※古い乗車記を他ブログから引っ越しています。写真がありませんが、よろしければご覧ください(by管理人)。
⑥塩山(1223)→甲府(1319) 9103レ 快速[レトロ桃源郷2号]
(←甲府④ EF64-39 スハフ42-2173+オハ47-2246+オハ47-2261+スハフ32-2357 EF64-36 ①塩山→)
発車時刻までだいぶ時間があったのですが、やはりEF64や旧客の写真に撮りたくてホームに戻ってきました。
ひととおり写真を撮った後、ホームの長いすに座って待っていたところ、12時5分頃になり客扱いが始まりましたので車内で出発を待ちます。2号は1号よりも乗客が増えていますが、それでも50%程度でしょうか。
EF64がPPで牽引する客車列車には、昨年の9月に篠ノ井線を走った快速[更級浪漫号]に乗車しているのですが、その時はわずか30分という短い時間でしたので、レトロな雰囲気に圧倒されているうちに到着してしまい、乗り心地を楽しむ間もありませんでしたし、今回の往路も撮影に奔走していましたので、復路についてはじっくりと乗り心地を楽しむことにしました(実際には、長野から来た知り合いの方と時間の経つのを忘れるくらい、ゆっくりと話をしていましたが…。)。
再びロクヨンの甲高いホイッスルとともに列車は塩山駅を発車します。今回はロクヨンが近いせいでしょうか、ロクヨン独特のブロア音も良く聞こえます。
笛吹川を渡り、桃畑の中をしばらく走ると山梨市駅です。復路の山梨市駅ではようやくホームにおいてある桃の飾り物を入れた写真を撮ることができました。また、山梨市駅ではロクヨンの運転士さんと話をすることができ、「今回はプッシュプルにしてあるが、実際には平坦地しか走らないので、後部のロクヨンは力を出していない。」という裏話も聞くことができました。
その後、石和駅で停車した後、甲府駅を目指してラストスパートをかけます。話に夢中になっていましたが、旧客の優しい乗り心地は十分に堪能することができました。
甲府駅への到着は、この列車の前後の列車が遅れた関係で、快速[レトロ桃源郷2号]も若干遅れての到着となりました。
⑦甲府(1329)→小淵沢(1352) 15M 特急[スーパーあずさ15号] E351系12連【乗車:1号車】
甲府から小淵沢までは特急でワープをします(この区間をワープしないと長野への到着が2時間遅くなってしまいます。)。
甲府駅に入ってきた特急[Sあずさ15号]を見たところ「こんなに混んでいるの?」と思ったのですが、ほとんどの乗客が甲府駅で降りてしまい、指定された1号車には数名の乗客しかいない状態でした。このE351系ですが、振り子特急のため車体上部がすぼまっており、窓側のシートに座ると実際にも視覚的にも頭回りが窮屈な感じがします。ただ、E257よりはシートピッチが広いようで、前後の間隔はゆったりしているような気がします。また、振り子特急のせいでしょうか、この列車は良く揺れますので、走行中の移動などには注意が必要なようです。
たった1区間だけワープですので、撮りためていたデジカメの写真の整理をしているうちに小淵沢駅に到着してしまいました。
⑧小淵沢(1411)→長野(1641) 1541M 115系3連【N27編成】
(←長野 クハ115-1230+モハ114-1189+クモハ115-1083 小淵沢→)
この時間の長野行きの普通列車は珍しく5番線からの発車となります。ホームには列車を待つ人が大勢いましたが、皆さん雨の当たらない2~3号車付近に集まっていましたので、余裕で先頭車両のロングシート部分の席を取ることができました(N27編成は非アコモ改善車なので、シートが柔らかくて好きです。)。これで、長野までの2時間30分の旅をゆっくりと楽しむことにします。
…と思っていたのですが、朝が早かったため、うとうとしながらの乗車となりました。始発駅の小淵沢から混んでいたのですが、それ以上に途中駅からもだいぶお客さんが乗り込んできたため車内は大混雑です。岡谷駅に到着して、大勢の方が降りましたのでようやく車内が空きました。その後も松本駅に向かうに従い乗客は増えていきます。松本駅で大半の方がが下車しましたが、再びそれ以上の乗客が乗り込み、再び混雑した車内となってしまいました。
この列車、松本駅で10分ほど停車しますので、コーヒーでも飲んで一息入れて…と思っていたのですが、徐々に遅れが拡大してきて、松本駅には13分遅れでの到着となってしまい、結局松本駅では到着後、即発車となってしまいました。
列車は雨が降りしきる中、淡々と長野に向けて走り続けます。この列車、今では珍しく桑ノ原信号所にも停車します。待避線に入り特急列車の通過シーンを見ることができると「もう最高!」と思ってしまうのは私だけでしょうか。
列車はこのあと長野駅に向けて発車し、結局、松本駅で停車時間を大幅に削ったため約5分ほどの遅れで長野駅に到着しました。
列車はこのあと長野駅に向けて発車し、結局、松本駅で停車時間を大幅に削ったため約5分ほどの遅れで長野駅に到着しました。
久しぶりに電気機関車が牽引する客車列車に、それも桜・桃菜の花が満開の中で乗車することができ、本当に最高の気分で乗車することができました。
また、D51の故障というのはJR東日本にとっては大きな痛手なのでしょうが、私個人にとってはD51の代わりにいろいろな列車が楽しめています。次は…DD51のPPです!