TOMODACHIYA鉄道日記

 私が撮影した列車や乗車した列車の記録をアップさせていただいています。  基本的には「不定期更新」となっていますので、あしからずご了承願います!

2022年09月

※古い乗車記を他ブログから引っ越しています。一部写真が無い部分や誤字・誤変換等もありますが、よろしければご覧ください(by管理人)。


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   2007年(平成19年)7月に「世界初の営業車としてのハイブリッド式気動車」としてデビューしたキハE200については、デビュー直後から小海線で営業運転を続けているところですが、普段の運用は2連で行われており、もう1両については試験や検査という扱いになっています(キハE200は3両配置です。)。
 ただ、この夏臨では、この予備的な扱いの1両を使用した多客臨時列車・快速[さわやか八ヶ岳号]が設定されました。今まで1量での運転実績がないわけではありませんが、なかなか単行のキハE200に乗車するチャンスもないのでは?と思い乗車に出かけてきましたが…。






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①長野(750)→小諸(854) 6624M しなの鉄道・115系3連【S10編成】
(←小諸 クモハ115-1067+モハ114-1162+クハ115-1201 長野→)
 本日のトップバッターはしなの鉄道の普通列車です。私の「乗り鉄」として遅い出発のせいでしょうか、それても時間帯がちょうど通勤・通学に適しているせいでしょうか、列車は学生を中心に混雑しました。
 ただ、その混雑も上田までで、上田から先はボックス席に座ってゆっくりと小諸まで乗車できました。



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           PHOTO:いつも綺麗なしなの鉄道の車内







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②小諸(938)→小淵沢(1151) 9212D 快速[さわやか八ヶ岳高原号]
 (←小淵沢 キハ110-119+キハ110-111 小諸→)
  小淵沢駅からは今回の「乗り鉄」のメインとなる快速[さわやか八ヶ岳高原号]に乗車します。 小諸駅に9時16分に到着する131DがキハE200-3+キハE200-2というコンビでしたので、これから乗車する快速[さわやか八ヶ岳高原号]にはキハE200-1が充当されると思い、小海線のホームで回送列車の到着を待ちます。

 9時25分頃になりホームに「回送列車が到着します。」というアナウンスが流れたので、列車の到着を待っていたところ、小諸駅に到着したのはなんと普通のキハ110系の2連!「もしかすると、先に到着したキハE200×2連が快速運用に入るのかな?」と思ったのですが、そのようなことはなく、結局、何の変哲もないキハ110系が快速[さわやか八ヶ岳高原号]の運用に入るようです。
 正直、「乗車やめようかな?」とも思ったのですが、キハE200の単行列車に乗れないのは残念ですが、キハ110系の快速運用に乗車するチャンスもそうはないでしょうし、初秋の小海線を乗り鉄するのもいいよね…と思い、そのまま乗車することにしました(車内アナウンスで「車両を変更して運転します。」という案内もありましたし…。)。

 さて、列車は定刻に小諸駅を発車します。快速[さわやか八ヶ岳高原号]は乙女駅までは信越線と平行しながら走りますが、乙女駅を過ぎると進行方向をぐっと右に変えて進んでいきます。
 快速列車らしい走りで…と言いたいところですが、さっそく次の三岡駅では列車交換のため約5分の停車するなど、単線区間の列車らしくゆっくりと進んで行きます。

 この列車、本来は単行で運転される予定なのですが今日はなぜか2両で運転されています。「もしかすると新幹線の停車駅でもある佐久平駅から大勢乗車するのかな?」と思っていたところ、まさにそのとおりでした。佐久平の狭いホームにはハイキングに向かうようなスタイルした人が大勢待っていました。佐久平駅では約7分ほど停車したのち大勢の乗客を乗せて快速[さわやか八ヶ岳高原号]は発車しました。

