TOMODACHIYA鉄道日記

 私が撮影した列車や乗車した列車の記録をアップさせていただいています。  基本的には「不定期更新」となっていますので、あしからずご了承願います!

カテゴリ: 2019年度

※古い乗車記を他ブログから引っ越しています。一部写真が無い部分や誤字・誤変換等もありますが、よろしければご覧ください(by管理人)。





 昨年の4月から愛知県民となり、早速、趣味である「乗り鉄」をスタートし、「名古屋鉄道」と「名古屋市営地下鉄」の全線乗車を行いました。
 その後、東海エリアの私鉄・第3セクターの鉄道路線にチャレンジしたのですが、こちらもほぼ乗りつくしたこともあり、次は近畿日本鉄道の全線乗車にチャレンジすることにしました。
 ただ、近鉄の路線は近畿エリアに集中していることもあり、全線乗車はなかなか難しい状況なのですが、将来に向けて乗車できる区間は…ということで8回目の乗車は「信貴線」と「西信貴索道線(ケーブル線)」の乗車にチャレンジしました。


※東海エリアで乗車済みの私鉄・第3セクター鉄道会社
 伊豆箱根鉄道(駿豆線)、岳南電車、静岡鉄道、大井川鉄等、遠州鉄道、天竜浜名湖鉄道、豊橋鉄道、愛知環状鉄道、愛知高速鉄道(リニモ)、明知鉄道、東海交通事業城北線、名古屋鉄道、名古屋市営鉄道、名古屋臨海高速鉄道西名古屋港線(あおなみ線)、長良川鉄道、樽見鉄道、養老鉄道、四日市あすなろう鉄道、三岐鉄道、伊勢鉄道、伊賀鉄道、近江鉄道、信楽高原鉄道、近畿日本鉄道(名古屋線、山田線、鳥羽線、志摩線、鈴鹿線、湯の山線、大阪線、難波線、橿原線、京都線、田原本線、生駒線、奈良線)




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①近鉄名古屋(550)→伊勢中川(708) 急行 2800系6連
 近鉄名古屋駅からは2800系6連の急行に乗車して伊勢中川駅を目指します。この編成、名古屋方の2両はロングシート車でしたが、残りの4両はL/C車でしたので、リクライニングはしないものの進行方向を向いて乗車することが出来ました。近鉄の名古屋本線はJRの関西線と並行して走っている部分も多いのですが、JRは単線区間が残っているため駅での運転停車が度々あるのですが、近鉄は全区間複線ですので乗っていてもストレスが無いのが良いですね。



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             PHOTO:2800系の車内






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②伊勢中川(715)→河内国分(857) 急行 5820系6連
 伊勢中川駅からは大阪上本町行きの急行列車で河内国分駅を目指します。
 ここから乗車するのは5820系ということで、ちょっと近鉄らしからぬ塗色の車両です。車内はL/C車となっているのですが、なぜかロングシートのまま使用されていました(ロングシートで使用すると通路が狭くなるんですよね…。)。この列車、名張駅を過ぎるころから大混雑となりました。







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③河内国分(858)→河内山本(913) 5200系他6連
 河内国分駅からは反対側のホームに停まっていた普通列車に乗り換えて河内山本駅を目指します。







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④河内山本(915)→信貴山口(920) 1430系2連
 河内山本駅からは、今回の「乗り鉄」の目的でもある「信貴線」に乗り換えて、西信貴ケーブルの乗換駅となる信貴山口駅を目指します。
 これから乗車する信貴線ですが、大阪府八尾市の河内山本駅から信貴山口駅を結ぶ全長2.8kmの鉄道路線です。短い盲腸線ですが、終点の信貴山口駅からは西信貴ケーブルが接続しているため、このケーブルカーのアクセス路線として利用されているようです。信貴線で使用されている車両は、大阪線所属の車両が使用されるのですが、信貴線のホーム有効長が2両分しか対応していないため、主に1430系の2両編成が限定使用されているようです。

 定刻となり河内山本駅の5番線を発車した列車は、今まで来た方向ではなく、大和八木方面に戻る形で進み、しばらくすると大きく左に進行を変え、高安山の方面に向かって進んで行きます。途中、服部川に停車をし、その服部川駅を過ぎてしばらく進むと終点の信貴山口駅に到着してしまいした(乗車5分ですので、ほんとうに「あっ」という間です。)。



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     PHOTO:本線を右手に見ながら戻るような形で進んで行きます。





