※古い乗車記を他ブログから引っ越しています。一部写真が無い部分や誤字・誤変換等もありますが、よろしければご覧ください(by管理人)。
小田急のロマンスカーについては、機会あるごとに乗車しているところですが、今回、都内に行く用事がありましたので新宿から小田原までロマンスカーに乗って帰りました。
本当はまだ乗車したことの無いGSEに乗りたかったのですが、残念ながらタイミングが合わず乗ることが出来なかったのですが、MSEとVSEの2種類の特急に乗車することが出来ましたので、簡単ですが乗車記をアップさせていただきます。
新宿駅の乗車券売機で予約をしておいた特急券を発券してからホームへと向かいます。ロマンスカー発車ホームには前発の特急[はこね47号](EXE)が停車していましたが、間もなく発車し、空いたホームにはこれから乗車する60000形が回送されてきました(16時25分頃)。
列車は空車の状態で回送されてきましたので、到着後、すぐさま客扱いが開始されます。私もひととおり写真を撮った後、久しぶりの乗車となるロマンスカーの車内に入って発車の時を待ちます。
さて、これから乗車する特急[さがみ73号]に使用されるMSE・60000形電車は、2008年にデビューした特急列車です。この車両は、日本で初めての事例となる「座席指定制特急列車の地下鉄直通」を目的とし登場した特急列車です。ただ、現在ではその名のとおりマルチな運用についており、現在ではJR東海の御殿場駅に直通する特急[ふじさん]にも使用されています。
定刻となり特急[さがみ73号]は、メロディーホーンを鳴らしながら新宿駅を発車していきます(昔からそうでしたっけ?)。車内は通勤ラッシュにはちょっと早いせいでしょうか、だいたい5割程度の乗車率で、私の席の隣も空いたままです。昔、乗車した時には新百合ヶ丘付近まではノロノロとした運転…というイメージがあったのですが、代々木上原駅までの複々線化の恩恵でしょうか、特急[さがみ73号]は新宿駅発車直後から特急列車らしい速度で進んで行きます。
列車は気が付くと多摩川を渡り、東京都から神奈川県へと入ります。急行停車駅である登戸駅を通過し、間もなくすると新百合ヶ丘駅に到着します。乗ってくる人がいるのかな?と思ったのですが、この列車が本厚木行きというせいでしょうか、乗車してくる人も無く、おかげでゆったりと乗車することが出来ました。
今回は、先頭1号車の1番A席が開いていたので予約をしておいたのですが、残念ながら運転席位置が乗客の座席位置よりも高いため、残念ながら前面展望は楽しめませんでしたが、久しぶりに60000形の乗車を楽しむことができました(1番C・D席は見えます。)。
本厚木駅で20分ほど待ち、後続の特急[はこね号]で小田原駅を目指します。
これから乗車するVSE・50000形電車は、2005年にデビューした小田急伝統の「前面展望車」を備えた特急列車です。この車両は小田急のフラッグシップモデルとして位置づけられ、箱根方面への特急ロマンスカーに使用されていたHiSE・10000形の置換えとともに、箱根の魅力向上と活性化、さらに小田急ロマンスカーブランドの復権を目的として登場しました列車です。
今回は「後ろ展望席」でしたが、最前列(10号車12番D席)が空いていましたので、小田急の展望を楽しみながら乗車をします。
先ほどまで乗車していた特急[さがみ号]は、ビジネス客や買い物客とおもわれる方を多く見かけたのですか、こちらは観光地に向かう列車ということもあり、大きな荷物を持った乗客の姿が多いように思いました(本厚木駅で降りた乗客も多かったです。)。
この特急[はこね47号]は速達タイプの特急列車のため、本厚木駅を発車すると次の停車が小田原駅ということで、暮れ行く小田急沿線を見ながら、約30分間という短い時間でしたが、ロマンスカーの展望車の乗車を楽しむことが出来ました。
久しぶりに特急[ロマンスカー]に乗車したのですが、列車が駅を発車する時やホームに到着する際に、ミュージックホーンを鳴らしていました。その昔、騒音問題で使用を控えている…ようなことを聞いたことがあるのですが、やはりロマンスカーと言えばミュージックホーンですよね。どの車両も同じメロディなのか確かめたくなってしまいました!
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