TOMODACHIYA鉄道日記

 私が撮影した列車や乗車した列車の記録をアップさせていただいています。  基本的には「不定期更新」となっていますので、あしからずご了承願います!

2021年12月

※古い乗車記を他ブログから引っ越しています。一部写真が無い部分や誤字・誤変換等もありますが、よろしければご覧ください(by管理人)。


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※前編からの続きです。

◎三輪崎海岸撮影記
 三輪崎海岸での撮影模様はこちらへ…http://tomodaciya221-3.at.webry.info/201108/article_16.html

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⑥新宮(1052)→多気(1416) 328C
(←多気 キハ48-6805+キハ48-5802  新宮→)
 三輪崎海岸の撮影から戻り、多気行きの普通列車に乗車するために新宮駅のホームへ…。新宮駅の留置線にはキハ11系が2編成置いてあり、なんとなくいや~な予感が…。と、思ったところホームにアナウンスが流れ「2番船に到着する列車は、折り返し10時52分発の多気行きとなります。」とのこと。ホームで到着の列車を待っていたところ、姿を現したのはキハ40系でした。ということで本日のトップバッターは昨日に引き続きキハ40を使用する普通列車です。

 今日もボックス席に陣取り、クーラーの効いた車内で出発のときを待ちます。入線直後は車内はガラガラの状態だったのですが、紀伊田辺からの列車が到着すると乗換客がどっと車内に乗り込んできて、あっという間にボックス席が埋まり、今日はこの状態で新宮駅を発車です。

 さすがに昨日乗ってきた路線と同じということで、私もうとうととしてしまい、『はっと』気が付くと列車は熊野市駅を発車していました。キハ40は『鈍重・非力』という印象は全くなく、結構な速度を出し先に進みます。
 賀田駅では始めての列車交換となります。下りの特急列車が遅れているということで、こちらの列車もつられる形で4分ほど遅れての発車となります。ダイヤ設定の厳しい列車に乗っていると4分も遅れると次の乗換等が不安になってくるのですが、紀勢線の場合はダイヤ設定がゆったりとしており、また、長時間停車もありますの気がつくと遅れがいつのまにか回復されているという感じです。

 紀伊長島駅を発車すると、今まで見ていた海の景色から山の景色にと変わって行きます。紀勢線でもっとも厳しいといわれる荷坂峠もエンジンを換装しているキハ40には関係が無いようで、力強い走りでぐいぐいと山を登っていきます。エンジン音が軽やかに変わり「山登り」が終了したことがわかります。するとここからは大内山川の綺麗な川を見ながら、そして川に沿いながら多気駅を目指します。視界が開け田園地帯が広がってくると終点の多気駅です。長かったキハ40の乗車もここで終了です。

 2日間で約7時間キハ40に乗車しました。改めて「目立たないけど良いDCだなぁ~。」と思いました。
 JR東海ではキハ25の増備が続いていますので、キハ40の将来もさほど明るくは無いのですが、廃車となる前にまたここに乗りに来たいと思いました。



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         PHOTO:ボックスシートが並ぶキハ48の車内







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      PHOTO:昔懐かしいブルーのモケットのボックスシートです。







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     PHOTO:国鉄型の381系もこの色に塗ると別の車両のような気がします。






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    PHOTO:オーシャンカラーではない105系が新宮駅に到着しました






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         PHOTO:紀伊長島までは海を見ながら進みます。






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         PHOTO:尾鷲駅では特急列車が遅れて到着







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         PHOTO:荷坂峠から紀伊長島の町が見えます。






       
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    PHOTO:今日のお昼は熊野名物の「めはり寿し」です(私大好きです。)。








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⑦多気(1445)→名古屋(1559) 2916D 快速[みえ16号] キハ75系4連
 多気駅からは快速[みえ16号]で名古屋駅に戻ります。
 この列車は昨日も乗ったのですが、何回乗っても「速い!」。だって、目が覚めたら名古屋直前でしたから…。







