TOMODACHIYA鉄道日記

 私が撮影した列車や乗車した列車の記録をアップさせていただいています。  基本的には「不定期更新」となっていますので、あしからずご了承願います!

2021年08月

※古い乗車記を他ブログから引っ越しています。写真がありませんが、よろしければご覧ください(by管理人)。



 乗車記というほど大げさなものではないのですが、昨日から使用している「信州北回廊パス」の有効利用を図ることを目的に、現在まで乗車したことのない長野電鉄の8500系に乗車して須坂駅まで1往復してきました。



①長野(1422)→須坂(1450) 8500系・3連【T2編成】
(←須坂 8502+8552+8512 長野→)
 今回の乗車目的は「乗ったことのない8500系に乗る!」というのが目的でしたので、8500系が来るまで待つつもりで長野電鉄のホームに降りていったところ、ちょうど運よく信州中野行きの運用に8500系が入っていましたので、この列車で須坂へ向かうことにしました。てきました

 さてこの8500系電車ですが、ご存知のとおり元東急電鉄の車両です。「元」といっても現在も東急電鉄で使用されていますので、いわば現役バリバリの電車ということになります。私の頭の中では「新しい電車」というイメージがあったのですが、ちょうど乗車した列車に「ローレル賞」受賞の記念プレートが張ってあり、年度を見たところ1978年となっていましたので、結構年数が経過している車両だということがわかりました。
 …ですが、車内を見ると出入口扉の上には電光掲示板があったり、車内放送のシステムも結構近代的な感じがしましたので、まだまだ相当の間、頑張れそうな感じでした。
 乗車した区間が、駅間距離の短い須坂駅まででしたので、加速感の鋭さとかはわかりませんでしたが、結構乗り心地の良い車両だということは分かりました。次回はA特急かB特急の代走に入ったときに乗車してみたいと思いました。

 …なぜ須坂まで来たのかといいますと、昨日、須坂駅を特急[ゆけむり]で通過したときに「今のうちにOSカーの写真も撮っておかないと…。」と思ったから来たわけです。
 動かなくなってもう何年も経ちますが、B特急に使用している2000系以外では唯一の長野電鉄発注車両ですので、再起は無理としても車庫内で保存をして欲しいと思っているのは私だけではないと思います。
 須坂駅には20分程度しかいなかったのですが、その間にも3500系の移動が行われており、この駅も半日いても飽きない駅ですねぇ~!




②須坂(1517)→長野(1534) 14A 特急[ゆけむり] 1000系4連【S1編成】
(←長野④ 1031+1021+1011+1001 ①須坂→)
 長野には100円の特急料金を支払って、特急[ゆけむり]に乗車します。長野駅の出口に近い4号車~3号車は込み合いますので、1号車の位置に並んで列車の到着を待ちます。須坂駅に入ってきた車両を見たところ、昨日のS2編成ではなく本日はS1編成です。
 予想していたとおり1号車はがら空きでしたので、ハイデッカー部分シートを向き合いにしてゆったりと座ります。座った瞬間に「昨日の車両と何かが違う。」と感じました。何が違うかよ~く見たところ、シートの後にテーブルが付いていないことに気がつきました。長野電鉄に譲渡された、元小田急電鉄10000形は同じ工場で製造された車両ですが、年度によっては若干設備が異なるですね。
 昨日のS2編成より、若干シートが柔らかめのシートに身体を預けて17分間のショートトリップを楽しむことができました。


【撮影日:平成21年3月8日(日)】鉄道コム

※古い乗車記を他ブログから引っ越しています。写真がありませんが、よろしければご覧ください(by管理人)。


 しなの鉄道・169系【S52編成】は、昨年の9月にそれまでの「しなの鉄道色」から「湘南色」に塗り替えられ、9月13日から快速[リバイバル信州号]として運用に入り、11月には急行[妙高]、12月には急行[アルプス]、1月には急行[善知鳥]、2月には急行[ちくま]として活躍する一方、毎日の普通列車の運用・快速列車の運用と大車輪の活躍を続けてきましたが、いよいよ今月でその姿も見納めになってしまいます。
 11月からスタートした「169系湘南色で行く…」も今回が最終回です。湘南色の169系への乗車も最後となる可能性がありますので、ゆっくりとじっくりと乗車を楽しみたいと思います。



