TOMODACHIYA鉄道日記

 私が撮影した列車や乗車した列車の記録をアップさせていただいています。  基本的には「不定期更新」となっていますので、あしからずご了承願います!

2022年10月

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         PHOTO:一見すると子供の遊び場なんですが…



 今回は「乗り鉄」ではありません。
 以前、京王電鉄の全線乗車で多摩動物公園駅で下車した時に、駅のすぐ近くに「京王れーるランド」という施設を見かけました。その時は「子供の遊び場所ね。」ということで立ち寄ることもなく帰ってきたのですが、最近、ちょっと気になることをテレビで見ましたので、ちょっと遊びに行ってきました。


 …で、何をしたかったのかというと、実はこの施設、入場券は駅にある券売機と同じ機械でで購入し、入場するときはその券売機で購入したキップを改札機に通して入場する…という仕組みになっているんです。単純にこれをやりたくて行ってきた…というわけです。




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         PHOTO:入場券はこの券売機で購入します。






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  PHOTO:購入した入場券はこの改札機に通して入ります(子供はやりたいよね)。






 では、京王れーるランドの中を見てみましょう!



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       PHOTO:電車に運転席に座っての運転シュミレーター






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          PHOTO:こちらも運転シュミレーター






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        PHOTO:京王ですのでバスも展示されています。
       ※子供にメチャクチャ人気でした(運転席に座れます。)。






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     PHOTO:めちゃくちゃ大きなジオラマセット(運転できます。)






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       PHOTO:2Fにはプラレールで遊ばる場所があります。







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        PHOTO:子供が大好きなボールプールもあります。






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       PHOTO:大人が大好きな「電車でGO!」もあります。






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         PHOTO:ヘッドマークなども展示されています①






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        PHOTO:ヘッドマークなども展示されています②





 別の建物には車両が展示されています。



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              PHOTO:6000系






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               PHOTO:3000系
          ※アルピコ交通や上毛電鉄で走っていますね…






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         PHOTO:5000系(左)と2035(右)






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         PHOTO:2410(形式がわかりません…)



 広さそのものは大きな施設では無いのですが、大人が見ても満足できる展示内容となっていますので、ぜひ「子供の遊び場」だとは思わず行ってみてくださいね!



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         PHOTO:こちらが券売機で購入した入場券




※訪問日は10月29日(土)です。

【乗車日:令和 4年10月31日(月)】
鉄道コム鉄道コム鉄道コム

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        PHOTO:高幡不動駅に到着する京王5000系特急


 京王電鉄では、10月1日に京王高尾線の開業55周年を迎えることを記念して、現在、スタンプラリーを行っていますが、この企画以外にも高尾線開業55周年記念ヘッドマークを付けた列車の運行を行っています。また、10月29日(土)のMt.TAKAO号に乗車した人には特製乗車記念カードを配布する…というアナウンスがありましたので、ちょうど多摩モノレールに乗車するため京王線沿いにいましたので特急[Mt.TAKAO号]に乗車してきました。




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★新宿(1100)→高尾山口(1145) 特急[Mt.TAKAO 5号]
 なんだかんだで新宿駅に戻って来ました。ここからは特急[Mt.TAKAO 5号]に乗車します。
 特急[Mt.TAKAO 5号]に使用される車輛は、11時43分頃に京王新宿駅の2番線ホームに特急[京王ライナー]として到着し、その後、車内準備を行い10時50分頃に客扱いを開始します。


 事前に時間があったので、車両の写真は撮影しましたので、客扱い開始後は自分の席に座り、車内に流れるクラッシック音楽を聴きながら発車の時を待ちます(メチャクチャ優雅な雰囲気で、「優等列車に乗っている。」という気分を味わえます。。)。


 発車時刻となり、定刻どおり発車した特急[Mt.TAKAO 5号]は地下区間をしばらく走り、地上部へと出ると間もなく明大前駅に到着します。ただ、この明大前駅には停車するのですが降車することができません(乗車のみです。)。そして、次の停車駅は終着の高尾山口駅ですので、まあ、事実上のノンストップ運転のようなものです(この明大前→高尾山口間のノンストップ運転は、下りの特急[Mt.TAKAO号]のみです。)。