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⑧名古屋(1632)→中津川(1749) 5723M 快速 211系4連+313系4連【K12+B6編成】
 当初は[セントラルライナー15号]に乗車しようと思っていたのですが、また乗車整理券でごたごたするのも嫌でしたので1本遅い快速列車で中津川駅を目指します。

 名古屋駅の7番線ホームに入ってきたのは313系4両+211系4両の8両編成でした。当然、転換クロスシートの313系に…と思っている人が多いようでホームでは人が移動しているようです。私は当初から211系の先頭車に乗りたい!と思っていましたので、中津川方に211系が連結されている姿に思わず『よっしゃ!』のガッツポーズを…。

 知ってらっしゃる方も多いと思いますが、211系の運転席後方部には2人掛けのロングシートがあるのですが、このシートの助手席側に座ると、この場所がなんと展望席になるんですねぇ~。ということでこの席に座り中津川まで前面展望をたっぷりと楽しみながら乗車しました。




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     PHOTO:EF64が単機でセメント列車を牽引してやってきました。






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      PHOTO:座ったまま、こんな感じで前面展望が楽しめます。







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⑨中津川(1816)→松本(2021) 1839M 313系2連【B501編成】
(←松本 クモハ313-1309+クハ312-1309 中津川→)
 今回の乗り鉄のラストランナーは313系の3000番台車2連です…と思っていたところ、中津川駅に入ってきたのは同じ313系ですが転換クロスシート仕様の1300番台車2連でした。
 車体も車内もピカピカですし、車内に入ると新車の香りがしましたので、落成間もない編成ではないかと思われます。まあ、何はともあれ中央西線で転換クロスシートに乗車できるのはラッキーです!松本まで横に誰も来ませんでしたので、おかげでゆっくりと座って戻ってくることができました。


 「よく(長い時間)乗った。」というのが正直な気持ちですね(今日(15日)になり腰が痛い!)。
 でも、また乗りたいですし、この場所は何回訪ねても「懐かしくて良い場所」!
 きっと、しばらくするとまた行きたくなるのでしょうね…。それまでキハ40が元気で活躍をしていれで嬉しいのですが…。

【乗車日:平成23年8月13日(土)~14日(日)】鉄道コム鉄道コム

[参考]
・平成19年8月の乗車記はこちら
   PART.1…http://tomodachiya221.at.webry.info/200709/article_3.html
   PART.2…http://tomodachiya221.at.webry.info/200709/article_4.html
・平成21年8月の乗車記はこちら
   前編…http://tomodachiya221.at.webry.info/200908/article_59.html
   中編…http://tomodachiya221.at.webry.info/200908/article_63.html
   後編…http://tomodachiya221.at.webry.info/200908/article_67.html

※古い乗車記を他ブログから引っ越しています。一部写真が無い部分や誤字・誤変換等もありますが、よろしければご覧ください(by管理人)。


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 なぜか無性に訪ねたくなる場所が私にはあります。昔そこに住んでいたわけでも、訪ねる人もいない場所なのですが…。
 高校生時代、長期の休みになると必ずアルバイトに精を出し、そのアルバイトで得たお金で「南紀ワイド周遊券」を購入し、標準レンズ1本のみの一眼レフ(OM-1)を持ち、当時最後の活躍をしていたキハ81系DCやDF50型ディーゼル機関車を追い続けた、私の青春時代の思い出の場所がここ『南紀』です。
 5年前に乗り鉄を始めてからも2回ほど訪ねているのですが、今年もまた行きたくなり『青春18キップ』を購入して早速、車中の人となりました。





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①松本(627)→中津川(845) 822M 115系3連【N21編成】
(←中津川 クモハ115-1010+モハ114-1015+クハ115-1010 松本→)
 今回の乗り鉄のトップバッターはR東日本の115系を使用する「中津川」行きの普通列車に乗車します。そして今回の乗り鉄は「ワープなし」を目的にしていますので、ゆっくりと新宮を目指して南下をしていくことにします。
 この列車、松本駅の0番線ホームに6時10分頃に入線してきますが、今日はホームで待っている乗客が多く、さすがに『お盆』だな~と思います。
 列車はボックス席が全て埋まったくらいの乗車率で松本駅を発車します。私も進行方向右側のボックス席に座ってじっくりと乗車することにします。
 塩尻駅で多少の降車はあったものの、それ以上の人が乗ってきて車内は結構な賑やかさです。

