TOMODACHIYA鉄道日記

 私が撮影した列車や乗車した列車の記録をアップさせていただいています。  基本的には「不定期更新」となっていますので、あしからずご了承願います!

2023年04月

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      PHOTO:赤いDLに青い客車、これほど素敵な列車は無い!



 東武鉄道でSL列車が復活し、2017年から運転が行われていることは知ってはいたのですが、私、SLにはさほど興味が無く「まぁ、いつか乗る機会があれば…」程度に思っていました(私が好きなのはDL/DCです。)。

 今回の「乗り鉄」は、野岩鉄道と会津鉄道の「鉄印」を購入するのがメインでしたので、「鉄印」入手後はそのまま特急に乗って帰る予定としていたのですが、東武鉄道から「SLに不具合が生じたので、一部の列車をDL牽引に変更します。」という(私にとっては嬉しい)お知らせが!

 内容やダイヤ等を確認したところ、ちょうどDL牽引の列車に乗車することができることが分かりましたので[DL大樹号]に乗車してきました。





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①下今市(1501)→鬼怒川温泉(1537) [DL大樹7号] DE10+14系3両
 下今市駅に戻ってきました。ここからはDE10(1099号機)が牽引する[DL大樹7号]に乗車します。

 特急[リバティ会津134号]を下今市駅で降りると、既に[DL大樹7号]に使用される編成は、下今市駅の側線に停車しており、スハフ14のディーゼルエンジンがDE10のエンジン音をかき消すかのように轟音を立てて、入線の時を待っている状態でした。
 14時45分頃になると入換作業が始まり、私はてっきり鬼怒川温泉方に引き上げるかと思っていたのですが、入れ換えはその反対で、DE10が客車を押す形で浅草方に推進運転で引き上げて、それから下今市駅の4番線ホームへと入線をしてきました。


 入線後、即、乗車が可能になりましたので、入口で指定席券の確認があるもの…と思っていたのですが、実際には何もなくそのまま車内へと入ります。
 指定席券を予約した時点もはだいぶ空いていた[DL大樹7号]ですが、やはり牽引機がSLではないとこんなに人気が無いのか…という程度の乗車率でした(特急[リバティ会津134号]の車内から見た[SL大樹号]は、そこそこの乗車率でしたが…。)。


 定刻となり[DL大樹7号]はDE10の甲高いホイッスルの後、多少の揺れとともに下今市駅を発車していきます。
 発車後、車内でアテンダントさんによる指定席券の確認が行われ、その際に乗車記念証とアテンダント通信が配布されました。


 さて、本来のこの列車は[SL大樹]として運転される予定だったのですが、本日はSLの不具合ということでDLによる牽引となった…という次第です。
 もともと[SL大樹]という列車は、東武鉄道の鬼怒川線の下今市駅-鬼怒川温泉駅間で運転されている蒸気機関車牽引列車の愛称で、2017年8月10日から運転が開始されました。
 東武鉄道におけるSL列車の運行は、1966年6月に佐野線で廃止されて以来の運転ということです。また、大手私鉄会社としてSLの定期運行を行っているの唯一の会社ということになります。
 なお、SLが点検や修理等が行われる場合には、前述のとおり牽引機をDLに変更して[DL大樹]として運転が行われます(本日は、運行設備の不具合だそうです…。)。


 現在使用されているSLはC11 207号機、C11 325号機、C11 123号機の3両のSLのほか、DE10型ディーゼル機関車が2両(1099号機と1109号機)が使用されています(1099号機は国鉄色、1109号機はいわゆる北斗星塗色機となっています。)。
 客車は14系客車が5両、12系客車が2両、これ以外の車両としてヨ8000系が2両(ヨ8634と8709)が存在しているとのことです。



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     PHOTO:下今市駅の側線で入換作業を待つ[DL大樹号]編成







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          PHOTO:下今市駅には機関区があります。







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        PHOTO:SLの方向転換のための転車台もあります。







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     PHOTO:赤い機関車に青い客車、これぞ昭和の客車列車ですね。







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            PHOTO:ヘッドマークをアップで…







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            PHOTO:こちらはテールサイン







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         PHOTO:行先表示には列車名が入っていました。








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      PHOTO:2号車には列車名のロゴとマークが描かれています。








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           PHOTO:DE10をアップで…








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          PHOTO:下今市駅のデパーチャーボード







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              PHOTO:14系の車内
         ※14系座席車に座ったのはいつ以来だったか…?







