TOMODACHIYA鉄道日記

 私が撮影した列車や乗車した列車の記録をアップさせていただいています。  基本的には「不定期更新」となっていますので、あしからずご了承願います!

2021年10月

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         PHOTO:岡山駅に到着する快速[ことぶき]





 先月、所用で名古屋に向かう際、岡山駅で列車を待っていたところ、国鉄急行色の気動車が津山線・吉備線のホームに入線してきました。
 「えっ?キハ28・58?」と思ってよく見たら、国鉄急行色風の塗色を纏ったキハ47系気動車でした。
 そういえば[ノスタルジー編成]が塗色変更した…という記事を見たことを思い出したのですが、なんか久しぶりに見る国鉄急行色が滅茶苦茶カッコいいと思い、しばらく見とれていました。
 その日は他の列車に乗る予定でしたので、残念ながら乗車できませんでしたが、国鉄急行色風の編成が快速[ことぶき]の運用に入っていることが確認できましたので、「そうならもう乗りに行くしかない!」ということで「津山鉄道まなびの鉄道館」の見学を兼ねて乗車してきました。




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①高知(600)→岡山(838) 32D 特急[南風2号] 2700系DC4連
 岡山駅までは特急[南風2号]に乗車して向かいます。本日は「黄色のアンパンマン車両」の4両編成…だと思ったら、指定席の2号車が一般色の車両ということで、なんとも編成美に欠ける編成でした。




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        PHOTO:快晴の瀬戸内海を渡って本州を目指します。










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②岡山(947)→津山(1056) 3934D 快速[ことぶき] キハ47系2連
 岡山駅からは、今回、乗車したかった国鉄急行色を纏ったキハ47系DCに乗車して津山を目指します。
 この快速[ことぶき]は、岡山駅に9時10分に到着する、やはり同じく快速[ことぶき]の折り返し運転となりますので、岡山駅への到着シーンを反対側のホームで撮影してから乗車します。

 今回乗車する国鉄急行色を纏ったキハ40系ですが、私、実は過去に乗ったことがあります。その車両というのは、2013年から2015年にかけて新津運輸区のキハ40(-583)とキハ48(-523)が、やはり国鉄急行色に塗色変更された…という経緯があり、当時は新潟県内に単身赴任をしていた関係で何度か乗車することができました。今回乗車するキハ40系DCの国鉄急行色編成については、それから6年以上経過して復活したことになり、再び、このような車両に乗ることができラッキー以外の何物でもありません(正確に言えば、今回はキハ47の塗色変更ですので、キハ47の国鉄急行色風の車両は初めてということになります。)。

※R3.10.31訂正
 過去の乗車記などを読み直したところ、新津運輸区のキハ40系の国鉄急行色への塗色変更は、当初、キハ40とキハ48の2両のみでしたが、その後H26.10にキハ47(-1514)についても国鉄急行色風に塗色変更を行っていますので、上記の記事には一部誤りがあります。





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        PHOTO:ちゃんとヘッドマークも装着されています。







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           PHOTO:キハ47-1036の車内






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   PHOTO:津山方のキハ47-1036の車端部にはこんなシートがあります。







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       PHOTO:岡山方のキハ47-47は一般的な車内です







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 PHOTO:1本前の津山行きにはこんな車両が使用されていました(キハ40-2134)。
※これって「ノスタルジー編成」じゃないのでしょうか?ちなみに、こちらの塗色は国鉄一般気動車標準色というのだそうです…。
 



 発車時刻の30分前の入線(到着)ということで、当初は乗客が誰もいませんでしたので、たっぷりと写真を撮ってからキハ47-1036に4席しかない横向きのシートに座って発車の時を待ちました(全体的にもう少し窓ガラスが綺麗だと嬉しいのですが…)。
 発車時刻が近づくにつれて乗客も増え、発車する段階では立っている乗客も目立つようになり、9時47分、快速[ことぶき]は定刻どおりに発車し、一路、津山駅を目指して進んでいきます。

 乗ってしまえば国鉄急行色も首都圏色も関係ありませんので、単純にキハ40系DCの乗車を楽しみます。
 岡山駅を発車すると次の駅である法界院駅に停車した後は、金川駅までの約20分間は停車しませんので、キハ40系の走りっぷりを堪能することができます(この区間が一番長い区間となります。)。

 金川駅までは快調な足取りで進んて来た快速[ことぶき]ですが、さすがに勾配やカーブがきつくなってきたのでしょうか、速度をぐっと落としエンジンを唸らせながら進んでいきます。

 多くの乗客が乗っているのですが、ローカル線の場合は、進むにつれてだんだんと乗客が少なくなっていくのですが、ほとんど途中駅で下車する人が少なく、ほぼ、座席が埋まった状態で終点の津山駅に到着しました。



