カテゴリ: 2021年度
JR四国 特急[あしずり号](2700系・2000系DC)惜別乗車記(R4.3.29)
「惜別乗車記」なんてタイトルを付けると、なんとなく特急[あしずり号]や2000系DCが引退するような感じを与えてしまいそうですが、そうではなく、私が1年6か月過ごした四国・高知をこの3月末で離れることが決まったので最後にもう一度…と読み替えてください。
まずは、土佐くろしお鉄道が保有している2700系DC2連を使用する特急[あしずり3号]に乗車し、土佐入野駅を目指します(土佐くろしお鉄道が保有している2700系には、車体側面に「JRのマーク」が入っていません。)。
列車は11時35分頃、高知駅の東側にある留置線からの入線となります。
平日の日中…ということで列車は空いていると思っていたのですが、自由席の入口には乗車の長い列ができていましたので、指定席を確保しておいて正解のようでした(指定席も窓側席数席を残すのみでした。)。
ひととおり写真を撮影し、座席について一息ついていると特急[あしずり3号]は高知駅を発車します。特急列車といえども、普通列車の本数が少ない土讃線ですので、旭駅、朝倉駅、伊野駅と小まめに停車をしながら進んで行きます。
混雑していた車内も佐川駅、須崎駅で多くの乗客が降りましたので、車内もだいぶ空いた状態となりました。
高知駅以北の土讃線では、その大出力エンジンを生かして豪快に走っていく2700系DCですが、高知駅から西の土讃線区間には路線状況が弱いエリアもあるようで、速度を落として通過していくシーンがいくつもありました。
須崎駅の手前から安和駅を過ぎるまでの区間は太平洋を見ることができます。海なし県に生まれ育った性でしょうか、海を見るとどうしても写真を撮りたくなりますね…。
安和駅を過ぎると特急[あしずり3号]は山岳区間へと入り、豪快なエンジンを立てながら勾配を登っていきます。
久礼坂の勾配を登りきると、あとは緩やかな坂を下り、その後、四万十町の中心駅となる窪川駅に到着します。
この窪川駅からは先は土佐くろしお鉄道線へと入ります。
特急[あしずり3号]は、窪川駅の次の駅である若井駅を過ぎると予土線と別れ、その後ループ線へと入っていきます。列車に乗っていると、さほど「曲がっている。」とか「旋回をしている。」という感じはしないのですが、地図を見ると大きく円を描いたうえで進行方向を変えていることがわかります。
土佐佐賀駅を過ぎると左手には再び太平洋が広がってきます。その後、白浜海岸を見ていると、まもなく特急[あしずり3号]は土佐入野駅に到着します。
今回、所要のためこの駅で特急[あしずり3号]を下車しました。
VIDEO:土佐入野駅に到着・発車する特急[あしずり10号]
土佐入野で所用を済ませ、帰りの列車である特急[あしずり14号]に始発駅から乗車したいので中村駅に向かいました。
※車体にJRのマークが入っていません。
中村駅から2000系DCを使用する特急[あしずり14号]に乗車します。
この特急[あしずり14号]に使用される車輛は、中村駅に15時分に到着する特急[あしずり5号]の折り返し運転となりますので、じっくりと撮影をすることができます。
特急[あしずり14号]の客扱い開始は発車の15分くらい前から…ということなので、待合室で写真の整理をしたり、この原稿の下書きをしながら待ちます(中村駅の待合室は寒くないですし、コンセントもフリーWi-Fiもあります。)。
16時20分過ぎ頃から客扱いが開始となりましたので、私も早々にホームへと入り、ひととおり写真を撮ってから車内へと入ります。
さすがに最新鋭の2700系DCに比べるとアイドリング時の音や振動が多く、また、シートの幅もだいぶ狭いなど、若干の古さと窮屈感を感じますが、なんとなくそれが安心感や居心地の良さにも感じますので不思議と言えば不思議です。
発車の時刻となり、特急[あしずり14号]は、2700系DCとは明らかに異なる咆哮を上げながら中村駅を発車していきます。
さて、今回乗車している2000系DCですが、この車両は四国島内の高速道路網整備に伴い、急勾配・急カーブが連続する土讃線における特急列車の速度向上を目的としてJR四国と鉄道総研が共同で開発した日本初の制御付き振り子式車両です。
その土讃線を走るために搭載されているエンジンは、コマツ製の出力330psのインタークーラー付きターボチャージャを装備した直噴エンジンで、1両当たり2基搭載しています。出力的には2700系DCに劣るものの、両方を乗り比べると2000系DCの方が速いのでは?と思うのは私だけでしょうか…?
