TOMODACHIYA鉄道日記

 私が撮影した列車や乗車した列車の記録をアップさせていただいています。  基本的には「不定期更新」となっていますので、あしからずご了承願います!

カテゴリ: 乗車記

2100(2125編成)(R5.1.27)
    PHOTO:[イブニング・ウイング2号]に使用された2125編成




 毎日、通勤で利用している京浜急行ですが、品川駅や北品川駅で列車を待っていると、私の目の前を座席指定の[ウイング号]が走り去っていきます。「いつかは乗りたいなぁ…」と思っていたのですが、東京近郊エリアのJR・地下鉄・私鉄の全線乗車も一段落してきましたので、仕事帰りに[イブニング・ウイング号]に乗ってシュートトリップを楽しんできました。





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★品川(1845)→三崎口(1952) [イブニング・ウイング2号] 2100系8連
 今回乗車するのは、品川駅を18時45分に発車する京急三崎口駅行きの[イブニング・ウイング2号]です。金沢八景駅で乗客同士のトラブルが発生した…ということで、少しダイヤが乱れていましたが、列車は品川駅の3番線ホームに18時35分頃に入線してきます。

 [イブニング・ウイング号]の乗車口は、4号車と8号車の2箇所のみ、しかもチケット(またはスマホの画面)を駅員さんが確認する…という祖業があるため、乗車までの間はちょっと忙しい感じとなります。私も先頭車両の撮影を行ってから乗車の列に加わり、チケットのチェックを行ってもらってから1号車まで車内を移動ということで、ほとんど余裕がありませんでした(結果的には発車が遅れましたので、余裕時間は生じましたが…。)。


 前述のとおり、本日はダイヤが乱れているということで[イブニング・ウイング2号]は品川駅を3分遅れの18時48分に発車し、小雪混じりの雨が降る中、一路京急久里浜を目指して進んでいきます。


 さて、今回乗車するのは[ウイング号]という列車で、京浜急行が運転している有料座席指定列車の総称です。2022年現在、全席が有料座席指定の[モーニング・ウイング号]と[イブニング・ウイング号]の2列車が設定されているほか、快速特急の一部列車・一部車両限定で有料座席指定サービス「ウイング・シート」も導入されています。
 私、ウイングシートには1度乗車していますので、[モーニングウイング号]にしようか[イブニングウイング号]にしようか迷ったのですが、いつも帰宅時に[イブニング・ウイング号]にゆったりと座っている人を見ていますので[イブニング・ウイング2号]に乗車することにしました。


 品川駅を発車した[イブニング・ウイング2号]は、品川駅を発車すると快速特急が停車する京急蒲田駅、京急川崎駅及び横木間駅には停車せず、上大岡駅までノンストップで走ります。


 ノンストップで走るのは良いのですが、正直、さほど速くない!というのが正直なところですね…。これがダイヤが乱れているせいんのか、それとも夕方のラッシュでダイヤが密集しているのかはちょっと分りませんが、乗っていると駅の手前で停まるのか…?と思うほど速度を落としてトロトロと走りますので、乗っていると少しストレスを感じるくらいです。
 まあ、この時間帯の列車ですので、300円支払えば間違いなく自分の席が確保されていて座って帰れるのが一番のメリット…ということなのでしょうね。ただ、この2100系ですが3月末で車内WI-FIが無くなったのが残念ですね…。また、座席はリクライニングもしませんし、テーブルもコンセントもない、そして車両にはサニタリー設備もない。ちょっと他社の座席指定列車に比べると見劣りする感じです。


 は、一番列車ダイヤの密集している京急蒲田駅を過ぎても相変わらずゆっくりと進んでいきます。多摩川を渡ると列車は神奈川県に入ります。
 多くの人が列車を待つ京急川崎駅を過ぎると、ようやく「快特」の本領発揮といわんばかりに速度をグンと上げて次々と駅を通過して行きます。そしてなによりの圧巻は、神奈川県の県庁所在地である横浜駅を通過していきます。



 京急横浜駅を過ぎてしばらく走ると最初の停車駅となる上大岡駅には6分遅れで到着します。その後、金沢文庫駅、金沢八景駅と立て続けに停車するのですが、どの駅でも降りる人よりもが乗ってくる人の方が多い…という状況が続きます。
 単純な疑問として、この乗車してくる人たちはウイング・チケットを持っているのかな?と思って調べたところ、上大岡駅からはウイング・チケットなしで乗車が可能なようです。そのシステムはちょっとおかしいんじゃないのかなよ…と思っていると、[イブニング・ウイング2号]は終着の京急久里浜駅に約3分遅れの19時55分に到着しました。