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     PHOTO:このリクライニングがストップしないシートも懐かしい…







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  PHOTO:沿線では地元有志の方が造ってくれたお花畑の横を走っていきます。







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        PHOTO:新高徳駅では[SL大樹]と交換します。






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    PHOTO:[SL大樹]はブドウ色の14系をけん引していました。






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         PHOTO:鬼怒川が太陽に反射して綺麗でした。







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        PHOTO:鬼怒川温泉駅に到着した[DL大樹7号]






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           PHOTO:国鉄色のDE10も貴重です。



★転車台を使用した方向転換
 今日はDLが牽引ですので「方向転換は必要ないよね…」と思っていたところ、車内放送で「鬼怒川温泉駅前の転車台を使用してDE10の方向転換を行います…。」という案内放送が…
 DE10を方向転換してしまうと帰りも1エンド側(ノーズの長い方)が先頭になってしまうので「勘弁してよ…」と思いながら見学に行ったところ、本来なら180度の回転で済むところを360度回してくれましたので、どうやら帰りは2エンド側が先頭に立つようでホッと一息でした。




     
            VIDEO:転車台に向かうDE10





  
     
        VIDEO:転車台に乗り360度回転するDE10











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➁鬼怒川温泉(1643)→下今市(1718) [DL大樹8号]
 鬼怒川温泉駅からは[DL大樹8号]に乗車して下今市駅に戻ります。
 往路は14系の1号車に乗車しましたが、帰路は3両編成の中間に組み込まれている展望車付きの12系(オハテ12)に乗車します。


 当初、帰路は早く家に着きたかったので、鬼怒川温泉駅から特急に乗車して帰ろう…と考えていたのですが、やはりDE10の一番カッコいい姿は2エンド側、フロント部が短い側の方ですので(個人的にそう思っているだけですが…)、2エンドが先頭になる[DL大樹8号]に乗車することにした…ということです。


 往路に乗車した[DL大樹7号]も乗客が少なかったですが、この[DL大樹8号]も少なく、やはりSLに人気にはかなわないようですね。


 乗車記念証の配布が行われたのちは、展望車に行って少し風を浴びながら、下今市駅までのわずかな時間を楽しみました。




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     PHOTO:2エンドを先頭に鬼怒川温泉駅に停車中の[DL大樹8号]








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       PHOTO:DE10はやっぱり2エンド側がカッコいい!







      
           VIDEO:鬼怒川温泉駅での入換シーン①







      
          VIDEO:鬼怒川温泉駅での入換シーン②






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            PHOTO:オハテ12の車内







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         PHOTO:12系なのでボックスシートです。






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         PHOTO:車端部に設けられた展望室(車外から)







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         PHOTO:下今市駅に到着した[DL大樹8号]






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      PHOTO:下今市駅の側線に留置されていたブドウ色の14系
※[DL大樹号]のアテンダントさんの話だと、本来、SLが牽引するのは、本日、DLが牽引している「展望室付き」の編成だそうですので、今日の乗車は貴重なのかも…






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          PHOTO:その先頭に立つのは青いDE10!