また、この2000系DCですが、1990年の登場以来、四国島内の主力車両として活躍をしてきたのですが、2021年3月13日のダイヤ改正をもって特急[南風号][しまんと号]の全列車と特急[あしずり号]の1往復が2700系DCに置き換えられました(岡山駅・高松駅への乗り入れも終了となりました。)。そして、今年のダイヤ改正でも2000系を使用する特急[あしずり号]の運用が減少し、現在では、予讃線の特急[宇和海号]全列車と土讃線・土佐くろしお鉄道の特急[あしずり号]の一部に使用されているのみとなっており、今や貴重な特急車両でもあります。なお、高知運転所には2000系DCの改良型であるN2000系DCについては配置されていませんので、特急[あしずり号]に使用される車輛は全て2000系DCとなっています。
中村駅を定刻に発車した特急[あしずり14号]は、軽快な足取りで土佐くろしお鉄道線を駆け抜けていきます。
途中の土佐佐賀駅では、同じ2000系DCを使用した、下りの特急[あしずり7号]と交換するという鉄道ファンにとってはたまらない一瞬が訪れます。
その後も特急[あしずり14号]は、ターボチャージャー独特のヒュィーンという音を響かせ、車体を右へ左へと傾けながら高知の山間部を駆け抜け窪川駅へと到着します。
窪川駅では乗務員交代(土佐くろしお鉄道→JR)を行った後、特急[あしずり14号]は久礼坂峠を目指して進んで行きます。たぶん、非力な181系DCや185系DC(今と比べると非力ですが、登場した当時は高出力のDCでした。)の時代には苦労したと思われる場所ですが、2000系DCは何の苦も無く超えていきます。
観光列車だと減速をして通過する安和駅も、特急[あしずり14号]には関係なし!と言わんばかりの速度で通過し、しばらく街中を走ると須崎駅に到着します。時間的に通勤・通学時間帯ということもあり、須崎駅からは何人かの乗客が乗ってきましたが、それでも特急[あしずり14号]の車内を埋めるほどではありません。
その後、佐川駅、伊野駅、朝倉駅、旭駅と小まめに停車をした後、特急[あしずり14号]は定刻どおり高知駅に到着し、私の2000系DCへの最後の乗車(多分ですが…)も終了しました。
2000系DCに乗りたくて、今年に入ってからも1月、2月と2か月続けて2000系を使用する特急[宇和海号]に乗車をしたのですが、どちらとも使用車両がN2000系でしたので、高知を去る前に「もう一度オリジナルの2000系に乗りたい…」と思っていたのですが、今回、無事に念願がかない、これで思い残すことなく高知を去ることができそうです。
【乗車日:令和 4年 3月29日(火)】


【乗車日:令和 4年 3月29日(火)】



特急[南風号]惜別乗車記(R4.3.23)
PHOTO:高知駅に到着する特急[南風7号]
「惜別乗車記」なんてタイトルを付けると、なんとなくJR四国の2700系DCが引退するような感じを与えてしまいそうですが、そうではなく、私が1年6か月過ごした四国・高知をこの3月末で離れることが決まったので、最後にもう一度、特急[南風号]に乗車を…と読み替えてください。
「惜別乗車記」なんてタイトルを付けると、なんとなくJR四国の2700系DCが引退するような感じを与えてしまいそうですが、そうではなく、私が1年6か月過ごした四国・高知をこの3月末で離れることが決まったので、最後にもう一度、特急[南風号]に乗車を…と読み替えてください。
もちろん、高知を離れても特急[南風号]は残りますが、さすがに「ちょっと乗りに行こう!」というエリアではありませんので、ここで最後にきちんとした乗車記を残すため惜別乗車をしてきました(本来なら、高知⇔岡山間の全区間乗車をするべきなのでしょうが、特急[南風号]といえば「アンパンマン列車」ですから、往復とも「アンパンマン列車」の「アンパンマンシート」を利用して…ということで、阿波池田駅までの往復をもって惜別乗車とすることにしました。)