  次の停車駅の中込駅でも乗車する人が結構います。ちょうど時間帯のいい列車なので普通列車の代わりに乗車する人も多いようです。小海線の中間駅となる小海駅を発車すると、列車はいよいよ山登りが始まります。小海駅から野辺山駅までの間は千曲川に沿うような形で33.3‰の上り勾配が続くため、列車は速度を落とし、重厚なディーゼルエンジン音を奏でながらゆっくりと進んでいきます。

 車内では車掌さんの観光案内がおこなわれるとともに、記念の「乗車証」とキハE200のペーパークラフトが配布されました(これは予想外でした。)。また、乗客に渡すときに「キハE200でなくてすみません。」とお詫びをしながら配布していましたので、逆に「そこまでお詫びをしなくても…」とも思ってしまいました(パンフレットにも「車両が変更となる可能性があります。」と書いてありますし…)。

 野辺山駅では佐久平駅から乗車した団体客がどっと降りた関係で、車内はようやく空きました。
  野辺山駅からは各駅に停車しながら小淵沢を目指します。小海線は野辺山駅がサミットとなるため、ここからは軽やかな足取りで下っていきます。次の清里駅でも多くの乗客(団体)が降りたため車内はようやく閑散となりました。

 最後の停車駅である甲斐小泉駅を発車した快速[さわやか八ヶ岳高原号]は、小海線の撮影の名所でもあるオメガカーブにさしかかります。ここまで右手に見えていた八ヶ岳が進行方向の左手に見えてくると間もなく小淵沢駅です。列車は小淵沢駅の4番線ホームに定刻どおり到着し、快速[さわやか八ヶ岳高原号]の乗車も終了です。
 

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    PHOTO:小諸駅に到着する131D(これなら最高だったのですが…)







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    PHOTO:小諸駅で並ぶ快速[さわやか八ヶ岳高原号]とキハE200







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          PHOTO:列車名はしっかりと表示されています。







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      PHOTO:「快速 小淵沢行き」の行先表示も珍しいのでは?



 


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       PHOTO:しなの鉄道を左手に見ながら小海線を進みます。







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          PHOTO:最初は田園地帯をひた走ります。






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          PHOTO:千曲川に沿って走っていきます。






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     PHOTO:小海駅を過ぎると野辺山までは上り勾配が続きます。







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       PHOTO:勾配が終わると高原野菜の畑が見えてきます。







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     PHOTO:JR最高地点の踏切では速度を落とすサービスもありました。






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        PHOTO:清里駅では[八ヶ岳高原列車]と交換します。






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   PHOTO:列車種別がいつのまにか「臨時」から「快速」になっていました。







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    PHOTO:標高が高いため色づき始めている木々も見ることができました。







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    PHOTO:進行方向左手に八ヶ岳が見えると、まもなく小淵沢駅到着です。






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       PHOTO:小淵沢駅に到着した快速[さわやか八ヶ岳高原号]






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           PHOTO:車内でいただいた乗車記念(証)






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             PHOTO:同じくペーパークラフト







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③小淵沢(1211)→塩尻(1250) 55M 特急[あずさ55号] E257系9連【M-110編成】
 小淵沢駅のホームにある売店で駅弁を購入して特急[あずさ55号]に乗車します。この列車は比較的自由席がすいていますので、ゆっくり座ってお昼を食べていこう…と思っていたのですが、小淵沢駅に到着した列車の自由席はほとんど満席!かろうじて1列空いていたので座ることができましたが、いつも空いている列車なのに不思議だ…と思っていたところ、どうやら先行の特急[スーパーあずさ11号]になにかあったようで、その乗客もこの列車に乗っているということで混んでいたようです(この乗車記を書いている時点では理由は不明です。)。
 当初、松本まで乗っていって、松本駅で特急[WVしなの]に乗り換えようと思っていたのですが、この列車、ほぼ満席ということなので、安全策をとって塩尻駅で乗り換えることにしました。



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        PHOTO:本日のお昼は「ザ・甲州丼飯(どんぱん)」







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        PHOTO:中身は3種類の肉料理で美味しかったです。







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④塩尻(1254)→長野(1353) 2009M 特急[WVしなの9号] 383系8連【A8+A205編成】
 塩尻駅ではわずか分の待ち合わせで特急[WVしなの9号]に乗り換えます。塩尻駅からこの列車に乗車する人が少なかったため、予定どおり自由席に無事座って帰ってくることができました。 
 




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             PHOTO:本日使用した特急券
※小淵沢→富士見の1駅だけで730円、でも富士見から長野までは長野支社管内ということで、たったの500円で乗車できます。これっておかしくない?




