PHOTO:2日目は特別な列車でスタートです。
※2020年度 春の青春18キップ旅行記[JR四国・未乗車車両乗車の旅]【前編】(R3.4.3~4)からの続きです。
[鉄道ホビートレイン]や[しまんトロッコ号]では比較的長めの停車時間を設ける江川崎駅ですが、[鉄道ホビートレイン]では客扱いを行った後、速やかに発車をしていきます。
【乗車日:令和 3年 4月 3日(土)~4日(日)】

※2020年度 春の青春18キップ旅行記[JR四国・未乗車車両乗車の旅]【前編】(R3.4.3~4)からの続きです。
【第2日目・4月4日(日)】
「乗り鉄」2日目は、松山駅から観光列車・[伊予灘ものがたり(大洲編)]に乗車します。
なお、[伊予灘ものがたり(大洲編)]の乗車記については別記事としてアップさせていただきます。
伊予大洲駅からは特急[宇和海18号]で一気に宇和島駅を目指します(本当は青春18キップの旅ですから、普通列車で宇和島に向かいたいのですが、そうすると、私、高知に帰ることができなくなってしまいますので…。)。
土讃線の特急[南風号][しまんと号]からは撤退した2000系DCですが、この特急[宇和海]と[あしずり]には残りましたので、もうしばらくは2000系DCの乗車も楽しめそうです。しかし、相変わらず2000系DCはパワフルですねぇ…。何度乗っても「恐ろしい」くらいの加速感・速度感を味わうことができます。
伊予大洲から宇和島間は単線区間ですので、特急列車といえども運転停車などがありましたが、あとは圧巻の加速感を味わっているうちに、特急[宇和海9号]は宇和島駅に到着してしまいました。
宇和島駅からは予土線を経由して高知へと帰ります。
ここから乗車するのは「予土線3兄弟」の長男である[海洋堂ホビートレイン]です。すでに何度か予土線の乗車はしているのですが、私、高知に来てから「YODOSENサポーター(NO.888)」に入会し、予土線の魅力を広める役目を担っていますので、ブログを通じて予土線の魅力を伝えていきたいと思っています。
これから乗車する[海洋堂ホビートレイン]は、宇和島駅の番線ホームに11時55分頃入線をしてきますが、発車準備を行ってからの客扱いととなり、実際に車内に入れるのは12時ころからですのでので、それまでにお手洗いを済ませてから乗車します(予土線の車両にはお手洗いの設備がありません。)。
それまで強く振っていた雨も出発時にはやや小ぶりとなり[海洋堂ホビートレイン]は7~8名の乗客と2匹のカッパの親子を乗せて定刻どおり宇和島駅を発車していきます。
[海洋堂ホビートレイン]は宇和島運転所を右手に見ながら進み、最初の停車駅である北宇和島駅の先で予讃線と別れて予土線へと入り、山間部に向かって進んでいきます(北宇和島駅発車後、雨が本降りにとなってしまいました。)。
[海洋堂ホビートレイン]は宇和島運転所を右手に見ながら進み、最初の停車駅である北宇和島駅の先で予讃線と別れて予土線へと入り、山間部に向かって進んでいきます(北宇和島駅発車後、雨が本降りにとなってしまいました。)。
予土線をザクッと説明すると愛媛県側は広美川沿いに街が続くエリアを、高知県側は四万十川沿いに山の中を…走っていくという感じなのですが、意外なのは列車速度が遅いのが愛媛県側で、地理的条件の厳しい高知県側を速い速度で駆け抜けていきます(全部が全部そうではないのですが、なんとなくそんな感じを受けます。)。
北宇和島駅-務田駅のカーブ・勾配そして雨の厳しい区間を抜けると[海洋堂ホビートレイン]はやや速度を上げて進んでいきます。途中の北宇和島駅、伊予宮野下駅から乗った乗客も松丸駅までにほとんどが降りてしまい、列車に残っているのは宇和島駅から乗った乗客が4名とカッパの親子だけになってしまいました。