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          PHOTO:旭川を渡って進んでいきます。







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         PHOTO:津山駅に到着した快速[ことぶき]






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         PHOTO:駅の西側には津山鉄道部があります。





◎津山まなびの鉄道館
 今日は「国鉄急行色風」のキハ47に乗車するのが目的ですが、せっかく津山駅まで来ましたので、久しぶりに「津山まなびの鉄道館」の見学に行ってきました。




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         PHOTO:扇形機関車庫に並ぶ気動車・機関車群







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    PHOTO:山陰路を飾った気動車群①(左:キハ33、右:キハ181)







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 PHOTO:山陰路を飾った気動車群②(左:キハ58、中:キハ28、右:キハ52)







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      PHOTO:山陰路を飾った機関車群①(D51形蒸気機関車)







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     PHOTO:山陰路を飾った機関車群②(左:DF50、右:DD13)







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    PHOTO:山陰路を飾った機関車群③(左:DD15、右:DD51)







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     PHOTO:山陰路を飾った機関車群④(左:DB20、右:DE50)







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        PHOTO:私が大好きなDF50型ディーゼル機関車







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          PHOTO:DE50が走る姿を見たかった!







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 PHOTO:転車台には、先日、鬼籍入りしてしまったDD16型ディーゼル機関車







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           PHOTO:2エンド側からDD16を






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 PHOTO:隣の津山鉄道部には国鉄一般気動車標準色のキハ40も置いてありました。



 私、基本的には動かない列車や車両ってあまり興味が無いので、京都鉄道博物館や大宮鉄道博物館にも行ったことが無いのですが、ここは展示されている全ての車両が「内燃機関を動力とする車両」ですので、他の博物館とは違い何度も足を運んでいます…。








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③津山(1228)→岡山(1356) 953D キハ40系2連 
 当初の予定では、津山駅を13時29分に発車する快速[ことぶき]に乗車して岡山に戻る予定としていたのですが、津山まで乗車してきた国鉄急行色風のキハ47系が、ちょっと私の予想とは違う動きをしましたので、もしかすると帰りの快速[ことぶき]の運用には入らないのでは…と思い、1本早い普通列車で岡山駅に戻りました。
 まあ、国鉄急行色風ではありませんが、首都圏色のキハ40系も貴重になりつつありますので、乗れるときに乗っておかないと…ということですね。




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          PHOTO:色とりどりの気動車が揃う津山駅








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④岡山(1442)→坂出(1520) 3139M 快速[マリンライナー39号] 5000系3連+223系2連
 岡山駅からは坂出駅まで快速[マリンライナー39号]で戻りました(1階の指定席を利用)。







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⑤坂出(1530)→宇多津(1534) 135M 快速[サンポート南風リレー号] 7200系2連
 坂出駅からは快速[サンポート南風リレー号]で宇多津駅に向かいました。







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⑥宇多津(1541)→高知(1741) 45D 特急[南風15号] 2700系DC4連
 宇多津駅からは、朝と同じ「黄色のアンパンマン列車」に乗車して高知駅に戻りました。
 せっかくの指定席を…と思って、1号車の「アンパンマンシート」に乗車したのですが、子連れで大混雑状態!こんなに賑やかな車内で2時間か…と思っていたところ、大半の乗客が琴平駅と阿波池田駅で降りてしまい、結局、静かな車内で戻ってくることができました。




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         PHOTO:1号車のアンパンマンシート(指定席)






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         PHOTO:小歩危峡を見ながら高知に戻ります。






 まさかキハ40系の国鉄急行色風編成に、もう一度乗車できるとは思ってもいませんでした。
 津山線には首都圏色のキハ40系のほか、今回乗車した国鉄急行色風のキハ40系や国鉄一般気動車標準色のキハ40系も残っていることが分かりましたので、沿線では色々な組み合わせの写真が撮れそうです。
 高知からもう少し近ければ、乗車だけでなく撮影にもチャレンジしたいなぁ…でも、無理かなぁ…。





     
       VIDEO:岡山駅を発車する快速[ことぶき](R3.10.9)








       
      VIDEO:岡山駅を発車する国鉄一般型標準色のキハ40-2134(R3.10.30)








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     PHOTO:こちらはかつて走っていた新津運輸区のキハ40・48



【乗車日:令和 3年10月30日(土)】鉄道コム鉄道コム鉄道コム
鉄道コム





◎過去の「津山まなびの鉄道館」の訪問記はこちらから




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※古い乗車記を他ブログから引っ越しています。一部写真が無い部分や誤っている部分もありますが、よろしければご覧ください(by管理人)。




