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     PHOTO:宇和島駅で[しまんと開運汽車 すまいるえきちゃん号]



 年明けの1月29日から予土線に走り始めた[しまんと開運汽車 すまいるえきちゃん号]。私は運転2日目の1月30日の「宇和島コース」に乗車済みなのですが、これには理由がありまして1月29日と30日の2日間だけは[しまんと開運汽車 すまいるえきちゃん号]と[しまんトロッコ号]の牽引車であるキハ54-4が連列して走る…ということでしたので急いで参加した次第です。

 で、それ以降は「一般車か[ウルトラトレイン]と連結して走るんだろうな…」と思っていたのですが、JR四国のHPを見たところ[鉄道ホビートレイン]と連結して走ることが判明しました(申込みをした時点では[鉄道ホビートレイン]と併結となっていました。)。

 まあ、定期列車と同じダイヤで[しまんと開運汽車 すまいるえきちゃん号]を走らせるわけですから、何かの列車と併結せざることは分かっていたのですが、まさか[鉄道ホビートレイン]と併結するとは思ってもいませんでしたので、「これはもう一度乗らなくては…」ということで、2回目の乗車となりますが、慌ててツアーに申し込んで乗車に向かったのですが…(ちなみに、申し込みをした時点では「キャンセル待ち」でしたが、なんとか参加することができました。)。






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①高知(451)→高松(702) 2002D 特急[とまんと2号] 2700系2連
 今回の「乗り鉄」のファーストランナーは特急[しまんと2号]です。
 前回のように高知駅を6時に発車する特急[南風2号]に乗車し、多度津駅から特急[しおかぜ1号]でも十分間に合うのですが、まあ、せっかく四国全線フリーキップが手元にありますので、特急[しまんと2号]で高松駅まで向かい、高松駅から特急[いしづち1号]に乗車する…という行程にしました(今回のツアー参加者には四国全線の特急自由席に乗車可能なフリーキップが付いています。)。



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           PHOTO:2700系DCの並び(高松駅)








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②高松(737)→松山(1006) 1001M 特急[いしづち1号] 8000系3連
 ※宇多津→松山間は特急[しおかぜ1号]と併結
 高松駅からは特急[いしづち1号]に乗車して松山駅に向かいました。
 前回(1/30)、多度津駅から乗車した時も空いていましたが、高松駅から6号車に乗車したのは私1人だけという状況でした(7号車の自由席が2名、8号車の指定席は0名)。





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       PHOTO:高松駅の7番線に停車中の特急[いしづち1号]







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           PHOTO:8000系(自由席の車内)







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  PHOTO:先頭車に特急列車名の表示が無いため、ドア入口部に表示しています。









 宇多津駅では先に到着している特急[しおかぜ1号]との連列作業を行い、8両編成の特急となって一路松山駅を目指して進んでいきます。
 多度津駅からは単線区間となりますが、特急[しおかぜ1号][いしづち1号]は自慢の振子機能を生かし、最高速度130km/hの運転行い、定刻どおり松山駅に到着しました。



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      PHOTO:宇多津駅では特急[しおかぜ1号]と連結します。







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       PHOTO:予讃線は瀬戸内海を見ながらの乗車もできます。






      
        VIDEO:高松駅に回送されてくる特急[いしづち1号]







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③松山(1018)→宇和島(1140) 1059D 特急[宇和海9号] N2000系DC3連
 松山駅からはN2000系を使用する特急[宇和海9号]で宇和島駅を目指しました。
 今回も宇和島方の先頭車は、先行量産車でしたので前回と同じ車両に乗車したようです。
 ちなみに今回乗車した特急[宇和海9号]ですが、コロナウイルス感染症拡大に伴う利用客減少により、明日からは運転が中止となりますので、これにより高知から午前中に宇和島駅に到着することはできなくなります。

 このN2000系気動車に最初に乗ったのは、今から9年前(平成25年)ですが、その時には加速力の凄さとカーブでも駅でも速度を落とさずに進んで行く走りに感動を覚えたのですが、今でもその走りは健在で、乗るたびに「この気動車凄い!」と思いますので、やはり凄い気動車なんですね。



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        PHOTO:宇和島駅に到着した特急[宇和海9号]








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④宇和島(1218)→江川崎(1323) [しまんと開運汽車 すまいるえきちゃん号] キハ32-3+キハ54-4
 宇和島からは今回申し込みをした「しまんと開運街道(宇和島コース)」に参加します。
 宇和島駅のコンコースで受付を行った後、[しまんと開運汽車 すまいるえきちゃん号]の入線シーンを撮影しよう…と思っていたのですが、なぜか今回はコンコースで待つように…ということで、残念ながら入線シーンの撮影をすることはできませんでした。