 
①長野(829)→戸倉(854) 1630M  169系6連【しなの鉄道・S54+S51編成】
(←戸倉 クモハ169-13+モハ168-13+クハ169-13+クモハ169-1+モハ168-1+クハ169-27 長野→)
 軽井沢までどうやって行こうか?と考えたのですが、しなの鉄道にはS52編成以外169系を使用した列車が走っていますので、その列車に乗って行こうと思い、快速[しなのサンライズ号]の折り返し運転となる1630Mに乗って戸倉まで行くことにしました。
 今日は「しなの鉄道色」のS54編成とS51編成の6連が使用されています。S51編成にはクモハ169とモハ168のトップナンバーが組み込まれていますので、トップナンバーに敬意を表してクモハ169-1に乗車して戸倉駅までの間、169系の乗車を楽しみました。





②戸倉(913)→小諸(949) 632M  115系3連【しなの鉄道・S10編成】
(←小諸 クモハ115-1067+モハ114-1162+クハ115-1210 戸倉→)
③小諸(1018)→軽井沢(1042) 760M  115系3連【しなの鉄道・S3編成】
(←軽井沢 クモハ115-1013+モハ114-1018+クハ115-1012 小諸→)
 戸倉駅からは115系を使用した普通列車を乗り継いで小諸駅に向かいます。
 しなの鉄道の115とJRの115系の大きな違いはシートモケットの色と柄くらいですが、しなの鉄道の車両はいつ乗車しても綺麗で気持ちが良いですね。




 
④軽井沢(1100)→長野(1222)  9635M  急行[信州] 169系3連【しなの鉄道・S52編成】
(←長野③ クハ169-19+モハ168-6+クモハ169-6 ①軽井沢→)
 軽井沢駅に到着したところ、急行[信州]号は軽井沢駅の既に入線していました。…いつもですと多くの人が撮影をしているのですが、今回はあまり人が集まってきていません。おかげで撮影もゆっくりと行うことができ、発車の時刻が近づいてきたので車内に入ります。
 出発の時刻になっても車内はだいぶ空いており、急行[善知鳥]や[ちくま]のときにような賑やかさはありません。もしかすると、軽井沢始発ということが裏目に出てかもしれません。

 さて、列車は定刻に軽井沢駅を出発します。ここから急行の韋駄天の走りが…と思っていたら、いきなり次の中軽井沢駅に停車します。当然ですが、乗車する人も降りる人もいませんが、なぜ、中軽井沢で停車するんでしょうか…?(昔の急行も停車していたからかな~?)中軽井沢を発車するとここからは、右手に浅間山を見ながら急行らしい走りで小諸を目指します。

 小諸駅では反対側のホームにも169系が入ってきましたが、さすがに1分の停車ではホームに出て撮影をするわけにはいきません。ホームに出ての撮影を断念して車内からの撮影にとどめます。
 小諸駅を発車した後も快調な走りは続きます。しなの鉄道に乗っていて思うのは「ゆれが少ない。」と感じることです。しなの鉄道はもともと信越線という幹線でしたので、線路を引いている路盤も強固に作ってあるのでしょうね。

 上田駅ではトイレ休憩を兼ねて10分間ほどの停車があります。しなの鉄道の最大の欠点は車両のトイレ設備が使用できないということでしょうね。今回の3月のダイヤ改正では長野-軽井沢間の直通列車が増えるようですので、このへんを何とかしないといけないと思いますが…。

