 
 
 
  


 







※古い乗車記を他ブログから引っ越しています。一部写真が無い部分や誤字・誤変換等もありますが、よろしければご覧ください(by管理人)。






 今年も「冬の青春18キップ」のシーズンがやってきました!今年はどこに行こうか?と考えた結果、今年は名古屋に住んでいるという地の利を生かして思い切って下関までの山陽方面の乗車に行くことにしました。
 今回の「乗り鉄」の最大の目的は広島エリアに残る国鉄型車両(113・115系やキハ40系)と宇部線・小野田線で活躍するクモハ123系の乗車でしたのですが、無事に目的を達成することが出来ましたので、3日目の本日は一気に長野の自宅を目指します。


※平成30年・冬の青春18キップ旅行記【山陽方面乗車記・その⑤】(H30.12.28~31)からの続きです…


【第4日目・12月31日(月)】




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⑧米原(1330)→大垣(1405) 3218F 313系8連
 網干駅から乗ってきた新快速を降りて、大垣行きの普通列車に乗り換えます。
 米原ダッシュには参加したくないのですが、ここで13時30分の列車に乗らないと、後の予定が狂ってしまうため、致し方なく「米原ダッシュ」のつもりでいたのですが、ここまで乗ってきた新快速の乗客が意外と少なく、また、米原駅の7番線ホームに入線していた大垣行きの普通列車の編成も長そうだったため、少し早歩きをしただけで十分座ることが出来ました。できれば同一ホームで乗り換えが出来るようになると最高なんですが、いい加減にJR東海と西日本て相談をしてもらいたいものです(今日は、米原駅で社員さんが総出で「ホームを走らないように。」、「階段を走らないように…」とやっていましたが、そんなことをするくらいなら2社で話をして編成長を揃えるとか、同一のホームで乗り換えでが出来るようにするとか考えた方がよっぽどいいと思うのですが…)。
 しかし、JR東海の車両を見るとなんとなく安堵感を抱くのはなぜだろう…。



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           PHOTO:伊吹山も真っ白に…              








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⑨大垣(1426)→名古屋(1458) 5522F 快速 313系8連
 大垣駅では「大垣ダッシュ」には参加したくないので、1本列車を見送っても良いようなスケジュールにしてあるのですが、乗客が少なければ「大垣ダッシュを…」とも考えたのでが、車内から大垣駅の1番線ホームに待っている人の多さを見た瞬間に「1本見送ろう…」と決心しました。
 なお、大垣発14時26分の快速列車は、米原から乗車してきたこの列車がそのまま充当されるとのことなので、車内に座ったまま名古屋駅に向かいました(この快速は、米原駅からの接続列車が無いのでガラガラです。)。

 名古屋駅の1番線に到着する直前、列車はホーム手前で緊急停止、安全確認を取ったため約5分ほど遅れて到着しました(おかけで「年越しそば」ならぬ『年越しきしめん』を食べようと思っていたのですが食べられなくなってしまいました。)。



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     PHOTO:よく訪ねる稲沢[愛知]機関区を見ながら進んで行きます。








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⑩名古屋(1524)→中津川(1639) 5735M 快速 211系8連
 名古屋に戻ってきました。今回は名古屋市内のアパートには戻りませんので快速列車で中津川駅に向かいました(アパートは新守山駅なので、快速列車が停車しません。)。
 いつもなら中津川に向かうにつれて乗客が減っていくのに、今日は全然減らない!いや~な予感がしたので、中津川に到着する前に階段付近と思われる車両に移動しました。
 








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⑪中津川(1700)→松本(1910) 1837M 313系2連
 中津川までの快速列車でとった行動が正解だったようで、なんとか乗車待ち整理列の最前列を確保でき、結果的に座席も確保できましたので、なんとか松本まで座って帰ることが出来そうです。列車は中津川駅を発車する時点から立客が発生するくらいの混雑でした。
途中、対抗する列車が遅れていることもあり、一時は6分ほど遅れが生じましたが、回復運転や途中停車駅の停車時間を短縮することなどにより、終着の松本駅には2分ほど遅れて到着しました。