 本当は余るべき無いはずの青春18キップなのですが、今回は私の勘違いや仕事の多忙などにより1日分が残ってしまいました。ちょうど上手いことに休みが取れましたので、少し間が空いてしまいましたが「209系全車種への乗車」を再びチャレンジすることにしました。残っている209系は八高線を走る3000番台車及び3100番台車です。



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①長野(822)→甲府(1139) 436M 115系3連【N12編成】
(←甲府 クモハ115-1036+モハ114-1047+クハ115-1037 長野→)
  塩尻から[おはようライナー]に乗って長野に来ましたので、今回の「乗り鉄」のスタートは長野駅からとなります。
長野駅からは「いつもの信州色の115系」に乗車して甲府を目指します。
 この時間の甲府行きは2番線からの発車となります。[おはようライナー]が長野駅に到着した時点で列車は既にホームに入っていましたが、なんとかドア横の2人掛け席が空いていましたので座ることができました。時間的に通勤・通学は終わりかけの時間ですが車内は結構な混雑です。どうやら行楽に向かう人たちが多く乗っているようです。

 列車は定刻に長野駅を出発して甲府を目指します。今日は絶好の天気で「乗り鉄」にも最高です。刈入れ間近な田園地帯を見ながら列車はゆったりとしたスピードで進みます。スイッチバックの姨捨駅では列車交換のため少々停車しますが、やはり各駅停車はこういう楽しみがあっていいですね。その後も各駅に停車しながら列車は松本駅に到着します。
 普通、松本駅では乗客の入れ替わりがあるのですが、今日は降りる人が少なく乗車してくる人が多いので車内は大混雑となります。どうやら高校が休みのようで、高校生と思われる人たちがどっと乗り込んできました。この混雑も上諏訪駅まで上諏訪を過ぎると車内は今までの混雑がうそのように空きました。
 
 ここでボックス席に移って足を伸ばしてゆっくりとすわり車窓を楽しみます。115系はけして静かで乗り心地のいい電車ではないと思いますが、冷房がしっかりと効きますので夏場の乗車でも苦になりません。
 長野から3時間以上乗ってきたわけですが、気分的には「もう甲府駅か…」という感じでした。



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          PHOTO:稲刈り前の田園地帯を進みます。






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           PHOTO:姨捨からの景色も最高です。







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②甲府(1141)→高尾(1312) 540M 115系6連【C8編成】
(←高尾① クハ115-1512+モハ115-1011+モハ114-1042+モハ115-1076+モハ114-1140+クハ115-1005 ⑥甲府→)
 甲府駅からは高尾行きの普通列車に乗り換えます。長野からの列車が2分ほど遅れましたが連絡待ちをしてくれていましたので、向かい側のホームに入っていた列車に飛び乗ります。
 ここからはスカ色の115系に…と思っていたのですが、残念ながら再び信州色の115系への乗車です。ただ、ここまでの3両編成から6両編成になりましたのでゆったりとして乗車できます。

 中央東線を利用して東京方面に向かうことは何回もありますが、やはりこの路線は「普通列車」の乗車が最高ですね。笹子駅や初狩駅のスイッチバック、大月駅に止まっている富士急行の車両、四方津駅の駅から山手につながるドーム型のエスカレーター、藤野駅から相模湖駅にかけての渓谷・湖、これらをゆっくりと見ながら進むのは本当に最高ですね。
 甲府からわずか1時間30分、列車はE233系通勤型車両が待つ高尾駅に到着です。






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③高尾(1315)→八王子(1321) 1330T 中央特快 E233系10連
 高尾駅からはE233系に乗車して八王子に向かいます。車内のドア上部に取り付けられた情報伝達用のテレビからは「中野駅で人身事故が発生したため中央線は運転中止」の情報が流れ、八王子までたどり着けるか不安でしたが、この列車はなんとか到着することができました。







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④八王子(1338)→金子(1406) 1377E 205系4連【ハエ83編成】
 八高線ホームは八王子駅の1番線で新宿駅寄りにあります。反対側の高尾寄りには留置線がありここに205系1編成と209系3100番台車が留置されいるのが確認できます。209系3100番台車は2編成しかありませんので、この状態だと乗車がかなり厳しそうな感じです。

 このホームで待ち続けても209系に乗車できるかわかりませんので、とりあえず13時38分の列車に乗車して高麗川まで向かうことにします。
 13時38分の列車は八王子駅に13時32分に到着する列車の折り返しとなります。残念ながら13時32分に到着した列車は残念ながら205系でした(八高線だけに限れば205系は貴重ですが…)。