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⑤信貴山口(945)→高安山(952) しょううん
 信貴山口駅からは西信貴索道線に乗車して高安山を目指します。この索道線が鐡道であるのかどうかは、ちょっと疑問な部分でもありますが、まあ、レールの上を電車(列車にはパンタグラフもついています。)が走っています、せっかくここまで来ましたので乗車をします。
 
 西信貴鋼索線は、大阪府八尾市の信貴山口駅から高安駅までの間を結ぶ近鉄のケーブルカー線で「西信貴ケーブル」と呼ばれています。全長は1.3kmと短いのですが、この西信貴ケーブルには途中に踏切が2か所あり、一般の方が横断できるケーブルカーは全国的にも、ここ西信貴ケーブルと生駒ケーブルの2か所だけとなっています。なお、西信貴ケーブルで使用される車両はコ7形というケーブルカーが使用されており、「ずいうん(7)」と「しょううん(8)」という愛称が付けられています。

 定刻となり、信貴山口駅を発車したケーブルカーは、その珍しい踏切を渡って山頂を目指して進んで行きます。途中のケーブルカー交換所で、もう1台のケーブルカー・ずいうんと交換を行い、480パーミルの急勾配を一気に山を登ると終点の高安山に到着しました。




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     PHOTO:駅名標がありますので、れっきとした鉄道路線のようです。







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               PHOTO:しょううんの車内






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               PHOTO:かわいい小ぶりなシートです。






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       PHOTO:ケーブルが無いと登れないくらい厳しい勾配です。






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              PHOTO:終点の高安山駅







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⑥高安山(1025)→信貴山口(1032)
 高安山からは、ここまで乗車してきた「しょううん」で信貴山口駅に戻ります。個人的には下りは「おっかない」です。







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⑦信貴山口(1042)→河内山本(1047)
 信貴山口駅からは、1430系に乗車して川田山本駅に戻りました。






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⑧河内山本(1051)→河内国分(1104) 区間準急 2410系4連
 今日は、松阪市で私が応援しているサッカーチームの試合があるため「乗り鉄」はここまでとして、松阪に向けて戻ります。河内山本駅からは区間準急で河内国分駅に向かいました。







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⑨河内国分(1110)→名張(1203) 急行 9200系他6連
 河内国分駅からは、後続の急行に乗換て名張駅に向かいます。







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⑩名張(1211)→伊勢中川(1257) 1437系2連
 名張駅では後続の急行に乗り換えても良かったのですが、接続まで時間がありましたので普通列車で伊勢中川駅に向かいました。







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⑪伊勢中川(1302)→松阪(1309) 急行 5800系6連
 伊勢中川駅からは五十鈴川行きの急行列車で松阪へ向かいました。







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⑫松阪(1338)→櫛田(1344) 1201系2連
 松阪駅からは普通電車に乗り換えて櫛田駅に向かいました。
 櫛田駅からは試合会場のある松阪総合運動公園まで歩いて向かいました。








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⑬櫛田(1725)→伊勢中川(1745) 1440系2連
 サッカー観戦後、櫛田駅まで戻り、普通列車で伊勢中川駅に向かいました。







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⑭伊勢中川(1804)→近鉄名古屋(1926) 急行 5200系6連
 伊勢中川駅からは急行列車で名古屋駅まで戻りました。





 近鉄だけではありませんが、同じような列車に1日に何度も乗り継いでいたため、正直、乗り鉄に飽きてしまいました。当初の予定では、明日も明後日も近鉄に乗る予定なのですが、なんか1日で乗り疲れてしまいました…。
 あと、気になったのは伊勢中川駅で近鉄名古屋行きの急行列車を3番線ホームで待っていたのですが(駅の案内表示も3番線でした)、列車が到着すると4番側のドアが先に空いて、3番線で並んで待っている人よりも4番線ホームにいた人の方が早く乗れる…というのはおかしくないかな?近鉄に正式に抗議すべきかな…!