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⑫松本(2005)→長野(2108) 2537M E257系9連
 長かった「乗り鉄」もいよいよ最後の列車です。アンカーに選んだのは篠ノ井線のお得快速列車、特急型車両E257系を使用する、別名・篠ノ井快速に乗車します(こちらの列車については別に乗車記をアップしたいと思っています。)。
 ロングシートの211系に乗車すると松本⇔長野間は『長いな…』と感じるのですが、リクライニングシートにゆったりと座って行くとあっという間に長野に到着です。
 これで、今回の長いながい「乗り鉄」も無事に終了しました。




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         PHOTO:姨捨の夜景を見ながら乗車します



 よく乗った!これが実感です。そして、どの列車も混んでいる!本当にそう思いました。やはり帰省ラッシュと青春18キップが重なるとこうなるんでしょうね…。ただ、意外と疲労感を感じませんでした。これは、JR西日本の列車の多くが転換クロスシートを採用している…ということも大きかったように感じます。
 今回の乗車で山陽本線と山陽本線の南側の路線にはすべて乗車することが出来ました(と思います。)。次回は山陰本線を走破したいと思っていますが、3月は異動の時期とも重なりますので、さて、いつのことになることやら…。
注:山陽本線については下関⇔門司間が残っています。瀬戸大橋線、赤穂線と和田岬線は過去に乗車しているので、たぶん南側をすべて乗ったと思っています。


【乗車日:平成30年12月28日(金)~31日(月)】鉄道コム鉄道コム
 

※古い乗車記を他ブログから引っ越しています。一部写真が無い部分や誤字・誤変換等もありますが、よろしければご覧ください(by管理人)。






 今年も「冬の青春18キップ」のシーズンがやってきました!今年はどこに行こうか?と考えた結果、今年は名古屋に住んでいるという地の利を生かして思い切って下関までの山陽方面の乗車に行くことにしました。
 今回の「乗り鉄」の最大の目的は広島エリアに残る国鉄型車両(113・115系やキハ40系)と宇部線・小野田線で活躍するクモハ123系の乗車でしたのですが、無事に目的を達成することが出来ましたので、3日目の本日は一気に長野の自宅を目指します。


※平成30年・冬の青春18キップ旅行記【山陽方面乗車記・その④】(H30.12.28~31)からの続きです…


【第4日目・12月31日(月)】





P1180161
①三原(534)→福山(608) 400M  115系4連
 「乗り鉄」最終日です。今日は「大晦日」なので、長野の自宅で新年を迎えるべく、一気に長野に戻ります。
 本日のトップバッターは、山陽本線・三原駅の1番列車で福山駅を目指します。ここからの乗車は、やや乗り飽きた感のある115系4連でした。



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         PHOTO:アコモ改善された115系の車内








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②福山(624)→岡山(724) 1708M 213系6連 
 三原駅から乗車した列車に、そのまま乗っていれば岡山駅に到着したのですが、福山駅で降りたのは、福山駅を6時35分に発車する快速[サンライナー]に乗車したかったからです。最後に117系に乗って…と考えていたのですが、どうも快速[サンライナー]が発車するホームに入っている黄色の115系が気になる…。まさか、これじゃないよね…と思っていたところ、行先表示が変わり「快速 岡山」の表示が!せっかく、117系に乗るために途中下車したのに…と思っていたところ、反対側のホームに213系のトップナンバー編成が到着。この列車のの方が岡山駅に早く着くことが分かりましたので、115系の快速[サンライナー]の乗車を止めて、こちらに乗って岡山へ向かいました。
 しかし、213系ってJR東海にもありますが、だいぶ造りが違いますねぇ…初めて知りました。115系は窓から冷たい風が入って来て寒いのですが、213系はそのようなことがありませんので、こちらに乗車したのは意外と正解だったかも…。ただ、私、過去にも117系の快速[サンライナー]を待っていたところ、やはり今回と同じ115系が運用に入っていた…という経験があり、つくづく117系の快速[サンライナー]に縁がないことがわかりました…




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         PHOTO:213系トップナンバー車の車内






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     PHOTO:115系の快速[サンライナー]も魅力的ではありますが…