 列車は定刻に八王子駅を発車し、しばらく中央線と平行して走った後、進路を左に変えて進んでいきます。青海線、五日市線、西武鉄道の乗換駅となる拝島駅では最初の列車交換が行われます。残念ながら拝島駅で交換した車両も205系、しかも拝島駅の留置線にも205系が1編成置いてありましたので、これで205系の4編成全部が確認できましたので、次の金子駅で交換する列車はかなり高い確率で209系ということになります。

 その後、205系に乗車して金子駅まで乗車しましたが、さすがに205系は乗り心地、静粛性ともに「古くなりつつある。」と思えました。



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  PHOTO:八王子駅の留置線には2編成しかない3100番台車が留置中です。







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⑤金子(1407)→八王子(1432) 1366E 209系3000番台4連【ハエ61編成】
(←八王子① クハ208-3001+モハ208-3001+モハ209-3001+クハ209-3100 ④金子→)
 205系の車内から金子駅に停車している車両を見たところ、209系3000番台車だということが分かりましたので、あわてて列車から降り反対側ホームに向かいます(こういう時青春18キップは便利ですね。)。
 金子駅からは209系3000番台車に乗車して八王子に戻ることにします。

 さて209系3000番台車ですが、これは間違いなく209系ですね。シートの色も紺色と藤色のシート生地ですし、独特の固めの座り心地も、窓割りも209系そのものです。唯一他の番台車と異なるのはドア横のドアスイッチくらいでしょうか…。
 しかし、何度乗車しても209系はいいですねぇ~。なによりも205系に比べて静かなのが良いですね。通勤で205系と209系が走っていたら間違いなく209系を選びたくなりますね。

 車内をうろうろしながら、そんなことを思っているうちに列車は八王子駅に戻ってきました。






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⑥八王子(1508)→箱根ヶ崎(1558) 209系3100番台4連【ハエ71編成】
(←箱根ヶ崎④ クハ209-3101+モハ209-3101+モハ208-3101+クハ208-3101 ①八王子→)
⑦箱根ヶ崎(1603)→八王子(1628) 209系3100番台4連【ハエ71編成】
(←八王子① クハ208-3101+モハ208-3101+モハ209-3101+クハ209-3101 ④箱根ヶ崎→)
 さて、残りは209系3100番台のみ。しかも1編成は八王子駅で留置されていますので、残りの1編成が運用に入っていることだけを祈ります。
 再度、八王子駅から乗車をして高麗川に…とも考えたのですが、時刻表を見たところ八王子駅を15時50分に発車する列車には、八王子駅に留置されている2編成のうちどちらかが充当される可能性があるため、八王子駅で3100番台が来るのを待つことにします。

 八王子駅に15時2分に到着する列車は…残念ながら209系3000番台車でした。次の列車は…とさらに待っていたところ、ついに209系3100番台車が八王子駅に入ってきました(八王子駅到着15時32分)。
 この列車は八王子駅発15時8分の箱根ヶ崎行きに充当されますので、この車両で箱根ヶ崎までの1往復に乗車します。

 さて、八王子駅に到着した列車に早速乗り込みます。「あれ?これって205系じゃん?」というのが私の正直な感想です。車体の作りや窓割などは209系なのですが、シートの色や硬さ、そして作りは205形と同じ感じです。乗り後心地などは209系の機器類を使用しているので間違いなく209系なのですが、どうしても視覚的な感じは205系、よく言えば209系と205系の「あいのこ」ですね。まあ、209系には色々な番台車がありますので、これはこれで個性的な車両でいいのかな?と思いながら箱根ヶ崎までの1往復を楽しみました。



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         PHOTO:209系3100番台車の車内の様子





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       PHOTO:シートエンドの処理は205系と同じような…






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        PHOTO:ドア横には開閉スイッチがあるのが特徴






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    PHOTO:この位置から見ると白いFRP部分が多いことがわかります。






⑧八王子(※※)→立川(※※) 中央線 E231系10連
 中野駅で発生した人身事故の関係で中央線のダイヤは滅茶苦茶に乱れていましたので、とりあえず来た東京行きの快速に乗車して立川駅に移動しました。
 立川駅で特急[あずさ25号]を待つ間に珍しい列車の撮影に成功しました。




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       PHOTO:青梅線の運用に入っていた201系T7編成






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       PHOTO:115系[豊田車]を使用した快速[武蔵野]






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⑨立川(1725)→松本(1950)  75M 特急[あずさ25号] E257系9連【M112編成】

※写真のE257系は「快速」表示ですが、これは、特急[あずさ25号]が松本に到着すると快速2535Mとなるためです。

 中央線のダイヤは中野駅で発生した人身事故のため滅茶苦茶にダイヤが乱れています。「これは何時になれば帰れるのかな?」と思っていたのですが、さすが特急列車ですね、中央快速を各駅で退避させてわずか3分遅れで立川駅に到着しました。おかげで何とか予定どおりに松本に帰ってくることができました(※帰路は「あずさ回数券」を使用しました。)。