【乗車日:令和 1年18月 6日(土)】鉄道コム鉄道コム

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       PHOTO:須坂駅に到着する「朝陽さくら」ラッピング電車




 私が住む街を走る長野電鉄に「鉄道むすめ・朝陽さくら」が誕生しました。
 本日はデビューを記念してのイベントが須坂駅において行われたほか、同社が所有する8500系に「朝陽さくら」のラッピングを施した列車も登場(電車は5月31日にデビューです。)しましたので、久しぶりに長野電鉄への訪問を兼ねて乗車をしてきました。




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①須坂(1322)→長野(1348) 8500系3連【T12編成】 
 「朝陽さくら」のラッピング電車に乗る!といっても運用が発表されていないため、乗ることが出来るかどうかは「運次第」なのですが、まあ、須坂駅に行って窓口で聞けば教えてくれるだろう…と簡単に考えて行ったのですが、須坂駅の窓口担当者からの回答は「教えられません…。」と冷たい回答でした。
 まあ、それなら仕方ない…ということで須坂駅で1時間も粘れば乗れるだろう…と思い540円区間の乗車券を購入してホームへと向かいました(540円のキップは長野駅にも信州中野駅にも行くことが出来ます。)。ホームに向かう途中、「長野行きの普通列車が到着します…。」というアナウンスが流れたため、急ぎ足でホームに降りて行ったところ、なんと、この列車が「朝陽さくら」のラッピング電車でした。
 …ということで、ホームで待ちぼうけを食らうことも無く、ぼ~と待つことなく乗車することが出来ました。須坂駅では、若干の停車時間がありましたので、車体の内外にラッピングされた「朝陽さくら」の写真を撮ってから車内へと入りました。

 さて、今回、長野電鉄に誕生した「鉄道むすめ」ですが、長野県内では上田電鉄の「八木沢まい」に続いて2人目ということになるようです(全国では94人目の登録となるようです。)。
 「朝陽さくら」という名前の由来は、同社の「朝陽駅」と「桜沢駅」からつけられたと発表されています。

 ラッピング列車の宿命は、乗ってしまえば普通の列車と同じ…ということで、須坂駅を発車すると進行方向を西に変えながら須坂市内を走っていきます。千曲川を渡ると長野市内を走るようになり、柳原駅からは複線区間を快調に進んで行きます。本郷駅を過ぎると地下区間に入り、善光寺さんの玄関口となる善光寺下駅、長野電鉄の本社のある権堂駅、そして市役所前駅と停車した後、終点の長野駅に到着しました。



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             PHOTO:8500系の車内







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      PHOTO:車体の至るとこにラッピングが施されています。







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           PHOTO:朝陽さくらのラッピング







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           PHOTO:朝陽さくらのラッピング







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      PHOTO:朝陽さくらのラッピング(ドアの内側にもあります。)







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            PHOTO:朝陽さくらのラッピング
    (ウインクしているさくらちゃんと両目を開けているさくらちゃんがいるよ!)







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        PHOTO:車内の中吊り広告も朝陽さくらでした!







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         PHOTO:千曲川を渡って長野市へ入ります。







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      PHOTO:本郷駅を過ぎると地下鉄区間へと入っていきます。







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②長野(1421)→須坂(1449) 8500系3連【T12編成】
 長野駅からは、ラッピング電車の折返しとなる須坂行きの普通列車で戻りました。




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  PHOTO:須坂駅には車庫がありますので、色々な写真を撮ることが出来ます。




 久しぶりに長野電鉄に乗車しました。
 せっかくのラッピング電車ですから、1000系ゆけむりに施して欲しかったなぁ…というのが正直な気持ちです(きっと、そのうちにやると思いますが…)。
 ただ、運用を発表しない・教えない…というスタイルはどうなんでしょうね。多少、煩わしさはあると思いますが、この程度のファンサービスは行った方がいいと思うのですが…。


【乗車日:令和 1年 6月 1日(土)】鉄道コム鉄道コム

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 学生時代から何度なく紀伊半島の南部、特に新宮付近には写真を撮りに訪ねており、社会人となってからも数年に1度は訪ねる、いうなれば私にとって第2の故郷のような場所なのですが、なぜか名古屋に住むようになってからは訪ねるチャンスが無く、近いうちに近いうちに…と思っていたところ、テレビで「めはり寿司」を紹介する番組を見たものですから無性に行きたくなってしまいました。
 ただ、青春18キップのシーズンではありませんのでどうやって行こうか?と考えていたところ、5月26日(日)に熊野市において「さわやかウォーキング」が開催され、その日だけ名古屋⇔熊野市間に臨時急行[熊野古道世界遺産登録15周年記念号]が走ることが分かりましたので、もう、これは行くしかない!ということで、臨時急行[熊野古道世界遺産登録15周年記念号]の乗車も兼ねて4年ぶりに紀伊半島に行ってきました。