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③岡山(740)→宇野(825) 639M 宇野みなと線 115系3連(ファジアーノ岡山ラッピング車両)
 岡山駅に到着しました。一気に「長野」を目指すと言っておきながら、ちょっと寄り道をします。せっかくここまで来ておきながら「宇野線」の乗車をせずに帰ることはできませんので宇野線の乗車をしてから長野に戻ることにしました。
 さて、これから乗車する宇野線は、岡山県岡山市北区の岡山駅から岡山県玉野市の宇野駅に至る、全長32.8kmの鉄道路線(幹線)で「宇野みなと線」という愛称が2016年から使用されています。
 この路線、記憶に間違いがなければ、高校生の頃に急行[鷲羽]で宇野駅まで乗車した記憶があるのですが、まあ、記録が残っていませんので、今回、改めて乗車しました。

 今回、何の車両なのかな?と思って和ホームで待っていたところ、入線してきたのは、また、真っ黄色の115系でしたが、岡山の地元のサッカーチーム・ファジアーノ岡山のラッピング車両でした。この列車に乗車した宇野までの乗車を楽しみます(岡山駅って、発車の時のメロディが「瀬戸の花嫁」なんですね。)。

 岡山駅を発車した列車は、倉敷方面に戻るような形で進み、山陽本線を跨いで南下していきます。途中の茶屋町までは瀬戸大橋線と路線が共有しており、茶屋町を過ぎたあたりで進行方向を一度右手に変え、瀬戸大橋線を潜る形で進行方向を左手に変えて進んで行きます。かつては四国と本州を行き来していた宇高連絡船との接続路線として賑わった宇野線ですが、瀬戸大橋開通後は瀬戸大橋線が接続のメイン路線となっており、現在の宇野線は都市間輸送を中心とした路線となっているようで、乗客の数も1両当たり数名という状況でした(まあ、大晦日のこの時間に電車を乗る人も少ないでしょうが…。)。



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        PHOTO:チームマスコットが大きく描かれていました。
      ※私が応援するチームの「ライオー」も、こういう日が来るかな…。







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      PHOTO:瀬戸大橋線を潜って、右手に見ながら進んで行きます。







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            PHOTO:宇野駅に到着します。







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            PHOTO:宇野駅で並ぶ115系









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④宇野(828)→岡山(913) 642M 115系3連
 宇野駅到着後は、ここまで乗車してきた列車の折り返し列車で戻るのかな?と思っていたのですが、隣のホームに入っている列車が先発ということで、やはり真っ黄色の115系で岡山駅に戻りました。









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※今回乗車した115系の写真ではありません。
⑤岡山(918)→相生(1023) 1308M 115系4連
 岡山駅に再び戻ってきました。今度は間違いなく長野の自宅を目指して帰ります。名古屋の単身赴任先がゴールではありませんので、今日は先が長いです!
 岡山駅に到着した列車はこれも真っ黄色の115系4連!大混雑でしたがなんとか座って行くことが出来ました。








※本日乗車した225系の写真ではありません。
⑥相生(1024)→網干(1033) 948M 225系8連
 相老駅ではわずか1分での乗換えでしたが、向かい側ホームに到着する列車への乗換ということで時間的には十分でした。また、この列車は8両編成でしたので移動をすれば1人でゆったり座れるのでしょうが、網干駅での乗り換えを考えてドア脇の補助シートに座って行きました。








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⑦網干(1045)→米原(1323) 3252M 新快速 223系12連
 網干駅からは新快速で一気に米原駅に向かいます。網干駅での乗換えを心配していたのですが、結局、先ほどまで乗ってきた列車が発車した後に同じホームへと入線となりましたので、結論から言えばそんなに慌てなくても十分に乗り換えられる…ということでした。
 まあ、トイレのある1号車に席を取りましたので、ここから3時間、ゆったりと新快速の乗車を楽しみます(この新快速があるから、青春18キップでも西に向かう予定を立てやすいんですよね…、JR東海も東海道線に長距離快速(熱海⇔豊橋、豊橋⇔米原くらいの手)を走らせませんかね…)。