 当初、今回の「乗り鉄」では[SL大樹]への乗車は考えていなかったのですが、行く直前になって「SLに不具合が生じたため牽引機をDLに変更する。」というアナウンスがあったことから変更した…という次第です。

 この令和の時代にディーゼル機関車が牽引する客車列車に乗車できるなんてことは夢のようなことですので、今日は良い経験をすることができましたし、良い1日となりました。



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           PHOTO:車内で配布された乗車記念証
       ※[DL大樹7号]も[DL大樹8号]も同じ記念乗車証です。


 最後までご覧いただきありがとうございました。


※撮影日乗車日は4月22日(土)です。


【令和 5年 4月27日(木)・2023/4/27】鉄道コム鉄道コム
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◎過去の東武鉄道の乗車記はこちらから
 

 
 
 
 
 
 
 
 
 
   
 




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         PHOTO:令和の時代にこんな列車に乗れるとは…



 野岩鉄道と会津鉄道の「鉄印」を購入するため、東京から色々な列車を乗り継いで会津田島駅まで来ました。
 当初の目的は達しましたが、もう一つ楽しみを…ということで再び下今市駅を目指します。


野岩鉄道・会津鉄道(「鉄印」購入)乗車記【前編】からの続きです。




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⑥会津田島(1240)→会津高原尾瀬口(1302) AT-500単行
 さあ、会津田島駅から品川に向けて戻ります。
 ここからは、会津鉄道の一般型気動車(AT-501)に乗って、野岩鉄道との接続駅となる会津高原尾瀬口駅に戻ります。
 この列車、会津田島駅までは2両編成で運転されるのですが、会津田島駅で後ろ1両を切り離して1両で会津高原尾瀬口駅に向かいました。



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        PHOTO:会津田島駅に到着するAT-500系2連






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           PHOTO:AT-500系の車内






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        PHOTO:
会津高原尾瀬口に到着した会津鉄道の列車






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          PHOTO:まだまだ桜の花が咲いています。







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            PHOTO:
会津高原尾瀬口駅舎 






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      PHOTO:構内には使われなくなった転車台が残っていました。







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          PHOTO:静かな時間が流れていきます…








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➆会津高原尾瀬口(1321)→下今市(1427) 特急[リバティ会津134号]
 会津高原尾瀬口からは特急[リバティ会津134号]に乗車して下今市駅に戻ります。
 この列車、会津田島駅からも乗車出来たのですが、会津鉄道線内の特急料金が高いため、ここ会津高原尾瀬口までは普通列車で来て、ここから特急への乗車することにしました。


 特急[リバティ]にはコンセントとWi-Fiがあるのでありがたい…と思っていたのですが、なぜか野岩鉄道線内ではWi-Fiが使えず…「野岩鉄道線内は使えないのかなぁ…」と思っていたら、どうやら山間部を走っていることが原因らしく、結局、Wi-Fiが使用できたのは川治温泉駅の手前からでした。ただ、コンセントは使えましたので、パソコンとスマホの充電はばっちりでした。
 特急[リバティ]ですが、あまりにも快適すぎて、あやうく寝過ごすところでした。




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            PHOTO:500系リバティの車内








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⑧下今市(1501)→鬼怒川温泉(1537) [DL大樹7号]
 下今市駅からは[DL大樹7号]に乗車して、一度、鬼怒川温泉駅に戻ります。
 SLじゃないんだ…という声も聞こえそうですが、私はSLには興味が無く、どちらかといえばDL牽引の方が好きなので、あえてこの[DL大樹7号]の乗車を選びました。

 なお[DL大樹7号]と、この後に乗車する[DL大樹8号]の乗車記は、別途、別記事としてブログにアップさせていただきます。







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➈鬼怒川温泉(1643)→下今市(1718) [DL大樹8号]
 鬼怒川温泉駅からは[DL大樹8号]に乗車して下今市駅に戻りました。






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⑪下今市(1752)→北千住(1921) 特急[けごん46号] 100系スペーシア 6連
 下今市駅に戻ってきました。
 あとは品川に向けて帰るだけ…ということで、帰りは特急に乗って一気に北千住駅に戻ります。
 ここ下今市駅からは100系スペーシアを使用する、特急[けごん46号]に乗車します。


