※古い乗車記を他ブログから引っ越しています。一部写真が無い部分や誤字・誤変換等もありますが、よろしければご覧ください(by管理人)。
所用で東京まで行きましたので、名古屋に戻る際に沼津駅から浜松駅まで[ホームライナー5号]に乗車しましたので、簡単ですが乗車記をアップさせていただきます。
小田原駅から列車を乗り継ぎ、沼津駅に到着したのが19時13分、この時点で[ホームライナー浜松5号]は既に隣の2番線ホームに入線しており、私も急ぎホームのライナー券売機でライナー券を購入し車内へと入ります。
列車内を見てみると1号車~3号車はそこそこの乗車率ですが、4~6号車はガラガラですので、この先の停車駅である清水駅、静岡駅からの乗客はこちらに乗ってくるのではないかと思われます。
仕事帰りと思われる乗客を乗せた[ホームライナー浜松5号]は定刻どおり沼津駅を発車し、一路、浜松駅を目指します。
さて、今回乗車している[ホームライナー浜松5号]ですが[ホームライナー浜松3号]と並び、日本で最長のホームライナーです。
また、途中、富士、清水、静岡、藤枝、島田、菊川、掛川、袋井、磐田と小まめに停車をして行くのですが、発車駅の沼津駅と終着駅の浜松駅との間、130.9kmを100分で走り切りますので、表定速度は78.5km/hに達し、もうこれはほとんど在来線の特急列車並みの足の速い列車でもあります。
[ホームライナー浜松5号]に使用されている車両は373系・直流特急型車両が使用されます。この373系は1995年に誕生した電車で、当時、身延線で運行されていた急行[富士川]には国鉄時代に製造された165系が使用されていましたが、ほとんどの車両が製造から30年以上経過しており老朽化や内装の陳腐化が進んでいたことから、この165系の置換えを主目的として185系電車同様、中長距離普通列車から特急列車まで、幅広い運用に応える汎用性の高い車両として開発された車両です。
3両編成を1ユニットとして構成されており、これを基本単位として特急列車から普通列車まで幅広く使用されています。
富士駅、清水駅ではさほど乗客の動きがありませんでしたが、静岡駅では多くの乗客が降りるとともに、後方の車両を中心に多くの乗客が乗り込みましたので、この列車は沼津→静岡間と静岡→浜松間の2系統のホームライナーの役割があるように思えました。
静岡駅を発車すると藤枝、島田、菊川、掛川、袋井、磐田と停車し、少しずつ乗客を降ろしながら進み、最後は定刻どおり浜松駅に到着しました。
たった320円で373系に1時間30分以上乗車できるなんて、なんて乗り得な列車なんでしょう!できれば新幹線の接続駅である三島駅から豊橋駅までの間を[ホームライナー]で結んでほしいですね。
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