 塩尻駅を出発するとそれまでの景色が変わり、いよいよ木曽路に入っていくんだ…という感じを受けます。そのような中、列車は淡々とそして着実な歩みで木曽路を進んでいきます。普段はこのあたりから学生達がどっと乗ってきて木曽福島までは大混雑になるのですが、さすがに今日は夏休みということで車内にほとんど学生の姿を見ることができませんでした。

 若干込み合っていた車内も木曽福島で大勢下車し、車内はだいぶ空いた状態になりました。次の上松駅では後続の特急[WVしなの2号]に道を譲るため約7分ほど停車します。普通列車に乗っていて楽しいのはこういう時間があることですね。私も車外に出て特急の通過シーンの撮影を楽しみました。

 大桑駅で下り列車のため停車したのですが対向列車が遅れていたため、こちらの電車も4分ほど遅れての発車となります。中津川駅での乗換時間が短いだけに少々不安がよぎりますが、まあ、先に[セントラルライナー]が出発しないだろうと思い、こころを冷静に保ちながら乗車を続けました。
 結局、この列車は中津川駅に3分遅れで到着をしました。


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         PHOTO:塩尻を発車すると景色が一変します。





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         PHOTO:上松駅では特急の通過シーンの撮影を!






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      PHOTO:名称地「寝覚ノ床」を見ながらゆっくりと進みます。






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  PHOTO:川の水がたっぷりと増えてきたら、間もなく中津川に到着します。








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②中津川(851)→名古屋(959) 1702M [セントラルライナー2号] 313系8000番台車6連
 中津川からは313系8000番台車を使用する[セントラルライナー]に乗車します。この列車に乗車するためには「ライナー券」(JR東海では「乗車整理券」と言っていました。)が必要となるため、一度改札を出てライナー券を購入してから乗車を…と考えていたのですが、ただでも乗り継ぎ時間6分しかないのてに、3分遅れで到着ということでどうなるのか…と思っていたのですが…。なんとか改札口に出ることができたので、急ぎ券売機の列に並んだのですがなぜか[セントラルライナー2号]の乗車整理券が売っていません。駅員さんにたずねところ「発車2分前には発売が停止になりますので…」ということでした。

 仕方がないので乗車整理券は車内で購入することとして、[セントラルライナー2号]の車内へ…。私と同じく「乗車整理券」を購入できなかった人が多いようで、あちこちで「そこは私の席ですが…」と言われて席を譲るシーンが展開されていました。
 さて、どこに座ればいいものか?と考えたのですが、確か「乗車整理券」の発売は3Aからだったような記憶がありましたので1Dの席に…。
 で、私が乗車したのは2号車なのですが、2号車の1番2番は普通の転換クロスシートではなくボックスシートになっています。まあ、乗客が来れば譲ればいいかぁと思いこの場所に座って名古屋駅を目指します。

 [セントラルライナー]は快速列車ですが、実際に快速列車となるのは多治見駅から先です。ここまではなんとなくもったりとして走りをしてきた[セントラルライナー]もここからは韋駄天の走りを見せます。中津川から多治見までは結構時間がかかったという印象でしたが、多治見から名古屋までは本当にあっという間に到着をしました。

 なお、結局私の座席には誰も来ませんでしたので、最後まで1人でゆったりとボックス席に座ってくることができました。


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 PHOTO:車端部のボックスシート、シートピッチが広くてゆったりと座れます。





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     PHOTO:名鉄列車と併走が始まると名古屋駅はもうすぐです。







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③名古屋(1005)→四日市(1037) 5303M 快速 313系2連【B303編成】
(←四日市 クモハ313-3015+クハ312-3015 名古屋→)
 乗換時間わずか6分、しかも関西本線の快速列車はたったの2両ということで、当然のことですが座っていくことはできませんでした。
 JR東海さん、乗換時間とか、乗り継ぐ列車の編成数とかもう少し考えてくれませんかねぇ…。
 