 さて、これから乗車する100系スペーシアですが、老朽化の進んだ1720系「デラックスロマンスカー(DRC)」に代わる日光・鬼怒川線特急の、新たなフラッグシップ車両として1990年に登場しました。
 1編成6両で構成されており、1-5号車の普通車の座席は横2-2列のアプレスト配置の回転式リクライニングシートで、座席のシートピッチが1,100mmとゆったりとしており、フットレストも設置されているなど、フラッグシップの名に恥じない居住空間となっています。
 浅草方の先頭車となる6号車には4人用個室が6室設けられており、この個室についてはホテルの客室を意識した設計で、床面全体がカーペットが敷かれているほか、テーブルには大理石が使用される豪華仕様となっています(1度は乗ってみたいですねぇ…)。


 長らく東武鉄道のフラッグシップとして活躍を続けてきた100系スペーシアですが、2021年に「本系列の後継車となる新型車両「N100」4編成を2023年から導入する。」旨の発表があり、この4月には報道陣向けに第1編成がその姿を現しましたので、もしかすると100系スペーシアの活躍にも終焉の時が近づいているのかもしれませんね。


 先頭部の写真を撮ってから急ぎ飛び乗り自分の指定された席に行き、たっぷりとしたクッションのある大型のシートに座ると、もうそこは夢心地の世界ですね…。
 しかし、この車両を引退させるなんて早すぎると思いますし、どうしてJRはこういう車両を造れないんだろあんぁ…と思いながら北千住駅までうとうとしながら乗車しました。


 今回乗車したスペーシアですが、
今、スペーシアには色々な塗色の編成があるので「何色の編成が来るのかなぁ」と思っていたのですが、到着したのは白いボディにコーラルオレンジのストライプの入った、いわゆる正調編成ということでラッキーでした!  
 たぶん、これが100系スペーシアの最後の乗車かな…。

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          PHOTO:100系スペーシアの車内





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    PHOTO:こういう良いシートを造れるのは東武と小田急だけかな…




 ひさしぶりに「たっぷり」というか「どっぷり」というかはわかりませんが、1日かけて「乗り鉄」を楽しみました。
 ロングシート車も別に悪いわけでは無いのですが、やはり、回転式のリクライニングシートは乗っていても楽でいいですねぇ…。

 あと、来月ですが[DL大樹号]のブッシュプル運転があるんですよね…。乗りたいのですが、ちょっと違う予定もあって悩んでいます。

 これからの「乗り鉄」は、優等列車や多客臨を中心に乗りたい…とは思っているのですが、まだ、ちょっと無理というのが現実かなぁ…。




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         PHOTO:本日使用した乗車券・指定席券など
        ※いや~、野岩鉄道のフリーキップには驚きました。これ、ペラペラの単なる感熱紙です。
    最初手にしたときには「鉄印」のレシートかなぁ…と思いました。捨てなくて良かった!皆さんもご注意を!!


 最後までご覧いただきありがとうございました。


※撮影日乗車日は4月22日(土)です。


【令和 5年 4月25日(火)・2023/4/25】鉄道コム鉄道コム
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◎過去の東武鉄道の乗車記はこちらから
 

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 






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     PHOTO:会津田島駅に到着した[AIZUマウントエクスプレス]




 野岩鉄道と会津鉄道の乗車については平成22年に全線乗車済みですが、この両鉄道会社の「鉄印」を購入する為に、そして、なかなか乗車できないちょっと珍しい列車や車両の乗車に行ってきました。



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①北千住(600)→南栗橋(646) 急行[南栗橋行き] 2020形10連
 山手線~常磐線と乗り継いで北千住駅まで来ました。ここから本日の「乗り鉄」をスタートします。
 本日の「乗り鉄」のトップランナーは、東武鉄道の急行南栗橋行きです。東武鉄道を走る列車ですが、乗車した列車は東急の2020形でした。


 東武鉄道の全線乗車をしたときには、この時間帯の列車もだいぶ空いていたのですが、今日は朝からシートがほとんど埋まるほど多くの乗客が乗車しました。
 ただ、この混雑も東武動物公園まで…ということで、東武動物公園駅から先はローカル線のような乗車率となり、ゆったりと座って南栗橋駅まで乗車しました。