 上田を出ると長野までは「あっ」という間です。急行表示のS52編成も今日が最後ということで、沿線各地には多くの人が撮影をしています。「湘南色の169系」をしなの鉄道の「売り」にすればいいのに…なんて考えていたら長野駅に到着してしまいました。





⑤長野(1331)→屋代(1345)  9648M 急行[信州] 169系3連【しなの鉄道・S52編成】
(←上田① クモハ169-6+モハ168-6+クハ169-19 ③長野→)
 復路も軽井沢駅までの運転です。やはり長野駅出発の復路コースのほうが乗客が多いです。
今回は「信州北回廊パス」を購入していますので、上田より東へ行くには再び乗車券が必要となりますので、今回は無理をせず屋代駅で下車して長野に戻ることにしました。





⑥屋代(1350)→長野(1409)  645M  115系3連【しなの鉄道・S10編成】
(←長野 クハ115-1210+モハ114-1162+クモハ115-1067 屋代→)
 屋代駅からはしなの鉄道の115系3連で長野に戻ります。




 今回で「169系湘南色で行く信州の旅シリーズ」は終了となりますが、このS52編成は3月22日まではこの姿を保っているようです。そしたその最終日には「さよなら169系湘南色・ぐるっと信州なつかしの列車旅(3月22日運転)」にも使用されますし、なによりも毎日、普通列車として活躍をしています。できれば次の検査までこの色で残してほしいと願っているのですが…どうやらそれは無理なようですので、なんとか3月22日までにもう一度惜別の乗車を…と思ってはいるのですが…。


【乗車日:平成21年3月8日(日)】鉄道コム

 1903年8月22日、東京電車鉄道の路面電車が、新橋-品川間で営業を開始した…ということで、それ以来、8月22日は「チンチン電車の日」と制定されたそうです。

 …ということで、断続して大雨が降り続く高知ですが、雨が止んだ時間帯に高知駅付近まで出掛けて「とさでん」の撮影をしてきました。

 高知県内はお盆前から断続的に大雨が降り続いており、土讃線も阿波池田駅⇔土佐山田間がほぼ毎日、高知駅を含む土佐山田駅⇔窪川間も断続的に運転が中止となっており、ほぼ、土讃線は運転が行われていない状況です。
 そんな中、とさでんはJR土讃線の後免駅と伊野駅の間を走っていることから、JRの振替輸送を任されるなど、地域住民の足として活躍をしている路面電車です。




622あんぱんまん
      PHOTO:(たぶん)一番人気のアンパンマン塗装の622形






竜とそばかすの姫602
       PHOTO:高知が舞台の「竜とそばかすの姫」の602形






とさでんカラー201
    PHOTO:ラッピング車両が多い中の「とさでんカラー」の201形






高知家801
       PHOTO:クラッシックなボディフォルムの801形






四国銀行627
          PHOTO:四国銀行カラーの627形






高知家応援プロジェクト591
         PHOTO:高知家応援プロジェクト591形






はりまや交差点
          PHOTO:はりまや交差点を行く「とさでん」






P1370324
      PHOTO:こちらが日本三大がっかり名所の「はりまや橋」です。

            ※個人的にはそう思わないのですが…


 今日は撮影だけでしたが、また、近いうちに乗車をしたいと思います。


【乗車日:令和 3年 8月22日(日)】
鉄道コム鉄道コム

※古い乗車記を他ブログから引っ越しています。写真がありませんが、よろしければご覧ください(by管理人)。



 いまさらながら…の感もありますが、自分の乗車記を見ていて「そういえば、長野電鉄の特急[ゆけむり]の乗車記がないなぁ…。」ということに気がつきました(一部区間の乗車記はあります。)。
 もちろん地元を走っている列車ですし、大好きな列車ですので展望車を含めて何回も乗車していますが、なぜか乗車記を作成していないのです。
 今年中には本家・小田急のHiSEにも乗車したいと思っていますので、乗り比べをする意味でも[ゆけむり]の乗車記が必要と思い、早速、湯田中まで1往復乗車してきました。