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       PHOTO:なかなか撮影できない223系の車内


※平成30年・冬の青春18キップ旅行記【山陽方面乗車記・その⑥】(H30.12.28~31)に続きます…


【乗車日:平成30年12月28日(金)~31日(月)】鉄道コム鉄道コム

※古い乗車記を他ブログから引っ越しています。一部写真が無い部分や誤字・誤変換等もありますが、よろしければご覧ください(by管理人)。






                     PHOTO:仙崎行き普通列車が長門市駅に到着します。



 今年も「冬の青春18キップ」のシーズンがやってきました!今年はどこに行こうか?と考えた結果、今年は名古屋に住んでいるという地の利を生かして思い切って下関までの山陽方面の乗車に行くことにしました。
 最大の目的は広島エリアに残る国鉄型車両(113・115系やキハ40系)と宇部線・小野田線で活躍するクモハ123系の乗車ですが、さて、うまく乗れるかな…?


※平成30年・冬の青春18キップ旅行記【山陽方面乗車記・その③】(H30.12.28~31)からの続きです…


【第3日目・12月30日(日)】




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⑦長門市(1234)→仙崎(1238) 1627D
 長門市駅では約1時間ほどの待ち合わせをした後、山陰本線の支線となる「仙崎支線」に乗車します。ここから乗車する列車は下関駅を10時35分に発車するれっしゃですから、下関駅でもう少し陣を有効に活用してこちらの列車に…とも考えたのですが、もしかすると仙崎支線に直通する列車はキハ120?かと思い、今回の動きとなったわけですが、どうやらそれは取り越し苦労だったようで、長門市駅に到着したのはタラコ色のキハ40・単行でした。

 この仙崎支線は、全長2.2kmの1駅区間のみの短い鉄道路線です。全列車がワンマン運転を行っており、一部の線内折り返し運転を除き、美弥線と直通運転が行われています。この短い路線が残っているのは、この仙崎支線がもともと美弥線の貨物支線として開業した…という経緯があるようです。

 列車は物好きな14名を乗せて長門市駅を発車します。長門市駅を発車してしばらくすると道路をアンダーパスし、山陰本線を右手に見ながら進み、学校や団地の住宅街が迫ってきたな…と思っているうちに仙崎駅に到着しました(この駅、近いうちに廃止かな?と勝手に思っていたのですが、どうやら意外と乗降があるようですし、駅舎も立派なので大丈夫そうです…ね?)。




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      PHOTO:山陰本線を右手に見ながら左方向に進んで行きます。








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          PHOTO:仙崎駅の先に線路はありません。








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        PHOTO:仙崎駅の駅舎、立派でびっくりしました。









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⑧仙崎(1245)→長門市(1249) 1628D
 仙崎駅からはここまで乗車してきた列車で長門市に戻りました。
 ここまで乗ってきた乗客だけでなく、仙崎駅からの乗客が数名程いました。



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       PHOTO:長門市駅に到着しました(右側は東萩行き)。









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⑨長門市(1357)→厚狭(1501) 712D キハ120系2連
 再び長門市に戻ってきました。今度は「美弥線」に乗車して厚狭駅を目指します。
 美祢線は、山口県山陽小野田市の厚狭駅から山口県長門市の長門市駅に至る、全長46Kmの鉄道路線(幹線)です。かつては石灰石などの貨物輸送が多かったため、運賃設定上は幹線に指定されているものの、2013年に貨物輸送が廃止となった今では地方のローカル線の一つとなっています。 

 長門市駅の側線では「厚狭行き」の表示を出したキハ120の2両がエンジンをかけて待機していますので、どうやらここからはロングーシートへの乗車となりそうです。列車は13時16分頃から連結作業を開始し、最終的には13時40分ごろにホームへと入りました。列車は定刻どおりに長門市駅を発車し、山陰本線を下関方面にしばらく走り、山陰本線を右手に見ながら、やや左手方向に進路を変えて進んで行きます。ここから厚狭駅までの約1時間、ロングシートに身を任せて乗車をしました。



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      PHOTO:キハ120が2両連結で運転されるようです。








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             PHOTO:連結完了!