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   PHOTO:窪川駅の電光掲示板、団体列車ですが列車名が入っていました。







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 PHOTO:[しまんと開運汽車 すまいるえきちゃん号]が後部に連結されました。







 定刻となり[しまんと開運汽車 すまいるえきちゃん号]は、駅員さんやカメラを構えた方などに見送られて宇和島駅を発車していきます。
 車内では前回同様ジビエを使ったパスタが用意されていましたが、団体客の方がマスクを外して大声で会話をしながら食べていましたので、いくらなんでもそのような状況下で一緒にマスクを外して食事をするのは怖いので、今回は車内で食べずに持ち帰りとしました。

 [しまんと開運汽車 すまいるえきちゃん号]は団体列車ですが、普通列車に併結という形で運転されているため各駅に停車しながら進んで行きます(団体列車のため、客扱いのドア開閉は先頭の[鉄道ホビートレイン]だけです。)。
 近永駅では[ウルトラトレイン号]と交換し、その後も時刻どおり進み江川崎駅までの約1時間の列車旅を堪能しました



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      PHOTO:駅員さんに見送られて宇和島駅を発車していきます。






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       PHOTO:近永駅では[ウルトラトレイン]と交換します。







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   PHOTO:江川崎駅に到着した[しまんと開運汽車 すまいるえきちゃん号]







              
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              PHOTO:上記の反対側








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 PHOTO:江川崎駅で[しまんと開運汽車 すまいるえきちゃん号]を見送ります。








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⑤江川崎(1330頃)→窪川(1720頃) しまんと開運バス
 江川崎駅で「窪川駅コース」の皆さんを乗せた[しまんと開運汽車 すまいるえきちゃん号]を見送った後は、今度はバスに乗り換えて、今度は観光地巡りのツアーを続行します。


 まず、最初に立ち寄ったのは、江川崎駅から徒歩でもこれる「道の駅 よって西土佐」です。ここで美味しいケーキをいただき、その後、トイレ休憩などを行います(ケーキの写真を撮るのをすっかり忘れていました…)。




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            PHOTO:道の駅 よって西土佐






 道の駅 よっと西土佐を出発すると次は「長生沈下橋」向かいます。ここに立ち寄るのはその次から星神社、岩本寺に向かうため、その前に禊をしてから…ということで、本当は全員が川の中に入るのですが、まあ、そこは勇者のみということで、今回は5~6名の方がチャレンジしてくれました。



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              PHOTO:長生沈下橋






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         PHOTO:川の水よりも風の方が冷たかったです。






 長生の沈下橋を出ると次は星神社に立ち寄り、[しまんと開運汽車 すまいるえきちゃん号]の車内で書いた絵馬を奉納してきました。





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            PHOTO:星神社を参拝しました。






 星神社を出発すると、今回のツアーの最後の立ち寄り先である岩本寺を目指します。
 ここまでは移動時間が比較的短かったのですが、岩本寺までは約30分ほどかかるため、車内でガイドさんの車窓案内などを聞きながら過ごしました。




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         PHOTO:岩本寺では住職のお話しを聞きました。





 しまんと開運ツアーのバスは、岩本寺を出るとすぐ近くにあるJR窪川駅に到着します。
 今回のしまんと開運バスのツアーはここで終了となり、ここで解散も可能なため、私は窪川駅でツアーを終了としました(本来のツアーコースは、窪川駅から再び[しまんと開運汽車 すまいるえきちゃん号]に乗車して宇和島駅に戻るというのが全行程となります。)。



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   PHOTO:窪川駅に停車中の[しまんと開運汽車 すまいるえきちゃん号]







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   PHOTO:窪川駅に停車中の[しまんと開運汽車 すまいるえきちゃん号]








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⑥窪川(1729)→高知(1834) 2084D 特急[あしずり14号] 2700系DC2連
 窪川駅からは特急[あしずり14号]に乗車して高知に戻り、今回の「乗り鉄」も無事に終了しました。




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        PHOTO:夕暮れの安房海岸を眺めながらの乗車です。




 実は、今回の[しまんと開運汽車 すまいるえきちゃん号]ですが、ツアーの申し込みをしたときには併結車両が[鉄道ホビートレイン]と…なっていたのですが(だから急遽申し込みをしたのです。)、2月のある時から併結車両が「一般車両」へと変更になってしまい「それならば参加を中止しようかなぁ…。」と悩んだのですが、結果的には[鉄道ホビートレイン]と併結しての運転でしたので参加して正解でした。

 前回も書きましたが、今回のツアーは四国エリアの特急自由席が乗り放題のフリーキップが付いていて4,500円という、まさに価格破壊のような料金が魅力的でした。
 このようなツアーがまた発売されることを期待したいですね。

[予土線サポーター NO.888]

【乗車日:令和 4年 2月20日(日)】
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