①長野(1341)→湯田中(1426) 9A 特急[ゆけむり] 長野電鉄 1000系4連【S2編成】
(←湯田中① デハ1002+モハ1012+モハ1022+デハ1032 ④長野→)
 特急[ゆけむり]に使用される長野電鉄・1000系ですが、皆さんご存知のとおり、元小田急電鉄のロマンスカー10000形HiSE(ハイデッカー・スーパーエクスプレス)です。

 小田急電鉄において、バリアフリー化が困難ということで廃車となる予定でしたが、平成17年に長野電鉄が無償で譲り受けた車両です。ただ、小田急時代は11両編成という長大編成でしたが、長野電鉄での使用に際して、ホームの有効長等の関係で3号車~9号車の中間車を外した4両編成としたほか、抑速ブレーキの強化やドアレールヒーターの取り付けなどの改造が行われました。外観は、ほぼ小田急時代の塗色を強襲していますが、小田急時代の「ワインレッド」の部分を長野電鉄のコーポレートカラーである「赤」に変更しています。大きな変更箇所はこのくらいですので、小田急時代からの展望車は健在です。

 小田急時代では入手困難な指定席として「プラチナチケット化」していていた展望席も、長野電鉄ではわずか100円の特急料金で、しかも、並べば誰でも座れる自由席として解放しています。
 休日には親子連れで賑わう展望室ですが、平日には空席で運転されている姿を目にしますので、展望室狙いの方はどうぞ平日にご乗車を…。

 さて、今回乗車する 9A・特急[ゆけむり]は10Aの折り返し運用となる列車のため、長野駅には12時48分に 2~3番線ホームに入ってきます(到着します。)。
 今回は乗車記を書く関係でどうしても最前列に座りたかったため、ホームに留置されている「ゆけむり」をひととおり撮影して1時頃から並びました(当然1番です)。先頭車の列が7~8人となった1時20分頃にはドアが開きましたので、さほど並ばずに最前列の席を確保することができました(今回は1番C席です。)。

★ここでワンポイント!★
 長野電鉄の長野駅は「地下駅」です。従って、雨や雪には無縁ですし、寒さをあまり感じることもありませんので、早めに並ぶことをお勧めします。

 特急[ゆけむり]は定刻に長野駅を出発します。長野電鉄は一部区間が地下となっているため、しばらくの感は暗い地下を走ります。長野電鉄の本社がある「権堂駅」に停車し「善光寺下駅」を過ぎると、間もなく地上に出ます。
 しばらくの感は複線区間ですので、運がよければ対抗してくる[ゆけむり]やB特急などとすれ違うこともあるようです(今回は残念ながらそのようなシーンには出会えませんでした。)。

 朝陽駅からは単線区間になります。1000系・ゆけむりは車両サイズが大きいので、沿線の家の軒下がぶつかりそうな感じもして、乗っているとスリリングな場面も結構あります。
 菖蒲の花で有名な柳原駅で元東急電鉄の8500系とすれちがうと、間もなく「村山橋」を渡ります。この村山橋は全国的にも少ない、自動車と鉄道が一緒に走る共用橋となっていましたが、自動車は新たに隣に作った橋を通っており、現在では「共用」ではなくなっています。ですが、間もなくすると長野電鉄も新しい橋に線路を引きますので、橋は変わっても「共用橋」となるようです。

 そんな村山橋を渡って、元営団地下鉄の列車が見えると須坂駅です。ここには車両基地があり、B特急用の2000系や現在では使用されていないOSカーなども見ることができます。鉄道ファンなら半日は楽しめそうな場所です。