        PHOTO:こういうラッピング車両も見かけました。









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       PHOTO:山陰本線と別れて美弥線内を進んで行きます。








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     PHOTO:重安駅では貨物輸送が行われていたことがわかります。








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  PHOTO:美祢駅には隣接する形で使われなくなった貨物ヤードが残っています。









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⑩厚狭(1507)→徳山(1624) 3342M 115系4連
 再び、太平洋側というか山陽本線側に戻ってきました。ここからは普通列車で徳山駅を目指します。今朝は小野田駅から下関駅まで立って行きましたので、もしかすると…と思っていたのですが、到着した列車は4両編成でしたので、なんなく座って行くことが出来ました。ただ、115系が来るだろう…と思って、先頭車両の中間扉付近で待っていたのですが、この115系は2扉の車両でした(初めて乗ったような…)。








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⑪徳山(1707)→岩国(1830) 2238D キハ40系2連
 徳山駅からは「岩徳線」に乗車して岩国駅を目指します。
 当然のことながらキハ120への乗車か…と思っていたら、駅の側線でエンジンをかけて待機しているのはキハ40系の2連ということで、ラッキーなことはまだ続いており岩国駅までの約1時間30分、国鉄型の気動車へ乗車します。
 
 さてこれから乗車する岩徳線ですが、岩徳線は山口県岩国市の岩国駅から周防高森駅を経て同県周南市の櫛ケ浜駅(列車運行上は徳山駅)に至る全長43.7kmの鉄道路線です。
 全線非電化、単線という路線ですが、山陽本線より列車速度が低いものの、距離が短いためダイヤによっては岩徳線の列車が山陽本線の先発列車を追い抜く形で岩国や徳山に先着するケースもあるようです…ということで、実際に乗車してみると、とても先ほどまで山陰本線をゆっくりと走っていた同じ形式のディーゼルカーとは思えないほど、快調な速度で進んでいきます。途中から暗くなってしまい、よくわからないのですが、比較的大きな町と町を結んでいるようで、乗客の出入りが激しかったです。機会があれば、ぜひ、日中の乗車にチャレンジしたい路線です。




 
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        PHOTO:山陽本線を右手に見ながら進んで行きます。







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⑫岩国(1849)→三原(2101) 376M 115系4連
 当初の予定では岩国駅を18時49分に発車する列車の予定だったのですが、平成30年7月豪雨による災害の伴う列車運休により、岩国駅を19時3分に発車する列車で三原駅に向かいました。
 本日乗車する最後の列車となります。電光掲示板には4両という表示でしたし、先ほどまで反対側のホームに停車していた車両も最新鋭のレッドウイング・227系でしたので、当然、227系だと思っていたところホームに入ってきたのは、まっ黄っの115系でした。まぁ、国鉄型車両に乗りたくてここまで来たわけですから、これで良いと言えば良いのですが…。途中、西広島駅の手前で緊急停車を行なった影響で三原駅の到着が遅れるか…と思ったのですが、幸いすぐに安全確認が取れたようで遅れることなく到着しました。また、広島駅前後で多少の混雑があり、一部区間で相席となりましたが。それ以外の区間では転換クロスシートに一人でゆったりと座っていくことができました。



 今日は、小野田駅から下関駅に向かう列車が大混雑した以外は概ね空いていました。
 来年、この時期に「乗り鉄」する場合は、新幹線で一気に西に向かい、青春18キップを使ってゆっくり戻るのが良さそうだ…ということがわかりました。
 あと、山陰本線と美弥線のロケーションの素晴らしいこと!DD51が牽引する貨物列車が走っている時に撮影に来たかったですね…。



◎本日のお宿
 第1日目、第2日目と同じグループのホテルです。さすがに12月30日の宿泊ということで、今夜は6,980円とちょっと高めでした。


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       PHOTO:首都圏に比べれば十分リーズナブルですが…



※平成30年・冬の青春18キップ旅行記【山陽方面乗車記・その⑤】(H30.12.28~31)に続きます…


【乗車日:平成30年12月28日(金)~31日(月)】鉄道コム鉄道コム

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