 さて、4回目のチャレンジでようやく209系すべての番台車への乗車を達成することができました(やれやれ…)。 ですが、近々武蔵野線に500番台車が登場するようなので、こちらも乗車しなくてはならなくなりそうです。
 武蔵野線用の209系が2~3編成出揃ったら乗りに行くことにしましょうか…。



【参考:他の209系の乗車記】
209系0番台及び2200番台乗車記はこちら
http://tomodaciya221-3.at.webry.info/201007/article_18.html
209系500番台車(京葉線)乗車記はこちらhttp://tomodachiya221.at.webry.info/201003/article_23.html
209系500番台(総武緩行線)及び1000番台乗車記はこちらhttp://tomodaciya221-3.at.webry.info/201007/article_19.html
209系2000番台及び2100番台乗車記はこちらhttp://tomodaciya221-3.at.webry.info/201007/article_20.html

【乗車日:平成22年9月10日(金)】鉄道コム鉄道コム
鉄道コム

※古い乗車記を他ブログから引っ越しています。一部写真が無い部分や誤っている部分もありますが、よろしければご覧ください(by管理人)。



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          PHOTO:小諸駅に停車中のS52編成




 2008年9月から開催された「歩こう信州!秋の信濃路キャンペーン2008」にあわせて湘南色に塗られた「しなの鉄道169系・S52編成」は、期間中多くの臨時列車などの運用に入り、鉄道ファンのみならず多くの人から注目を集めたのですが、キャンペーンの終了とともに「しなの鉄道色」に塗り戻されてしまいました。

 再びその姿を見たい…多くの人がそう思っていたところ、突如10月1日から始まる「信州デスティネーション・キャンペーン」にあわせて、しなの鉄道の169系1編成(S52編成)が再び湘南色に塗り戻されることになりました。
 一番列車は9月18日(土)に開催される「しなの鉄道観に祭り」でお披露目したあとの「懐かしの湘南色」だと思っていたのですが、運用行路表を見たところ、朝の601M(快速[しなのサンライズ号])の運用に入ることが分かりました。

 日中は所要で「懐かしの湘南色」に乗りにいけませんので、もうこれは「乗るっきゃない!」と思い、早起きして出かけてきました。



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①長野(524)→小諸(631) 2612M 115系3連【S2編成】
(←小諸 クモハ115-1012+モハ114-1017+クハ115-1011 長野→)
 長野駅からは、しなの鉄道の1番列車で小諸に向かいます。
 この列車、こんなに早い時間の列車なのですが、長野からは朝帰りと思われる人やクラブ活動に向かう学生達で、途中駅からは上田駅で新幹線に乗り換える乗客で結構多くの人が乗ります。
 毎回、しなの鉄道の列車に乗車して思うのは「清掃がしっかりとされている。」ということです。綺麗な車内の列車で1時間ほどのショートトリップを楽しみました。





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②小諸(711)→長野(759) 601M 快速[しなのサンライズ号] 169系3連【S52編成】
(←長野 クハ165-19+モハ114-1017+クモハ115-1011 小諸→)
 小諸駅に到着後は、本日から発売される「169系湘南色 運転記念フリーキップ」と「169系湘南色 運転記念入場券」を購入し、ホームで快速[しなのサンライズ号]となる169系の回送列車を撮影します。
 快速[しなのサンライズ]号は冬場は9連、夏場は6連が基本ですが、土・日等の運転には編成数が減るケースもありますので「今日は6連かな?」と思っていたところ、なんとS52編成(3両)のみが回送されてきました。
 小諸駅に到着したS52編成はピッカピッカの状態。しかも「快速」表示ですので、そのまんま快速「リバイバル信州号」という感じです。

 発車まで時間がありましたので、各車両、車内、運転席などをゆっくりと撮影したのち車内に入ります。この快速[しなのサンライズ号]は上田駅までは各駅に停車するのですが、この区間は「しなのサンライズ券(200円)」が不要なためでしょうか結構な混雑となります(3両だからかな?)。

 多くの乗客のが上田駅で降りた反面、通勤・通学に向かうと思われる若干の乗客を乗せて上田駅を発車します。上田駅を発車すると長野駅まではノンストップとなりますので、まさしく往年の急行[妙高]を彷彿させるような走りを見せます。
 う~ん、やっぱり165・9系のモーター音は最高ですねぇ~。ただ、この走りも篠ノ井までです。篠ノ井から先はダイヤが詰まっているためでしょうか、若干速度を落とし目にしながら長野駅を目指します。
 沿線には湘南色のS52編成を迎えるかのように、朝早くからカメラを構えた人の姿が結構見受けられます。そして列車は長野駅の5番線に入るのですが、反対側の6番線で特急[WVしなの4号]を待つ乗客から注目を集めながらホームに到着しました。