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           PHOTO:東急2020形の車内






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          PHOTO:東急2020系の行先表示津









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➁南栗橋(703)→新鹿沼(752) 急行[東武日光行き] 20400系4連
 南栗橋駅からは東武日光行きの急行列車に乗り換えて新鹿沼駅を目指します。
 ここからは2040O系を使用する「ワンマン急行」に乗車します。


 この20400系ですが、もともとは1980年代から90年代に製造された車両ですが、2017年にワンマン改造等を行っていることもあり、車内設備も現在の列車と遜色ありませんし、何よりも車内も綺麗なので乗っていても気持ちの良い車両です。


 発車直前までガラガラだった車内も、私が当初、北千住から乗車する予定だった列車(北千住(611)→南栗橋(701))が到着すると、その列車からの乗り換え客であっという間に満員となりましたので、1本早い急行列車に乗ってきて正解だったようです。



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           PHOTO:南栗橋駅に到着する20400系






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            PHOTO:20400系の行先表示









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③新鹿沼(757)→新藤原(846) 特急[リバティ会津101号] 500系6連(下今市駅からは3連)
 新鹿沼駅まで来ました。新鹿沼駅からは特急[リバティ会津101号]に乗車して新藤原駅を目指します(北千住から乗っても良かったのですが、少しでも安く移動したかったので、ここまでは急行等を乗り継いできました。)。


 この列車には車名にも使用されているとおり、東武鉄道の最新鋭特急車両(現時時点では…)である500系リバティが使用されます。
 このリバティは日光線・鬼怒川線・伊勢崎線・野田線及び野岩鉄道会津鬼怒川線・会津鉄道会津線への直通特急車両として2016年に製造が開始され2017年4月から営業運転に使用され始めた車両です。


 車内は横2-2列のアプレスト配置で、偏心回転式リクライニングシートで背もたれを倒すと座面の後ろ側が沈み込むチルト機構を備えています。座席のシートピッチは1,000mmで、各座席にはコンセントが設置されているほか、車内にはフリーWi-Fiが設備されています。


 併合・分割運転が可能ということで、現在、乗車している列車も今は6両で運転されていますが、前3両は会津田島駅を目指す[リバティ会津101号](現在、私が乗車している列車です。)、後3両が東武日光駅を目指す[リバティけごん1号]の2つの列車が併結されており、下今市駅で分割されますので、まさに車両のコンセプトどおりに使用されています。


 一昨日、北千住駅でこの列車の指定席券を購入した時には、ほとんどガラガラの状態だったのですが新鹿沼駅に到着した列車の車内見るとほとんどのシートが埋まっている状態ということで、皆さん、直前に指定席券を購入するようですね…。


 新鹿沼駅を発車した特急[リバティ会津101号]は、多くの乗客を乗せて発車し、乗客を乗せたまま次の下今市駅で編成を分割します。
 3両というの身軽になった編成で下今市駅を発車し、一路、会津田島駅を目指して進んで行きます。ここまでは複線区間でしたので、特急らしい走りを見せていた特急[リバティ会津101号]ですが、さすがに単線区間へと入るとゆったりとした速度で、また、駅では列車交換のために運転停車をしながら進んで行きます。


 当初、鬼怒川温泉駅で多くの乗客が降りると思っていたのですが、思っていたよりも降りる人が少なくてちょっと驚きでした。その後、しばらく乗車して新藤原駅で下車しました。



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           PHOTO:500系リバティの行先表示
             ※大きくて、綺麗で見やすいです。






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         PHOTO:車体に描かれているリバティのロゴ






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      PHOTO:下今市駅に停車中の特急[リバティ会津101号]







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     PHOTO:東武日光線と別れて単線の鬼怒川線を進んで行きます。








