TOMODACHIYA鉄道日記

 私が撮影した列車や乗車した列車の記録をアップさせていただいています。  基本的には「不定期更新」となっていますので、あしからずご了承願います!

2022年05月

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      PHOTO:長野駅の5番線に回送されてくる特急[信州2号]



 今年の長野県は大きな行事が目白押し!
 長野市の善光寺では御開帳が、そして諏訪エリアでは諏訪大社の式年造営御柱大祭が開催されるということで、観光客がこの2エリアを相互に訪問できるように…ということでしょうか、長野駅⇔茅野駅間に臨時特急[信州号]が設定されましたので、私は観光ではなく、単身赴任先の東京に戻る際に乗車してみました。




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★長野(1130)→茅野(1425) 特急[信州2号] E353系3連
 今回乗車する特急[信州2号]は長野駅の5番線からの発車ということで、入線シーンを撮影しようと反対側の6番線で待っていたところ11時15分頃に入線をしてきましたので、余裕をもって撮影をすることができました。
 3両という短い編成ですが、風格のある姿はやはり特急車両であることをを感じました(四国では2両編成の特急が当たり前でしたので、特に3両でも不思議はないのですが…)。

 先頭1号車の付近では乗車する人に「ポストカード」、「缶バッチ」、「長野駅鉄道カード」の3種類が配布されていましたので、それをいただいた後、車内へと入ります。




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          PHOTO:長野駅コンコースの電光掲示板
         ※電車のイラストが入るなんてビックリでした!





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           PHOTO:5番線ホームの電光掲示板
         ※ホーム側の電光掲示板にも列車のイラストが!





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             PHOTO:E353系の車内






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     PHOTO:E353系車内出入口には列車名が表示されていました。






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       PHOTO:車体側面には列車名の表示はありませんでした。
        ※サンシェードを利用して列車名を表示していました。



 今回乗車する特急[信州号]ですが、長野エリアと諏訪エリアを直通する特急列車の運転は約6年ぶりになるとのことです(6年前の特急というのは、平成29年7月に運転された特急[木曽あずさ]以来…ということでしょうか?)。


 茅野駅⇔長野間に2往復設定されている特急[信州号]ですが、私が今回乗車するのは長野駅を11時30分に発車する特急[信州2号]です。
 途中の停車駅は、篠ノ井、姨捨、明科、松本、塩尻、岡谷、下諏訪、上諏訪、茅野という設定ですが、既に乗車した方のブログ等を見ると、これ以外にも停車があるようです。まあ、松本⇔茅野間を結ぶ普通列車が2時間30分ほどで走っていますので、今回の特急[信州2号]の約3時間というのは、ちょっと時間がかかりすぎている感じます。


 発車時刻となり駅員さん方に見送られて長野駅を定刻どおりに発車した特急[信州2号]は、一路、茅野駅を目指して静かに走っていきます。前述のとおり、茅野までの所要時間を要することもあり、あまり一般の乗客の姿は見られず、どちらかというと「鉄道ファン」が大半を占める車内です。


 最初の停車駅となる篠ノ井駅までは特急らしい速度で進んできた特急[信州2号]ですが、やはり臨時ダイヤということもあり稲荷山駅では列車交換のための停車、桑ノ原信号所でも列車交換のための停車、そして何と言っても姨捨駅では約30分の停車…ということで、およそ特急列車とは思えないダイヤですが、まあ、この特急[信州2号]の乗客は、これを楽しみに乗車していますので誰も文句を言わないとは思いますが…。。



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             PHOTO:稲荷山駅停車中…





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    PHOTO:まさか、特急列車が普通列車を退避するとは…(桑ノ原信号所)






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        PHOTO:姨捨駅からの風景(絶好の天気でした!)