特急[南風18号]は、高知駅に13時41分に到着する特急[南風7号]の折返し列車となるため、高知駅への到着シーンを撮影してからでも十分に撮影の時間があります。
発車時刻となり、特急[南風18号]はブルンというエンジン音ともに高知駅を離れますが、四国の列車がそうであるように、一度、ノッチを緩めてから再度、ノッチを入れて再加速をしていきます。
2700系DCの凄いところはここからの加速の鋭さですね。身体をシートに押さえつけられる感じがし、誰かに「今、乗っているのは電車だよ。」と伝えても誰も疑わないほどの加速で進んで行きます。
2700系DCの凄いところはここからの加速の鋭さですね。身体をシートに押さえつけられる感じがし、誰かに「今、乗っているのは電車だよ。」と伝えても誰も疑わないほどの加速で進んで行きます。
高知駅⇔土佐山田駅間は、ほぼ平坦な区間を走りますので「ここで時間を稼ぐ!」と言わんばかりの豪快なスピードでぐんぐんと進んで行きます。
土佐山田からは、いわゆる山間部へと入っていきますが、それでも2700系は身を左右に振りながらぐんぐんと進んで行きます。
土讃線の琴平駅以南は単線区間ですが、線路を支える路面はしっかりと補強されていることもあり、カーブやトンネルでもほとんど速度を落とすことなく進んで行きます。
土讃線の琴平駅以南は単線区間ですが、線路を支える路面はしっかりと補強されていることもあり、カーブやトンネルでもほとんど速度を落とすことなく進んで行きます。
繁藤駅を過ぎると特急[南風18号]は吉野川を左手に見ながら進んで行きます。
多くの特急も停車する大杉駅を通過し、特急[南風18号]は豪快な吹き上がるエンジン音を奏でるとともに、規則正しいジョイント音を刻みながら進んで行き、観光名所の大歩危駅に到着します。
多くの特急も停車する大杉駅を通過し、特急[南風18号]は豪快な吹き上がるエンジン音を奏でるとともに、規則正しいジョイント音を刻みながら進んで行き、観光名所の大歩危駅に到着します。
大歩危駅を発車し、しばらくすると鉄橋を渡りますが、ここが大歩危峡・小歩危峡のハイライトとなります(岡山に向かう際は、鉄橋の左手が大歩危峡で右側が小歩危峡となります。)。今年は雨が少ないということで、やや、迫力に欠ける吉野川ですが、大歩危・小歩危峡を過ぎるといつのまにか水をたっぷりと蓄えた吉野川を見ながらの乗車となります。
列車はしばらく走り、三縄駅を過ぎると大きく進行方向を右に変えて、三好市の中心駅となる阿波池田駅に到着しました。
阿波池田駅で約1時間滞在した後、今度は「黄色いアンパンマン列車」に乗って高知に戻りました。
特急[南風号]には良く乗った!というのが実感ですね。
高知にいると、何処に行くにも特急列車に乗らないと遠くに出かけられない…ということもあり、この1年6か月間、本当に良く乗りました。
また、ちょうどタイミングも良くて、一昨年の10月から昨年3月までは2000系DCの特急[南風号]に乗車もできましたし、撮影もすることもできました。
次はいつ乗ることができるかわかりませんが、私の中では「思い出の特急」になることは間違いないと思います(実際には、次の勤務地に向かう時も特急[南風号]を利用しますが、その時は仕事ですので、特急[南風号]の乗車記としてはこれが最後になります。)。
PHOTO:本日使用した指定席券(JR四国独特のザ・席(券)です。)
※現在、特急[南風号]の指定席車両に乗車すると、下のような記念乗車証が貰えます。



東海道本線・新垂井線乗車記(R4.3.21)
PHOTO:名古屋駅に侵入する特急[しらさぎ5号]