 須坂駅を発車すると線路は北東に進路を変え、山に向かって走っていきます。信州の鎌倉といわれる小布施駅を過ぎ、りんご畑の中を走り抜け目の前に「高社山」が広がると信州中野駅に到着します。信州中野を発車するとガクンと速度が落ちます。ここからは厳しい上り勾配がつづいていきます。展望席に座っていると、上り勾配のきつさがよくわかります。途中で40‰という厳しい上りがあり、それを上りきると終点の「湯田中」です。駅舎左手には「楓の湯」という温泉があり、ここへ入浴するための入場券と長野電鉄乗車券がセットになったキップが販売されており、多くの人がそのキップを持っているのが見えます。
 もっと乗っていたいのですが、湯田中駅から先は線路が続いていませんので、残念ですがここで下車することとしました。





②湯田中(1448)→長野(1534) 14A 特急[ゆけむり] 長野電鉄 1000系4連【S2編成】
(←長野④ デハ1032+モハ1022+モハ1012+<span style=color:#090>デハ1002</span> ①湯田中→)
 復路は展望席ではなくハイデッカー部に座って長野を目指します。ハイデッカー部のシートはクッションもたっぷりと厚みがあり、とてもすわり心地が良いシートだと思います。若干シートピッチが少ないかな?と思える部分もありますが、1時間にも満たない乗車ならこれで十分だと思います。また、シートの後にはテーブルが付いていますが、シートを向かい合わせにしたときにもテーブルがないと不便だということから、折りたたみの大型テーブルがついているのも好感がもてます。
 また、このシートには足を置けるバーが設置されています。フットレストというほど大げさなものではありませんが、これがなかなか良く足の疲れを軽減してくれます。
 そして小田急・10000形の一番すばらしいのは、展望席ではなくても、少し高い位置から大きな窓を通じて景色を見ることができるということに尽きるのではないかと思います。
 往路は込み合いましたので、復路も混むのかと思いましたが、途中駅の信州中野、小布施、須坂でも乗車する人は少なく、おかげでシートを向かい合わせにして、ゆったりと乗車して帰ってきました。

 

 自分が住む市にこんなにすばらしい電車が走っていることを、ただ単に誇りに感じます。いつまでも良いコンディションで走ってもらうためには、私たち沿線の住人がもっと利用しなくてはいけないと思います。
 これからは定期的に長野電鉄に乗車して、他の列車のすばらしさ、沿線の模様などをここから発進していきたいと思っています。


【乗車日:平成21年3月7日(土)】鉄道コム

※古い乗車記を他ブログから引っ越しています。写真がありませんが、よろしければご覧ください(by管理人)。


 乗ったことがありそうで乗ったことのない列車、乗りたいと思っているのに運転日の関係等で、なかなか乗る機会のない列車ってありますよね?私の中でその代表的な列車が今回の[ムーンライト信州81号]です。
 今回は、たまたま都内への出張日と運転日が合いましたので、青春18切符を使用して[ムーンライト信州]で長野まで戻ることにしました。





①新宿(2354)→白馬(536) 8421M 快速[ムーンライト信州81号] 183・9系6連【N101編成】
(←白馬⑥ クハ183-1525+モハ189-28+モハ188-28+モハ189-37+モハ188-37+クハ183-1528 ①新宿→)
 あさま色の183・9系は見慣れている車両ですが、夜の新宿駅で見るのは初めてです。基本的にこの色の183・9系は特急[あさま]に使用されていた車両なので、新宿駅よりも上野駅のほうが似合うと思いますが、普段、新宿駅を利用しいる人からすると、見慣れない車両が入ってきているせいか、結構注目を集めています。
 また、青春18キップの期間中ということで人気も高いようで、さかんにホームで「本日の指定席はすべて売切れです。指定席券がない方は誤乗車できません。」アナウンスをしています。

 さて、ひととおり写真を撮影した後、車内に入り自分の席に座って発車の時を待ちます。新宿の出発時間は23時54分という、青春18切符ユーザーからすると少々いじわるな時間になっていますので、日付が替わる立川駅までの乗車券を購入しての乗車です。