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①名古屋(743)→多気(908) 8951D 快速[みえ51号] キハ75系4連
 名古屋からは臨時快速の[みえ51号]で多気駅を目指します。今日は熊野市において「さわやかウォーキング」が開催されるということで、臨時の急行[熊野古道世界遺産登録15周年記念号]が運転されますので、当初はこちらに乗車して…と思って指定席券を確保したのですが、この列車に乗っても[みえ51号]に乗車しても新宮駅に到着するのは同じ時刻になってしまいますし、なによりも行きも帰りも(昨日からも)ずっとキハ85系に乗ることになってしまいますので、乗車する列車に変化をつけるために快速[みえ51号]に乗車することにしました。

 これから乗車する快速[みえ号]にはキハ75系気動車が使用されています。キハ75系気動車は、1993年に誕生した一般型気動車で、JR東海が国鉄から承継したキハ58系・65系気動車の老朽取り替えを目的として設計・製造された車両です。「一般型気動車」とは言われているものの、搭載されているエンジンはキハ85系特急型気動車と同じカミンズ製350psエンジンをを2機搭載しており非常に高出力型の気動車です。
 デビュー当初は快速[みえ号]だけでなく、急行[かすが]や武豊線で使用されていましたが、現在では快速[みえ号]や参宮線・高山本線・太多線の普通列車に使用されています。

 さて、快速[みえ51号]は名古屋駅の12番線ホームに7時20分過ぎに入線してきますので、ゆっくりと撮影をしてから車内へと入ります。前述のとおり、キハ75とキハ85は搭載しているエンジンは同じなのですが、車両構造の違いからキハ75はエンジンの音がガンガン車内には行ってきますので、いかにも「ディーゼルカー」という感じがします(特急車両はそれ相当の遮音がされていると思います。)。そんなエンジンサウンドを楽しみながら、多気駅までの約1時間30分の乗車を楽しみました。



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        PHOTO:名古屋駅で伊勢市行きの行先表示は珍しいです。







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                   PHOTO:多気駅に到着!






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②多気(924)→新宮(1134) 3001D 特急[WV南紀1号] キハ85系5連 
 多気駅で15分ほど待った後、後続の特急[WV南紀1号]で新宮駅を目指します。特急[WV南紀号]は所定4両なのですが、本日は5両で運転ということなので乗客が多いことが予想されたのですが、多気駅の4番線に到着した特急[WV南紀1号]の(私が乗車した5号車)は、さほど混雑しておらず2人掛けの座席に1人でゆったりと座ることがではました(結局、新宮駅まで誰も横に来ませんでした。)。
 多気駅を発車するとほどなく参宮線と別れて紀勢本線を南下していきます。前述のとおり、何度となく紀伊半島は訪れているものの、その多くは青春18キップを利用した旅行で、多気からは普通列車を利用するのが大半でしたので、もしかすると多気駅から新宮駅まで特急に乗る…というのは初めての体験かもしれません。
 


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       PHOTO:参宮線と別れて紀勢本線を南下していきます。







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    PHOTO:キハ85の車内、今日は赤系のシートモケットの車両でした。




 最初の停車駅である三瀬谷駅を過ぎると、列車は徐々に標高を上げながら「荷坂峠越え」に入ります。ただ、荷坂峠の標高は200M少々ですし、三瀬谷側からは相当の距離をもって標高を上げて行きますので、列車に乗っていてもあまり「峠越え」をしているという感じは受けません。ただ、トンネルを抜けた瞬間に『ずいぶん高いところを走っているんだ…。」と気づくことになります。この荷坂峠の途中から、列車は一気に山を下って紀伊長島機に到着します。




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          PHOTO:三瀬谷鉄橋を進んで行きます。







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 PHOTO:わずか10分で峠越えが終了し、紀伊長島の街並みを見ることが出来ます。




 紀伊長島駅を過ぎると、それまでの山間部から進行方向左手に海を見ながらの乗車が多くなります。今日は天気も良く車窓から青い海、青い空、白い水砂浜をたっぷりと堪能しながら新宮まで乗車を楽しみました(熊野市駅で「さわやかウォーキング」を開催していることもあり、ほとんどの乗客が熊野市駅で下車しました。)。



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        PHOTO:新鹿海岸を見ながら進んで行きます。







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        PHOTO:熊野川を渡ると新宮駅に到着します。




◎めはり寿司を食べに…
 新宮到着後は、今回の「乗り鉄」の目的でもあるお目当ての「めはり寿司」を食べに向かいます。
 新宮の駅から徒歩10分ほどかかりますが、絶対に行く価値のあるお店だと思います…。



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       PHOTO:総本家めはりや本店さんに行ってきました。







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      PHOTO:串カツとお味噌汁のついたセットをいただきました。






