「JR多度津工場」は、JR四国唯一の鉄道車両基地・車両工場として、同社が保有する電車・気動車・機関車・貨車の総合的な検査、改造等をはじめ、土佐くろしお鉄道所有の車両の受託検査等も行っている車両工場です。
この多度津工場内には、国の有形文化財に登録された建物がいくつもあるのですが、大規模な設備更新に伴い、今後、取り壊しが予定されていることもあり、「壊す前に一般公開を…」ということでしょうか、今回、JR四国から「多度津のまち歩きと多度津工場内登録有形文化財特別公開」という見学ツアーがJR四国ツアーから発表されました。
多度津工場については、例年、「鉄道の日」前後の週末に一般公開が行われているのですが、昨今の事情を鑑みると今年の開催も不明瞭ですし、中に入れば珍しい車両も見ることができるかも?と思い、早速、申し込んでツアーに参加してきました。
多度津駅には9時44分に到着しました。集合時間(10時30分)までには時間がありましたので、多度津駅の留置線に置いてあるキハ40系の撮影に…と思っていたのですが、いつの間にか姿が見えなくなっていました…。「部品取禁止」の貼紙がありましたので、しばらくは留置されているものと思っていたのですが…(先月の27日には置いてあった気がするのですが…。)
まあ、無いものは仕方ありませんでしたので、駅前に留置されているSL(58685)、動輪(8620形)や給水塔などを見学してから集合地点に向かいました。
今回の参加者は全員で23名、募集人員が25名ですので、結構参加する人が多いんだ…というのが正直な感想です。注意事項などを聞いてから午前中は多度津の街並みの散策に出かけました。
初めて訪れた街ですが、意外と古い町並みが残っているんだ…というのが正直な感想でした。
古い町並みの散策と多度津町立資料館の見学を終えるとランチタイムです。
本日の昼食は、多度津藩武家屋敷をリノベーションしたレストラン「家中舎」(「かちゅうしゃ」と読みます。)でいただきました。ここのランチ、最高です!
昼食後は、いよいよお目当てのJR四国多度津工場の見学です。
事前に「写していいものとダメなものがあること。」と「SNSでアップしていいこととダメなこと。」を聞いてから見学に向かいました。
…と古い建物を見学しながら、工場見学の途中で撮影した車両をアップさせていただきます。
※ここ、もしかすると解体線でしょうか?奥に見える8000系も気になりますね…
工場見学を終えた後は、多度津駅まで戻って解散となりました。
参加する前は「街並みの散策と工場見学で6時間もかかるのかな?」と思っていたのですが、色々と説明を聞いたうえで見学をすると、色々と見えない部分もわかり、とても充実した1日でした。
【今回の日程】
高知からは「赤いアンパンマン列車」で多度津駅に向かいました。
多度津駅からは特急[南風号]に乗車して高知に戻りました。


コメント
コメント一覧 (6)
tomodachiya221
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情報をお寄せいただきありがとうございます。215系は団体や修学旅行用に使えなかったのかなぁ…と個人的には思っています。209系はまさかの転属ですね。意外と使い勝手が良いのかもしれませんね。
tomodachiya221
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当日参加しました。
A班、B班、どちらでしたか?
私は鉄子ではないのですが、古い建物を見るのが好きな、ミーハーなだけです。
当日の見学内容が、載っていてうれしくメールしました。
写真集か、何か冊子でも残ってくれるといいなと思います。
tomodachiya221
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コメントをお寄せいただきありがとうございます。
私はA班で参加させていただきました。私は建物には全く興味がなく、ただ、初めて多度津工場を見学できる…ということで参加したのですが、古い建物も意外と良いですねぇ。これが壊されるのはちょっともったいないとは思いましたが、まあ、今は「働き方改革」が重要ですので、従業員の方のモチベーションが上がるような働く場所を提供する必要もあるんでしょうね。
今年の多度津工場の開放も微妙なようですから、見られるときにしっかりと見ておく必要があるのでしょうね。
tomodachiya221
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コメントをお寄せいただきありがとうございます。説明していただいた方は…もう、すっかり忘れてしまいました(スミマセン)。私は高知市内に住んでいますので、現在の状況が分かりません。記事は消す予定はありませんので、また、ご覧になっていただければ幸いです。
tomodachiya221
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