 さて、今回乗車している[Mt.TAKAO号]ですが、京王電鉄では2018年2月から「有料座席指定列車」である[京王ライナー]の運転を開始しましたが、この車両を使用して土・休日の昼間に運転されているのが、本日乗車する特急[Mt.TAKAO号]です。
 使用されている車両は、前述の[京王ライナー]同様、クロスシートとロングシートの転換機能を備えている5000系電車で、有料座席指定列車ということで、座席はクロスシートで運転されます(有料座席指定列車の場合はコンセントが使用可能です。)。


 明大前駅を発車した特急[Mt.TAKAO 5号]は、90~105km/hくらいの速度を維持しながら、青空の下、西へ西へと向かって進んで行きます。そして、明大前駅発車後、車内では前述の特製の乗車カードの配布が行われました(こういうプレゼントは嬉しいですね。)。



 特急[Mt.TAKAO 5号]は、前述のとおりダイヤ上では終点までノンストップですが、安全確認のためでしょうか、府中駅、分倍河原駅、聖蹟桜ヶ丘駅、高幡不動駅、北野駅と停車をしながら進んで行きます。
 北野駅の先で八王子線と別れると、いよいよ特急[Mt.TAKAO 5号]は山登り区間へと入っていきますが、速度を落とすこともなく、グングンと進んで行きます。
 高尾線内に入っても、めじろ台駅、高尾駅と安全確認のための停車をしながらの進行が続きましたが、予定時刻どおりに特急[Mt.TAKAO 5号]は高尾山口駅に到着しました。



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          PHOTO:京王新宿駅のデパーチャ-ボード






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              PHOTO:運転席上部の表示






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        PHOTO:車体サイドにも列車名が表示されています。






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            PHOTO:5000系の車内






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     PHOTO:通路上部にもデジタルサイネージが設置されています。






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  PHOTO:5000系の運転席、100km/hの速度で駆け抜けていきます。






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         PHOTO:住宅街を駆け抜けていきます。






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         PHOTO:北野駅の先から高尾線に入っていきます。






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       PHOTO:高尾の山々は若干ながら紅葉が進んでいました。






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        PHOTO:中央線を眼下にしながら進んで行きます。






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     PHOTO:高尾山口駅に到着した特急[Mt.TAKAO 5号]





     
         VIDEO:新宿駅に到着する京王ライナー


 リクライニングしないシート、テーブルが無いシート、車内広告がやたらと目立つ車内…ということで、若干、特急列車としての装備品が少ないようにも感じますが、そこはさすが「私鉄」ということでホスピタリティという部分で補っている…ということを感じました。
 今年は鉄道150周年の記念行事が多いせいでしょうか、特急[Mt.TAKAO 5号]も少し空席が目立ちましたが、機会があればまた乗車してみたいと思っています。




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        PHOTO:本日配布された特製乗車記念カード(↑表)
        PHOTO:本日配布された特製乗車記念カード(↓裏)
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      PHOTO:ちなみに…高尾線開業55周年記念ヘッドマーク
           ※ヘッドマークは何種類かあるようです。


※乗車日は10月29日(土)です。

【乗車日:令和 4年10月30日(日)】
鉄道コム鉄道コム鉄道コム


過去の京王電鉄の乗車記はこちらから!
 
 
 

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      PHOTO:多摩センター駅に到着する多摩モノレール



 モノレールを「鉄道」に含めるかどうか?ということには色々と意見があるようですが、私個人としては「列車の形をしているなら鉄道!」と考えています。
 本日は、京王鉄道の特急[Mt.TAKAO号]に乗車する予定で京王の1日フリーキップを購入しましたので、特急[Mt.TAKAO号]の乗車前に少し足を延ばして多摩モノレールに乗車してみました。





①多摩センター(746)→上北台(822) 1000系4連
 新宿駅から京王電鉄に乗車して京王多摩センター駅に来ました。ここから多摩モノレールに乗車します。
 私、京王の多摩センター駅と多摩モノレールの多摩センター駅は近い…と思っていたのですが思っていたのですが、少し離れた場所にあるため、一度、京王の多摩センター駅を出て多摩モノレール駅に向かいます。