 さて、当初期待をしていたキハE200の単行列車には乗車できませんでしたが、良い天気のもとで久しぶりに小海線の乗車をすることができました。まあ、無理やりキハE200を使うこともできたとは思いますが、今日の乗客数からすると、車内はギューギュー詰めになってしまいますので、車両を変更したというのは最良の判断だったと思います。
 個人的には思いがけない乗車記念がいただけましたので、これはこれで良しとしておこうと思います。



【乗車日:平成24年9月29日(土)】鉄道コム鉄道コム


◎過去のキハE200の乗車記はこちら…
 ・快速[レトロ小海線]+S52編成+HB-E200乗車記(H22.10.16)…http://tomodachiya0221.at.webry.info/201206/article_29.html
 ・世界初!ハイブリッド車両・キハE200乗車記(H19.8.15)…http://tomodachiya0221.at.webry.info/201206/article_118.html

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 長野電鉄の2100系特急車両(元JR東日本253系)2編成のうち、E2編成が塗色変更されたということは前回の乗車記でお伝えしたわけですが、その前回の乗車ではE2編成に乗車できませんでしたので、本日、リベンジの乗車をしてきました。
 なお、乗車記中「白いスノーモンキー」と呼んでいますが、これは私が勝手に呼んでいるだけであって「正式名称」ではありませんので。念のため…。






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①長野(1457)→湯田中(1541) 11A 特急[スノーモンキー] 2100系3連【E2編成】
(←湯田中① クハ2152+モハ2102+デハ2112 ③長野→)
 地元を走る列車ということもあり、あいかわらず何も事前の調査を行わずに長野電鉄の長野駅へ…。「まあ、だめだったら次回もあるさ!」というお気楽な調子で「入場券」を購入してホームに下りていくと、2番線ホームに待っていたのはお目当てのE2編成でした。

 勝手にこのE2編成を[白いスノーモンキー]と呼んでいるのですが、蛍光灯の下で見る新塗職のE2編成は本当に白い!あながち[白いスノーモンキー]という呼び名も間違っていないような気がします。
 発車まで30分以上時間がありましたので、しっかりと撮影をしてから車内に入ります。今回、徒食変更を行った検査では、車内のアコモデーション等や走行機器等に変更箇所はありませんので、今回は単純にこの[白いスノーモンキー]に乗車して、湯田中までの1往復を楽しむことにします。

 まあ、当たり前ですが乗り心地などは従前の2100系とは違いがありませんので、特段記述する内容は無いのですが、こんな凄い列車が長野電鉄を走ってくれていることに感謝・感謝ですね。



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       PHOTO:E1編成と比較すると”白さ”が際立つE2編成






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 PHOTO:1号車と3号車にはスノーモンキーの大きなシールが貼られています。






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         PHOTO:スノーモンキーの写真も残っています。






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      PHOTO:先頭車の[スノーモンキー]の表示も残っています。






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        PHOTO:白さが際立つE2編成のサイドビュー






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      PHOTO:行先表示も変わったような気がするのですが…?