大垣駅を発車した特急[しらさぎ5号]は、大垣電車区を見ながら速度を上げていきます。しばらくすると東海道線を左手に見ながら大きく右方向に進路を変えて新垂井線へと入っていきます。下り磨暑う列車が使用する垂井線は関ケ原の山の中に入っていく感じですが、新垂井線はしばらくの間、垂井の街中を走り、その後、山の裾野に沿って大きく迂回をしながら勾配を緩和していることが路線状況からわかります。
迂回路線をしばらく走っていると左手に東海道線が近づいてくるのかわかります。今度は東海道線を跨ぐ形で越え、大きく右に進路を変えて、関ヶ原駅の手前で再び東海道線と合流して進んで行きます。
PHOTO:本日使用した指定席券
【乗車日:令和 4年 3月21日(月)】

東海道本線を大垣駅から米原方面に向けて乗車していると、垂井駅を過ぎた直後に線路が右方向に分岐していき、関ヶ原駅の手前で合流するシーンを見ることができます。
ここは「新垂井線」と言い、原則として特急列車と貨物列車が使用する路線で、普通列車や快速列車については垂井駅経由となっているため、なかなか乗車することが難しい路線ともなっています。
私も過去に2度ほど乗車した記憶があるのですが、しっかりとした乗車記になっていないことから、今回、改めて乗車をしてきました。
豊橋駅から乗ってきた特別快速を名古屋駅で降り、名古屋駅から米原駅まで特急[しらさぎ5号]に乗車して新垂井線の乗車にチャレンジします。
特急[しらさぎ5号]は神宮駅から回送されてきて、9時40分頃に名古屋駅の4番線ホームに入線します。発車までの時間を使って列車の撮影を行ってから車内へと入ります。グリーン車の大型シートに身体を預けてリラックスしていると特急[しらさぎ5号]はスムーズにそして静かに名古屋駅を発車していきます。列車密度が高いせいでしょうか、特急[しらさぎ5号]はさほど速度を上げずに進んで行きます。稲沢駅を過ぎたころから特急らしい走りで進んで行きますが、途中、尾張一宮駅、岐阜駅と特別快速と同じように小まめに停車するため、乗っていると「もっと長い時間走ってほしい!」という気持ちになります。
大垣駅に到着すると、いよいよ新垂井線への乗車となります。
この「新垂井線」のある大垣-米原間は、関ヶ原、伊吹山越えの難所と知られ、垂井駅-関ケ原間、ほぼ直線でありながら20~25‰の急勾配が連続しています。そのため下り列車(大垣から米原方面に向かう列車)は上り勾配が続くため、大垣駅-南荒尾信号場-関ケ原駅間のうち、南荒尾信号場-関ケ原駅間は急勾配緩和のために単線で下り線専用の路線が建設され、この路線の途中には新垂井駅が設けられていたことから「新垂井線」と呼ばれるようになりました(現在は新垂井駅は廃止されています。)。
大垣駅を発車した特急[しらさぎ5号]は、大垣電車区を見ながら速度を上げていきます。しばらくすると東海道線を左手に見ながら大きく右方向に進路を変えて新垂井線へと入っていきます。下り磨暑う列車が使用する垂井線は関ケ原の山の中に入っていく感じですが、新垂井線はしばらくの間、垂井の街中を走り、その後、山の裾野に沿って大きく迂回をしながら勾配を緩和していることが路線状況からわかります。
迂回路線をしばらく走っていると左手に東海道線が近づいてくるのかわかります。今度は東海道線を跨ぐ形で越え、大きく右に進路を変えて、関ヶ原駅の手前で再び東海道線と合流して進んで行きます。
この後は、他の列車同様に東海道線を進んで、進行方向右手に車両基地が見えてくると米原駅に到着し、無事に新垂井線の乗車が終了しました。
久しぶりに新垂井線の乗車をしました。途中、新垂井駅の形跡を見つけようと車窓に注意をしていたのですが、ついにわからずじまいでした。でも、もしかするとこの新垂井線、JR東海のお宝路線になるかもしれない…と思っているのは私だけでしょうか?