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 PHOTO:[イブニング・ウイング号]は京急品川駅の3番線から発車していきます。






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       PHOTO:ウイングチケットはこの券売機で購入します。
           ※Kquickだと座席位置が指定できますので、こちらをお勧めします。






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   PHOTO:[イブニング・ウイング号]の発車時刻を知らせる電光掲示板





            
京急2100系車内
             PHOTO:2100系の車内
                  ※本日乗車した列車の写真ではありません。






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         PHOTO:2100系の列車種別・行先表示幕






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          PHOTO:横浜駅を通過していきます。






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     PHOTO:京急久里浜駅に到着した[イブニング・ウイング2号]








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②京急久里浜(2008) →品川(2108) 快特 都営地下鉄5500系8連
 京急久里浜駅到着後は、京急自慢の「快特」に乗車して品川駅に戻りました。
 私、京急蒲田駅、羽田エアポート駅以南については、他会社の車両乗入は「無い」と思っていたのですが、京急久里浜駅に現われたのは都営地下鉄の5500系でした(乗り入れを行っているんですね…)。
 結局、この快特は[イブニング・ウイング2号]より所要時間が短かった…です。


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          PHOTO:都営地下鉄5500系の車内






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          PHOTO:フルカラー表示の行先表示版 



 東京に来て10か月、毎日見ていた[イブニング・ウイング号]にようやく乗車することができました。ちょっと車内設備には不満はありますが、まあ、300円で乗ることができる訳ですから、遠くから通勤・通学をしている人にとってはありがたいサービスですね。
 次は[モーニング・ウイング号]の乗車ですか…。


※乗車日は1月27日(金)です。

【令和 5年 1月29日(日)・2023/1/29】鉄道コム鉄道コム
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            PHOTO:定番の撮影地を行く江ノ電



 昨年の4月から東京勤務となり、関東エリアの私鉄・地下鉄を中心に「乗り鉄」を楽しんでいるところです。
 今回乗車する「江ノ島電鉄」も「早い時期に乗りたい…」と思って何度か鎌倉まで行ったのですが、ちょうどNHKで「鎌倉殿の13人」が放映されていたこともあり、鎌倉はものすごい混雑という状態が続いていましたので、少し落ち着くころに…ということで後回しにしていたのですが、大河ドラマの放映も昨年末で終わりましたし、寒い時期で人の動きも鈍くなるだろう…ということで今回乗車にチャレンジしてきました。




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①鎌倉(559)→藤沢(633)  2000系4連
 それでも超・有名観光地なので日中は混雑すると思い、少し早起きをして横須賀線に乗車して鎌倉駅まで来ました。
 券売機で1日フリーキップ「のりおりくん(800円)」を購入してホームへと向かうと、列車は既に入線をしていましたので、編成と編成の連結部にある、いわゆる「鉄ちゃん席」に座って、ひとまず藤沢駅に向かうことにします。


 さすがに朝の6時、しかも日の出前ということで、外の景色は全く見るとはできませんでしたが、逆に2000系の乗り心地を楽しむことができました(急カーブの連続で速度はあまり高くは無いです…)。
 江ノ島電鉄は乗っていていて楽しい路線であることがよ~くわかりました。


 さて、今回乗車する江ノ島電鉄は神奈川県藤沢市に本社を置く鉄道事業者で「江ノ島電鉄線」を運営している会社の名称です。その「江ノ島電鉄線」は、神奈川県藤沢市の藤沢駅から鎌倉市の鎌倉駅に至る全長10.0kmの鉄道路線(通称「江ノ電」と呼ばれています。)です。


 江ノ電で使用されている車両は、すべての編成が2両1組の連接車であり、これを単編成または2編成を繋げた4両編成で運転されています。なお、その車両の特殊性から現有車は全て自社発注の車両となっています。


 戦後はモータリゼーションの影響で乗客数が落ち込み、一時は廃止の危機に陥ったものの、付近の道路が渋滞して電車の定時性が見直されたことや、テレビやドラマなど鎌倉・湘南ブームで江ノ電の人気が復活したこともあり、今では利用者が増加しているようです。