 さて、今回乗車する多摩モノレールですが、東京都と沿線鉄道事業者、金融機関、沿線自治体などの出資で設立された「多摩モノレール株式会社」が運営する第三セクターの鉄道会社で、路線名として「多摩都市モノレール線」と呼ばれています。
 その多摩都市モノレール線は、多摩地域南北方向の公共交通網の充実、業務核都市間相互の連携強化を目的として導入されたもので、全構想路線93kmのうち、上北台-多摩センター間の16kmが2000年1月までの間に開業しました。
 南北方向の交通手段の整備が望まれていた多摩地域を縦断する路線であり、既存の鉄道路線の空白地帯であった地域との連絡輸送を主としてますが、接続する鉄道が事故等で遅延・運休した場合には、代替路線として振替輸送にも利用されているようです。


 さて、多摩モノレールの多摩センター駅に来ましたので、早速、券売機で1日フリーキップを購入してホームへと上がって行くと、ちょうど7時39分の列車が発車するところでしたので、1本列車を見送って、次の列車に乗車することにしました。


 土曜日のちょうど通勤・通学時間帯ということで、結構な乗客がホームに待っていましたが、まあ、4両編成のモノレールということで、座る場所は何か所かは空いていましたが、景色等を撮影したかったので立ったまま乗車することにしました。


 発車すると不思議な感じ…。まあ、モノレール独特の乗り心地というか、優しい乗り心地という感じと言えばいいのでしょうか。とてもゆったりとした気分で乗車できます。また、景色が良いですねぇ…。当たり前ですが地上を走るのではなく空間を走っていきますので、右を見ても左を見ても街を見下ろしながら進んで行きますので気分が良いです。


 ただ、この多摩モノレールは、結構混雑するんですね。多摩センター駅を出る時も混雑していたのですが、先に進むにつれでどんどん乗客が乗ってきます。ようやく立川南駅で多くの乗客が降りてホッとしたのもつかの間、次の立川北駅から学生さんが大挙して乗ってきて先ほどまで以上の大混雑に!ようやく車内が空いたのは終点のひとつ手前の桜街道駅で、外の景色を撮影するのもなかなか難しい乗車でした。



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         PHOTO:多摩モノレールの多摩センター駅






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            PHOTO:1000系の車内






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        PHOTO:私たちには嬉しい「鉄ちゃん席」があります。







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             PHOTO:全区間複線です。






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    PHOTO:小田急(右側)、京王(左側)を跨いだ形で進んで行きます。







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        PHOTO:駅舎が宙に浮いているように見えます。






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       PHOTO:沿線には大学や大規模な住宅街が沢山あります。






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  PHOTO:対抗する列車とすれ違っても電車のような大きな振動や音は皆無です。






 
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           PHOTO:中央道を超えていきます。






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         PHOTO:多摩川を超えると立川市に入ります。






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     PHOTO:立川南駅と立川北駅の中間にJRの立川駅があります。






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    PHOTO:分岐線の先にはたぶんには車両基地がある…と思います。







     
        VIDEO:多摩センター駅に到着する多摩モノレール








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②上北台(837)→高幡不動(901)
 上北台到着後は、京王鉄道との乗換駅である高幡不動駅に戻りました。



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          PHOTO:多摩モノレールの上北台駅







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            PHOTO:上北台駅の改札口






      
          VIDEO:桜街道駅→上北台駅 前面展望 



 結構、乗車率が良くて驚きました。まあ、確かに東京の交通網は都心を中心に東西に放射状に延びていますが、南北間を結ぶ路線というのは意外と少ないので、今回乗車した多摩モノレールのような路線は貴重なのかもしれませんね。
 それが証拠に多摩モノレールには延伸の計画もあるようなので、結構需要があるのかもしれませんね。
 ただ、乗って一番感じたのは「遅い」ということですね(構造上したかが無いとは思いますが…)。このスビードで延伸をしたとしても、ただ、時間がかかるだけだと思うのですが…。


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           PHOTO:本日使用したフリーキップ


※乗車日は10月29日(土)です。

【乗車日:令和 4年10月29日(土)】
鉄道コム鉄道コム鉄道コム

※古い乗車記を他ブログから引っ越しています。一部写真が無い部分や誤字・誤変換等もありますが、よろしければご覧ください(by管理人)。


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 クモハ123(-1)の惜別乗車については、年明け早々の1月9日に行ったところですが、私の第2の地元である松本を走っている身近な車両ということもあり、仕事帰りに2回目の「惜別乗車」に行って来ました。

