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       PHOTO:仙石線を走る205系(マンガッタンライナー)
               ※本日乗車した編成ではありません。




 今年も冬の青春18キップのシーズンがやってきました。
 最近は単身赴任先と自宅との往復に青春18キップを使うことが多いのですが、それだけで5回分使い切れませんので、久しぶりに「遠くまで行きたい!」ということで、今回は仙台方面の「乗り鉄」に向かいました。



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※本日乗車した列車の写真ではありません。
①品川(433)→上野(454) 400G E235系11連
 品川駅からは山手線・内回りの1番列車(品川駅の1番列車)で上野駅に向かいました。







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②上野(511)→水戸(658) 321M E531系10連
 上野駅からは勝田行きの普通列車で水戸駅に向かいました。
 一般的に仙台に向かうには宇都宮線~東北本線というルートで向かうのでしょうが、まあ、常磐線経由でもさほど時間に違いは無いですし、何よりも乗り換えの回数が少なくて済みますので、今回は常磐線ルートで向かうことにしました。

 
 上野から乗車した勝田行きの列車は、取手駅までは快速運転を行いますので、乗っていてもすいすい進んで行く…という感じでした(この列車、10両編成ということで意外と混雑します。)。



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            PHOTO:E531系の車内







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③水戸(703)→いわき(835) 531M E501系10連
 勝田行きの列車を水戸駅で降り、水戸駅始発の普通列車に乗り換えていわき駅に向かいました。
 上野駅からはボックスシートに座ってきましたが、ここからはロングシートの旅となります。ただ、この区間、平坦な複線区間がずっと続き、駅間距離も長いことから意外と快適な乗車を楽しむことができました(停まっている時間よりも走っている時間の方が長く、100km/h近い速度で走ります。)。



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            PHOTO:E501系の車内






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       PHOTO:水戸駅を発車すると間もなく水郡線と別れます。






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     PHOTO:その後、鹿島臨海鉄道を右手に見ながら進んで行きます。






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      PHOTO:勿来付近では綺麗な海岸線を見ながらの乗車です。







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    PHOTO:進行方向左手に磐越東線の線路が近づくといわき駅に到着します。







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④いわき(922)→原ノ町(1044) 671M E531系5連
 いわき駅では乗換時間が約1時間ありましたので、駅構内の待合室で少々休憩し、その後、原ノ町行きの普通列車に乗車します。てっきり先ほどので乗車していたE501系の5両編成だと思っていたのですが、いわき駅のホームに入って来真野はE531系の5連でした(これ、付属編成なのでしょうか(4000番台車)?ちなみにE501系はドアボタンが無いので、ホーム停車時にはドアが開けっぱなしになりますが、E531系はドアボタンがあるので車内が暖かいです。)。
 

 いわき駅までは乗車したことのある区間ですが、いわき駅から先は初めて乗車する区間ですので、沿線の景色を見ながら乗車を楽しみました。なお、この区間は複線区間と単線区間があるため、一部の駅では列車交換を行うための停車がありました。



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      PHOTO:まだ、復興も道半ば…という感じです(双葉駅付近)





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  PHOTO:家も畑もあるのですが、人の気配が感じられません(双葉駅付近)







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⑤原ノ町(1051)→仙台(1218) 241M 701系4連
 原ノ町駅からは701系4連を使用する普通列車で仙台駅を目指しました。
 701系って、そんなに古い車両…というイメージは無かったのですが、E501系やE531系の後に乗ると、めちゃくちゃ(モーター音や走行音が)うるさいですし、乗降扉口のステップとフロアに段差があるなど古さが目立ちました…。



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      PHOTO:鹿島駅では上りの特急[ひたち号]と交換します。







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⑥仙台(1229)→石巻(1350) 1221S 205系4連 仙石線
 仙台駅の仙石線ホームは9・10番ホームを使用しますが、このホームは地下ホームとなっているため、エスカレーターを利用して地下と降りていきます。
 ホームで5分ほど待っていると205系3000番台車を使用する列車が入ってきましたので、この列車に乗車して石巻駅を目指します。


 さて、仙台駅から乗車した仙石線ですが、この路線は宮城県仙台市青葉区のあおば通駅から仙台駅を経由し、宮城県石巻市の石巻駅を結ぶ全長49kmの鉄道路線です。今回は、過去に乗車済みのあおば通駅⇔仙台駅間を除いた区間に乗車します。


 この仙石線はJR東日本が保有する路線の中では東北地方で唯一、また、JRグループでは日本最北の直流電化区間でもあります。電動車による他路線への直通運転が不可能である点を活かし、2WAYシートやATACSなど開発システムのテスト路線となることも多いようです。使用されている車両は205形3100番台車を中心に、高城町駅⇔石巻駅間では仙石東北ラインの快速・特別快速としてHB-210系も使用されているちょっと珍しい路線でもあります。


 仙台駅を発車した列車はしばらく地下区間を走り、陸前原ノ町駅の先で地上部へと出て進んで行きます。駅間距離が短く、また、乗客の出入りも煩瑣のため、車内は非常に忙しい車内です。
 仙台の街中を走ってきた仙石線ですが、東塩釜駅から先は単線区間となり、列車の速度も気持ち遅くなったような感じがします。陸前浜田駅の手前から進行方向に東北本線が見えてくるのですが、どこかに仙石線とのわたり線があるはずなんですが、ついにわからずじまいでした。


 高城町駅を過ぎると交換設備の無い駅が多くなり、列車本数も少ないことがわかります。それでもどの駅でも乗降客がいて、終着駅間近になっても乗客が少なくならないまま石巻駅に到着しました。



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          PHOTO:仙台の街中を走っていきます。






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        PHOTO:東塩釜駅からは単線区間となります。




 

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       PHOTO:陸前浜田駅の手前から東北本線と並走します。






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           PHOTO:松島海岸駅に到着します。






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         PHOTO:松島海岸を見ながらの乗車です。






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         PHOTO:陸前大塚駅でも列車交換を行います。






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    PHOTO:線路が新しいので、路線の移設を行った区間だと思います。





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     PHOTO:鹿妻駅にはブルーインパルスが展示されていました。
              ※東松島町がブルーインパルスのホームタウンのようです。






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           PHOTO:石巻駅に到着します。





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         PHOTO:石巻駅に到着した仙石線用205系






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       PHOTO:こちらは側線に泊まっていたカラフルな205系
            ※一番手前の車両のみ2WAYシート車でした。







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     PHOTO:駅のホームではサイボーグ009が出迎えてくれます。






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              PHOTO:石巻の駅舎






※石巻駅にて
 石巻駅では時間がありましたので、列車の撮影や貨物列車の入換シーンなど撮影しました。




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         PHOTO:石巻駅を発車する205系普通列車






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          PHOTO:国鉄色のDE10も貴重です。






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        PHOTO:DD200を間近で見ることができました。
            ※所属は愛知機関区なんですねぇ…遠いなぁ~





     
            VIDEO:機回しを行うDE10





      
           VIDEO:石巻駅を発車していく貨物列車


※2022年度・冬の青春18キップ乗車記(仙石線・仙石東北ライン乗車・後編)に続きます。


※乗車日は1月7日(土)[2023/1/7]です。

【令和 5年 1月 9日(月)】鉄道コム鉄道コム鉄道コム
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