 さて、再び長野に湘南色の169系が戻ってきました。前回は7か月間という限定でしたが、今回は(巷の噂では)
当分の間は湘南色のままで…ということらしいので、いろいろなシーンが楽しめそうですね。
 珍しい列車などには「できるだけ乗車を…」とは思っているところです。


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         PHOTO:小諸駅に回送されてくるS52編成






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       PHOTO:小諸駅に回送されてくるS52編成(後追い)





          PHOTO:クハ169-19(長野方)





             PHOTO:モハ168-6





          PHOTO:クモハ169-6(軽井沢方)





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              PHOTO:車内の様子





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              PHOTO:車内の様子






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              PHOTO:運転席の様子





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          PHOTO:115系・2621Mと(小諸駅)





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          PHOTO:115系・2614Mと(小諸駅)





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  PHOTO:「169系湘南色運転記念フリーキップ」と「しなのサンライズ券」






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    PHOTO:こちらも本日から販売の「169系湘南色 運転記念入場券」

【乗車日:平成22年9月18日(土)】鉄道コム鉄道コム


◎過去の「169系湘南色・S52編成」の乗車記はこちらに…
快速[リバイバル信州2号]乗車記…http://tomodachiya221.at.webry.info/200809/article_8.html
快速[リバイバル信州1号]乗車記…http://tomodachiya221.at.webry.info/200809/article_9.html
急行[妙高]乗車記…http://tomodachiya221.at.webry.info/200811/article_5.html
急行[アルプス]乗車記…http://tomodachiya221.at.webry.info/200812/article_13.html
急行[善知鳥]乗車記…http://tomodachiya221.at.webry.info/200901/article_14.html
急行[ちくま]乗車記…http://tomodachiya221.at.webry.info/200902/article_15.html
急行[信州]乗車記…http://tomodachiya221.at.webry.info/200903/article_19.html
快速[さよならリバイバル信州号]乗車記…http://tomodachiya221.at.webry.info/200903/article_56.html

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※古い乗車記を他ブログから引っ越しています。一部写真が無い部分や誤っている部分もありますが、よろしければご覧ください(by管理人)。



 自分が住んでいる地元を走る列車なのになかなか乗れない列車というのはありませんか?私にとっての「なかなか乗れない列車」は189系を使用する快速[おはようライナー]です(塩尻→長野)。

 なぜ、なかなか乗れないのかというと、まず平日しか走っていないこと。そしてこの列車の発車時刻は塩尻駅6時57分とそんなに早いわけではないのですが、長野を早朝に出発して塩尻駅に7時前に到着するという列車が無いため「なかなか乗れない列車」となっていたのです。
 ですが、今年の4月から松本に住むようになりましたのでようやく乗車のチャンスが巡ってきました。少し早めに起床して塩尻駅に向かい始発駅から乗車することにします。





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①松本(627)→塩尻(643)  822M 115系3連【N16編成】
(←塩尻 クモハ115-1563+モハ114-1137+クハ115-1091 松本→)
 松本駅からは中津川行きの普通列車で塩尻に向かいます。「中津川行き」の普通列車なので313系を期待していたのですが、この時間の列車は「いつもの信州色の115系」でした。
 松本を発車する時点ではさほど混雑していなかったのですが、進むに連れて乗客が増えてきて塩尻に到着する時点では結構な乗車率となりました。






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②塩尻(657)→長野(810) 8523M 快速[おはようライナー] 183・9系6連【N102編成】
(←長野⑥ クハ189-9+モハ189-32+モハ188-32+モハ189-40+モハ188-40+クハ189-510 ①塩尻→)
 塩尻駅の4番線ホームには既に[おはようライナー]が入線しています。私は松本駅でライナー券を既に購入済みのためそのまま列車に乗り込むことにします(本来は乗車駅でライナー券を購入する必要があります。今回は車掌さんに「松本駅で購入してしまった。」ことを説明し、了解を得て乗車しました。)。
 基本的に電動車ではない車両が好みなのですが、6号車は簡易リクライニングシート車なので乗車を敬遠して5号車に乗車します。

 さて[おはようライナー]は定刻に出発します。塩尻駅を発車する時点での乗車率は1割程度。「こんなに少ないの?」と思っていたところ、村井駅で2~30人が乗り込み、松本駅では大勢の乗客が乗り込みました。ですが、2人がけのシートに1人が座る程度の乗車率です。想像していたよりも少ない乗車のまま長野を目指します。
 松本発車後も田沢駅、明科駅と停車しますが、思っていたほどの乗車する人が少なく、結局6割程度の乗車のまま長野駅に向けて走ります。