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        PHOTO:関西本線の快速は近鉄特急との対決です。




◎DD51牽引貨物列車等撮影記
 四日市駅付近で撮影したDD51貨物列車等の撮影記はこちらに…http://tomodaciya221-3.at.webry.info/201108/article_13.html

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④四日市(1307)→多気(1350) 2909D 快速[みえ9号]
(←多気① キハ75-208+キハ75-308+キハ75-204+キハ75-304 ④四日市→)
 四日市駅からはキハ75系を使用する快速[みえ]に乗車して多気を目指します。
 今までは2連が主体の快速[みえ]だったのですが、昨年の12月から定期列車の全ての快速[みえ]が4連化されましたので、四日市駅からですと指定席ではなく自由席でも良かったようです。
 しかし、何回乗ってもこの車両は力強いですねぇ~。多少の上り勾配などお構いなしにぐいぐいと加速していくさまは、なんとも頼もしいこと!この列車で新宮までいければ、また違った楽しみもあるのでしょうね…。
 多気駅からは普通列車で新宮を目指すため、快速[みえ9号]は多気駅で下車しました。




◎多気駅付近撮影記
 多気駅では少し乗換時間がありましたので、多気駅付近で列車の撮影を。
 多気駅近くの踏切等で撮影した列車等はこちらに…http://tomodaciya221-3.at.webry.info/201108/article_14.html

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⑤多気(1521)→新宮(1858) 333C
(←新宮 キハ40-3306+キハ48-6804 多気→)
 多気駅からは今回の「乗り鉄」で一番楽しみにしていたキハ40系DCを使用する普通列車に乗車します。
 キハ40ではなくキハ11だったらどうしよう…と思っていたのですが、特急列車の撮影から多気駅に戻ってくる際にキハ40の姿を確認し、行先表示が「新宮」となっていたのでまずは安心!
 ホームに車両の姿があったので早めにホームに向かったのはいいのですが…。

 この列車は328Cの折り返しですので、到着後からずっと1番線に入っていたのですが、いつまでたっても客扱いが始まりません。乗客も灼熱の中ドアの前に長い列を作ってずっと待つこと20分。ようやく発車5分前になってようやくドア扱いが始まります。車内アナウンスで「この列車のドア扱いは発車の5分前からです。」との説明はありましたが、外は灼熱の状態なのですから、状況を間変えて早くドア扱いをすべきだと思うのですが…。

 まあ、炎天下の中、早めに並んでいましたので余裕でボックス席を確保できましたので、ここからじっくり3時間30分のキハ40の旅を楽しむことにします。

 これから乗車するキハ40系DCですが、この車両は国鉄が昭和52年から57年にかけて製造したディーゼルカーで、いわゆる「国鉄型車両」の一つでもあります。
 キハ40が両運転台、キハ48が片運転台となっています(キハ47も両運転台ですが、こちらは扉が大型化され、その扉が車端部ではなく車体中央よりに配置され、いわゆる近郊型という区別になります。)。
 オリジナルのキハ40系は「鈍重・非力」といわれていたのですが、ここJR東海のキハ40系はエンジンをカミンズ製に換装し、高速型だった変速機も交換されていますので、乗車をしてもさほど「鈍重・非力」と感じることはありません。
 伊勢運輸区に所属するキハ40のうち1両(3005号)が国鉄型気動車標準色ふうに塗りなおされていますので、「運がよければ…」と淡い期待を抱いていたのですが…こればっかりは残念でした。

 多気駅を定刻に出発つした列車は淡々と新宮を目指して進みます。多気駅を発車するときには若干込み合っていた列車も、駅に到着するごとに人が少なくなっていきます。川添駅では特急と交換しましたが、対向する特急が遅れていたためこちらも約4分ほど遅れて発車します。