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③新宮(1326)→熊野市(1358) 330C キハ25系4連
 新宮駅からはキハ25を使用する普通列車で熊野市に戻ります。ロングシートのキハ25ではなく、転換クロスシートのキハ25ならば、青春18キップを使って新宮まで乗りたいのですが、さすがにロングーシートでは旅行気分も上がりませんね…(この列車、熊野市で開催されている「さわやかウォーキング」の輸送のため、通常の2両ではなく4両編成で運転されました。)。




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PHOTO:新宮駅の2・3番線ホームには、今どき珍しい水道(水飲み場)があります。
          ※残念ながら、水は出ませんでした…。







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        PHOTO:キハ25の車内 ロングシートです…。





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④熊野市(1510)→名古屋(1826) 9312D 臨時急行[熊野古道世界遺産登録15周年記念号] キハ85系4連
 熊野市からは、本日開催された「さわやかウォーキング」のために設定された臨時急行[熊野古道世界遺産登録15周年記念号]に乗車して一気に名古屋駅に戻ります。
 この臨時急行[熊野古道世界遺産登録15周年記念号]には、特急[WV南紀号]と同じキハ85系が使用されます。また、設定された時刻については、特急[WV南紀84号]と同じですので、いうなれば料金を下げたダンピング列車ということにもなります。
 列車は既に熊野市駅の3番線ホームに置かれており、15時を過ぎたあたりで客扱いが開始されました。



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        PHOTO:行先表示は残念ながら「臨時」のみでした。







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   PHOTO:後部先頭車にはシール式のヘッドマークが装着されていました。







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     PHOTO:さわやかウォーキングのための臨時列車も走っていました。



 臨時急行[熊野古道世界遺産登録15周年号]は、さわやかウォーキングに参加した多くの人と、これまた多くの鉄道ファンを乗せて熊野市駅を定刻どおりに発車していきます。車内はほぼ満席。私の横には小さな子供を連れた女性がきたのですが、子供がお母さんの膝の上に座るのを嫌がったため、座席を詰めて3人掛けで座ってきましたので、結局、身動きが全く取れない3時間10分の苦痛な乗車でした。

 熊野市駅を発車すると、名古屋までの停車駅は尾鷲、紀伊長島、三瀬谷、多気、松阪、津、四日市、桑名と、特急[WV南紀号]と同じに停車をして行きます(特急[WV南紀84号]のダイヤ筋ですので当たり前と言えば当たり前ですが…。)。

 列車名は多客臨時列車っぽいですがイベント列車ではありませんので、車内でパンフレットの配布や観光案内もなく、列車は淡々と進み、何の配布物もなく名古屋駅に到着してしまいました。


 

 往路は快速+特急、帰路は全て特急という形で新宮まで行って来たのですが、なんとなく何かが違うような気がします…。物足りないような、不十分なような気持が残ってしまいました。
 もしかすると往復に利用した列車が普通列車じゃなかったからかも…。やはり、一駅、一駅進んで行くから、新宮に行く価値があるような気もしてしまいました。
 今年の夏は青春18キップでもう一度行ってみようかな…。
 


【乗車日:令和 1年 5月26日(日)】鉄道コム鉄道コム

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        PHOTO:下呂駅に停車中の急行[ぬくもり飛騨路号]



 2017年5月に誕生した高山線の観光列車・急行[ぬくもり飛騨路号]が令和の年も運転されます。
 この列車、キハ85系ディーゼルカーを使用する急行列車ということで、以前から乗車したいと思っていたのですが、なかなか乗車するタイミングに恵まれなかったのですが、今回、ラッキーなことに指定席が確保できましたので、飛騨古川駅まで乗車してきました。






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①新守山(620)→名古屋(636) 211系8連 3104M
 新守山駅からは少し早めの列車で名古屋駅に向かいました(到着後、稲沢駅の観察に行ってきました。)。






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②名古屋(856)→飛騨古川(1234) 急行[ぬくもり飛騨路号] キハ85系4連
 急行[ぬくもり飛騨路号]は名古屋駅の6番線から発車します。この6番線は東海道線の大垣・米原駅方面に向かう快速列車の乗降ホームのため、列車の入線は8時50分頃ということで、慌ただしく入線してきた列車の先頭部の写真を辛うじて撮ってから列車内に入ると、ほどなくして急行[ぬくもり飛騨路号]は名古屋駅を発車します。

 名古屋駅を発車する特急[WVひだ号]がそうであるように、急行[ぬくもり飛騨路号]の座席も、岐阜駅より先の高山線内で座席が進行方向を向くように逆向きにセットしてあります。誰もそのレイアウトに違和感が無いようで座席を回転させませんので、私も仕方なく反対向きで座っていくことにしました。

