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          PHOTO:意外(失礼!)とカッコいい


 まさか、こんなところに鉄道があったとは…
 JR青梅線で御嶽駅まで向かい、そこからは西東京バスに揺られて「ケーブル下停留所」まで乗車し、そこから道路を5分ほど登ったところに「御岳登山鉄道」の乗車駅がある…ということなんですが、「私、登山なんてもってのほか!」という性格ですから、今回は奥多摩湖へのツーリングも兼ねてバイクでやってきました(「大山ケーブルカーで懲りてます。」)。
 ケーブルカーが鉄道に含まれるのかどうか?という問題はさておき、せっかく見つけましたので乗車に行ってきました。





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①滝本(946)→御岳山(952) 武蔵(MUSASHI)号
 いや、しかし、どうして東京のケーブルカーってこんなに混んでいるの?私が御岳登山鉄道の麓駅となる滝本駅に到着した時には乗車待ちの長蛇の列が…。「えっ~どうしようかな…。」と思って乗車券を買うのを躊躇していると、到着したケーブルカーに全員乗れたようで、これなら次のケーブルカーに乗れるかも…と思って乗車券を購入し、次のケーブルカーに乗車することにしました。


 さて、これから乗車するケーブルカーですが、運営をしてるのは京王グループの鉄道会社である御岳登山鉄道株式会社です。そのケーブルカーは滝本駅⇔御岳山駅間の1.107km、標高差423.6m、最大勾配斜度25度を約6分ほどで結んでいます。なお、一般的には「御岳山ケーブルカー」と呼ばれているようです。なお、御岳山駅の先には大展望台までの間にリフトがかかっていますが、私の中では「ロープウェイとリフトは鉄道に含めない。」と整理しているますので、今回は乗車していません。


 現在使用されている車両は、2008年3月から使用されている3代目の車両で、デビュー当初は「日出号」、「青空号」と呼ばれていましたが、開業80周年記念して2014年8月から車両デザインを一新して、愛称も「武蔵(MUSASHI)号」、「御岳(MITAKE)号」へと変更されました。


 これから乗るケーブルカーも大混雑かな?と思っていたのですが、幸い、次のケーブルカーはさほど混雑しておらず(たぶん、JR青梅線の御嶽駅から到着するバスの関係だと思います。)座って乗車することができました。ただ、残念なのはこのケーブルカー、前後の視界は線路が敷設されているため開けているのですが、左右は案外と視界が開けておらず「景色の見ながらの乗車…」とはいきませんでした。


 御岳山の登山口となる御嶽駅までの約6分、ガタゴトとケーブルカーの乗車を楽しみました。



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            PHOTO:麓駅となる滝本駅






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     PHOTO:距離は短いですが一気に勾配を駆け上がっていきます。






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      PHOTO:途中で御岳(MITAKE)号とすれ違います。






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             PHOTO:頂上から景色
               ※天気が良ければスカイツリーも見えるそうです。









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②御岳山(1018)→滝本(1024) 御岳(MITAKE)号
 私の場合、頂上まで来ても特段、やることはありませんので、そのまま来たケーブルカーで戻っても良かったのですが、せっかく来ましたので、1本ケーブルカーを見送って、もう1両の車両である武蔵(MUSASHI)号に乗車して滝本駅まで戻りました。




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            PHOTO:頂上駅の御岳山駅







     
           VIDEO:御嶽山駅→滝本駅・前面展望



 無事、御岳登山鉄道の乗車が終了しました。
 あとで気がついたのですが、今回、私は往復乗車券を購入したのですが、スイカやパスモで乗車タッチをすると「乗車記念カード」が貰えたようです。
 知っていれば私もスイカタッチをしたのに…(ご乗車される方はご参考に…)


※乗車日は12月10日(土)です。

【令和 4年12月11日(日)・2022/12/11】鉄道コム鉄道コム鉄道コム