 列車は有名な撮影地を通り過ぎながな荷坂峠を目指して進んでいきます。以前、キハ40に乗車して荷坂峠を上ったときには「だんだん速度が落ちていっている…。」と感じたのですが、今日は全くそのようなことはなく、気が付くと紀伊長島町の海が目の前に広がっていました(後記訂正・多気方面からは上りではなく下りになりますので、さほど速度が落ちることはありません。)。

 紀伊長島駅では乗客の多くが降りてしまい、車内もだいぶ閑散としてきました。紀伊長島を発車した直後は海岸線を走るのですが、じばらくする内陸部を走るようになります。

 尾鷲駅では4分ほど停車します。ここまでで概ね半分を乗車したことになりますが、まだまだたっぷり乗車することができるのが嬉しいですね。
 この列車、途中駅で結構停車するのですが、ワンマン列車のため乗降のためのドア扱いが1両目だけですので、やはり気軽にホームに…とは行かないのが少々残念なところです。

 熊野市駅ではいまどきの普通列車とはしては珍しく23分間停車します。この間に私は駅前のコンビ二へ行き、今夜の夕食等の買出しを行ったり、列車の撮影などをして過ごしました(新宮駅の近くにはコンビニがありませんので、ここで購入しておくと便利です。)。

 熊野市からは「ガラガラかな?」と思っていたのですが、発車時間が近づくにつれどんどん人が増えてきました。また、熊野市駅を過ぎても途中駅からどんどん人が乗ってきます。どうやら新宮市で花火大会があるようで、浴衣を着た高校生などが次から次へと乗ってます。車内はとても賑やかな状態となってきましたが、列車は夕闇が迫まる中、熊野川を渡り、長かったキハ40の旅も終了が近づいてきました。
 最初は「さすがに3時間30分は長いよなぁ~、途中で寝ちゃいそうだよ。」と思っていたのですが、ついに眠ることなく新宮駅まで乗りとおすことができました。…でも、まだ乗りたい!
 でも、この続きは明日にすることにして、ことまず今夜宿泊するホテルに向かいました。



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          PHOTO:有名な撮影地の鉄橋を渡ります。





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          PHOTO:こちらも有名な撮影地ですね。

  




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   PHOTO:大内山のカーブを抜けるといよいよ荷坂峠の上りが始まります。







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     PHOTO:ほとんど速度が落ちることなく紀伊長島町に入ります。






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            PHOTO:新鹿駅で特急と交換します。






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          PHOTO:新鹿の海岸線を見ながら進みます。






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            PHOTO:キハ48の運転台






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          PHOTO:熊野市駅で交換した338C






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       PHOTO:熊野川を渡るとまもなく終点の新宮駅です。



※文字数制限の関係で【後編】に続きます。


【乗車日:平成23年8月13日(土)~14日(日)】鉄道コム鉄道コム

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 長野電鉄の特急列車が「モンスターハンターポータブル3rd」のラッピング列車となり7月20日から走っています。
 前回(今年の冬)は[モンハン特急ゆけむり]だけだったのですが、今回は[モンハン特急スノーモンキー]も登場したようですので、今日は家族全員で湯田中の温泉に入りながら乗車をしてきました。





①長野(1046)→湯田中(1131) 5A 特急[ゆけむり] 1000系4連【S1編成】
(←湯田中① 1001+1011+1021+1031 ④長野→)
 往路はモンハン・ラッピングされた特急[ゆけむり]で湯田中駅を目指します。
 特急[ゆけむり]に使用される車両は、ご存知元小田急の10000系HiSEです。長野電鉄ではこの車両を小田急から譲り受け、改造工事等を施し平成18年12月から営業運転に就き早や4年が経過しましたが、今やすっかり長野電鉄の顔として活躍をしています。
 11両編成の車体を4両に短縮し、塗色も一部変更をしていますが、前面展望はそのままにロマンスカーとしての素質はしっかりと残っており、展望席は相変わらず憧れの的になっています。
 私はこの車両ですが、前面展望より、柔らかくてゆったりと座れるシートと、なによりも静かで乗り心地が良いのが最高だと思っています。この点を家族に聞いたところ奥さんを始め子供達にも大好評でした。

 今年の冬にやはりモンハンラッピングの特急[ゆけむり]に乗車したときは、手にPSPを持った若い方を多く見受けたのですが、今日はほとんど見ることができませんでした。ただ、若い女の子同士のカップルを多く見受け、この人たちが一生懸命に車体のラッピングの撮影をしていましたので、やはりモンハン目当てで来ていたのでしょうか…?