 さて、これから乗車する急行[ぬくもり飛騨路号]には、特急[WVひだ号]や特急[WV南紀号]に使用されているキハ85系気動車が使用されています。
 このキハ85系気動車は、キハ80系の置換え及び所要時間短縮のために開発され、1989年の2月から運用に就きました。その心臓部はカミンズ社製の350馬力のエンジンを1両当たり2機搭載しており、この強馬力により非電化区間において、当初の目標どおり大幅な時間短縮を達成することが出来ました。
 なお、このキハ85系気動車については、後継車両として新たにハイブリッド気動車の投入計画が発表されており、本年度末には先行量産車が完成するようで、2022年以降に本格導入予定となっていますので、今のうちにしっかりと記録をしておく必要のある車両でもあります。 

 今回、乗車している急行[ぬくもり飛騨路号]の指定席ですが、入手に相当苦労するのでは…と思ったのですが、指定席券の発売日夕方でも窓際の席が購入でき、それを裏付けるかのように、本日の車内もだいたい6~7割程度の乗車率で名古屋駅を発車しました(途中の岐阜駅、美濃太田駅からの乗客もいましたが、それでも乗車率は7割強といったところでした。)。



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           PHOTO:名古屋駅の電光掲示板







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     PHOTO:行先表示は「臨時」だけと、ちょっと寂しかったです。







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        PHOTO:3号車の室内はブルー系のシートでした。







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        PHOTO:急行[ぬくもり飛騨路号]のヘッドマーク





 名古屋駅を発車した急行[ぬくもり飛騨路号]は、エンジン音も軽やかに快調な速度で西に向かって進んで行きます。
 この急行[ぬくもり飛騨路号]ですが、名古屋駅を発車すると間もなく「鉄道ファン」としては最大のハイライトを迎えます。実は急行[ぬくもり飛騨路号]ですが、東海道線を岐阜駅に向かって走っていくのですが、枇杷島駅の手前から稲沢駅までの先までの間は、東海道線ではなく並行して走るJR貨物線を走っていきます。このことについては、パンフレットにも車内放送でも行われませんので、一般の乗客の方には分からないのですが、普段、旅客列車が走らない区間を走行しますので、興味がある方は一度、乗車することをお勧めします。

 急行[ぬくもり飛騨路号]は、前述のとおり枇杷島駅の手前からJR貨物線に入り、普段、見ることが出来ない景色を見ながら、また、東海道線を跨ぎながら進んで行きます。途中、稲沢駅の手前で一時停止はあったものの、普段は離れた場所からでないと見ることのできない、稲沢駅の貨物機の入換シーンを間近に見て、再度、東海道線を跨ぎ貨物線での走行を終えて東海道線へと合流します。その後、木曽川を渡り、進行方向右手に街並みが見えてくると岐阜駅に到着します。



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        PHOTO:枇杷島駅の手前で貨物線へと入ります。






 
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      PHOTO:東海道線をクロスオーバーする形で進んで行きます。








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       PHOTO:貨物線なので、当然、貨物列車とすれ違います。







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           PHOTO:清須駅の側線を通過







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     PHOTO:稲沢駅の手前で入替えを行うEF64と並走します。







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       PHOTO:稲沢駅の側瀬に留置されている車両が近い!







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   PHOTO:もう一度、東海道線をクロスオーバーして東海道線に戻ります。



 岐阜駅で約3分ほど停車した後、急行[ぬくもり飛騨路号]は進行方を変えて4号車を先頭にして高山線に入っていきます。高山線は単線区間、しかも急行[ぬくもり飛騨路号]は臨時列車ということで、長森駅、鵜沼駅、坂祝駅と小まめに停車を行い、列車交換を行いながら進んで行きます。また、岐阜駅到着前から車内では沿線の名産品を販売するワゴンサービスのほか、沿線自治体の観光協協会の方々からパンフレットやプレゼントの配布が行われました。

 街並みが続いていた車窓が途切れ、進行方向右手に木曽川が近づくと、急行[ぬくもり飛騨路号]は太多線との乗換駅となる美濃太田駅に到着します(行き違いの列車が遅れたため、約3分ほど遅れての到着でした。)。





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        PHOTO:岐阜駅では駅員さんの歓迎を受けました。







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    PHOTO:車内では観光協会の方からプレゼントの配布等が行われました。







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   PHOTO:日本のライン川と言われている木曽川を見ながら進んで行きます。