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④新藤原(901)→鬼怒川温泉(909) 3151D AT700系2連
 新藤原駅に到着しました。新藤原駅では野岩鉄道のフリーキップを購入し、今回の「乗り鉄」の目的でもある「鉄印」を購入した後、鬼怒川温泉に向かう列車に乗車します。
 本来、この藤原駅からは会津田島駅方面に向かうのですが、少しでも[AIZUマウントエクスプレス]の車両に長く乗りたいので、鬼怒川温泉行きの普通列車に乗車しました(この列車が、鬼怒川温泉駅で折り返して快速[AIZUマウントエクスプレス]となります。ちなみに、列車内では「本日も[AIZUマウントエクスプレス]にご乗車をいただき…」と案内していました。)。


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              PHOTO:新藤原駅の駅舎






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            PHOTO:新藤原駅の駅名標






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             PHOTO:購入した「鉄印」






     
        VIDEO:新藤原駅に到着するAT700系2連






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        PHOTO:鬼怒川温泉駅に到着したAT700系2連








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⑤鬼怒川温泉(937)→会津田島(1042) 3156D 快速[AIZUマウントエクスプレス]
 鬼怒川温泉駅からは、先ほどまで乗車してきた[AIZUマウントエクスプレス]に乗車して会津田島駅を目指します。鬼怒川温泉駅まで乗車してきた列車の折り返しですので、そのまま車内の残っていても良いのかな?と思っていたのですが、発車準備の関係があるということで一度、下車した後、9時25分頃に入ることができました(多くの人が15分以上寒いホームで客扱いの開始を待っていましたので、もう少し運用を考えた方が良いのでは?)。


 さて、これから乗車するAIZUマウントエクスプレスは、東武鉄道・野岩鉄道・会津鉄道・JR東日本が鬼怒川温泉駅-会津若松駅(季節で喜多方駅まで入線します。)を運行する快速列車の名称で、使用されている車両AT-700形・AT-750形気動車の名称でもあります。また、かつてAIZU尾瀬エクスプレスクスで使用されていたAT-600形・AT-650形気動車についても名称が統一され、どちらの車両が使用されてもAIZUマウントエクスプレスとして運転されています。


 しかし、このAT-700系という車両は豪華ですねぇ~。見た目は普通の軽快型の気動車に見えるのですが、クッションのたっぷりとしたリクライニングシートに、フットレスト(正確にはフットレストバーですね。)までついています。この豪華装備の車両にエクストラコスト無しで乗車できるわけですから、掛け値なしに乗り独な列車だと思います。


 発車する直前まではガラガラの車内でしたが、隣のホームに浅草からの特急[リバティきぬ105号]が到着すると、その列車からの乗り換え客がどっと押し寄せ、あっという間に車内は満員となって鬼怒川温泉駅を発車していきます(こうなるのが分かっていましたので、新藤原駅から一度戻ってきたわけです…。)。


 しかし、車内がうるさい!コロナ禍が終わって過去の日常に戻ったということで、お酒を飲みながら大きな声を出して騒ぐ乗客が戻ってきた…というのは、私にとっては大きな迷惑ですね。大人なんだから、もう少し常識を持った行動をして欲しいなぁ…と思いながら乗車を続けます。


 新藤原駅からは「野岩鉄道」へと入ります。
 この野岩鉄道は、栃木県と福島県を結ぶ鉄道路線「会津鬼怒川線」を保有・運営する第三セクター方式の鉄道会社です。その会津鬼怒川線は、新藤原駅と会津高原尾瀬口駅を結ぶ全長30.7kmの鉄道路線です。この会津鬼怒川線には9駅存在していますが、そのうち8駅が栃木県内、終点の会津高原尾瀬口駅が福島県にあり、JR以外の鉄道路線では唯一、関東とそれ以外の地方とを結んでいる路線でもあります。
 社名・線名の「野岩」というのは、保有路線の両端、栃木県の令制国名である「下野国」の「野」と、福島県の中通りと会津地方の明治初期に制定された旧国名の「岩代国」の「岩」に由来しているそうです。