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               PHOTO:姨捨駅舎






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         PHOTO:姨捨駅に停車中の特急[信州2号]






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            PHOTO:姨捨駅の橋上から…






     
     VIDEO:姨捨駅に停車する特急[信州2号](車内からの風景)





 姨捨駅で約30分の停車時間を過ごした特急[信州2号]ですが定刻になっても発車しません。これは下りの特急列車が遅れている関係ということで、結局、約4分ほど遅れて発車し、篠ノ井線のサミットである冠着トンネルを通過して南下を続けます(特急列車が「姨捨駅」で停車をして、しかも、客扱いをした…というのは過去にあるのかな?)。

 この後はダイヤ上では長時間停車は無いのですが、実際には坂北駅で列車交換のため、西条駅でも停車(なぜ?臨時列車のダイヤがあるのかな?)をした後、明科駅に到着します(明科駅での乗降客は無かったようです。)。


 明科駅を発車すると進行方向に北アルプスを、そして、松本市内に入ると上高地から流れてきた梓川と、木曽から流れてきた奈良井川の合流地点(梓川と奈良井川が合流すると「犀川」となります。)を右手に見て松本駅に…と思っていたのですが、松本駅の手前にある平瀬信号所で上りの普通列車と特急[信州3号]の2本と交換するため約15分ほど停車した後、ようやく松本駅へ到着しました(長野駅から松本駅まで2時間以上かかりました。特急[WVしなの号]だと50分程度です。)。




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   PHOTO:白板トンネルを抜けると北アルプスの山々が飛び込んできます。






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     PHOTO:梓川と奈良井川が合流地点を見ながら進んで行きます。






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     PHOTO:平瀬信号所では上りの特急[信州3号]と交換します。






 松本駅では4分停車します。長野駅では珍しいE353系ですが、松本駅ではE353系のいるシーンが当たり前ですが、それでも12両編成の停車するホームに、ポツンと3両だけのE353系が停車している姿は不思議な感じもします(入換シーンでは見ることができます。)。


 松本駅から先は複線化区間ですので、特急[信州2号]は、ようやく特急列車らしい速度で進んで行きます。中央西線のと分岐駅となる塩尻駅で、わずかな時間停車した特急[信州2号]は、塩尻駅を発車すると中央東線の新線(みどり湖経由)を進んで行きます。その後、かつての特急[あずさ号]同様、岡谷駅、下諏訪駅、上諏訪駅と停車し、御柱で賑わう茅野駅に到着しました。



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     PHOTO:松本駅では特急[あずさ34号](右側)が先発します。






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       PHOTO:塩尻駅の先で中央西線と別れて進んで行きます。






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  PHOTO:旧線(辰野線)には向かわず新線(みどり湖線)を走っていきます。






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        PHOTO:諏訪湖が見えると上諏訪駅はもうすぐです。







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         PHOTO:茅野駅に到着した特急[信州2号]






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      PHOTO:本日、いただいたポストカード等と指定席券


 停車駅も多いですし、途中駅での停車時間も長いので「特急列車」なのか?と問われると、ちょっと厳しい部分もあるのですが、走っている状態だと車内は静寂ですし、乗り心地も良いので「特急列車」ですね(JR東海の特急[WVしなの号]と比べると雲泥の差があります。)。
 ただ、同じ区間を(もっと短い時間で)快速[リゾートビュー諏訪湖]も走っていますので、特急列車らしい区別化は必要なのではないかな…と思いましたが、まあ、定期列車ではありませんので、今回は良い体験ができたのではないか…と思いました。
※乗車日は5月7日(土)です。

【乗車日:令和 4年 5月 8日(日)】
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         PHOTO:5月7日の廃車置場の様子です。


 GW期間中ですが、2日と6日は平日なので「もしかすると何か動きがあるのでは…」と思っていたのですが、2日には車両の移動等が無かったので6日も無いだろうな…と思っていて観察に行かなかったところ、やはり車両の移動があったようです。

 勝手な判断をはず、観察は毎日行わなくては…と反省した次第です。



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        PHOTO:189系、205系、211系の三並び






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            PHOTO:上記の逆サイドから






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           PHOTO:廃車置場南側の機関車郡


【乗車日:令和 4年 5月 7日(土)】
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          PHOTO:須坂駅に停車中の3000系


 私の現在自宅のある長野市を走る長野電鉄。
 この長野電鉄には、2020年から元東京メトロから譲渡を受けたの03系を改造した3000系が走り始めているのですが、現在、私は単身赴任中ということで、未だに乗車できていませんでしたので、今回の連休を利用して乗車してきました。