 美濃太田駅を長いタイフォンを響かせながら発車した急行[ぬくもり飛騨路号]は、太多線を右手に見ながら進んで行きます。美濃加茂の街をしばらく進み、今度は木曽川でなく飛騨川の流れが進行方向右手に近づきます。この飛騨川の流れに沿ってしばらく進むと、飛騨川の両岸には切り立った岩が多数並び、その間をエメラルド色をした水が流れる「飛水峡」に到着します。普段、列車に乗っていても通り過ぎる景色ですが、急行[ぬくもり飛騨路号]は観光列車ということもあり、この「飛水峡」で一時停止を行うサービスがありました。

 急行[ぬくもり飛騨路号]はしばらく、この飛水峡を見ながら進んで行きますが、そのうちに飛騨川の流れが広くなり水量も徐々に増えてきます。その後、この飛騨川を鉄橋を何度か渡り、ダムにより堰き止められたことにより水量が豊かとなった飛騨川が進行方向左手に見えるようになると、急行[ぬくもり飛騨路号]は、間もなく飛騨金山駅に到着しました。



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       PHOTO:太多線と分かれて高山線を進んで行きます。







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   PHOTO:飛水峡では列車が一時停車し、しばしの「観光タイム」となります。




 飛騨金山駅では「列車退避を行っていた。」と聞いていたのですが、時刻が変わったのでしょう、わずかな停車の後に発車し、急行[ぬくもり飛騨路号]は美濃路から飛騨路へと入っていきます。その後、飛騨金山駅の先にある「福来信号所」で列車交換のための一時停車を行った後、日本三名泉といわれる下呂温泉で有名な下呂駅に到着しました。ここ下呂駅では約15分停車します。



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   PHOTO:下呂駅のホームでは、石琴によるミニコンサートが行われました。







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       PHOTO:下呂駅ホームでは名産品の販売も行われました。




 下呂駅を発車した急行[ぬくもり飛騨路号]は、一路、高山駅を目指して北上していきます。車内では、ここまで乗車していた下呂市観光協協会からバトンを引き継いだ飛騨市観光協会の方からパンフレットの配布が行われました。
 途中の飛騨萩原駅では地元の皆さんからの歓迎を受けるため、急行[ぬくもり飛騨路号]は速度を落とし、タイフォンを鳴らしながらゆっくりと通過していきます。
 その後、車内では飛騨牛の焼肉の割引チケットを賭けたじゃんけん大会が行われ、車窓ではいくつものトンネルを抜け、何度となく飛騨川・宮川を渡り、飛騨の小京都・高山駅に到着しました。



      PHOTO:飛騨萩原駅では地元の皆さんからの歓迎をうけます。




 高山駅でも15分ほど停車をします。高山駅では何もイベントが無いのかな?と思って改札に向かったところ、改札口を出る手前で高山市観光協会さんからパンプレットやプレゼントの配布が行われていました(車内では配布されませんでした。)。
 高山駅では乗客の大半を降りたようで、身軽となった急行[ぬくもり飛騨路号]は、高山駅の駅員さんや観光協会の皆さんに見送られながら最終目的地の飛騨古川駅を目指して進んで行きます。
 さすがに「もう何も車内イベントは無いだろう…。」と思っていたのですが、高山駅発車後、高山駅で交代した乗務員さんから、きれいにパウチされた「乗車記念カード」をいただきましたので、この列車、やはり終点まで乗車するのが(鉄道ファンは)必要のようです。

 急行[ぬくもり飛騨路号]は、このまま終点まで一気に走り切る…と思っていたのですが、そこは単線区間を走る臨時列車ということで、上枝駅で列車交換を行った後、ゆったりとして速度でしばらく進むと、静かな城下町・飛騨古川駅に到着しました。





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   PHOTO:高山駅で特急[WVひだ10号]と並ぶ急行[ぬくもり飛騨路号]







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       PHOTO:上枝駅で列車交換のための停車を行います。







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           PHOTO:飛騨古川駅に到着
 






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    PHOTO:飛騨古川駅到着後はここで写真を撮ります…聖地巡礼ですね。
※2番線に特急[WVひだ号]が停車しているのが映画のシーンのようですが、実際には2番線に特急[WVひだ号]は入らないようです。また、3番線にキハ85が入るのも珍しいのではないかと思いますが…?







