青春18キップもあと2日分残っており「どこに行こうか?」と考えたところ、飯田線に117系を改造した[そよかぜトレイン]なるものが走り始めたことを思い出し、「どうせ指定席なんか取れないだろうな?」と思ってみどりの窓口を訪ねたところ「あと7席残っていますよ。」と言われたためあわてて購入し、飯田線の旅に出かけることにしました。
【旅行 第1日目・8月27日(金)】
(←中津川 クモハ115-1006+モハ114-1011+クハ115-1006 松本→)
当初は仕事を速めに切り上げて、18時22分の列車で中津川に向かう予定でしたが、仕事が長引いてしまい結局特急に乗車しないとホテルへの到着時間がだいぶ遅くなってしまいますので、塩尻→中津川間は特急に乗車することとし、塩尻までは「いつもの信州色の115系」に乗車して塩尻に向かいます。
当然のことながら「青春18キップ」では特急に乗車できませんので、今回も土岐市までの乗車券と特急券は別購入することとなり、前回に引き続き痛い出費が続きます。
…ということで塩尻→中津川間は特急に乗車します。松本駅のMVで指定席の空席状況を確認したところ、窓際席は全部埋まっていたので、「100Km未満だから普通車と大差ない料金でグリーン車に乗車できるはず…。」と思い今回は奮発してグリーン車に乗車することにしました。
しかし、グリーン車のシートはどうしてこんなにゆったりとしているのでしょうか?シートの幅は普通車のシートと大きな違いは無いと思うのですが…。
仕事の疲れでうとうととしているうちに中津川駅近くまで列車は進んでいました。
(←土岐市 クハ210-5306+サハ211-5009+モハ210-5054+クモハ211-5606 中津川→)
中津川からは普通列車に乗り換えて土岐市に向かいます。
ここからは211系のロングシート車に乗車します。
最近、夜の乗車が多いのですが、夜の乗車は景色が何も見えなくてつまらないですね…。
◎今夜は土岐市内のホテルで1泊します。
【旅行 第2日目・8月28日(土)】
ホテルを速めに出発して土岐駅を朝一番に発車する列車で名古屋駅を目指します。
ホームに入ってきた列車は313系と211系との混成編成です。当然のことながら転換クロスシートの313系に乗車して名古屋に向かいます。
しかしこんなに朝早い列車ですが、各駅から多くの人が乗り込み、終着の名古屋駅まで混雑が続きました。
PHOTO:ブルーがまぶしいくらいの転換クロスシートです。
(←岡崎③ クモハ373-13+サハ373-13+クハ372-13 ①名古屋→)
名古屋駅からは新快速に乗車するか、それても乗車したことのない名鉄特急に乗車しようかと悩んだのですが、310円で座っていける[ホームライナー]があることが分かりましたので、ホームの券売機でチケットを購入して[ホームライナー豊橋32号]に乗車することにしました。
この[ホームライナー豊橋32号]には373系3連が使用されます。3連では座れないかな?と思ったのですが、名古屋駅に到着した[ホームライナー豊橋32号]はがらがらで自分の好きな席に座ることにできました(ライナー券には号車も席番も指定されていません。)。
さすがに停車駅の少ない新快速が走っていますので、エクストラコストを支払ってまで乗車しようと思う人は少ないようですね(平日は混むのでしょうが…。)。
373系は私が好きな列車の1つです。少し柔らかめのシートに腰を下ろしリクライニングシートを倒して豊橋までの約1時間の乗車を楽しむことにします。
名古屋駅を定刻に発車した[ホームライナー豊橋32号]は快調に進んでいきます。朝早かったのですこし眠りながら…と思っていたらぐっすりと眠ってしまったようで、目が覚めたときには岡崎駅でした。そこで私の目に飛び込んできたのは…。
(←豊橋 クハ117-25+モハ117-49+モハ116-49+クハ116-206 岡崎→)
岡崎駅で私の目に飛び込んできたのはリバイバル塗装となった117系でした。このまま[ホームライナー豊橋32号]に乗車することは当然できたのですが、塗色変更された117系に乗車できるチャンスはもうないと思い、[ホームライナー豊橋32号]を急いで降りて、117系の普通・豊橋行きに乗り換えました。
デビュー当時の塗装に変更された117系の車内は他の117系と変わりが無いのですが、なんとなくストライプの色が違うだけで列車全体に風格が漂っている感じです。
普通列車なのでそんなに速度を出すわけでもなし、駅を通過して走るわけでもなしということで、終着の豊橋駅までゆったりとした乗車を楽しむことができました。
【乗車記②に続きます。】