 このクモハ123、普段は中央本線の辰野支線(塩尻⇔辰野)を走っているのですが、朝と夜には松本車両センターへの入出区を兼ねて1往復していますので、今回は辰野支線内の乗車と松本へ入区する篠ノ井線内の乗車をしてきました(クモハ123の列車種別表示幕に「松本」と表示されるのは1233Mのみです。)。




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①松本(2000)→岡谷(2015)  36M 特急[スーパーあずさ36号] E351系12連【S25+S5編成】
 前回の惜別乗車では塩尻から辰野まで乗車し、辰野から塩尻に戻り…という一般的な乗車でしたので、今回はちょっとアプローチを変えて岡谷駅に向かいます。そして岡谷駅から辰野駅に向かい辰野→塩尻→松本とクモハ123に乗車します。
 まあ、こんなアホなルートを考えついたのも、有効期間が今日までという信州特急回数券が1枚残っていたからなのですが…。
 しかし、岡谷まてたったの15分ですよ!、昔、私が中学~高校生の頃は松本→岡谷間なんて1時間近くかかっていたのですが…塩嶺トンネルは偉大ですね(もちろん当時は辰野回りでしたが…)。



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              PHOTO:E351系の車内






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     PHOTO:E351系のシート、ちょっとシートが小さいですね。






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②岡谷(2036)→辰野(2047) 240M 313系3連【B151編成】
(←辰野 クモハ313-1701+モハ313-1701+クハ312-407 岡谷→) 
 岡谷駅からは飯田線の天竜峡行きの通列車に乗って辰野駅に向かいます。
 久し振りに213系に乗車できるかな?と思っていたのですが、岡谷駅の2番線ホームに待っていた車両は313系でした。ただ、中央西線で使用される2連ではなく3両編成でしたのでちょっとラッキーでした。
 車内は学校のクラブ活動帰りと思われる学生さん達で賑やかでした。






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③辰野(2048)→塩尻(2109)  171M  クモハ123-1
 辰野駅は今回の乗り鉄のメインとなるクモハ123-1を使用する塩尻行きの普通列車に乗車します。
 ここまで乗ってきた列車との乗換時間は1分しかないのですが、辰野駅での乗換は階段を登って隣のホーム…と思っていたところ、この列車は辰野駅の2番線に到着しましたので同一ほーむでの乗換でした。確か1月9日に乗車したときは違っていたような気がするのですが…。

 前回乗車したときは、ここから結構な人が乗り込んだ記憶があったのですが、今回は乗換客も私を含めて3人ということで、クモハ123の乗客は全員で8名で辰野駅を出発します。
 そして、途中の小野駅で6名が降りてしまいましたので、辰野駅から塩尻駅まで乗りとおした乗客はたったの2名という寂しさでした。

 しかし、前回も書きましたが…この列車「寒いっ!」です。窓の隙間からガンガン外の冷たい空気が入ってきますので、速度を上げれば上げるほど車内は冷えていきます。
 これからこの列車に乗る方は、ぜひ、暖かな服装でご乗車ください。



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          PHOTO:運転席後方の風景はこんな感じです。






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        PHOTO:扇風機にはなんと「JNR」のマークが!






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④塩尻(2148)→松本(2204)  1233M クモハ123-1
 塩尻駅に到着後、この列車は列車番号を変えて「松本行き」の普通列車となるのですが、発車までに時間があることや他のホームに松本行きの普通列車が到着して先行発車するせいでしょうか、塩尻駅に到着後は一度客扱いを終了します。まあ、この時間を使ってクモハ123の撮影ができますので「鉄道ファン」にとっては嬉しいですね(ちなみに、発車までの間にブルサン貨物とEF64重連貨物の撮影ができます。)。
 
 21時30分頃になると客扱いが始まりますので車内に入って温まります。最初は数名程度の乗客しかいませんでしたが、発車時間が近づくにつれ乗客が多くなり、40名程度の乗客を乗せて列車は塩尻駅を発車します。
 途中の駅で降りる人もいれば乗ってくる人もいるのですが、さすがにこの時間帯だと降りる人の方が多く、結局、松本駅に降りたのは10名程度でした。
 松本駅で降りた乗客の中には明らかに「鉄道ファン」と思われる方が2名ほどいましたので「クモハ123引退フィーバー」は、どうやらもう始まっているようですね。
 クモハ123に乗りに来られる方は空いている今がチャンスかもしれません。