 朝の時間帯ということでダイヤが詰まっているため、「胸がすくような速度で…」というわけにはいきませんが、乗り心地のよさと静かさは「さすがに元特急車両」と思えました。今日は天気もよく姨捨付近では善光寺平を一望できるのですが、さすがに通勤客は毎日同じ風景を見慣れているためでしょうか、それとも日差しが強いためでしょうか、全員がカーテンを引いた状態で乗車しています。

 姨捨の山を駆け下りると特急[WVしなの号]が必ず停車する篠ノ井駅ですが、[おはようライナー]はこの篠ノ井駅を通過して長野を目指します。
 際川の鉄橋を渡り右に大きくカーブを描くとまもなく長野駅に到着します。いままで目を閉じていた乗客があわただしく降車準備に入ると列車は長野駅に到着します。

 もっと混雑をしている…というイメージを持っていたのですが、乗客が少なくて逆にびっくりしました。
 また、長野駅到着8時10分という時間はどうなんでしょうか?私の会社の始業時間は8時30分からですので、この時間では少し遅い…と言うことになってしまいますので、時間面をもう少し考えればもっと乗客が増えるのではないかと思います。
 また、聖高原から長野に通勤する人も多いと思いますので、聖高原に停車させるのも一考ではないかと思えました。この列車、乗車のためには300円というエクストラコストが必要になりますが、やはり座っていける安心というのは大きいのだろうなと思った1日でした。



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            PHOTO:塩尻駅の電光掲示板





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             PHOTO:行き先サボの表示





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               PHOTO:車内の様子





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          PHOTO:ライナー券はここに差し込みます。


【乗車日:平成22年9月10日(金)】鉄道コム鉄道コム

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※古い乗車記を他ブログから引っ越しています。一部写真が無い部分や誤っている部分もありますが、よろしければご覧ください(by管理人)。


【乗車記①からの続きです。】

【旅行第2日目・8月28日(土)】


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⑦豊橋(858)→中部天竜(1050)  快速[そよかぜトレイン117] 117系4連【S9編成】
(←中部天竜① クハ116-203+モハ116-45+モハ117-45+クハ117-23 ④豊橋→)
 豊橋からは今回の旅行の目的でもある快速[そよかぜトレイン117]に乗車します。この列車に使用される117系電車ですが、京阪神地区で「新快速」として使用されていた153系急行型電車の置き換えを目的に1979年に登場した車両です。
 デビュー当時の車両は全席転換クロスシートでつり革なし、車内の妻面には木目調の化粧板を取り付けるなど近郊型車両としては珍しいスタイルで登場しましたが、現在ではつり革を設備するとともに車端部はロングシート化され時代にあった改造が施されています。
 また、新快速の運用から外れたあとは2扉車という車体構造が災いし、乗降に時間がかかるということからラッシュ時の快速運用等に入ることなく、主たる運用は普通列車の運用となっています(一部の線区では快速運用にも入っています。)。

 さて、今回乗車する[そよかぜトレイン117]は、そんな117系4連を改造した車両が使用されます。この列車の最大の特徴は「ウィンディスペース」と呼ばれる2号車です。この2号車は誰もが自由に利用できるスペースとなっており、沿線の景色や自然の風を体験できるよう窓上部のガラスが外されているほか、乗降扉も撤去され展望柵がはめ込まれ、外装についても飯田線沿線の山や川をイメージした配色となっています。
 また、指定席となる1、3、4号車についても座席3列分の中間にあるシートを外し、そこに大型テーブルを設置したクロスシート使用となっています(テーブルも大きいですしシートピッチが広いので、前の席の人と足が干渉することもありません。)。

 今日は天気もいいので混雑を予想していたのですが、座席を見ると結構空席が目立ちます。私もひとまず自分の席に座ってしばらく117系の乗車を楽しむことにします。
 発車後、しばらくたっても私の席には誰も来ません。どうやら相席を嫌って指定券が発売されていない席に移ったようで、おかげで1人でゆったりと座っていくことができます。

 飯田線はご存知のとおり単線路線のため少し走っては列車交換となるため、頻繁に停車が繰り返されます。まあ、急いでいる人はいませんのでこの程度のスピードが景色等を楽しむのにはちょうど良いというところでしょうか…。列車は鳳来峡を見ながら北へ北へと進んでいきます。車内で飯田線の紹介や鳳来峡の説明があるのはありがたいところですが、せっかく秘境駅に向かっていくわけですからそれらの紹介があっても良かったのではないかと思いますし、なによりも(苦労をしてチケットを手に入れているわけですから)乗車証明書が欲しかったですね。