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①長野(1330)→須坂(1356) 3000系3連
 「3000系に乗ろう!」と思ってはいるものの、どの列車に3000系が入るのかわからないため、とりあえず長野電鉄の長野駅で3000系が来るまで待とう…と思って長野電鉄の長野駅の地下ホームに降りて行ったところ、3000系が2本停車しており、1本は須坂行きの普通列車、もう1本は信州中野行きの普通列車という表示を出していました。
 先に発車するのが須坂行きでしたので、とりあえず須坂駅まで乗車することとし、車内で発車の時を待ちます。


 さて、今回乗車する3000系ですがは、前述のとおり元東京メトロ03系を改造した編成で、現在、長野電鉄には3両編成が5編成存在しています。この3000系には現在長野電鉄の主力車両である8500系には装備されていない抑速ブレーキが装備されていることから、8500系が入線できない信州中野駅⇔湯田中駅間の列車にも使用されています。
 このことにより、従来、この区間を走行することが可能であった3500系・3600系(元営団地下鉄3000系)を置換える結果となりました。


 長野駅を発車した3000系ですが、車内で使用される自動放送が、現在、長野電鉄の主力電車である8500系と同じため、なんとなく新型車両に乗っているという感じがせず「8500系と何か違う部分があるのかな…?」と思えるほどでした。先日乗車したアルピコ交通の20100形が、従来の3000形と大きく違っていただけに、長野電鉄の3000系にも期待していたのですが、ちょっと残念な、でも、逆に考えれば安心できる車両だということが分かりました。



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             PHOTO:3000系の車内






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             PHOTO:3000系の運転室






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        PHOTO:ドア上部には停車駅などが表示されます。






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        PHOTO:ドア開閉ボタンが装着されました(車外)






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           PHOTO:ドア開閉ボタン(車内)







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        PHOTO:千曲川を渡ると須坂駅はもうすぐです。






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②須坂(1421)→信州中野(1441) 3000系3連
 須坂駅からは後続の3000系3連を使用する普通列車で信州中野駅を目指しました(長野駅で停車していた、もう1本の編成です。)。



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       PHOTO:須坂駅に留置されている3500・3600系







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      PHOTO:こちらが保留されている3500系でしょうか?






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        PHOTO:8500系も余っているように見えました。






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          PHOTO:信州中野駅に到着する3000系






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      PHOTO:信州中野駅では3000系3編成の並びが実現






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③信州中野(1500)→湯田中(1512) A特急[ゆけむり] 1000系4連
 信州中野駅からも3000系で…と思っていたのですが、3000系を待ってしまうと自宅に戻るのが6時近くになってしまうため、後続の特急[ゆけむり]に乗車して湯田中駅に向かいました。



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       PHOTO:信濃竹原駅では回送の1000系と交換します。






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          PHOTO:後方展望席から高社山を望みます。








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④湯田中(1534)→権堂(1616) A特急[ゆけむり]1000系4連
 湯田中駅からは、ここまで乗車してきた列車の折り返し列車となるA特急[ゆけむり]に乗車して権堂駅に戻りました(自宅の最寄り駅が権堂駅です)。
 湯田中駅、信州中野駅からの乗客はそんなに多くなかったのですが、小布施駅から多くの乗客が乗り込み、特急[ゆけむり]で立ち客が出たのを始めて見ました。




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         PHOTO:湯田中駅に停車中の特急[ゆけむり]



 3000系は5編成しかないし、運用範囲が全線にわたっているので乗車は難しいかも…と思っていたのですが、なんとほとんどの普通列車が3000系でした。
 今日の運用等を見た限りでは、なんとなく、3000系がもう数編成投入されれば、8500系も引退になりそうな感じがしました。


※乗車日は5月4日です。
【乗車日:令和 4年 5月 6日(金)】
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         PHOTO:5月4日の廃車置場の様子です。


 2日は平日でしたので「もしかすると何か動きがあるのでは…」と思っていたのですが、車両の配置状況や画面奥に見えている重機のアームの角度などを見ても、特に動きが無かったものと思われます。