 とまあ、藤沢駅まで乗り通したのですが、正直、暗くてよくわからなかった…です。が、もしかすると、滅茶苦茶、人さまの家の庭先みたいなところを走っていたような気がします…。
 なお、途中、駅以外にも七里ヶ浜駅と鎌倉高校前駅の間に「峰ヶ原」という信号場があり、ここで鎌倉行きの列車と交換を行って進んで行きました。



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            PHOTO:江ノ島電鉄の鎌倉駅






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        PHOTO:鎌倉駅のホームに停車中の2000系4連






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            PHOTO:2000系の車内






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        PHOTO:運転席後方には「鉄ちゃん席」があります。










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②藤沢(648)→鎌倉高校前(703) 1000系2連
 藤沢駅に到着しました。
 少し夜が開け始めましたので、1本列車を見送った後、鎌倉高校前まで戻ってみました。




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            PHOTO:江ノ島電鉄の藤沢駅



★鎌倉高校前駅にて
 この鎌倉高校前駅は海沿いにある駅…ということで撮影の名所にもなっていますので、少し撮影を行いました。




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          PHOTO:鎌倉高校前駅に停車中の江ノ島電鉄
           ※ちょうど日の出のタイミングでした。






      
          VIDEO:鎌倉高校前駅の近くにある踏切で…







            
           VIDEO:鎌倉高校前駅に到着する江ノ島電鉄







     
         VIDEO:鎌倉高校前駅を発車する江ノ島電鉄






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          PHOTO:海岸まで降りて江ノ島と富士山を…








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③鎌倉高校駅前(742)→江ノ島(747) 1000系2連
 鎌倉高校前駅での撮影を終えて江ノ島駅に向かいました。 



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         PHOTO:江ノ島駅では列車交換を行います。






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          PHOTO:江ノ島駅を発車していく列車






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          PHOTO:江ノ電は駅名表示も全部緑色です。






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              PHOTO:江ノ島駅舎





★江ノ島駅のホームには「江ノ電ギャラリー」があります。



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        PHOTO:最初は列車が停まっている…と見えました。






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         PHOTO:ギャラリー兼待合室になっています。





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           PHOTO:模型も飾ってあります





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            PHOTO:絵も飾ってあります。






★江ノ島駅を出て、公道走行区間の江ノ電を撮影します。




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           PHOTO:行動では江ノ電が優先です。






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     PHOTO:この場所、電鍾式の警報機ですので「音鉄」の方はぜひ!







     
       VIDEO:江ノ島駅を発車して、くねくねと進む江ノ電








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④江ノ島(812)→藤沢(821) 500系2連+20系2連
 江ノ島駅付近で撮影をした後、再び藤沢駅に向かいました。




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          PHOTO:江ノ島駅に到着した1000系2連





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⑤藤沢(900)→鎌倉(933) 2000系4連
 藤沢駅からは鎌倉駅まで、大人げなく「鉄ちゃん席」に座って戻りました。




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        PHOTO:もう少し早ければこれに乗れたのですが…






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     PHOTO:鵠沼(くげぬま)駅をでるとすぐに境川を渡ります。






     
          VIDEO:江ノ島駅→七里ヶ浜駅・前面展望





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      PHOTO:稲村ケ崎駅と極楽寺駅の間に車両基地があります。







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       PHOTO:極楽寺駅を出ると唯一のトンネルに入ります。






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         PHOTO:長谷駅でレトロ車両と交換します。



 
 いや~滅茶苦茶楽ロケーションが素晴らしいして路線ですねぇ~。人が少なければ良い写真が撮れそうなのですが、やはり観光地ということでどうしても人が入ってしまいますので、そこがちょっと…という感じでした。
 品川から1時間かからない場所ですので、また、訪問をしたいと思います。


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        PHOTO:本日使用したフリーキップ「のりおりくん」


※乗車日は1月21日(土)です。

【令和 5年 1月21日(土)・2023/1/21】
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          PHOTO:館林駅に停車中の小泉線の列車