 豊橋を発車して約2時間。列車は佐久間レールパークもなくなりすっかりと寂れてしまった中部天竜駅に到着しました。



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            PHOTO:豊橋駅の電光掲示板






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       PHOTO:豊橋駅に入線する[そよかぜトレイン117]





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       PHOTO:[そよかぜトレイン117]のヘッドマーク






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   PHOTO:1、3、4号車の指定席には大型テーブルが設置されています。






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       PHOTO:2号車のウッディスペースはこんな感じです。






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        PHOTO:2号車の出入口はこんなかんじです。






       PHOTO:2号車のドアは走行中は開いているのですが…






    PHOTO:車庫等に入る際は冷房効率を上げるため締め切ります。






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           PHOTO:2号車のトレインマーク






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           PHOTO:ウッディスペースの表示






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     PHOTO:飯田線は単線のため少し走っては列車交換が続きます






        PHOTO:三河東郷駅ではしばらく停車します。






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         PHOTO:鳳来峡の流れに沿って北上します。






       PHOTO:暑い日でしたので水の流れが一層涼しげでした。






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    PHOTO:中部天竜駅にはリバイバル塗装の119系が待っていました。






 PHOTO:なんとか117系と119系を同じフレームに収めることができました。






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         PHOTO:佐久間レイルパークももぬけのから…






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⑧中部天竜(1122)→天竜峡(1224)  21M 特急[WV伊那路1号] 373系3連【F13編成】
(←天竜峡① クハ372-13+サハ373-13+クモハ373-13 ③中部天竜→)
 中部天竜から天竜峡までの間は、時間短縮のため特急列車でワープをします。こんな閑散とした路線に特急列車が必要なのか?とは思うのですが、自由席を中心にそこそこ乗車しているようなので、それなりに需要はあるようです。
 この[WV伊那路]に使用されている車両は、JR東海の汎用特急車両とも言うべき373系が使用されています。デッキ扉レスの車両は特急車両としてはやや風格に欠ける気がしますが、明るい車内と柔らかめのシートには好感が持てます(373系は私の好きな列車のひとつでもあります。)。以前は特急[東海]や快速[ムーンライトながら]に使用されていましたが、現在では優等列車としては特急[WVふじかわ]と[WV伊那路]のみとなってしまいました。
 この車両、「電動車」に乗るとインバータの起動音が耳障りですので、静かな車内をお望みの場合はクハ車への乗車がお勧めです。



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         PHOTO:天竜川の流れに北上していきます。






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         PHOTO:だんだんと流れが緩やかになってきます。





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⑨天竜峡(1235)→岡谷(1600) 243M
(←岡谷 クハ118-5023+クモハ119-5031 天竜峡→)
 天竜峡からは119系2連の普通列車で岡谷駅を目指します。
 飯田線に残っていた旧型国電を置き換えるために1982年に登場した119系電車ですが、JR東海のプレスリリースによりますと、平成22年から25年にかけて313系を120両製造し、現在使用されている国鉄型車両を一掃するとのことですので、いよいよ119系の終焉も迫ってきたようです。
 長野県に住んではいるものの、なかなか飯田線へ乗車する機会もありませんので「これが最後の乗車」という気持ちで乗り込みます(なお、過去に119系に乗車して全線乗車はしています。その記事についてはこちらですhttp://tomodachiya221.at.webry.info/200812/article_34.html)
 
 特急[WV 伊那路1号]を降りたのですが、茅野行きの普通列車はまだ入線していません。天竜峡駅のホームには人が溢れるほど待っています。「…もしかして、この人たち全員乗るの?」と思ったのですが、予想どおりそのとおりでした。
 列車は発車時点から込み合い、どこかで空くのかな?と思っていたのですが、結局岡谷駅に到着するまでずっと混んでいました。



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   PHOTO:豊橋駅に並ぶ119系・いつまでこの姿が見られるのでしょうか?





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⑩岡谷(1625)→松本(1657)  439M
 岡谷駅からは「いつもの信州色の115系」に乗車して松本に戻ります。
 なんの特徴もない115系ですが、冷房だけはしっかりと効いていることは好感が持てます。特に今年の夏は暑いので頼もしい存在ですね。




 飯田線の楽しみといえば「イベント列車の 展示・走行」と「佐久間レールパーク」に立ち寄れることだったのですが、どちらも過去帳入りとなってしまいました。あとの楽しみは「秘境駅」だけですかねぇ~(個人的にはまったく魅力を感じませんが…。)。

【乗車日:平成22年8月27日(金)~28日(土)】鉄道コム鉄道コム

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