特に観光目的で来たわけでは無いので、このまま帰っても良いのですが、ここ、富士急行線には見たいもの、寄りたいところが沢山ありますので、河口湖駅から各駅停車に乗って途中下車をしながらのんびりと戻ることにしました。
さて、この富士急行線ですが、かつては「富士急行」という会社名でしたが、2021年5月に富士急行の子会社となる「富士山麓電気鉄道株式会社」という名称になりました。富士急行線には過去に何度となく訪れているのですが、会社名が変わってからは初めての訪問となります。
河口湖駅からはJRの205系形を改造した6000系に乗車して富士山駅に向かいました。
この富士山駅はかつて「富士吉田駅」と呼ばれていたのですが、2011年7月1日に現在の「富士山駅」という名称に変更されました。同時に駅も改装し、この駅のデザイナーは「富士登山電車」や「富士山ビュー特急」や下吉田駅の改装などを手掛けた、私が尊敬する工業デザイナーの水戸岡鋭治さんが担当しました。
※Q-STAというのは富士山駅が入っている商業施設の名称です。
富士山駅で昼食をとった後、今度も6000系に乗車して下吉田駅に向かいました。先ほど乗車した6000系と同じ形式の車両ですが、こちらはトーマスランドのラッピング車両でした
下吉田駅にはかつて富士急行線で活躍していた車両などが展示されている「ブルートレインテラス」が併設されていますので、しばし見学をします(この下吉田駅ですが、いつの間には「新倉山浅間公園」という副駅名が付いていました。)。
ブルートレインを見ようと思ったところ入口が閉まっており、駅員さんに「やっていませんか?」と聞いたら開けてくれましたが、なんとなく、もう「やりたくない…」という雰囲気を感じましたし、車両の状況もその雰囲気どおりでした。
下吉田の駅舎は2009年にリニューアルされており、前述のとおりこの駅舎も水戸岡鋭治さんによるデザインです。なお、この駅舎にはコミュニティスペースの「下吉田倶楽部」が併設されており、観光コンシェルジュによる案内や、地元産の果物を使用したソフトドリンクなどの購入が可能となっています。
※スハネフ14-20です。もちろん富士急行で走っていたわけではありません。「富士」つながりですね…。
※トーマスのラッピングに注目が集まっていますが、富士急のオリジナル車両…というところがポイントですね。
※だいぶ塗装にひび割れが発生していました。
※下吉田駅留置車両です。
※下吉田駅留置車両です。
下吉田駅からは後続の普通列車で大月駅に戻りました。
本当は十日市場駅で下車して写真を撮る予定でしたが、雨が強くなってきてしまいましたので、撮影は断念をして大月駅に戻りました。
外国人旅行客だらけ…どこもかしこも日本人の方が絶対に少ないですねぇ。いつの間にかこんなことになったんでしょう?
下吉田駅も昔は訪れる人も少なく、ひなびた良い場所だなぁ…と思っていたのですが、新倉山浅間公園が紹介されるようになり、いつの間にかインバウンドの方が訪れる場所となってしまったようです。
本当は下吉田倶楽部に立ち寄ってコーヒーでも…と思っていたのですが、中を覗いたら言葉の通じないような人ばかりでしたので、遠慮して入らずに帰ってきました。
面白い車両が走っており、個人的に尊敬している水戸岡鋭治さんが手を入れた車両や建築物などもたくさんありますので、また、行きたいなぁ…と思うのですが、これだけ観光客が多いと「ちょっと…」という気になってしまいますねぇ…。
冬の寒い平日が狙い目なのかなぁ…。
最後までご覧いただきありがとうございました。
※撮影日乗車日は5月13日(土)です。
【令和 5年 5月17日(水)・2023/5/17】




◎過去の富士急行の乗車記はこちらから!
(H28.1.8)
2012
コメント
コメント一覧 (6)
tomodachiya221
が
しました
情報をお寄せいただきありがとうございます。E131系1000番台車ですか?どこへ投入するのでしょうか?
tomodachiya221
が
しました
tomodachiya221
が
しました
tomodachiya221
が
しました
tomodachiya221
が
しました
情報をお寄せいただきありがとうございます。この列車意外でしたねぇ…。E259系を使用するならわかるのですがE657系は想定外でした。
tomodachiya221
が
しました