P1220464
                       PHOTO:松江しんじ湖温泉駅に停車中の一畑電車・2100系
 今年も「夏の青春18キップ」のシーズンがやってきました!夏の青春18キップは利用期間が長く、遠くまで・安く出かけるには最高のキップということで、今回は1泊で山陰まで足を伸ばすことにしました。
 今回の「乗り鉄」のメインは「一畑電車」と「奥出雲おろち号」の乗車です。

【第1日目・8月2日(金)】

※2019年・夏の青春18キップ旅行記【山陰・出雲の旅①】(R1.8.2~3)からの続きです。




P1220460⑨松江駅(1635)→松江しんじ湖温泉(1655頃) バス
 松江駅からはバスに乗車して、一畑電車の始発駅となる松江しんじ湖温泉駅に移動をしました…が、松江駅のバスが分かりにくい!そして、時間がかかりすぎる!バスは街の中をぐるぐる回っているだけでちっとも目的地につかない!これならタクシーを利用するべきでしょうね。
 一畑電車も松江市内にバスを走らせているなら、松江駅から松江しんじ湖温泉駅までの直通バスを走らせても良いのではないかな?これじゃ、誰も松江駅から一畑電車を使おうなんて思いませんね…。





P1220467
⑩松江しんじ湖温泉(1723)→川跡(1811) 2100系2連 
 松江しんじ湖温泉駅に到着しました。ここからは「一畑電車」に乗車します。窓口でフリーキップを購入して、しばらくたつと改札が始まりましたので、ホームに停車している2100系の車内で涼みながら発車の時を待ちます。
 さて、これから乗車する一畑電車は島根県で鉄道事業を運営する会社で「北松江線(松江しんじ湖温泉-電鉄出雲市)」と「大社線(川跡-出雲大社前)」の2路線を保有しています。
 松江しんじ湖温泉駅からはひとまず出雲大社に向かうため、電鉄出雲市駅行きの列車に乗車します(分岐駅の川跡駅で下車します。)。

 異様とも思えるほど長い発車ベルの後、一畑電車は松江しんじ湖温泉駅を発車していきます。駅を発車すると間もなく進行方向左手に宍道湖が見えてきます。列車はこの後、しばらくの間、この宍道湖に近づいたり離れたりしながら進んで行きます。このまま大社線との乗換駅である川跡駅まで向かうのかと思っていたところ、なんと列車は一畑口駅で進行方向が変わります。一畑口駅を発車すると、ここまで走ってきた路線を左手に見ながら、大きく右方向に進路を変えて進んで行きますので、結局、今までと同じく車窓左手に宍道湖を見ながらの乗車となります。
 園駅をすぎるとそれまで見えていた宍道湖ともだいぶ距離があくようになり、列車は内陸部へと向かって走っていきます。その後、田園地帯と商業地をいくつか走り抜け、大社線との乗換駅になる川跡駅に到着しました。




P1220461
                 PHOTO:一畑電車・松江しんじ湖温泉駅






P1220465
                    PHOTO:2100系の車内






P1220474
                PHOTO:宍道湖を見ながら進んで行きます。







P1220475
              PHOTO:一畑口では進行方向を変えて進んで行きます。






P1220476
               PHOTO:雲州平田駅には一畑電車の車庫があります。







P1220480
⑪川跡(1813)→出雲大社前(1824)
 松江しんじ湖温泉駅から乗って来た列車を降り、踏切を渡って1番線ホームに停車していた7000系単行の列車にに乗車して出雲大社駅を目指しました。なお、ここまで乗車した7000系電車は、デハニ50形以来となる一畑電車のオリジナル車両で1両で運転が可能な最新型の車両です。



P1220481
             PHOTO:車内にはこんなかわいいマスコットが飾ってありました。







P1220495
           PHOTO:車内はロングシートとボックスシートが千鳥配置となっています。







P1220483
                 PHOTO:日没間近の出雲路を走っていきます。






P1220484
          PHOTO:出雲大社前駅にはデハニ50が置いてあります(可動車です。)。



◎出雲大社参拝
 出雲大社前駅に来ました。せっかくここまで来ましたので、実に30数年ぶりとなる出雲大社参拝を行ってきました(最低でも1時間は見ておきましょう!)。



P1220491
                 PHOTO:一畑電車の出雲大社前駅です。






P1220485
               PHOTO:真っ直ぐに伸びた参道を登っていきます。







P1220486
                 PHOTO:ここが出雲大社の入口ですね。






P1220487
              PHOTO:日中では絶対に人が写り込んでしまいますが…







P1220488
         PHOTO:6時過ぎのため、人がほとんどおらず非常に厳かに参拝できました。







P1220494
⑫出雲大社前(1925)→川跡(1936) 7000系2連
 出雲大社前駅からは7000系を2本つないだ列車で川跡駅に戻りました。





P1220497
⑬川跡(1940)→電鉄出雲市(1951)
 川跡駅では4分の待ち合わせで電鉄出雲市駅行きの列車に乗り継ぐのですが、この列車か川跡駅に向かう途中、車内で急病人が出たということで救急搬送を行ったことにより、川跡駅に約20分遅れて列車が到着したことから、電鉄出雲市駅にも、そのままの遅れでが到着しました。
ちなみに川跡駅から乗車した列車には1000系2連が使用されており、この1000系は元東急1000系を改造した車両でした、なお、この乗車で「一畑電車」全線乗車終了です!

◎本日使用したフリーキップ


img557
     PHOTO:松江しんじ湖温泉駅から出雲大社往復の料金より安いです。もっとPRが必要かも…



◎本日のお宿
 今日は出雲市駅前にあるビジネスホテルが私の宿になります。この時期で5,980円なら、まあ、安いということですね。

P1220498
                 PHOTO:本日はこのベットでお休みです…。

※2019年・夏の青春18キップ旅行記【山陰・出雲の旅③】(R1.8.2~3)へ続きます。

<strong></strong>【乗車日:令和 1年 8月 2日(金)】鉄道コム