今年も冬の青春18キップのシーズンがやってきました。
最近は単身赴任先と自宅との往復に青春18キップを使うことが多いのですが、それだけで5回分使い切れませんので、久しぶりに「遠くまで行きたい!」ということで、今回は仙台方面の「乗り鉄」に来ました。目的であった仙石線の乗車を終えましたので、一路、東京を目指して帰ります。
石巻駅からはHB210系を使用する快速列車で、仙石東北ライン経由で仙台駅に戻ります。
石巻駅を14時59分に発車する列車は、石巻駅に14時13分に到着する列車の折り返しとなるため、早い時間から車内に入ることができ、おかげで寒い思いをすることなく過ごすことができました。
石巻駅までは仙石線経由で来ましたので、復路は仙石線同様、初めて乗車する仙石東北ライン経由で仙台駅に戻ります。
この仙石東北ラインは、宮城県仙台市と石巻市を東北本線・仙石線経由で結ぶJR東日本の「系統路線名」です。
宮城県松島町にて仙石線と東北本線の接続線となる仙石線・東北本線接続事業を行ったことで実現した路線で、仙台駅から松島駅まで東北本線、松島駅から高城町駅まで接続線、高城町駅から石巻駅までは仙石線を走行するルートで、2015年5月から運転が開始されました。この路線は東北本線と仙石線の電化方式の違い(東北本線は交流、仙石線は直流電化)があることから、使用されている車両はハイブリッド気動車のHB-210系気動車が使用されています。
このHB-210系気動車は、キハE200系やHB-E300系と同じハイブリッドシステムを採用しており、エンジンは発電専用とし、車両の速度制御には電車の技術が活用されています。車体はE129系に準じた軽量ステンレス車体を採用し、耐寒耐雪構造となっています。
いや~、しかしHB-210系って素晴らしい走りっぷりですねぇ!なんとなく小海線を走るHB-200系と同じ走りかな…と思っていたのですが、さすが平坦地ですね。ぐんぐん加速してその速度を維持したまま進んで行きますから、ほとんど電車と変わらないように感じました。仙石線経由では1時間30分かかる道のりを、仙石東北ラインでは1時間で結びますので、これからの主流は「東北仙石ライン」になるかもしれませんね…(松島海岸に向かう場合、仙台駅から高城町駅まで「仙石東北ライン」で行き、高城町駅から仙石ラインで松島海岸駅に行った方が早そうな感じですね…)。
仙台駅からは特急[ひたち26号]に乗って原ノ町駅までワープをします。
普通列車でもなんとか品川駅までは戻れそうなのですが、我孫子駅→品川駅間の乗車券を別購入する必要もあったことから(我孫子駅からは日付が変わってしまうため。)、それなら特急でワープ…ということです。久しぶりにE635系に乗りましたが、ゆったりとしていてなかなか良い車両でした(リクライニングシート最高!このまま品川駅まで乗って行きたい…。)。
※このシート大きくて座り心地も良いですねぇ…。
原ノ町駅からは再び「青春18キップの旅」に戻ります。
原ノ町駅からはE531系を使用する普通列車でいわき駅に向かいました。
いわき駅からはE501系を使用する普通列車で水戸駅に戻りました。
しかし、常磐線は編成が長くて良いですね…。乗換時に階段ダッシュする必要がありません(JR東海の方は一度見に来た方が良いのでは?)。
水戸駅からはE531系を使用する普通列車で上野駅に戻りました(ボックス席のある車両ってありがたいですねぇ…)。
⑫上野(※※)→品川(※※) E235系11連
本日の「乗り鉄」のラストランナーは、いつも通勤で使用している山手線で品川駅に戻りました(山手線の外回りは、本日、明日と大崎駅→池袋駅間が運転中止となってました。)。
東京⇔仙台って、東京⇔名古屋とほとんど同じ距離なんですが、なぜか時間がかかったなぁ…というのが正直なところですが、まあ、なんとか「仙石線」と「仙石東北ライン」の乗車ができました。
新幹線に乗れば2時間かからず到着する仙台ですが、さすがに青春18キップだと時間がかかりますねぇ…。仙台での時間がもう少しあれば、東北本線の盲腸線となっている岩切駅⇔利府駅間を始め、仙台空港線、そして仙台市営地下鉄にも乗車したかったのですが、まあ、それは次回のお楽しみに…としておくことにしました(片道は新幹線を使いたいなぁ…)。
【令和 5年 1月10日(火)】




コメント
コメント一覧 (4)
tomodachiya221
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tomodachiya221
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tomodachiya221
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情報をお寄せいただきありがとうございます。201系も気になりますが、103系も気になりますね…。
tomodachiya221
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