 ちなみに今回は「日帰り「楓の湯」クーポン」という企画キップを使用しました。
 長野駅から湯田中駅までの往復は2,260円(1日フリーキップもこの金額です。)なのですが、この企画キップは「楓の湯」の入浴料を含めて1,500円(子供は750円)というバーゲンプライスで販売されています。しかも特急料金は不要ということなので、今回は迷わずこのキップを長野駅で購入しました。
 また、高校生の娘は本来なら大人と同額なのですが、中・高校生には「ながでん青春ホリデーチケット(500円)」があるため、「楓の湯」の入浴料を別に支払っても子供と同額の750円で済みますので、ご参考までに…。



    PHOTO:リクライニングもしませんが柔らかめで上品なシートがいいですね。






         PHOTO:湯田中駅に到着したモンハン特急[ゆけむり]





②湯田中(1327)→長野(1413) 10A 特急[スノーモンキー] 2100系3連【E2編成】
(←長野③ デハ2112+モハ2102+クハ2152 ①湯田中→)
 「楓の湯」でしばらくお湯につかり、一休みした後、今度は車両を変えてモンハン特急[スノーモンキー]で長野に戻ります。モンハンラッピング仕様となっている[スノーモンキー]は2編成ある2100系のうちE2編成がモンハン仕様となっています。

 さて、この特急[スノーモンキー]には、ご存知のとおりJR東日本から譲り受けた253系を2100系と改称し車両が使用されます。
 車内外の塗色などはほぼそのままの状態で使用し、今年の2月から営業運転を開始し、1000系とともに長野電鉄の新しい顔として活躍をしています。

 そして今回は家族5人でのミニ旅行いうことなので、少し奮発して「Spa猿~ん」に乗車します(特急[ゆけむり]で湯田中に到着したときに個室券を購入しておきました。)。
 この「Spa猿~ん」ですがJR時代にVIP用の個室として使われていた「グリーン個室」がそのまま使用されています。長野電鉄では「Spa猿~ん」というちょっとおしゃれな名称ですが、大きく違うのはその料金です。JR時代には1室6,000円ということで、まさにグランクラス並みの料金でしたが、長野電鉄では1,000円と非常にリーズナブルな料金で使用することができます。1人で利用するにはちょっと勿体ないですが、今回のように家族や仲間と利用するときには便利ですよね(利用定員は4名となっていますが、車掌さんに子供2人を含めて5人ですが?と聞いたところ、「どうぞご利用してください。」と言われましたので5人で乗ってきました。)。

 こちらの車両も電動車ではないため静かでいいですよね。そして何よりも他の人に気兼ねをしなくてすむというのは家族連れには最高です。ただ、唯一の欠点は片側の景色しか見ることができないということでしょうか…。それと、一度この電動リクライニングシートが備わった個室を利用してしまうと、普通のシートに座るのが嫌になっちゃうことが欠点といえば欠点でしょうか…

 帰路は自宅付近の権堂駅で下車をして今回の家族でのミニ旅行は終了です。
 短時間で近場へのミニ旅行でしたが、子供を含めて奥さんからも好評でしたので、また違うところに…と思っているところです。




    PHOTO:とてつもなく大型のソファシートが魅力の「Spa猿~ん」






           PHOTO:今回使用した乗車券類です。


【乗車日:平成23年8月7日(日)】鉄道コム鉄道コム

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       PHOTO:上田駅に到着した快速[しなのサンセット4号]



 車両設備の関係で7月1日以降使用できなくなったしなの鉄道の169系に変わり、快速[しなのサンライズ号]及び[しなのサンセット号]の運用に入っている183・9系[長野車]への乗車については、7月3日に[しなのサンライズ号]に乗車したところですが、[しなのサンセット号]については乗車していませんでしたので、今日、仕事帰りに乗車をしてきました。




