四国に来てから色々な列車に乗ってきたのですが、まだ乗ったことのない列車もいくつか残っており、そのひとつが「白いアンパンマン列車」です。
白いアンパンマン列車は、松山⇔岡山・高松間を走る特急[しおかぜ号][いしづち号]に使用されている8000系電車1編成(8両)と、松山⇔宇和島間を走る特急[宇和海号]に使用されている2000系気動車1編成(2両)を、白色をベースにアンパンマンのキャラクターをラッピングした車両のことです。
四国に来てから何度となく目にしてはいるのですが、なぜか乗車する機会がありませんでしたので、今回2種類の白いアンパンマン列車に乗車してきました。
本日の「乗り鉄」のトップランナーは、昨日に引き続き「赤いアンパンマン列車」で多度津駅を目指します。
勾配と急カーブが連続する土讃線ですが、強馬力エンジンを搭載した2700系はそんな地形・線形を苦も無く駆け抜けて鉄道の街・多度津駅に到着しました。
VIDEO:多度津駅を発車する赤いアンパンマン列車(特急[南風2号])
多度津駅からは約30分ほど待ち合せの上、8000系を使用する特急[しおかぜ1号]+特急[いしづち1号]に乗車して松山駅に向かいました。
昨日の時点では「雨」という予報でしたが、真っ青な青空の下、青い海を見ながら約2時間ほどの乗車を楽しみました。
松山駅からはN2000系・2000系が混成となる特急[宇和海9号]で宇和島駅まで乗車しました。
久しぶりの2000系気動車の乗車ですが、加速の鋭さや振子の凄さは健在でした(ターボチャージャーの加給がかかった時の加速は2700系より速いような気がするのですが…。)。
松山を出て内子駅までは路線状況が良いのでスピードを出して進んでいきますが、内子駅から宇和島駅までの間は勾配も厳しく、2000系の唸るエンジン音を聞きながらの乗車でした。
宇和島駅からは、いよいよ今回の「乗り鉄」のメインとなる「白いアンパンマン列車」に乗車します。
これから乗車する特急[宇和海16号]は、宇和島駅に12時47分に到着する特急[宇和海11号]の折り返し運転となるため、特急[宇和海11号]の到着シーンを撮影してから乗車します。
車内に入ってしまえば、案内放送がアンパンマンの声で「ぼく、アンパンマン…」と流れる以外は、普通の2000系気動車と変わりがないのですが、やはり乗客に子供が多い…というのが列車の性格を表わしています。
子供が大きな声を出しても「まあ、アンパンマン列車だから…ね。」と思いながら、ちょっと優しい気持ちで松山までの乗車を楽しみました。
VIDEO:宇和島駅に到着する「白いアンパンマン列車(宇和海11号)」
松山駅からは「白いアンパンマン車両」を使用する、特急[しおかぜ22号]に乗車して宇多津駅を目指します。
実はこの列車、本来なら高松行きの特急[いしづち22号]を併結して運転を行い、宇多津駅で分割したのち、それぞれ岡山駅、高松駅を目指すという運転形態なのですが、コロナ禍の影響で利用客が減少しているため、一部の特急[しおかぜ号][いしづち号]については、列車の併結・分割運転を取りやめ、特急[しおかぜ号]については松山駅⇔岡山駅間の単独運転、特急[いしづち号]については宇多津駅⇔高松駅間の単独運転を行っているため、特急[しおかぜ22号]については8000系の5両で単独運転を行います。
従って、宇和島方の先頭車は流線形の先頭車ですが、岡山方の先頭車は切妻型の先頭車となります。
本来なら特急[いしづち22号]を併結した正調編成に乗りたかったところですが、まあ、今回のような形の運転も将来的には貴重なものとなると思いますので「記録」という点では良いのではないかと、自分で勝手に納得をしているところです。
朝、乗車した松山行きの特急[しおかぜ号]は空いていたのですが、さすがにこの時間帯の岡山行きの特急ともなると自由席を中心に結構混雑をしていました(高松方面に向かう人も同じ車両に乗っているのも混雑の原因でしょうね。)。
特急[しおかぜ22号]は前述のとおり岡山行きの特急であるため、私はもう1つの「白いアンパンマン車両」に乗車するため宇多津駅で下車しました。
※本日撮影をした写真ではありません。
宇多津駅では前述のとおり、特急[いしづち22号]は単独運転を行っているため、ここまで乗車してきた特急[しおかぜ22号]を降り、同じホームの高松駅よりに停車している特急[いしづち22号]に乗り換えて高松駅を…と思っていたのですが、確かに特急[いしづち22号]は宇田津駅の4番線ホームに待機していたのですが、その編成は[白いアンパンマン車両]ではなく一般の8000系3連でした。
そうであれば無理して高松に行く必要もありませんので、予定を変更して宇多津駅からは特急[南風17号]に乗車して高知に戻り、本日の「乗り鉄」は終了としました。
「白いアンパンマン車両」の[いしづち号編成]には乗車できませんでしたが、まあ、予定していた「白いアンパンマン車両」には乗車できましたので、まあ、これで良しとします。
これで、JR四国内で乗っていないのは[四国まんなか千年ものがたり]、[時代の夜明けのものがたり]と「ゆうゆうアンパンマンカー」の3車両だけとなりました。
このうち[四国まんなか…]と[時代の夜明けの…]は、バースディーキップのグリーン車用が購入できる11月に乗車を…と思っていますので、なんとか近いうちに「ゆうゆうアンパンマンカー」の乗車に…とは思っているのですが…実は、この列車に乗車するのが一番抵抗があるんです。
何といっても…ズバリ、恥ずかしい!!
コメント
コメント一覧 (2)
ず、代替で京急・相鉄では美少女戦士セーラームーン、相鉄ではアイカツ・アイカツスターズ・アイカツフレンズ・アイカツオンパレード・アイカツプラネット・神風怪盗ジャンヌ・からかい上手の高木さん・ポッピンQ、京急ではフレッシュからトロピカル〜ジュまでの各プリキュアとキラキラプリキュアアラモードの電車を走らせるそうで、該当する編成の車内には「セーラームーンシート」または「プリキュアシート」「アイカツシート」なる座席が設置されるそうです(京阪と富士急との間で機関車のトーマスの対決はあるがアンパンマンの対決は無く、1994年と1995年に京王帝都電鉄で8000系や今はなき6000系を使ってセーラームーンエクスプレスを走らせていたが、京急や相鉄がアンパンマン列車を走らせる予定はない(京王や相鉄の8000系電車は特急の他に急行・快速・各駅停車としても走っている))。
理由として、安心と安全なキャラクターの使用が好ましいことと、アンパンマンのアニメで「顔がぬれて力が」というシーンがかつての京急1500形電車や新1000形ステンレス車、相鉄8000系電車の事故を連想させて不吉・不適切なことと、京急沿線にはアンパンマンがきらいでセラムンやプリキュア、相鉄沿線にはアンパンマンがきらいでセラムンやアイカツ、からかい上手の高木さん、ポッピンQ、怪盗ジャンヌが好きな人が多いためです。
tomodachiya221
がしました
コメントをお寄せいただきありがとうございます。こういうアニメを車体にラッピングする乗って費用対効果はどうなんでしょうかねぇ?
JR四国はアンパンマンで、結構、子供を中心に集客しているようですがねセーラムーンなんてどうなんでしょうか?
tomodachiya221
がしました