 半分だけトンネル駅の龍王峡駅を過ぎると、車内では乗車券の検札が行われましたが、ここまでスイカやパスモで乗ってきている人がほとんどでしたので車掌さんも大忙しでした(野岩鉄道内はスイカ・パスモは使えません。現金のみの清算ですので、ご乗車される方はご注意を!)。


 朝、都内を出発した時から南栗橋駅に到着した頃までは、今にも雨が降りそうな天気で、しかも寒かったのですが、鬼怒川温泉駅を発車する頃からは、天気も回復してきて青空と新緑の広がる山間部の中を進んで行きます。


 見るものがすべて珍しく、「あれは何だろう?」ということで色々とスマホで羂索したいのですが。この付近はトンネルも多く、また、山間ということで、ほとんどのエリアが圏外となってしまいトホホ…の状態が続きます。


 乗っている途中で気がついたのですが、停車する駅名が「川治温泉」、「川治湯元」、「湯川西温泉」、「清西川温泉」、「上三位依塩原温泉口」と、ほとんどが温泉に関係した駅名ですので、鬼怒川温泉を始めとして、この付近には温泉が豊富なんだということが分かります。


 標高が高くなてきたなぁ…と感じるのは、AT-700の搭載しているエンジンからターボチャージャー独特のヒューンという音色を聞く回数が増えたことと、それまで新緑が広がっていた景色が、まだ、春先のような緑の少ない景色に変わったことでわかります。


 会津高原尾瀬口から、快速[AIZUマウントエクスプレス]は会津鉄道線内へと入っていきます。 
 会津鉄道線と書いていますが正式には「会津線」が正しく、この路線を運営しているのが会津鉄道株式会社となります。この路施は、ここ、会津高原尾瀬口駅と西若松駅との間を結ぶ全長57.4kmの第三セクターの鉄道路線鉄です。


 会津田島駅では運転士が交代し、ここからは前述のとおり会津鉄道線内を進んで行きます。これまでは意外と速い速度で進んできた快速[AIZUマウントエクスプレス]ですが、意外とゆったりとした速度で進んで行きます(なんとなく平坦な区間に入ったような感じです。)。


 沿線には、まだ、桜の花が残っており、緑の葉が出そろわなはい桜を見ながら乗車が続きます。こういう風景を見ながらディーゼルカーに揺られていることが私にとっては至高の楽しみです。もっと乗っていたい…という気持ちはありましたが、今回の目的は「鉄印」の購入ですので、後ろ髪を引かれる思いで会津田島駅で下車しました。



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             PHOTO:AT700系の車内






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        PHOTO:豪華なリクライニングシート車です。






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          PHOTO:龍王峡駅は半分トンネルの中?







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      PHOTO:綺麗な川の流れを見ながら進んで行きます その①







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      PHOTO:綺麗な川の流れを見ながら進んで行きます その②







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           PHOTO:湯川西温泉駅もトンネル駅?







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          PHOTO:五十里湖を渡って進んで行きます。






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         PHOTO:ゆったりとした速度で進んて行きます。






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          PHOTO:まだ桜の花が残っているようです。







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   PHOTO:会津田島駅に到着した快速[AIZUマウントエクスプレス]






     
   VIDEO:会津田島駅を発車していく快速[AIZUマウントエクスプレス]





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           PHOTO:会津田島駅の駅名標





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             PHOTO:会津田島の駅舎
      ※ものすごく大きくて、立派で驚きました。フリーWi-Fiもありました。





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           PHOTO:購入した会津鉄道の鉄印





★会津田島の街中を散策
 会津田島駅から戻る列車の時刻まで、約2時間ほどありましたので、ちょっと街中をブラブラと散策してきました…





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             PHOTO:旧南会津郡役所
       ※玄関正面前に駐車スペースは不要だと思います。車が移動するまで写真が撮れませんでした。






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         PHOTO:会津田島祇園祭で使われる大屋台
        ※中に入ってもいいのかわからず写真だけ取ってきました。






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          PHOTO:立派な屋台を倉庫の外から…






