会社の仕事の関係で10月から四国・高知の住人となり、早速、趣味の「乗り鉄」・「撮り鉄」に興じているところです。今回、乗車するのは予土線なんですが、予土線の乗車については既に終了しているところですが、いわゆる予土線三兄弟(しまんトロッコ号、鉄道ホビートレイン、海洋堂ホビートレイン)のうち、[海洋堂ホビートレイン]については未乗車で、どんな車両なのか実際に自分の目で確かめたくて、今回、全区間ではありませんが乗車にチャレンジしてきました。
今回の「乗り鉄」のトップバッターは、1000系ディーゼルカーを使用する普通列車で窪川駅に向かいました。このところ、バースディーキップや特急(自由席)乗り放題のキップを使っていましたので、久しぶりに普通列車にゆっくり揺られての乗車でした。
窪川駅からは[鉄道ホビートレイン]に乗車して近永駅へ向かいます。窪川駅から宇和島駅に向かう時は、「平面顔」側が先頭になるのがちょっと残念ですね…。
列車は土佐くろしお鉄道の若井駅を発車すると川奥信号所で中村線と別れて予土線へと入り、その後、四国唯一のループ線へと入るので、どんな感じなのか楽しみにしていたのですが、ほとんどの区間がトンネルであり、また、列車が1両編成であるため、ほとんど「回っている。」ということに気がつかないうちに次の家地川駅に到着してしまいます。
その後は四万十川の流れを見ながら近永駅まで乗車しました(近永駅には高校があるため、この駅なら乗降客も多く、[海洋堂ホビートレイン]も座っていけるだろう…ということでこの駅に降りました。)。
VIDEO:窪川駅に到着する[鉄道ホビートレイン]
VIDEO:江川崎駅を発車する[しまんトロッコ号]
近永駅からは、今回の「乗り鉄」のメインとなる、予土線3兄弟の長男・[海洋堂ホビートレイン]に乗車します。
この[海洋堂ホビートレイン]ですが、この車両は予土線の利用促進を図る目的で、2011年7月の「海洋堂ホビー館 四万十」の開業に合わせて、海洋堂のフィギュアを展示する目的で誕生した列車です。
当初は1年間ほどの運行予定だったようですが、運転期間が延長され、2013年7月にはSFをコンセプトとしたデザインにリニューアルされて運転されてきましたが、2016年に沿線地域で「2016 奥四万十博」と「えひめいやしの南伊予博」が開催されるのに合わせて、四万十川に住む「かっぱの世界」をコンセプトとした3代目デザイン・「かっぱうようよ号」にリニューアルされて運転されています。
近永駅からなら座っていけるだろう…ということで、この駅から乗車をしたのですが、さすがにGOTOトラベルの影響しょうか、車内は大きなキャリーバックを持った人で満員の状態でした。ただ、2つ目の松丸駅で数名の乗客が降りましたので、なんとか松丸駅からは座っていくことができました。
予土線の列車は、宇和島⇔江川崎間は比較的ゆったりとした走りですが、江川崎⇔窪川間についてはエンジン全開で走りますので、たぶん、路線の状況、勾配、曲線半径などが異なるのではないかと思います。景色の良いのは江川崎から窪川間ですので、もう少しゆっくり走ってくれればいいのに…と思いながらの乗車が続きます。
途中駅で降りる人もいれば乗ってくる人もいるということで、結局、[海洋堂ホビートレイン]は終始混雑したまま窪川駅に到着しました。
窪川駅からは特急列車に乗車して須崎駅を目指します。本日使用しているキップは「普通・快速列車のみ」という、いわば青春18キップの四国版のため、特急乗車には乗車券も必要となりますが、JR四国は短距離区間専用の特急料金が設定されていますので、50km以内であれば意外と特急が安く乗車できます。
須崎駅からは1000系2連の普通列車で高知に戻りました。
乗りたかった「予土線3兄弟」、これで3種類とも乗車できました。
須崎駅から窪川駅に向かう途中、窪川駅から江川崎駅に向かう途中に、何か所も「ここで写真を撮ってみたい!」というポイントがありましたので、機会があれば「撮り鉄」にもチャレンジしたいと思っています。
【乗車日:令和 2年11月28日(土)】



平成25年・冬の青春18キップ旅行記(H25.12.31~H26.1.2)③四国でDCの旅を満喫