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      PHOTO:2号車・3号車は集団見合いシートとなっています。







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    PHOTO:ハットラックの荷台が並ぶ室内は、まるで宇宙船のようです。







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          PHOTO:屋島橋を渡ると間もなく須坂駅







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        PHOTO:須坂駅では特急[ゆけむり]と交換します。






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   PHOTO:小布施駅では久しぶりに2000D編成の姿を見ることができました。







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      PHOTO:天気が悪く高社山の姿を見ることができませんでした。






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②湯田中(1556)→長野(1640) 14A 特急[スノーモンキー] 2100系3連【E2編成】
(←長野③ デハ2112+モハ2102+クハ2112 ①湯田中→)
 いつもですと、湯田中駅に隣接している「楓の湯」に入ってから…なのですが、今回は単純にE2編成に乗りたかっただけですので、今まで乗車してきた列車で戻ります。
 ただ、同じ車両ではつまらないので、帰路は回転リクライニングシートの1号車に乗車して長野に戻りました。




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      PHOTO:1号車だけは回転リクライニングシートが並びます。






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      PHOTO:こんな豪華なシートを使う私鉄特急が他にあるのか?




 オリジナルの塗りわけからちょっと塗色変更をしただけですが、イメージ的にはだいぶ変わったような気がしますし、なによりも[スノーモンキー]のデカールが良いですね。これで長野電鉄にまた楽しみな編成が1編成増えました。
 富山地方鉄道の[アルプスエキスプレス]、富士急行の[富士登山電車]、そして先週乗車したひたなか海浜鉄道の気動車も魅力的ですが、長野には長野電鉄の[ゆけむり]と[スノーモンキー]かある…と自慢できることも長野市に住む鉄道ファンとしてはうれしい限りですね。

※おまけ
 今日は長野駅に入るために久しぶりに「入場券」を購入しました。ご存知の方も多いかと思いますが、長野電鉄の入場券は全国一大きいということらしいです。
 下の写真の右下に写っているのがD型硬券ですから、入場券の大きさがわかっていただけるのではないかと思います。
 隠れた長野電鉄のヒット商品です。長野に来られたときにはぜひ、おみやげに1枚購入を!




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          PHOTO:びっくりするほど大きな入場券!


【乗車日:平成24年9月23日(日)】鉄道コム鉄道コム


◎前回の「長野電鉄・2100系E2編成乗車未遂記」はこちら…http://tomodachiya0221.at.webry.info/201209/article_4.html

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 特急[ひたち号]に乗車して勝田駅まで来ました。
 このまま戻るのももったいないので「ひたちなか海浜鉄道」の乗車にもチャレンジをして見ました。

 この「ひたちなか海浜鉄道」ですが「ひたちなか市」と「茨城交通」が出資する第三セクターの鉄道路線ですが、全国的にも貴重な国鉄型気動車が走る路線としても有名で、週末を中心にキハ22形やキハ20形気動車が走っています。今日は平日ですので、旧型気動車の乗車はちょっと無理ですが『見るだけでも…』と思って1往復乗車をしてきました。





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①勝田(1517)→阿字ヶ浦(1543) 137列車 キハ3710-02
 「ひたちなか海浜鉄道」のホームは勝田駅の1番線にあり、JRのホームの一部を鉄柵で仕切ってあるという感じの作りです。入口にはしっかりと改札口があり、ここでフリーキップを購入してから乗車します。
 しばらくホームで待っていると、小型のディーゼルカーが到着しました。車体番号が「ミ・ナ・ト」となっていることから、同社のオリジナルの車両と思われます。
 さて、列車の発車時刻が迫ってきているのですが、車内には私を含めて乗客が7人のみ。「発車間際には増えるのかな?」と思っていたのですが、結局、乗客は増えることなく買った駅を発車します。
 列車はしばらく水戸方面にJR線と平行に走りますが、まもなく進行方向をぐっと南に向けて進んでいきます。第三セクターの私鉄ですので「駅間が短いのかな?」と思っていたのですが、最初の停車駅こそ近かったのですが、あとは駅間も長くディーゼル列車の乗車をしっかりと楽しむことも出来ます。
 車両基地のある那珂湊駅を発車すると、列車はもう一度大きく左に進行方向を変えて進んでいきます。そうすると進行方向右手に太平洋を見ることが出来ます。この太平洋に沿うような形でしばらく進むと、まもなく列車は終点の阿字ヶ浦駅に到着します。