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             PHOTO:国権酒造さん
           ※お酒が飲めるなら中へ入っていくのですが…
 






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            PHOTO:相当レトロな旅館
        ※なんとなく、紹介の仕方ではお客が集まりそうな感じもします。
   






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       PHOTO:駅横に展示されているC11型蒸気機関車
            ※奥会津地方はまだ桜が満開です。






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         PHOTO:地元を走っていた機関車のようです。




 ちょっと街中を回ったのですが、観光会館においてあったパンフレットの地図がメチャクチャわかりずらいですね…。
 あと、入ってもいいのか?ダメなのかの判断ができない場所もあり、もう少し観光に力を入れたほうが良いのでは…と思いました。




◆会津田島駅での撮影
 なかなか見ることのできない会津鉄道の車両ですので、入場券を購入して会津鉄道の車両を撮影してきました。


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        PHOTO:車庫に横に留置されていたAT-700系






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      PHOTO:一般型(AT-500系)の気動車の入換シーン






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            PHOTO:OZATORO編成






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     PHOTO:お座敷車両は元国鉄のキハ40系?(AT-401)







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         PHOTO:トロッコ車両サイド(AT-351)







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     PHOTO:会津若松行きの普通列車(AT-551+AT-502)


★野岩鉄道・会津鉄道(「鉄印」購入)乗車記【後編】に続きます。


※撮影日乗車日は4月22日(土)です。


【令和 5年 4月23日(日)・2023/4/23】鉄道コム鉄道コム
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       PHOTO:イエローハッピートレインがキター、ラッキー!


   相変わらず「撮影記」というほど大げさなものではありません。
 私が通勤時や電車を待つ間に撮影したものですが「備忘録」としてアップさせていただきますので、よろしかったらご覧ください(21日(金)は在宅勤務のため、普段の出勤時間に撮影をしてみました。)。


 まずは京急品川駅で…。
 京急品川駅も、あと数年もすればだいぶ景色が変わるんでしょうね。


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         PHOTO:品川駅に到着する1000系6連






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        PHOTO:品川駅に到着する都営地下鉄5500系





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       PHOTO:ここをどうやって高架にするのでしょうか?






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       PHOTO:泉岳寺方のこちらもどう変わるのでしょうか?


 次は新馬場駅に移動して撮影をします。


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         PHOTO:新馬場駅に到着する1000系






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        PHOTO:色が違うだけで印象が違う京成3000系






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      PHOTO:北総鉄道は色使いが上手いですねぇ…(7500系)


 最後はいつも利用する北品川駅に戻って撮影を…


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       PHOTO:北品川駅を通過していく都営地下鉄5500系





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         PHOTO:見るチャンスが少ない京成3700系






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       PHOTO:ラストショットはブルースカイトレインでした。


 最後までご覧いただきありがとうございました。


【撮影日: 4月21日(金)】



【令和 5年 4月21日(金)2023/4/21】
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過去の京浜急行の撮影記はこちらから!

 
 
 
 
 
 

 
 

 

 

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 








 「撮影記」とはなっていますが、私が用事があって出かけた際などにに撮影した備忘録的なものですので、よろしければご覧ください。


飯田橋①
           PHOTO:飯田橋駅 E233系






飯田橋➁
            PHOTO:飯田橋駅 E233系





飯田橋③
         PHOTO:飯田橋駅 E257系とE233系






飯田橋④
            PHOTO:飯田橋駅 E231系





市ヶ谷①
            PHOTO:市ヶ谷駅 E233系





信濃町①
           PHOTO:信濃町駅 E233系






信濃町➁
            PHOTO:信濃町駅 E233系






信濃町③
             PHOTO:信濃町駅 E257系





千駄ヶ谷①
           PHOTO:千駄ヶ谷駅 255系






中野①
            PHOTO:中野駅 E231系


 最後までご覧いただきありがとうございました。


※撮影日乗車日は4月16日(日)です。



【令和 5年 4月20日(木)・2023/4/20】
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