雨は先ほどまでよりは小ぶりになったものの、依然として止まず、窓の外の景色も靄ではっきりとは見えませんが、近くの草木が雨に濡れていっそう青々しく見えますので、これはこれで予土線の魅力の一つではないかと思います。
[鉄道ホビートレイン]や[しまんトロッコ号]では比較的長めの停車時間を設ける江川崎駅ですが、[鉄道ホビートレイン]では客扱いを行った後、速やかに発車をしていきます。
江川崎駅を発車し、広美川を渡るとそれまで進行方向左手に流れていた川が右手へと変わり、ここからは四万十川の流れとともに[海洋堂ホビートレイン]は走っていきます(川は何度も渡りますので、進行方向どちらに座っても見ることができます。)。
江川崎発車後、変わったのは川の名前だけではなく、走る速度も一段と早くなったことがわかります。路線の基盤が強硬なのでしょうか[海洋堂ホビートレイン]は80km/h程度の速度でどんどん先に進みます。
江川崎発車後、変わったのは川の名前だけではなく、走る速度も一段と早くなったことがわかります。路線の基盤が強硬なのでしょうか[海洋堂ホビートレイン]は80km/h程度の速度でどんどん先に進みます。
途中、何度も四万十川やその支流を渡りながら[海洋堂ホビートレイン]は進んでいくのですが、トンネルに入った瞬間に出口が見えるトンネルが何本もあのますので、予土線のこの区間の線路は一直線だということがわかります。
土佐大正駅では[しまんトロッコ号]と交換をしましたが、さすがにこの雨ということで、トロッコ車両の窓には雨除けのビニールがかけられていました。
その後も走る速度のペースは落ちず、[海洋堂ホビートレイン]は進んでいきます。
打井川駅は「海洋堂ホビー館」や「海洋堂かっぱ館」の最寄り駅ですので、普段なら乗降客がいるのですが、さすがにこの雨では…ということでしょうか、乗降客はいませんでした。次の家地川駅を発車すると路線はトンネルの中でループを描いたのち、土佐くろしお鉄道の路線へと入ります(あまり回っている…という感覚は無いのですが…)。
※この部分、ご指摘をいただきました。予土線はループをしておらず、ループを通るのは中村線だそうです。失礼いたしました。
進行方向前方に街並みが見えてくると、列車はまもなく高知県西部の町である四万十町の窪川駅に到着しました。
※この部分、ご指摘をいただきました。予土線はループをしておらず、ループを通るのは中村線だそうです。失礼いたしました。
進行方向前方に街並みが見えてくると、列車はまもなく高知県西部の町である四万十町の窪川駅に到着しました。
久しぶりの予土線の全線乗車しました。正直、天気の良い日ならもっと沿線の景色を楽しめたのに…とちょっと残念でした。次は四万十ブルーを見ながら[しまんトロッコ]に乗りたいですね。
窪川駅からは高知に向かう列車がありませんので、約1時間30分ほど待合室でブログの処理を行い、15時51分発の特急[あしずり12号]で須崎駅に向かいました(普通列車が16時31分まで無いため、苦肉の策でワープしました。)。
高知⇔窪川間はJR四国の管内ですから、もう少し予土線との接続を考えたダイヤであっても良いのでは…?と思ってしまいました。
しかし2000系は「N」が付いていようがいまいが素晴らしい加速ですね。何度乗ってもほれぼれします。
今回の「乗り鉄」のラストランナーは、1000系DCを使用する高知行きの普通列車に乗車します。高知までの眠いのに寝られず、結局、うとうとしただけで高知駅に到着し、民会の「乗り鉄」も無事に終了しました。
※ワンマン運転(1両)の時は中間扉は締め切りとなります。
久しぶりに充実した「乗り鉄」でした。
手元にある青春18キップもあと1回分残っています。来週の土曜日まで使えますので、もう1回どこかに…と考えているところです。
【乗車日:令和 3年 4月 3日(土)~4日(日)】