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①長野(1933)→上田(1959) 608M 快速[しなのサンセット4号] 183・9系【N102編成】
(←上田① クハ189-510+モハ188-40+モハ189-40+モハ188-32+モハ189-32+クハ189-9 ⑥長野→)
 朝の[サンライズ号]は1本しか運転されていませんが、夕方の[サンセット号]は2本運転されます。今回乗車するのは(時間の都合で)土・休日には運転されない快速[サンセット4号]です。ライナー券が200円と安いので「混雑するのかな?」と思いきや、ホームにはほとんど乗客がいません。まあ、もともと169系3両で運転されている列車を6両編成の183・9系が代走するわけですから、そんなに混雑するとも思えないのですが…。

 この列車は上田駅からの快速列車(607M)の折り返し運転となります。長野駅への到着が7時27分ということで停車時間もわずかなため、さっと写真を撮って車内に入ります。
 …で乗客はというと、1号車は私を含めてたったの2人。隣の2号車の数名程度ということで、がらがらの状態でで列車は発車します。
 時間的に既に外は真っ暗なので実際の速度以上に列車の速さを感じます。特急[WVしなの号]が停車する篠ノ井駅すら停車することなく快速[しなのサンセット4号]は快調に飛ばします。
 169系に乗車するとモーターの唸るような音が気になりますが、さすがに183・9系は元特急車両!静かで空調がしっかりと効いた車内でくつろいでいるうちに、ほんとうに「あっ」という間に上田駅に到着してしまい、今回の乗車はこれで終了となってしまいます。「このくらい足の速い列車が軽井沢まで走ってくれていれば、しなの鉄道を利用して高崎に抜けるのも現実的になのだが…。」と思いつつ快速[しなのサンセット号]を後にしました。



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     PHOTO:長野駅の電光掲示板にはしっかりと列車名も表示されます。






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      PHOTO:見慣れたシートですが169系よりは居住性が良いです。






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②上田(2010)→長野(2052) 2681M 115系3連【S4編成】
 上田からの帰路はしなの鉄道の115系に乗車して戻ります。往路は26分、復路は42分ということで「ノンストップ」の威力が絶大であることがよ~くわかりました。


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   PHOTO:長野駅に到着したところ、隣にはこんな列車が停まっていました。


【乗車日:平成23年7月22日(金)】鉄道コム鉄道コム

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※前編からの続きです。




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⑤長野原草津口(1346)→渋川(1430) 3032M 特急[草津32号] 185系7連【OM05編成】
(←渋川① クハ185-309+モハ185-217+モハ184-217+モハ185-218+モハ184-218+サロ185-209+クハ185-209 ⑦長野原草津口→)
 長野原草津口駅からは臨時特急[草津32号]で渋川駅に戻ります。「臨時特急」ということでしたので湘南色風に塗られた185系を期待していたのですが、ホームに到着した185系は普通の185系でした。
 今回は自由席でしたので「混んでいるかな?」と思っていたのですが、自由席2両はガラガラの状態で、前のシートを回転させてボックス席を作りゆったりと乗車することができました。
 


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         PHOTO:落ち着いた色合いのシートが並びます






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    PHOTO:シートピッチは狭いですが「囲まれ感」に安心感を覚えます。






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⑥渋川(1505)→後閑(1531) 739M 115系6連【T1037+T1036編成】
(←後閑 クモハ115-1027+モハ114-1037+クハ115-1027+クモハ115-1026+モハ114-1036+クハ115-1026 渋川→)
 渋川駅では先ほどまで乗車していた[リゾートやまどり]の返却回送を撮影しながら列車の時刻まで時間を潰します。渋川駅からは[SLみなかみ]に乗車するため後閑駅まで移動します。途中駅からの乗車なので混雑を予想していたのですが、さすがに6両編成ということでドア横のロングシートに座って移動することができました。
 この区間は景色がいいので、SL列車でなくても普通列車で十分楽しむことができますので、混雑する往路のSL列車に乗車するよりも、空いている復路のSLに乗るのもねらい目だと思います。