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③飛騨古川(1311)→美濃太田(1517) 32D 特急[WVひだ32号]
 飛騨古川駅到着後は、特に観光をする予定をして居ませんでしたので、明日以降の予定もありますので特急[WVひだ32号]で名古屋に向けて戻ります。
 急行[ぬくもり飛騨路号]に乗っていたときは、「そんなに遅い。」とは感じなかったのですが、やはり特急列車は速いですねぇ…。撮った写真の整理をして、この原稿の下書きを書いているうちに太多線との乗換駅である美濃江太田駅に到着してしまいました。







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④美濃太田(1537)→多治見(1604) 3638C キハ75系2連
 美濃太田駅からは太多線の普通列車で多治見駅に向かいます。
 仕事で良く利用する路線ですが、仕事で乗るときと、趣味で乗るときでは全然気分が違いますね。






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⑤多治見(1607)→新守山(1634) 3648M 211系他10連
 多治見駅からは隣のホームで待っていた名古屋行きの普通列車で新守山駅に戻り、今回の「乗り鉄」も無事に終了しました。


 久しぶりの「イベント列車」への乗車ですが、やはりイベント列車は賑やかくて良いですね。また、この急行[ぬくもり飛騨路号]は沿線からのプレゼントも多いので、とてもお得感もありますので、また、機会があれば乗車してみたいと思いました。ただ、一般の乗客の方からすると、名古屋から飛騨古川まで3時間30分というのは、
ちょっと時間が長すぎるのかな?と思いました。


【乗車日:令和 1年 5月25日(土)】鉄道コム鉄道コム

※古い乗車記を他ブログから引っ越しています。一部写真が無い部分や誤字・誤変換等もありますが、よろしければご覧ください(by管理人)。




 所用で東京まで行きましたので、名古屋に戻る際に沼津駅から浜松駅まで[ホームライナー5号]に乗車しましたので、簡単ですが乗車記をアップさせていただきます。




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★沼津(1925)→浜松(2105) 4385M [ホームライナー浜松5号]  373系6連
 小田原駅から列車を乗り継ぎ、沼津駅に到着したのが19時13分、この時点で[ホームライナー浜松5号]は既に隣の2番線ホームに入線しており、私も急ぎホームのライナー券売機でライナー券を購入し車内へと入ります。
 列車内を見てみると1号車~3号車はそこそこの乗車率ですが、4~6号車はガラガラですので、この先の停車駅である清水駅、静岡駅からの乗客はこちらに乗ってくるのではないかと思われます。

 仕事帰りと思われる乗客を乗せた[ホームライナー浜松5号]は定刻どおり沼津駅を発車し、一路、浜松駅を目指します。
 さて、今回乗車している[ホームライナー浜松5号]ですが[ホームライナー浜松3号]と並び、日本で最長のホームライナーです。
 また、途中、富士、清水、静岡、藤枝、島田、菊川、掛川、袋井、磐田と小まめに停車をして行くのですが、発車駅の沼津駅と終着駅の浜松駅との間、130.9kmを100分で走り切りますので、表定速度は78.5km/hに達し、もうこれはほとんど在来線の特急列車並みの足の速い列車でもあります。

  [ホームライナー浜松5号]に使用されている車両は373系・直流特急型車両が使用されます。この373系は1995年に誕生した電車で、当時、身延線で運行されていた急行[富士川]には国鉄時代に製造された165系が使用されていましたが、ほとんどの車両が製造から30年以上経過しており老朽化や内装の陳腐化が進んでいたことから、この165系の置換えを主目的として185系電車同様、中長距離普通列車から特急列車まで、幅広い運用に応える汎用性の高い車両として開発された車両です。
 3両編成を1ユニットとして構成されており、これを基本単位として特急列車から普通列車まで幅広く使用されています。

 富士駅、清水駅ではさほど乗客の動きがありませんでしたが、静岡駅では多くの乗客が降りるとともに、後方の車両を中心に多くの乗客が乗り込みましたので、この列車は沼津→静岡間と静岡→浜松間の2系統のホームライナーの役割があるように思えました。
 静岡駅を発車すると藤枝、島田、菊川、掛川、袋井、磐田と停車し、少しずつ乗客を降ろしながら進み、最後は定刻どおり浜松駅に到着しました。




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        PHOTO:[ホームライナー浜松号]のヘッドマーク







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             PHOTO:373系の車内



 たった320円で373系に1時間30分以上乗車できるなんて、なんて乗り得な列車なんでしょう!できれば新幹線の接続駅である三島駅から豊橋駅までの間を[ホームライナー]で結んでほしいですね。


【乗車日:令和 1年 5月13日(月)】鉄道コム鉄道コム

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