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      PHOTO:勝田駅の1番線ホームに湊線のホームはあります。







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        PHOTO:3710-02の車内。ロングシート車です。







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         PHOTO:トコトコと田園地帯を走っていきます。







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        PHOTO:那珂湊駅を過ぎると右手には太平洋が見えます。








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②阿字ヶ浦(1558)→那珂湊(1610) 142列車 キハ3710-02
 阿字ヶ浦駅では易者の写真を撮影して、今まで乗車してきた列車で那珂湊駅に戻ります。
 乗客は2人。そう、ここまで乗車してきた2人がそのまま乗車しただけでした。



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        PHOTO:阿字ヶ浦駅は行き止まりとなっています。






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         PHOTO:阿字ヶ浦駅に停車中の3710-02





◎那珂湊駅にて
 那珂湊駅はひたちなか海浜鉄道の車両基地がありますので、旧型気動車の撮影などをして過ごしました。また、この那珂湊駅は映画「フラガール」や「真夏のオリオン」などの撮影にも使われた駅舎ということで、こちらもしっかりと撮影をしてきました。



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           PHOTO:映画にもよく使われる那珂湊駅







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       PHOTO:駅名札もなんとなくクラッシックな感じです。







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           PHOTO:駅の横には車両基地があります。







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              PHOTO:何の顔でしょうか?






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           PHOTO:キハ2005+キハ222






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              PHOTO:キハ222をアップで…






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       PHOTO:勝田→那珂湊の列車で使用されたキハ205





 
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            PHOTO:旧型気動車が3両並びました。







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           PHOTO:この猫が「ミニおさ」かな?






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③那珂湊(1650)→勝田(1704) 144列車 ミキ300-103
 那珂湊駅で写真撮影等を行った後は、ミキ300形に乗車して勝田駅に戻りました。この駅からは高校生がどっと乗り込み、大変賑やかな車内でした。



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      PHOTO:ミキ300の車内。こちらはボックスシート車です。






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      PHOTO:本日使用したフリーキップ、乗車証明書、硬券入場券



 「ひたちなか海浜鉄道」すっかり気に入ってしまいました。どこもかしこも昭和の匂いが感じられ、とても居心地がいい場所です!
 さすがにおいそれと訪れることが出来る場所ではありませんが、なんとか時間を見つけて旧型気動車に乗りに行きたいとおもっしまいました(年内には行きたいですね…。)!
 

【乗車日:平成24年9月14日(金)】鉄道コム鉄道コム

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 所要で都内に来ており、そのまま帰るのもちょっともったいないので少しだけですが「乗り鉄」を…。

 何に乗ろうかと考えたのですが、私、今まで一度も特急[ひたち]に乗車したことがない!ということに気がつきました。
 現在、特急[ひたち]には651系、E653系、E657系の3種類の車両が使用されていますが、E657系の増備が完了すると651系については運用から外れるようなので、ぜひ、「輝きを放っているうちに…」と思い乗車することにしました(当初はE653系も[フレッシュひたち]の運用から外れる予定だったようですが、どうやのE653系については当面、[フレッシュひたち]に使用されるようですね。)。






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①上野(1330)→勝田(1450) 1029M 特急[フレッシュひたち29号] E653系7連【K307編成】
(←勝田⑦ クハE653-7+モハE652-13+モハE653-13+サハE653-7+モハE652-14+モハE653-14+クハE652-7 ①上野→)
 上野駅からはE653系を使用する特急[フレッシュひたち29号]に乗車します。
 このE653系交直流型特急電車は、それまでの常磐線の特急[ひたち]で活躍を続けていた485系の置換えを目的に1997年に製造された車両です。