 まあ、「動きが無かった。」ということも観察には大事な記録ですのでアップさせていただきます。



★おまけ 
 撮影を終えて自宅に向かう途中、今日もしな鉄の115系の走行シーンを撮影することができました。


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       PHOTO:しな鉄の115系も貴重になってきました。


【乗車日:令和 4年 5月 4日(水)】
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        PHOTO:渚駅に到着するアルピコ交通20100形


 アルピコ交通(旧:松本電鉄)が新たに導入した新型電車20100形(元東武鉄道20000形)が3月25日から営業運転に就きました。
 アルピコ交通は私が生まれ育った街を走る列車ということもありますので、渚駅から新島々駅まで1往復乗車してきました。



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①渚(1048)→新島々(1115) 15列車 20100形2連
 JRの松本駅から歩いて渚駅まで来ました(途中、災害で被災した田川橋梁の状況を見ながら渚駅まで歩いてきました。)。
 既に渚駅のホームには「なぎさTRAIN」が停車していたのですが、今回乗車したい列車は新型の20100形ですので、1本列車を見送って30分後の列車に乗車することにしました(アルピコ交通では同社のHPで、なぎさTRAINトレインと20100形の運用が発表しています。)。


 渚駅を10時48分に発車する15列車については、渚駅に10時34分に到着しますので、到着シーンを撮影し、その後、車内などをゆっくりと撮影をしてから色鮮やかなグリーンのシートに座って新島々駅までの乗車を楽しみます。


 …とはいっても何度も乗っているアルピコ交通・上高地線ですし、今日は雨降り…ということですので、今さら沿線の景色を説明するよりも20100形の乗車インプレッションを!


 1番は「静か」ということですね…別に3000形が特にうるさいと思ったことは無いのですが、今まで乗っていた3000形とは別次元の静けさでした。
 2番目は「明るい」ということでしょうか。これも特に3000形が暗いわけでは無いのですが、何と言っても20100形はシートの色合いが良いですね。これだけで車内が明るく感じました。


 ただ、良いことばかりではインプレッションになりませんので、ちょっと気になったことも。それは、車内放送の音量が少し小さい?スピーカーの数が足りない?案内放送が響きわたらない?のかな…という点が気になりました…が、全体としては素晴らしい車両で、一気にアルピコ交通の車両の世代交代が進んだんだな…と感じました。

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       PHOTO:20100形に付けられていたヘッドマーク






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        PHOTO:車体に描かれているALPICOのマーク






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            PHOTO:20100形の車内





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           PHOTO:20100形の運転席





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        PHOTO:なんと無料Wi-Fiが利用できます。






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        PHOTO:車内にはデジタルサイネージもあります。






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        PHOTO:渚駅の駅名標デザインが変わっていました。






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       PHOTO:波田駅ではなぎさTRAINと交換します。







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        PHOTO:淵東駅の
駅名標デザインも淵東なぎさです。







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         PHOTO:新島々駅に到着した20100形






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②新島々(1128)→渚(1154) 20列車 20100形2連
 新島々駅からはここまで乗車してきた列車で渚駅に戻りました。


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  PHOTO:新島々駅の駅名標にも淵東なぎさのイラストが描かれていました。







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③渚(1159)→松本(1205) 連絡バス
 渚駅からは、駅から少し離れた場所にあるバス乗場から、松本駅の西口まで連絡バスに乗車しました。
 毎日、このバスに乗り替える…というのはちょっと面倒だとは思いますが、あともう少しでこの不便さも解消するようです。




 いつ再開になるんだろう…と思って、少しでもお役に立てればと思いアルピコ交通に対して寄付はさせていただいていたのですが、まさかこんなに早く復旧するとは思いませんでした。

 開通前の6月9日には試運転も行うようですので、松本駅に取り残されているモ10塗色の3000形も新村車庫に戻れると思いますので、できればそのシーンを見たいとは思うのですが、まあ、東京暮らしの私にはちょっと無理かな…。

※乗車日は5月1日です。
【乗車日:令和 4年 5月 3日(火)】
鉄道コム鉄道コム鉄道コム

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