  遅々として進まない東武鉄道の全線乗車です。
 まあ、東武鉄道には「全線1日フリーキップ」というものが販売されていない…というのも理由の一つではありますが、やはりなんといっても東武鉄道のエリアが広く、また、路線数が多い…というのが全線乗車の進まない最大の理由ですね…。
 ただ、今回乗車にチャレンジする両毛エリアについては「ふらっと両毛東武フリーパス」というキップが販売されていましたので、効率よく乗車してなんとか1日で…ということで出かけてきました。




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①北千住(530)→館林(642) 区間急行 10000系8連
  北千住まで山手線~常磐線と乗り継いできました。今回の東武鉄道の「乗り鉄」は、ここ北千住駅からスタートします。
 北千住駅からは区間急行に乗って館林駅に向かいます。この列車、途中の東武動物公園駅までは急行列車ですので、乗っていても停車回数が少なく気分良く乗車することができました。



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            PHOTO:10000系の車内






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          PHOTO:朝焼けを見ながらの乗車です。








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②館林(654)→葛生(730) 普通 10000系2連
 館山駅からは佐野線に乗り換えて葛生駅を目指します。
 佐野線の列車は館林駅の1番線ホームからの発車ということで、北千住駅から乗ってきた区間急行を5番線で降り、1番線に向かったところ、ちょうど折返し葛生行きの列車の到着…ということでタイミングのいいダイヤになっていました。


 さて、ここからから乗車する佐野線は、群馬県館林市の館林駅と栃木県佐野市の葛生駅を結ぶ全長22.1kmの鉄道路線です。群馬県内は館林市市内、栃木県内は佐野市内と、それぞれ1県1市内のみを走る…という、距離が長い割にはちょっと珍しい路線でもあります。


 館林駅を発車した列車は、進行方向左手に小泉線を見ながら、そして館林駅の北方にある車両基地を見ながら進んで行きます。まだ、時間も早い…ということでしょうか2両編成の車内は20名足らずの乗客ということで少なさです。途中駅での乗降が少なく、このまま皆さん終点まで乗って行くのかなぁ…と思っていたところ、JR両毛線との乗換駅となる「佐野駅」で多くの乗客が降りてしまい、列車は閑散となった状態で終着の葛生駅に到着しました(両毛線の乗換駅は「佐野駅」です。「佐野市駅」ではありません…という車内アナウンスが何度も繰り返されていましたので、間違える人が多いのでしょうね…。)。
 



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     PHOTO:館林駅の1番線ホーム(佐野線のホームになります。)






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          PHOTO:小泉線と別れて進んで行きます。






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        PHOTO:館林車両基地を見ながら進んで行きます。
          ※正確には「南栗橋車両管区舘林出張所」というようです。






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        PHOTO:佐野駅がJR両毛線との乗換駅になります。






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③葛生(736)→館林(811) 普通 10000系2連
 葛生駅からは、ここまで乗車してきた列車で館林駅に戻りました(次の列車まで30分ありましたので…)。
 ちなみに…館林行きは、途中の佐野駅まで高校生で大混雑でした。



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           PHOTO:葛生駅(駅前には何もない…)






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④館林(816)→西小泉(835) 普通 10000系2連
 館林駅に戻ってきました。次は小泉線に乗り換えて西小泉駅を目指します。小泉線の列車は館林駅の4番線ホームからの発車となるため、急ぎ足で1番線ホームから4番線ホームへと移動し、既に入線をしている西小泉行きの普通列車に乗り込みます。


 定刻となり西小泉行きの列車は館林駅を発車し、今度は佐野線を右手に見ながら進んで行きます。先ほどまで乗車していた佐野線の列車はゆったりとした走りでしたが、小泉線がいきなりアクセル全開!という感じの走りで進んて行きます。


 さて、これから乗車する小泉線は、群馬県館林市の館林駅と群馬県邑楽郡大泉町の西小泉駅及び群馬県太田市の太田駅と群馬県邑楽郡大泉町の東小泉町を結ぶ、全長18.4kmの鉄道路線です。沿線には大泉町の工場が多く、東武佐野線と同じく沿線工場への通勤客がメインの乗客となっているようですが、本日は土曜日ということもあり2両編成の車内はガラガラの状態でした。




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       PHOTO:佐野線と別れて小泉線(左)に入っていきます。






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       PHOTO:本中野駅では館林行きの普通列車と交換します。
※佐野線も小泉線も走っている列車のほとんどが8000系なのですが、なぜか私が乗っている列車だけ10000系のような気がしました。