 全車モノクラスのみで組成されており、グリーン車は設定されていません。また、基本編成が7両、付属編成が4両ということで、特急[フレッシュひたち]は7両、11両、14両という3パターンでの運用が行われています。
 E653系の大きな特徴は、編成ごとに色が異なっているということで、基本編成には「スカーレットブロッサム」、「ブルーオーシャン」、「イエロージョンキル」、「グリーンレイク」を纏った編成が各2編成、付属編成には「オレンジパーシモン」を纏った編成が4編成あります。
 従って11両編成の時には必ず色の異なった編成の組み合わせとなりますし、14両編成時には同じ色で統一される可能性があるものの、極めて確率が低いということになり、乗るたびに「今日は何色と何色の組み合わせなんだろう?」と、ちょっとわくわくできそうな感じです。

 余談ですが、E653系は『交直流電車』ということで、JR東日本管内だけを走るだけなら50Hzのみ対応でいいのですが、この車両は60Hzにも対応させていますので、次期、ジョイフルトレインの種車はこのE653系で決まりですね。

 さて、上野駅の17番線ホームに到着すると「グリーンレイク色」のE653系は既にホームに入線していました。先頭部の編成は何色かな?と思ったところ、この特急[フレッシュひたち29号]は基本の7両のみという編成でした。自由席には長い列ができていますので、当然、全員座れるわけではないと思います。幸い私は指定席を事前に購入してありますので、ゆっくりと撮影をすることができましたが…。ただ、指定席もほぼ満席という状況でした(私の横にはなぜか誰も来ませんでしたが…。)。

 列車は定刻どおりに上野駅を発車します。日暮里駅の先で高崎線と別れ常磐線を走っていきます。ただ、なんとなく列車が詰まっている感じが…。いまいち特急らしい走りではない感じを受けます([すーぱーひたち]ではないのでこんなものかもしれませんが…。)。
 車内はブルーのシートに黄色のリネンがかけられており、とてもカジュアルな感じがします。ただ、こりシートですが、前の席のシートのバックレストが大きい関係で、どうしても(シートピッチが)「狭い」と感じてしまいます。また、なんとなくですが乗り心地も落ち着かない感じで個人的にはあまり好みの車両ではありません。
 室内とデッキの境もガラス扉にしてあるのはお洒落で良いのですが、この扉付近に座った人にすれば「デッキから丸見え」となってしまっていますので、これもどうなんでしょうか?
 大量の乗客を少しでも快適に…ということで導入されたモノクラスの特急ですが、同じ特急料金を払って乗車するわけですから、もう少し乗客のことを考えて…と思いながら列車を後にしました。




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             PHOTO:上野駅の電光掲示板







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              PHOTO:行先表示板







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        PHOTO:色合いはとてもカジュアルで良いのですが…








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       PHOTO:シート自体の出来はそんなに悪くはありません







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           PHOTO:このガラス扉はちょっと考え物







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          PHOTO:高崎線と分かれて進んでいきます。







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        PHOTO:水戸の偕楽園を過ぎると間もなく勝田駅です。







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②勝田(1720)→上野(1835) 1050M 特急[スーパーひたち50号] 651系11連【K107+K203編成】
 ひたちなか海浜鉄道の乗車を楽しんだあとは、651系を使用する特急[スーパーひたち50号]で上野に戻ります。
 651系は常磐線の特急[ひたち]で使用されていた485系の置換用として、1988年にデビューした車両です。この車両は在来線特急列車としては初めて130Km/Hでの営業運転を開始した車両でもあります。
 車両デザイン等もLED表示式のヘッドサイン、間接照明、各座席への読書燈の採用など、外装・内装などにも工夫が施され、このあとデビューする車両のさきがけとなり、白色を基調とする外装から「タキシードボディ」という愛称が与えられました。
 今回の惜別乗車に際しては、JR東日本では251系SVOと並び、数少ない3列シートのグリーン車に乗車します。

 勝田駅に到着した特急[スーパーひたち50号]の車内に入ります。グリーン車に入るとそこには絶壁のようなシートが3列並んでいます。今回は1人掛けのC席ですのでゆったりと座ることができます。
 このシートですが、なんのギミックもない普通のシートですが「良いですね~。これぞグリーン車のシートだよね。」と一人でご満悦に!
 そして651系の速いこと、そして乗り心地のいいこと!もうなんの申し分もないですね。
 さすがに乗客もよく分かっているようで、最後の停車駅となる水戸駅からもグリーン車に乗り込む人がいて、満席の状態で上野に向かいました。

 しかし、こんなにいい車両が特急運用から離脱するというのは本当にもったいないですね。JR東日本のエリア内でも651系よりアコモの劣る特急があると思うのですが…。
 そんなことを考えながら静かな車内で寛いでいるうちに列車は上野駅に到着してしまいました。正直、もっと乗っていたかったです!