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  PHOTO:渋川駅で[リゾートやまどり]の回送を撮影することができました。







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⑦後閑(1538)→渋川(1622) 9736レ SL快速[SLみなかみ]
(←渋川① C61-20 スハフ12-161+オハ12-369+オハ12-368+オハ12-367+オハ12-366+スハフ12-162 ⑥後閑→)
 後閑駅からは38年ぶりに復活したC61が牽引する[SLみなかみ]に乗車します。
 SLにさほど興味が無い私ですが、さすがに復活デビューした蒸気機関車が県内を走っているわけですから、高崎に来た以上載らないわけには行かないと思い、えきネットで予約をしていおいてところ意図も簡単に取れてしまいましたので乗車することにしました。
 さて、車内ですが「程よい混み具合」というところで、全てのボックスは埋まっているが、4人が座っているのは全体の3~4割程度、あとは1~3名で1ボックスをというところでしょうか。
 乗り心地はというと、D51が牽引すると「脈動」を感じるのですが、C61ではほとんど感じることができず、まるでELが牽引する客車に乗っているような感じです。これはC61の動輪がD51のそれより大きいからなんでしょうか…。

 当初は高崎までゆっくりと[SLみなかみ]に乗車する予定だったのですが、「渋川で途中下車すれば『安中貨物』が撮影できるかも…」と思い、後先を考えずに渋川駅で[SLみなかみ]を下車します。



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          PHOTO:久しぶりにこの表示を見ました。







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⑧渋川(1627)→高崎(1651) 746M 115系6連【T1036+T1037編成】
(←高崎 クハ115-1026+モハ114-1036+クモハ115-1026+クハ115-1027+モハ114-1037+クモハ115-1027 渋川→)
 [SLみなかみ]を渋川駅で下車するとちょうど良いタイミングで高崎行きの普通列車が到着します。「混んでいるだろうな?」と思っていたのですが、渋川駅で下車する人も多く、また、115系6連という長大編成でしたのでドア横のロングシートに座って移動することができました。
 車内に入って時刻表などを調べたところ、まさに正解で、高崎駅から横川行きに乗り継げば安中貨物が撮影できそうなことがわかりました。あとはウヤでないことを祈るばかりです。






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⑨高崎(1658)→安中(1710) 147M 115系4連【T1090編成】
(←安中 クハ115-1114+モハ115-1029+モハ114-1090+クハ115-1063 高崎→)
 高崎駅に到着したところ横川行きの普通列車は既に入線していました。座れなければ次の列車でもいいので、あわてず階段の上り下りをしたのですが、先頭車は空席がいっぱいあり、こちらも座っていくことができました。
 ちなみに乗車した115系は「群馬DC仕様」でした。
 さて、安中貨物ですが、安中駅に向かう途中、沿線にはカメラを構えた人の姿をちらほら見かけましたので、どうやら本日は「安中貨物」の運転があるようです。安中駅に到着し、ホームで貨物列車の到着を待ちます。

※安中駅での貨物列車の撮影記はこちら…http://tomodaciya221-3.at.webry.info/201107/article_23.html



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         PHOTO:群馬DCキャンペーンのヘッドマーク






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         PHOTO:子供受けしそうな「ぐんまちゃん」





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⑩高崎(1750)→横川(1823)  151M 107系4連【R9+R7編成】
(←横川 クモハ107-109+クハ106-109+クモハ107-107+クハ106-107 高崎→)
 安中駅での貨物の入換作業が終わっていませんが、これ以上遅くなるわけにはいきませんので、後ろ髪を引かれる思いで(今回の「乗り鉄」の)最後の列車に乗車します。
 最後の最後は107系でした。



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            PHOTO:今回使用した乗車券類


 群馬サイコ-です!倉賀野も楽しいですし、安中も良いですねぇ~。『群馬ワンデーパスSP』が販売されている間に、もう一度足を運びたいところですね。

【乗車日:平成23年7月16日(土)】鉄道コム鉄道コム

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