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⑤西小泉(838)→東小泉(841) 普通 10000系2連
 西小泉到着後は、ここまで乗車してきた列車で東小泉駅まで戻りました。



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         PHOTO:西小泉駅(駅前は住宅街ですね…)







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⑥東小泉(847)→太田(856) 普通 8000系2連
 東小泉駅からは列車を乗り換えて太田駅を目指します(ようやく8000系に乗車できました。)。 
 これから乗車する東小泉⇔太田間(6.4km)についても小泉線の一部ということだそうです。

館林駅から西小泉駅に向かう小泉線と桐生線のバイパスの役目を果たしているようで、意外と乗客が多くてビックリでした。



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    PHOTO:西小泉に向かう路線を左手に見ながら右方向に進んで行きます。






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  PHOTO:太田駅に到着すると特急[りょうもう号]が発車していきました。






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          PHOTO:大田駅は近代的な橋上駅です。







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➆太田(912)→相老(932) 特急[リバティりょうもう3号] 500系3連
 太田駅に到着しました。この後は赤城駅を目指すのですが、しばらく普通列車が無いため特急に乗車して相老駅を目指すことにします。


 ここ太田駅からは桐生線に入ります。この桐生線は、群馬県太田市の太田駅から群馬県みどり市の赤城駅までを結ぶ全長20.3kmの鉄道路線です。
 もともと、太田軽便鉄道の路線であった太田-藪塚間を買収し、さらに太田軽便鉄道の未成線であった藪塚-相老間を新たに敷設して、1913年3月に開業した路線です。
 

 さて、今回乗車している特急[リバティりょうもう3号]には、東武500系電車が使用されています。この東武500系電車は日光線・鬼怒川線・伊勢崎線・野田線及び野岩鉄道会津鬼怒川線・会津鉄道会津線への直通特急用車両として2017年4月に営業を開始した車両です(東武鉄道としては26年ぶりの新造車両となるようです。)。
 愛称の「Revaty(リバティ)」は、併結・分割機能を活かした多線区での運行を表わす「Variety」と路線を縦横無尽に走り回る自由度の高さを表わす「Liberty」に由来する造語となっています。3両が基本となる編成で構成されており、併結・分割を活かして広範囲で運用されています。


 いゃ~、やはり特急列車は良いですねぇ~。静かで前を向いて座ることができることが「乗り鉄」にとっては最高の喜びですねぇ~。このまま赤城駅まで乗って行きたかったのですが、わたらせ渓谷鉄道の鉄印を購入するため相老駅で特急[リバティりょうもう3号]を下車しました(リバティって冬場乗ると最高です。足元にあるヒーターが腰回りを温めてくれますので、まるでシートヒーターが付いているような感じで、とても気持ち良いです!)。



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          PHOTO:特急[リバティ]の車体ロゴ






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           PHOTO:特急[リバティ]の車内






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      PHOTO:相生駅に到着した特急[リバティりょうもう3号]






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⑧相生(1015)→大間々(1022) ※わたらせ渓谷鉄道
 相老駅ではわたらせ渓谷鉄道の「鉄印」を購入後、わたらせ渓谷鉄道の列車で大間々駅に向かいました(鉄印を購入するためには乗車券も必要となるため、わたらせ渓谷鉄道で大間々駅まで乗車し、大間々駅から東武鉄道の赤城駅までは徒歩で移動しました。)。



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               PHOTO:相老駅舎

         ※東武鉄道とわたらせ渓谷鉄道の共有の駅舎となっています。





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      PHOTO:相生駅に到着するわたらせ渓谷鉄道のディーゼルカー






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      PHOTO:東武鉄道の路線を左手に見ながら進んで行きます。






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       PHOTO:相生駅で購入したわたらせ渓谷鉄道の「鉄印」




※大間々駅にて
 せっかく大間々駅まで来ましたので、駅構内に留置されている車両などを見学してきました。


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         PHOTO:トロッコわっしー号は本日はお休み





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       PHOTO:トロッコ列車の牽引機も留置されています。





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      PHOTO:暖かくなったらトロッコ列車にも乗りに来たいです。





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      PHOTO:大間々駅では新旧のディーゼルカーが交換しました。






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   PHOTO:駅前にはかつて活躍していたディーゼルカーが保存されています。






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           PHOTO:わたらせ渓谷鉄道の大間々駅