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             PHOTO:塩尻駅の電光掲示板






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             PHOTO:クモハ123の車内






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            PHOTO:ミニエコーのヘッドマーク



 仕事を終えて単身赴任先に戻っても、テレビを見てネットサーフィンをしてブログの整理をする程度のことしかしていない毎日なのですが、ちょっと元気を出して外に出て行けばこの程度の「乗り鉄」ができてしまうことに気がついてしまいました。
 クモハ123の惜別乗車、まだまだ続きそうです…。


【乗車日:平成25年1月29日(火)】鉄道コム鉄道コム


◎前回のクモハ123の惜別乗車はこちら…
 ・クモハ123-1・惜別乗車記(H25.1.9)…https://bblog.sso.biglobe.ne.jp/ap/tool/newscaredisplay.do

※古い乗車記を他ブログから引っ越しています。一部写真が無い部分や誤字・誤変換等もありますが、よろしければご覧ください(by管理人)。




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⑤熱海(1232)→伊豆急下田(1408) 5643M [リゾート21・黒船編成] 
(←伊豆急下田① 2158+2113+2117+2116+2115+2114+2157 ⑦熱海→)
 熱海駅からは再びリゾート21・黒船電車を使用した普通列車で伊豆急下田駅まで乗車します。

 熱海駅まで後部展望車に座ってきました。当然ながら熱海駅では進行方向が変わりますので、何の苦労もなく展望席の最前列に座って行くことができます(そのために一度熱海まで戻ったわけです。)。「大人気ない…」と言われそうですが、これも「乗り鉄」の醍醐味ですからご勘弁を…。

 さて、リゾート21の車内ですが、普通列車とすれば素晴らしい車内ですが、特急列車に使用するとなると、正直ちょっと?マークが付いてしまいます。今回は展望席にしか座っていないので、なんとも評価をしにくいのですが、シート自体の大きさが少し小さいですし、リクライニングもしませんのでちょっと辛口になってしまいます。ただ、普通車としてはとても豪華ですから、この列車を通勤や通学でできる人がちょっぴり羨ましいですね。

 さて、リゾート21・黒船電車を使用する普通列車ですが、先行をするはずの特急[スーパービュー踊り子5号]が遅れていたため熱海駅を2分送れて発車します。そして、次の来宮駅の手前にある信号で再び停止となってしまい、結局、来宮駅を12分遅れで発車します。
 このまま遅れが拡大すると、伊豆急下田駅で帰りの特急に乗車できなくなってしまいますので、予定を変更しなくてはいけないのか…と考えながら乗車を続けます。

 JR線内では遅れを取り戻すことができませんでしたが、伊豆急行線内に入ると駅での停車時間をほんの少しずつ削って遅れを徐々に取り戻していきます。こうなると沿線の景色を見る余裕も出てくるから不思議なものです。今日は本当に天気がいいので伊豆大島などの島々も青々とした海原もはっきりと見ることができます。
 そんな景色を見ているうちに列車は伊豆急下田駅に到着しました。なお、遅れはほとんど回復しての到着でした。




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     PHOTO:熱海駅の電光掲示板には「普通電車」であるの表示が!






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          PHOTO:展望席は階段式のシートが並びます。






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     PHOTO:シートそのものはちょっと小さめでリクライニングしません。





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        PHOTO:普通電車ですがちゃんとサボが入っています。






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         PHOTO:1号車のデッキにはペリー提督が…






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           PHOTO:来宮駅の手前でSVO2号と交換






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           PHOTO:大人気なく展望席の乗車を楽しみます。






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          PHOTO:伊豆高原駅には車両基地があります。






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        PHOTO:伊豆高原駅ではリゾート21とすれ違います。






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  PHOTO:海沿いを走る「伊豆急行」といえども、結構山深いところも走ります。






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        PHOTO:天気がいいので伊豆大島も綺麗に見えます。






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    PHOTO:伊豆急下田駅なのですがJR特急が並んで留置されています。






