P1450230
        PHOTO:印旛日本医大駅に到着する北総7300形


 いつかどこかのタイミングで「北総鉄道の全線乗車を…」と思っていたところ、ちょうど夏休みのタイミングでフリーキップが発売されることが分かりましたので、「青春18キップの乗車」を一時中断して「北総鉄道」に乗車してきました。






P1450216
①京成高砂(827)→印旛日本医大(902) 都営地下鉄5500形8連
 京成高砂駅に到着しました。ここからは北総線に乗車しますので、窓口で1日フリーキップを購入してからホームへと向かいます。


 京成高砂駅からは北総線で印旛日本医大駅を目指します。
 北総線には色々な鉄道会社の列車が乗り入れていますので、さて、何の列車が来るのかな…と思って京成高砂駅の3・4番線ホームで待っていたところ、なんとホームに入ってきたのは都営地下鉄・浅草線用の5500形でした。本来なら北総鉄道が京成電鉄の車両に乗車したかったのですが、まあ、5500形もそう乗る機会もありませんので、この列車で印旛日本医大駅を目指します。


 さて、これから乗車する北総鉄道・北総線というのは、京成グループが経営する「北総鉄道株式会社」が運営する鉄道路線で、東京都葛飾区の京成高砂駅から千葉県印西市の印旛日本医大駅までを結ぶ全長32.3kmの鉄道路線です。


 この路線は、一言でいえば京成上野駅から[スカイライナー]に乗車して成田空港に向かえば自動的に「乗車済み」となるため、「京成電鉄の全線乗車の際に乗ろう!」と思っていたのですが、「北総鉄道創立50周年夏お出かけきっぷ「北総線1日乗車券」」が7月23日(土)から8月28日(日)までの土・休日に発売される…ということが分かりましたので、京成電鉄の全線乗車とは別に北総線の乗車に来た次第です…(ちなみに、私、過去に北総線は乗車済みです。)。


 北総線は、千葉ニュータウンの都心アクセス路線としての役割を担っており、途中の千葉ニュータウン中央駅はその名の通り、千葉ニュータウンの中心的な地域にあります。小室駅-印旛日本医大駅間は、京成電鉄の子会社である千葉ニュータウン鉄道が第三種鉄道事業者として線路を保有し、北総鉄道が第二種鉄道事業者として旅客運送を行っています。また、東京都成田空港を短絡する京成成田空港線(成田スカイアクセス線)と線路を共有しており、京成電鉄が運行するスカイライナーやアクセス特急などが党路線と同じ線路を経由しています。

 
 京成高砂駅を発車すると、左手に車両基地を見ながら高架部へと駆け上っていきます。北総線はこのように踏切の無い高架部を走りますのでスカイライナーは130km/hの運転を行い、普通列車は100km/h以上の速度で走っていきますので、乗っていても爽快感を味わいながら乗車することが出来ます。ただ、遮音壁とトンネルが多いので車窓を楽しむ…ということはなかなか難しい路線でもあります。


 新鎌ヶ谷駅ではスカイライナーとアクセス特急の通過待ちをするため少々停車しますが、普通列車のだいご味はこういうところにあると思っています。また、この新鎌ヶ谷駅でアクセス特急に乗り換える乗客が多くいたため、印旛日本医大駅行きの普通列車の車内はガラガラとなって新鎌ヶ谷駅を発車していきます。


 残っていた乗客も千葉ニュータウン中央駅で全員降りてしまい(私の乗っている号車です。)、列車は貸切状態のまま印旛日本医大駅に到着しました。



P1450218
           PHOTO:都営地下鉄5500形の車内






P1450206
     PHOTO:車両基地を見ながら高架部へと駆け上がっていきます。





P1450217
     PHOTO:終点間近になるとだいぶローカルな雰囲気になります。






P1450219
         PHOTO:北総線の終着駅となる
印旛日本医大駅







P1450250
②印旛日本医大(933)→新鎌ヶ谷(952) 北総鉄道 7300形8連
 北総線の乗車が終了しましたので、次の全線乗車を目指して新鎌ヶ谷駅を目指しました(本当は、印旛日本医大駅の隣駅である印西牧の原駅には車両基地があるということなので立ち寄ろうかと思っていたのですが、残念ながら車窓から確認することが出来なかったため、そのまま新鎌ヶ谷駅を目指すことにしました。)。


 なお、印旛日本医大駅からは念願の北総鉄道の車両(7300系)に乗車することが出来ました(この列車、結構にぎやかですねぇ…)。



P1450259
             PHOTO:7300形の車内





P1450266
          PHOTO:スカイライナーとの交換シーン






P1450271
       PHOTO:西白井駅には7000形が保管されていました。

 
 北総線の車両基地を見ることができませんでしたが、まあ、それはさておき、これで無事に「北総鉄道・北総線」の全線乗車が終了しました。



img086
          PHOTO:本日使用したフリーキップ






img088
     PHOTO:フリーキップを購入すると保存用の台紙もいただけます。



※乗車日は7月30日(土)です。

【乗車日:令和 4年 7月31日(日)】
鉄道コム鉄道コム鉄道コム