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➈赤城(1103)→北千住(1242) 特急[りょうもう22号]
 赤城駅からは特急[リバティりょうもう3号]で北千住駅に戻ります(これで赤城駅から相老駅間を乗車することになりますので、過去分と含めて東武鉄道の全線乗車が完了となりました。)。


 さて、今回乗車する特急[りょうもう22号]には、東武200系電車が使用されています。この東武200系電車は1991年(平成3年)2月から運用を開始した特急型車両で、基本番台の200型のほか、主要機器の仕様の異なる250型も存在しています。


 従来、特急[りょうもう号]は、1800系電車を使用した急行列車として運転をされていたのですが、赤城・伊勢崎方面と都心部を直結する通勤・観光列車として年々需要が増大し、その需要に応えるべく運行本数増などの輸送力増強が図られ、1984年8月のダイヤ改正以降は速達需要の高まりからスピードアップも行われ、運行ダイヤ上の最高速度が105km/hに引き上げられました。しかし、[りょうもう号]をこのまま1800系で運用を続けた場合、これ以上のスピードアップは同系の性能上困難であり、また、将来的に検討されていた[りょうもう号]の特急列車格上げに関連して、接客設備面及び性能面において1800系を上回る新型車両が必要とされたことから、設計・製造されたのが200系電車となります。


 いゃ~古い車両とはいえさすがに特急車両ですねぇ~。東武鉄道の特急列車にはフリーWi-Fiが付いていますし、リバティには付いていないフットレストも付いてます。しかも、座席指定の特急料金が安い!(赤城→北千住が1,050円)JRもこういうところを見習ってほしいものです。


 ちょっと小さめのシートに身を預け、うとうとしながら乗車をしていたら、あっという間に北千住駅に到着し、これで東武鉄道の全線乗車も無事に終了しました(日光線は以前に乗車済みです。)。



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  PHOTO:赤城駅の駅舎(上毛電鉄と東武鉄道の共有の駅舎となっています。)





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          PHOTO:特急[りょうもう]の車体ロゴ






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            PHOTO:フルカラーの行先表示






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      PHOTO:200系の車内(ちょっとシートが小さ目かな…)






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        PHOTO:赤城駅には上毛電鉄の列車も発着します。




 果たして、いつ全線乗車が完了するのか…と思いながらチャレンジしていたのですが、途中から「株主優待乗車券」が使える…とわかってからは早かったですねぇ。これでなんとか東武鉄道の全線乗車が終了しましたので、次はいよいよあの鉄道会社かなぁ…。


※乗車日は 1月14日(土)です。

【令和 5年 1月15日(日)・2023/1/15】鉄道コム鉄道コム鉄道コム


過去の東武鉄道全線乗車記はこちらから!
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

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       PHOTO:この表示を見ることができるのもあと2か月







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★新宿(646)→武蔵五日市(755) 8607H 特別快速[ホリデー快速あきがわ1号] E233系10連
 特別快速[ホリデー快速あきがわ1号][ホリデー快速おくたま1号]に使用される列車は、新宿駅の11番線ホームに6時36分に到着する列車の折り返し運転のため、撮影をする時間は10分以上あります。
 ただ、やはり3月のダイヤ改正で特別快速[ホリデー快速あきがわ号]が廃止になるということでしょうか、既にホームには何人もの鉄道ファンが写真を撮ったり、列車に乗ったりと姿を見かけましたので、早くも「お別れ」のプロローグが始まっているように思えました。


 ただ、この特別快速[ホリデー快速あきがわ1号][ホリデー快速おくたま1号]、列車名こそ付いていますが、多くの一般の乗客にとっては新宿駅発車の特別快速ですので、他の快速や特別快速同様多くの乗客も乗ってきます。


 さて、今回乗車するホリデー快速おくたま号及びホリデー快速あきがわ号は、JR東日本が中央本線・青梅線経由で運転している特別快速列車で、[ホリデー快速おくたま号]は青梅線の奥多摩駅、[ホリデー快速あきがわ号]は五日市線の武蔵五日市駅発着で運転されています。


 使用されている車両は豊田車両センターのE233系H編成(6+4両編成)を使用しており、拝島駅以東は10両編成で、拝島駅以西は[おくたま号]が6両、[あきがわ号]が4両編成で運転されています。