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            PHOTO:勝田駅の電光掲示板







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         PHOTO:大型シートが横3列で並ぶグリーン車







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       PHOTO:何の仕掛けも無いシートですが、座り心地の良いシート







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      PHOTO:651系だとデッドセクションがあることがわかります。



 いや~、651系ってこんなに良い車両だったのですね。もっと早く乗りたかったというのが正直なところです。今回はグリーン車でしたが、次回は普通車に…と思いたいのですが、651系が特急[スーパーひたち号]の運用には行っているうちに乗車ができるかのな?


【乗車日:平成24年9月14日(金)】鉄道コム鉄道コム

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 単身赴任をいいことに、相変わらず「おばか」をやっております。
 長野電鉄で特急車両として活躍している2100系(元JR東日本253系・成田エクスプレス)2編成のうち、1編成(E2)編成の塗色がオリジナルデザインに変更され、9月8日(土)から運用に入りました。
 この2100系は、名称こそ[スノーモンキー]という長野電鉄オリジナルの名称をつけていたのですが、外部塗装についてはJR時代の塗色まま使用されていましたので、今回の塗色変更により、ようやくオリジナルの[スノーモンキー]が登場したことになります。

 本当はデビュー当日に乗車したかったのですが、当日は北海道にいましたので残念ながら乗車できませんでした。それでも地元を走る特急ですから「1日も早く…」ということで、仕事を追えてから長野まで特急で移動して乗車をしてきました。
 ちなみに、誰もこの列車に名称をつけませんので、E1編成と区別するためにE2編成を列「白いスノーモンキー」、今までの塗装のE1編成を「赤いスノーモンキー」と区別して呼ばせていただきます。





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★長野(1941)→湯田中(2029) 19B 特急[スノーモンキー] 2100系3連【E1編成】
(←須坂① クハ2151+モハ2101+デハ2111 ③長野→)
 検査上がりだからE2編成が運用に入っているだろう。」という期待だけで、何も調べずに長野まで来てしまったのですが、乗車券と特急券を購入して長野電鉄のホームに下りていったところ、なんとそこに待っていたのは、今までと同じ色のE1編成でした。

 「帰ろうかな?」とも思ったのですが、せっかく長野まで来ましたし、乗車券も購入してしまいましたので須坂駅まで乗車することにしました。
 個人的には2号車・3号車の集団見合いシートが好きなのですが、今日は1号車のリクライニングシートにゆっくりと座って約30分の乗車を楽しみました。

 残念ながら「白いスノーモンキー」には乗車できませんでしたが、久しぶりの元253系の乗車を楽しむことができました。なお、「白いスノーモンキー」については近日中にリベンジを…と思っています。

 なお、本日の乗車した上記以外の列車については次のとおりです。
 松本(1806)→長野(1858) 1019M 特急[WVしなの19号] 383系6連
 須坂(2015)→長野(2040)  330列車
 長野(2051)→松本(2208) 452M 115系3連【編成】




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    PHOTO:長野駅のホームに待っていたのはE1編成でした。残念!






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     PHOTO:地方の私鉄特急でこのリクライニングシートは豪華ですね。







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       PHOTO:このリクライニングシートの車両は3両中1両のみ!






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       PHOTO:この記念乗車券を購入するもの今回の目的でした。






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  PHOTO:車庫に入っているE2編成 こちらが[白いスノーモンキー]ですね。


【乗車日:平成24年9月10日(月)】鉄道コム鉄道コム

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