PHOTO:681系と言えばこちら側の先頭車ですよね…
※名古屋方の1号車グリーン車です。PHOTO:681系と言えばこちら側の先頭車ですよね…
PHOTO:本日使用した指定席券
【乗車日:令和 4年 3月21日(月)】



高知⇔長野 乗車記録⑫(R4.3.18~R4.3.21)
基本的には高知⇔岡山間を特急[南風号]、岡山⇔名古屋間を[のぞみ号]、名古屋⇔長野間を特急[しなの号]というパターンが一番早い(でも、乗り継ぎの時間を考慮すると8時間以上はかかりますが…)のですが、これだと往復の料金が約37,000円にもなってしまいますので、なんとか安く…でも早く…ということで、帰省の都度、乗車記録を残してみることにしました。
1回目は往復24時間で約31,000円
2回目は往復26時間で約23,000円(往路は青春18キップ利用)
3回目は往復27時間で約12,000円(往復とも青春18キップが中心)
4回目は往復28時間で約29,030円(普通キップ利用)
5回目は往復28時間で約16,880円(往復とも青春18キップが中心)
6回目は往復39時間で約48,260円(往路寝台特急、復路も特急利用)
7回目は往復17時間で約34,000円(往復とも特急・新幹線利用)
8回目は往復29時間で約35,000円(復路は新幹線で東京経由)
9回目は往復28時間で約34,600円(復路は東京経由の新幹線利用)
10回目は往復29時間で約16,000円(往復とも青春18キップが中心)
前回、11回目(R3.12月)は、往復とも青春18キップを使用ということで所要時間が30時間、料金は15,810円でした。
今回も「青春18キップ」が中心ですが、帰路は所要のため東京経由(1泊2日)の行程で往復してきました。
【往路:3月18日(金)】
今回の帰省もトップランナーは特急[しまんと2号]です。
この列車に乗って瀬戸大橋の四国側の玄関口駅となる坂出駅まで乗車しました。しかし、JR四国には「トク割り回数券」という非常に安いキップがって助かっています。
※本日乗車した列車の写真ではありません。
②坂出(701)→岡山(746) 3108M 快速[マリンライナー8号] 5000系3連+223系4連
坂出駅からは快速[マリンライナー8号]に乗車して岡山駅に向かいました。
ここからは青春18キップを使って…と思っていたのですが、普通車指定席の窓側がすべて埋まっていましたので、今回は乗車券を購入してグリーン車に乗車しました(平日なので通勤客が利用しているのでしょうか…)。
岡山駅からは相生行きの普通列車で相生駅を目指しました。
ダイヤ改正後も115系が使用されていましたが、岡山地区の115系も置き換えが発表されていますので、乗るなら今のうちかもしれませんね…。
土・休日は結構、混雑するこの列車ですが、今日は平日ということもあり、また、通勤・通学の時間帯から外れていることもあるのでしょうか、和気駅から終点の相生駅までは私の貸切車両でした。
相生駅からは姫路行きの普通列車に乗車します。
ダイヤ改正前までは、平日8両、土・休日4両だったような気がするのですが、どうやら平日も4両になってしまったようです。ドア脇の補助シートに座って姫路駅まで乗車しました。
姫路駅からは新快速に乗車して大津駅を目指します(当初、草津まで乗車する予定でしたが、途中の大津駅で乗り換えることにしました。)。
以前なら、この列車でそのまま米原駅まで行けたのですが、新快速減便の影響で行先までも変わってしまいました。滅茶苦茶不便になったダイヤ改正です。
大津からは後続の普通列車で米原駅を目指しました。
先ほどまで乗車していた新快速はガラガラでしたが、こちらは編成が短いことももあり結構な混雑でした。
米原駅からは大垣行きの普通列車に乗車しました。
あいかわらずホームは離れているし、編成は短いし、JR東海ですね…。
大垣駅からは豊橋行きの新快速に乗車して名古屋駅に向かいました。
この編成をそのまま米原駅に入れてくれれば、不要な乗り換えをしなくても良いのですが…。
名古屋駅からは新車投入後、1週間しかたっていない315系に乗車して中津川駅に向かいました(超ラッキー出した。)。
中津川駅からは松本行きの普通列車に乗車しました(この区間、列車本数も少ないし、それ以上に列車が遅いですねぇ…)。
松本駅では階段ダッシュで長野行きに乗り替えて、無事、長野に到着しました。
この列車、ちょうど帰宅ラッシュの時間帯ということで、坂北駅までは立ったままの乗車でした(今日は平日ですから仕方ないですね。)。