 2023年3月のダイヤ改正で、青梅駅⇔奥多摩駅間がワンマン運転となる関係で、[おくたま号]については青梅駅で運転系統が分割され、新宿駅⇔青梅駅間が定期列車、青梅駅⇔奥多摩駅間は臨時列車となります。このあおりを受ける形で[あきがわ号]については運転が廃止となり、立川駅⇔武蔵五日市駅間を運転する普通列車が代替列車となります(残念ですね…)。


 新宿駅を定刻どおり発車した特別快速[ホリデー快速あきがわ1号][ホリデー快速おくたま1号]ですが、他の中央線快速列車同様、中野駅、三鷹駅と淡々と進んで行きます。日曜日の早朝の列車なので特別快速らしくスイスイと…という走りを期待したいところですが、中央線は平日よりも土・休日の方が列車本数が多いということで特急列車に乗っても「遅いなぁ…」と感じるのですが、なぜか、本日はガンガンと進んであっという間に立川駅に到着しました。


 立川駅では反対側ホームに停車していた高尾行き快速列車を先行して発車させるため、立川駅では2~3分ほど停車した後、発車します。さすがに青梅線内では快速らしい走りは潜め、ゆったりとした速度で進んでいきます。


 拝島駅では奥多摩方面に向かう[ホリデー快速おくたま1号]と武蔵五日市方面に向かう[ホリデー快速あきがわ1号]の分割作業が行われますが、拝島駅を先発するのが[ホリデー快速あきがわ1号]ということで、分割作業を見ることはできず、準備が終了するのを車内で待ちます。


 拝島駅では分間停車した後、4両という身軽な編成になった[ホリデー快速あきがわ1号]は、青梅線から五日市線1へと入り西に向かって進んで行きます。熊川駅、東秋留駅、秋川駅、武蔵引田駅、武蔵増田駅と停車した後、終着の武蔵五日市駅に到着しました。



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     PHOTO:新宿駅の11番線ホームに到着する新宿止まりの快速列車






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        PHOTO:この電光掲示場も見られるのはあと2か月






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       PHOTO:ホーム頭上の列車名表示も見納めとなります。





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            PHOTO:E233系の車内
            ※個人的にはE233系の中で一番色使いが上手いと思います。





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       PHOTO:冬晴れの中、富士山を見ながら進んで行きます。






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        PHOTO:中央線と別れて青梅線を進んで行きます。






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         PHOTO:拝島駅では分割作業が行われます。






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        PHOTO:青梅線と別れて五日市線に入っていきます。






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         PHOTO:武蔵野の丘陵地帯を走っていきます。






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            PHOTO:武蔵増戸駅に停車中






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            PHOTO:武蔵五日市駅に到着



 まさか、まだ特別快速[ホリデー快速あきがわ号]の廃止まで2か月以上あるので、そんなに騒ぎにはなっていないだろう…と思っていたのですが…。
 撮影される方、乗られる方はお早めに…とお勧めしておきます。


※乗車日は1月8日(日)[2023/1/8]です。

【令和 5年 1月11日(水)】鉄道コム鉄道コム
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◎過去の関連する乗車記はこちら…
 
 

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          PHOTO:石巻駅に停車中のHB-210系



 今年も冬の青春18キップのシーズンがやってきました。
 最近は単身赴任先と自宅との往復に青春18キップを使うことが多いのですが、それだけで5回分使い切れませんので、久しぶりに「遠くまで行きたい!」ということで、今回は仙台方面の「乗り鉄」に来ました。目的であった仙石線の乗車を終えましたので、一路、東京を目指して帰ります。





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➆石巻(1459)→仙台(1556) 5572D 快速 HB210系4連 ※マンガッタンライナー塗色編成
 石巻駅からはHB210系を使用する快速列車で、仙石東北ライン経由で仙台駅に戻ります。
 石巻駅を14時59分に発車する列車は、石巻駅に14時13分に到着する列車の折り返しとなるため、早い時間から車内に入ることができ、おかげで寒い思いをすることなく過ごすことができました。