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     PHOTO:伊豆急下田駅は入口がよく分からないような駅舎でした。
 




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      PHOTO:駅前には『黒船』のミニチュアが飾ってありました。




 


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⑥伊豆急下田(1433)→東京(1716) 9074M 特急[マリンエクスプレス踊り子74号] E259系6連【Ne008編成】
(←東京⑥ クロE259-8+モハE259-508+モハE258-508+モハE259-8+モハE258-8+クハE258-8 ①伊豆急下田→)
 伊豆急下田駅からは特急[マリンエクスプレス踊り子号]に乗車して東京に戻ります。この列車には[成田エクスプレス]からコンバートされてきたE259系が使用されます。
 …で、伊豆急下田駅でリゾート21・黒船電車と並ぶN’EXですが…。正直、全く似合いません!というのが私の感想です。

 似合わないのですが、このE259系特急型電車はJR東日本の最新鋭の特急車両ということで、列車としては間違いなく一級品ですね。
 車内は静かですし、シートピッチは広いです。大きくリクライニングするシートには可動式のピローまでついており乗客とすれば嬉しいのですが、やはりN’EXマークを付けたまま伊豆急行線内に入るのはどうなんでしょうか…。個人的にはこのN’EXを房総方面で使用して、その房総方面で使用している255系を伊豆急行線に振替えるのがベストな選択のような気がするのですが…。

 列車は静かに、そして速い足取りで東京に向かいます。往路の特急[踊り子105号]は指定席が全席発売済みでしたが、この列車はグリーン車以外は空いているようです。途中駅から乗ってくる人よりも、途中駅で降りる人の方が多いようで、伊豆急下田駅から乗車した人の大半は熱海駅までに下りてしまいました。

 熱海駅を発車すると次の停車駅は横浜駅ということで、ノンストップで1時間も走り続けます。しかし、この列車速いですねぇ~。胸がすくような加・減速を続けあっという間に横浜駅に停車します。

 この列車、熱海駅でも思ったのですが、不思議な車内放送をするのがちょっと気になりました…。「この列車は全車指定席の特急列車です。車内では特急券の発売を行いませんので、指定席券をお持ちでないお客様はご乗車できません…」と。
 今どき、モバイル端末を持っているのですから、空席状況はわかるでしょうし、仮にわからないとすれば「立席特急券」を販売すればいいと思うのですが…。
 そして、これは未確認ではありますが、横浜駅から間違って乗車してきた人がいたのですが、車掌さんはその人から特急料金を徴収することなく乗車を認めていたようですが、これっておかしいのではないのでしょうか…?
 そんなことで「もやもや」っとしているうちに列車は夕闇迫る東京駅に到着しました。



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    PHOTO:下田駅の電光掲示板。列車名もしっかりと表示されていました。






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         PHOTO:伊豆急下田駅で黒船電車と並ぶN’EX






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      PHOTO:車体横にはでかでかとN’EXマークが入ったまま。






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  PHOTO:申し訳なさそうに「マリンエクスプレス」のマークも貼られています。






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        PHOTO:フルカラーの電光表示板は綺麗ですね。






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             PHOTO:E259系の車内






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       PHOTO:普通車ですが可動式のピローが付いています。






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      PHOTO:車内の液晶パネルは列車名を表示したままです。






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 PHOTO:車掌さんの[マリンエクスプレス]専用ジャケットは似合っていました。






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        PHOTO:横浜付近で本物のN’EXを追い抜きます。






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⑦東京(1724)→長野(1900) 537E [あさま537号] E2系8連【N10編成】
 東京からは[あさま537号]で長野に戻ります。
 土曜日の夕方の新幹線ということで混雑を予想指定のですが、これがガラガラでちょっとびっくりでした。考えてみれば、この列車、高崎駅に停車しませんので、そのせいだったのかもしれませんね。



 成田エクスプレスが他の線区ににコンバートされた…という記事を見て乗車をしに行ったのですが、正直、私は似合わない!と思ってしまったのですが、一般の乗客からすれば185系や251系より車内が静かで乗り心地もいいですから、これから評判が上がっていくのでは…とも思いました。
 そういう意味からすると、この線区には早くE653系の導入を…と思ってしまいました。
 

【乗車日:平成25年1月26日(土)】鉄道コム鉄道コム

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