往路の所要時間は15時間36分、所要経費は7,700円(トク割回数券(高知⇔高松)3,150円、青春18キップ2,410円、マリンライナー指定席券1,000円、坂出→岡山乗車券1,140円)でした。
【復路・その①:3月20日(日)】
長野での滞在を終えて、1泊2日の行程で高知のアパートに戻ります。長野からは211系3連を使用する松本行きに乗車するのですが、ダイヤ改正前までは長野駅に6両(3B×2)で到着し、その後、編成を分割して片方の編成が松本行きとなっていたのですが、ダイヤ改正からでしょうか松本からの列車は3両で2番線に到着、松本行きの普通列車は留置線から5番線に入線するという形になっていました(土・休日のみの対応かもしれません。)。
松本駅では3分の接続で高尾行きの普通列車に乗車します。
久しぶりの中央東線の旅、ボックスシートに座ってゆっくりと楽しみました。
高尾駅からは快速列車を1本見送って、後続の中央特快に乗車して新宿駅に向かいました。
新宿到着後は、都内で所用を果たします。
都内での所用を済ませ、再び、高知を目指します。
東京からはE231系のグリーン車で熱海駅に向かいました。1本前の小田原行きのグリーン車は大混雑でしたが、なぜかこの列車はグリーン車も普通車も全体的に空いていて、おかげで平屋席にゆっくりと座っていくことがてきました(大きな荷物を持っていましたので、荷台のある平屋席に座りたかったのです。)。
熱海駅からは18時55分発の豊橋行きに乗車しようと思っていたのですが、ここ熱海駅まで乗ってきた列車の写真も撮りたかったので、1本遅らせて後続の列車に乗ることにしました。乗車口に並んで列車の入線を待っていたところホームに入ってきたのは、まさかの313系8000番台車でした。
おかげで静岡までの1時間少々、ゆったりと座っていくことができました。
PHOTO:静岡方の先頭車は211系でした。
◎本日のお宿
もう少し遠くまで行こうと思えば行けたのですが、静岡駅近くに3千円少々で泊まれるホテルがありましたので、今日はここで1泊しました。
PHOTO:3,340円なら十分リーズナブル
【復路・その②:3月21日(月)】
復路2日目は静岡駅からのスタートです。
昨日に引き続き313系8000番台車に…と期待していたのですが、残念ながら入線してきた列車は211系でした。
1本快速列車を見送って後続の特別快速に乗車して名古屋駅に向かいました。
豊橋駅から乗車した特別快速に乗っていれば、そのまま大垣駅まで行くのですが、せっかくの機会…ということで新垂井線を走る特急[しらさぎ5号]に乗車して米原駅に向かいました。
なお、新垂井線の乗車については、別記事(東海道本線・新垂井線乗車記(R4.3.21))としてアップする予定です。
米原駅からは加古川行きの列車に乗って野洲駅に向かいました。
野洲駅からはAシート車を組み込んだ新快速1号に乗車して姫路駅に向かいました。
姫路駅からは播州赤穂行きの普通列車で相生駅を目指しました。
相生駅からは未払い機の普通列車に乗車して岡山駅に向かいました。
もしかすると…岡山エリアを走る115系の「乗りおさめ」になるかも…。
岡山駅では1時間後の快速[マリンライナー47号]で坂出駅に向かいました。
坂出駅からは1駅区間だけですが、快速[サンポート南風リレー号]に乗車して宇多津駅に向かいました。
宇多津駅からは、今回の帰省のラストランナーとなる特急[南風19号]に乗車して高知に戻りました(岡山駅から乗車しなかったのは、手元にあるトク割回数券が高知⇔高松分しかなかったためです。)。
復路の所要時間は(2日分併せて)26時間4分、所要経費は16,820円(青春18キップ2日分4,820円、特急[しらさぎ号]乗車券+グリーン券3,840円、新快速指定席券840円、マリンライナー指定席券530円、トク割回数券(岡山⇔高知)3,450円、宿泊ホテル代3,340円)でした。
往復の所要時間は41時間40分、所要経費は24,520円でした。
まあ、今回は所要時間とか金額ではなく、東京での用事を優先しましたので、こんな感じの金額となりましたが、ホテルに泊まった割には安く上がったのでは…と思っています。
なお、今回の帰省で高知⇔長野の往復も最後となりました。
なお、今回の帰省で高知⇔長野の往復も最後となりました。
【乗車日:令和 4年 3月18日(金)~21日(月)】



◎過去の高知⇔長野の乗車記録はこちらから!