 石巻駅までは仙石線経由で来ましたので、復路は仙石線同様、初めて乗車する仙石東北ライン経由で仙台駅に戻ります。
 この仙石東北ラインは、宮城県仙台市と石巻市を東北本線・仙石線経由で結ぶJR東日本の「系統路線名」です。
 宮城県松島町にて仙石線と東北本線の接続線となる仙石線・東北本線接続事業を行ったことで実現した路線で、仙台駅から松島駅まで東北本線、松島駅から高城町駅まで接続線、高城町駅から石巻駅までは仙石線を走行するルートで、2015年5月から運転が開始されました。この路線は東北本線と仙石線の電化方式の違い(東北本線は交流、仙石線は直流電化)があることから、使用されている車両はハイブリッド気動車のHB-210系気動車が使用されています。


 このHB-210系気動車は、キハE200系やHB-E300系と同じハイブリッドシステムを採用しており、エンジンは発電専用とし、車両の速度制御には電車の技術が活用されています。車体はE129系に準じた軽量ステンレス車体を採用し、耐寒耐雪構造となっています。


 いや~、しかしHB-210系って素晴らしい走りっぷりですねぇ!なんとなく小海線を走るHB-200系と同じ走りかな…と思っていたのですが、さすが平坦地ですね。ぐんぐん加速してその速度を維持したまま進んで行きますから、ほとんど電車と変わらないように感じました。仙石線経由では1時間30分かかる道のりを、仙石東北ラインでは1時間で結びますので、これからの主流は「東北仙石ライン」になるかもしれませんね…(松島海岸に向かう場合、仙台駅から高城町駅まで「仙石東北ライン」で行き、高城町駅から仙石ラインで松島海岸駅に行った方が早そうな感じですね…)。



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          PHOTO:石巻駅に到着するHB-210系






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            PHOTO:HB-210系の車内






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          PHOTO:車体に描かれているイラスト①







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          PHOTO:車体に描かれているイラスト②






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         PHOTO:高城町駅の先で東北本線へ入ります。






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        PHOTO:仙石線を左手に見ながら進んで行きます。







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      PHOTO:あっという間に仙石線の列車を追い越していきます。







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⑧仙台(1606)→原ノ町(1708) 26M 特急[ひたち26号] E637系10連
 仙台駅からは特急[ひたち26号]に乗って原ノ町駅までワープをします。
 普通列車でもなんとか品川駅までは戻れそうなのですが、我孫子駅→品川駅間の乗車券を別購入する必要もあったことから(我孫子駅からは日付が変わってしまうため。)、それなら特急でワープ…ということです。久しぶりにE635系に乗りましたが、ゆったりとしていてなかなか良い車両でした(リクライニングシート最高!このまま品川駅まで乗って行きたい…。)。



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             PHOTO:E635系の車内
            ※このシート大きくて座り心地も良いですねぇ…。







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➈原ノ町(1729)→いわき(1858) 684M E531系5連
 原ノ町駅からは再び「青春18キップの旅」に戻ります。
 原ノ町駅からはE531系を使用する普通列車でいわき駅に向かいました。







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➉いわき(1909)→水戸(2044) 594M E501系10連
 いわき駅からはE501系を使用する普通列車で水戸駅に戻りました。
 しかし、常磐線は編成が長くて良いですね…。乗換時に階段ダッシュする必要がありません(JR東海の方は一度見に来た方が良いのでは?)。






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⑪水戸(2100)→上野(2255) 454M E531系10連
 水戸駅からはE531系を使用する普通列車で上野駅に戻りました(ボックス席のある車両ってありがたいですねぇ…)。






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                  ※本日乗車した列車の写真ではありません。
⑫上野(※※)→品川(※※)  E235系11連
 本日の「乗り鉄」のラストランナーは、いつも通勤で使用している山手線で品川駅に戻りました(山手線の外回りは、本日、明日と大崎駅→池袋駅間が運転中止となってました。)。



 東京⇔仙台って、東京⇔名古屋とほとんど同じ距離なんですが、なぜか時間がかかったなぁ…というのが正直なところですが、まあ、なんとか「仙石線」と「仙石東北ライン」の乗車ができました。
 新幹線に乗れば2時間かからず到着する仙台ですが、さすがに青春18キップだと時間がかかりますねぇ…。仙台での時間がもう少しあれば、東北本線の盲腸線となっている岩切駅⇔利府駅間を始め、仙台空港線、そして仙台市営地下鉄にも乗車したかったのですが、まあ、それは次回のお楽しみに…としておくことにしました(片道は新幹線を使いたいなぁ…)。


※乗車日は1月7日(土)[2023/1/7]です。

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