PHOTO:高知駅に到着する特急[南風7号]
「惜別乗車記」なんてタイトルを付けると、なんとなくJR四国の2700系DCが引退するような感じを与えてしまいそうですが、そうではなく、私が1年6か月過ごした四国・高知をこの3月末で離れることが決まったので、最後にもう一度、特急[南風号]に乗車を…と読み替えてください。
「惜別乗車記」なんてタイトルを付けると、なんとなくJR四国の2700系DCが引退するような感じを与えてしまいそうですが、そうではなく、私が1年6か月過ごした四国・高知をこの3月末で離れることが決まったので、最後にもう一度、特急[南風号]に乗車を…と読み替えてください。
もちろん、高知を離れても特急[南風号]は残りますが、さすがに「ちょっと乗りに行こう!」というエリアではありませんので、ここで最後にきちんとした乗車記を残すため惜別乗車をしてきました(本来なら、高知⇔岡山間の全区間乗車をするべきなのでしょうが、特急[南風号]といえば「アンパンマン列車」ですから、往復とも「アンパンマン列車」の「アンパンマンシート」を利用して…ということで、阿波池田駅までの往復をもって惜別乗車とすることにしました。)
特急[南風18号]は、高知駅に13時41分に到着する特急[南風7号]の折返し列車となるため、高知駅への到着シーンを撮影してからでも十分に撮影の時間があります。
発車時刻となり、特急[南風18号]はブルンというエンジン音ともに高知駅を離れますが、四国の列車がそうであるように、一度、ノッチを緩めてから再度、ノッチを入れて再加速をしていきます。
2700系DCの凄いところはここからの加速の鋭さですね。身体をシートに押さえつけられる感じがし、誰かに「今、乗っているのは電車だよ。」と伝えても誰も疑わないほどの加速で進んで行きます。
2700系DCの凄いところはここからの加速の鋭さですね。身体をシートに押さえつけられる感じがし、誰かに「今、乗っているのは電車だよ。」と伝えても誰も疑わないほどの加速で進んで行きます。
高知駅⇔土佐山田駅間は、ほぼ平坦な区間を走りますので「ここで時間を稼ぐ!」と言わんばかりの豪快なスピードでぐんぐんと進んで行きます。
土佐山田からは、いわゆる山間部へと入っていきますが、それでも2700系は身を左右に振りながらぐんぐんと進んで行きます。
土讃線の琴平駅以南は単線区間ですが、線路を支える路面はしっかりと補強されていることもあり、カーブやトンネルでもほとんど速度を落とすことなく進んで行きます。
土讃線の琴平駅以南は単線区間ですが、線路を支える路面はしっかりと補強されていることもあり、カーブやトンネルでもほとんど速度を落とすことなく進んで行きます。
繁藤駅を過ぎると特急[南風18号]は吉野川を左手に見ながら進んで行きます。
多くの特急も停車する大杉駅を通過し、特急[南風18号]は豪快な吹き上がるエンジン音を奏でるとともに、規則正しいジョイント音を刻みながら進んで行き、観光名所の大歩危駅に到着します。
多くの特急も停車する大杉駅を通過し、特急[南風18号]は豪快な吹き上がるエンジン音を奏でるとともに、規則正しいジョイント音を刻みながら進んで行き、観光名所の大歩危駅に到着します。
大歩危駅を発車し、しばらくすると鉄橋を渡りますが、ここが大歩危峡・小歩危峡のハイライトとなります(岡山に向かう際は、鉄橋の左手が大歩危峡で右側が小歩危峡となります。)。今年は雨が少ないということで、やや、迫力に欠ける吉野川ですが、大歩危・小歩危峡を過ぎるといつのまにか水をたっぷりと蓄えた吉野川を見ながらの乗車となります。
列車はしばらく走り、三縄駅を過ぎると大きく進行方向を右に変えて、三好市の中心駅となる阿波池田駅に到着しました。
阿波池田駅で約1時間滞在した後、今度は「黄色いアンパンマン列車」に乗って高知に戻りました。
特急[南風号]には良く乗った!というのが実感ですね。
高知にいると、何処に行くにも特急列車に乗らないと遠くに出かけられない…ということもあり、この1年6か月間、本当に良く乗りました。
また、ちょうどタイミングも良くて、一昨年の10月から昨年3月までは2000系DCの特急[南風号]に乗車もできましたし、撮影もすることもできました。
次はいつ乗ることができるかわかりませんが、私の中では「思い出の特急」になることは間違いないと思います(実際には、次の勤務地に向かう時も特急[南風号]を利用しますが、その時は仕事ですので、特急[南風号]の乗車記としてはこれが最後になります。)。
PHOTO:本日使用した指定席券(JR四国独特のザ・席(券)です。)
※現在、特急[南風号]の指定席車両に乗車すると、下のような記念乗車証が貰えます。



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