 車内は「指定席は全て売切れです…」と言っていたわりには空席が目立ちます。日付が変わる立川や八王子からの乗車組みが多いのでしょうか?ムームライトえちごやながらに乗車すると指定席を持たない「強行乗車組」の姿をよく目にしますが、ムーンライト信州81号は終電をかねていませんので、そのような人はあまり多くないようです。
 最初の停車駅となる立川駅まで間、信号による停止等がたびだひあり、20分ほど遅れての到着となりました。大勢乗ってくるのか…と思ったのですが、乗ってきたのは数名程度。結局八王子でも数名が乗車した程度で、結構空きづきした状態で白馬を目指します。

 夜行の快速というと、途中駅での長時間停車がつきものですが、こと、この[ムーンライト信州81号]にはほとんどそのような長時間停車はありません。
 また、深夜帯にわたっての運転のため、普通、車内放送は一時停止をするものと思っていたのですが、この列車は昼間の時間と同じく、停車前には必ず車内アナウンスが入ります。従って、うとうとしていてもアナウンスで起されるということが続きます。
 どこかで編成写真を撮りたいと思っていたのですが、長時間の停車がない上に、ダイヤが遅れているため、駅での停車時間を削って平常ダイヤに近づけていきます。ようやく写真が撮れたのは上諏訪駅でした。

 その後もうとうとはするのですが車内アナウンスに邪魔をされ目を覚ますということの繰り返しです。松本駅では大きなリュックを背負った人たちが降りていきましたが、松本電鉄の始発まであと2時間もあるのにどうするのでしょうか?快速[ムーンライト信州81号]は篠ノ井線から大糸線に入ります。ここから神城駅までの記憶があまりないので、寝ていたのかもしれません。
 スキーヤー登山客、そしてなぜか三脚を担いだ同業者と思われる多くの人を乗せたまま、列車は夜が明けぬ白馬駅に定刻どおりに到着しました。






②白馬(609)→信濃大町(647) 1330M   E127系2連【A11編成】
(←信濃大町 クモハE127-111+クハE126-111 白馬→)
 白馬からはふただび松本へ戻り、松本経由で長野に戻ります。
 白馬から乗車したのはE127系の2連です。いつもならクハE126に乗車するのですが、間違えてクモハE127に乗車してしまい、電動車のうるささに閉口してしまいました。また、このE127のシートは硬からず軟らからずで個人的には気に入っていたのですが、アコモ改善で115系のようなシート素材としてしまい、ずいぶんと硬いシートになってしまいました。





③信濃大町(650)→松本(746)  4224M 115系4連【N58+N56編成】
(←松本 クモハ115-1075+クモハ114-1511+クモハ115-1011+クモハ114-1507 信濃大町→)
 信濃大町からはオール電動車の115系4連に乗車します。
 115系の電動車はうるさいので好きではないのですが、さすがにこの編成では仕方がありません。でもこんな編成の115系に乗れるというのは地方の特権ですね。都会では絶対にこんな編成にお目にかかることはないでしょうから…(この編成、トイレが2か所にあるというメリットもありますね。)。





④松本(806)→長野(915)  1535M 115系3連【N8編成】
(←長野 クハ115-1226+モハ114-1184+クモハ115-1078 松本→)
 松本からは「いつもの信州色115系3連」に乗車して長野に戻ってきました。…このフレーズもいつまで使えるのでしょうね。




 長野総合車両センターに所属している「あさま色」の183・9系は全部で18両(6両編成×3編成)配置されています。普段は直江津-長野間の[妙高]号の運用(一部普通列車の運用もあります。)と朝の[おはようライナー]の運用という地味な仕事だけですが、週末には特急運用や他客臨など多方面で活躍をしています。
 うわさではE259系の玉突きで成田エクスプレスの253系が長野に来るなんて話もありますが、長野県に似合うのはこの色のこの車両です。ぜひ、いつまでも、ここ長野で活躍を続けてほしいと願っています。


【乗車日:平成21年3月6日(金)~7日(土)】鉄道コム

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