※古い乗車記を他ブログから引っ越しています。一部写真が無い部分や誤字・誤変換等もありますが、よろしければご覧ください(by管理人)。
しなの鉄道が所有している169系電車ですが、車両設備機器の関係で7月以降は長野⇔篠ノ井間で走行することができなくなってしまいました。そのためこの169系を使用していた快速[しなのサンライズ号]、[しなのサンセット号]の使用車両を変更せざるを得ない状態となってしまいました。
大方の予想ではしなの鉄道の115系が代走するのでは…と言われていたのですが、実際にはJR東日本・長野車の183・9系が代走しました。
ただ、この代走も恒久的なものではなさそうですので、183・9系が代走しているうちに…と思い、早速乗車をしてきました。
(←戸倉 クモハ115-1527+モハ114-1048+クハ115-1223 長野→)
長野駅からはしなの鉄道の1番列車で、ひとまず戸倉駅を目指します。小諸駅まで行ってもいいのですが、戸倉駅にはしなの鉄道の留置線がありますので、運がよければ169系の姿を見ることができるのでは…と思ったからです。
途中の屋代駅で169系が2編成留置されていましたので『ここで降りようか…』と思ったのですが、戸倉駅まで乗ってきて正解だったようで、戸倉駅には[しなのサンライズ号]に使用する183・9系の送込回送列車が停車していましたし、なによりも湘南色の169系の姿も見ることができました。
(←小諸 クモハ115-1020+モハ114-1027+クハ115-1019 戸倉→)
戸倉駅で169系の写真等を写した後は後続の普通列車で小諸駅を目指します。
この列車、6月末までは169系が使用されていた列車なのですが、今日は当たり前ながら115系が使用されていました。
(←長野⑥ クハ188-102+モハ189-33+モハ188-33+モハ189-39+モハ188-39+クハ188-602 ①小諸→)
小諸駅到着後は一度改札を出て、乗車券としなのサンライズ券を購入してからホームに入ります。
183・9系がしなの鉄道のホームに停車しているわけですが違和感はまったくありません。もっとも、183・9系はもともとこの一体を特急[あさま]や[白山]という列車名で仕事場として駆け抜けていたわけですから、当たり前といえば当たり前なのですが…。
ひととおり写真を撮った後は車内に入り発車を待ちます。小諸駅を発車した時点で私が乗車した1号車の乗客は私1人でしたが、この列車、快速として運用されるのは上田-長野間のみであり、小諸-上田間は普通列車扱いとなっており[サンライズ券]も不要となっています。そのせいでしょうか途中駅からは通勤・通学の乗客もそこそこ乗車をしてきますが、今日は日曜日ということもあり、あきらかに6両編成の車両では「輸送力余剰」となっています。169系時代ですと夏場の土・日は3両での運転でしたから、1編成のみを使用すればよかったわけですが、これから先はどのような対応をしていくのでしょうか?
列車は上田駅を発車すると特急車両としての本領を発揮しての運転となります。169系の[しなのサンライズ号]に乗車すると『モーターの音も高らかに…』と思ったものですが、183・9系はさすがに元特急車両。静かですし何よりも乗り心地がいいのがいいですね。
特急列車が停車する篠ノ井駅を通過すると長野駅まであとわずか。昨日は沿線にカメラを構えた鉄道ファンの姿が確認できたのですが、今日はその姿を見ることができませんでした。
列車は間もなくすると裾花川の鉄橋を渡り長野駅の5番線に到着します。
今回は短い時間ながらも、しなの鉄道線を走る183・9系の乗車を楽しむことができました。
しなの鉄道の169系には色々な噂がとびっかっており、どれが本当なのかわからない状態が続いていますが、個人的には169系を復活してほしいというところが正直な気持ちです(技術的に難しいのかなぁ?それとも費用的に厳しいのかなぁ?)。
それが無理ということなら、あれを…。