※古い乗車記を他ブログから引っ越しています。一部写真が無い部分や誤字・誤変換等もありますが、よろしければご覧ください(by管理人)。
三重県を走る三岐で津道については、三岐線・北勢線とも昨年6月に乗車済みであり、それ以外にもセメント貨物列車の撮影になんどとなく訪れているところです。
その三岐鉄道・三岐線で使用されている801系車両1編成を、西武鉄道時代の塗色(赤電色)に塗り替えて走らせる…ということなので、まあ、西武鉄道フリークではありませんが、住んでいる地元の近くを走る鉄道…ということで早速乗車に行ってきました。
名古屋のアパートからはバイクで来ましたので、三岐鉄道三岐線の車両基地のある保々駅にバイク停め、窓口で1日乗り放題パスを購入してからホームへと入ります。
これから乗車する304列車に「赤電色」が入るということが、三岐鉄道のHPで発表されていましたので、入線のシーンなどをじっくり見てから車内へと入ります。車内には手を入れた形跡が無く、他の800系と同じロングシートの車内となっています。
さて、今回乗車している、この「赤電色」編成ですが、三岐鉄道が2021年に開業90周年を迎えるプレイベントの一環として塗り替えたものです。ちなみに第一弾は西部カラーのイエロー編成で、「赤電色」編成は第二弾となるようです(赤電色編成もイエロー編成も、元西武鉄道の700系です。)。
塗色変更車両にしてもラッピング車両にしても乗ってしまえば普通の車両となんら変わりがないのですが、鉄道ファン・「乗り鉄」ファンとしてはなんとなく気持ちが昂るから不思議なものです。車内では高鳴る独特のモーター音を耳で聞き、パソコンでこの原稿を売っていると、「赤電色」編成はいつもまにか終点の近鉄富田駅に到着してしまいました。
近鉄富田駅に到着した列車が、そのまま折り返しの西藤原駅行きの列車になるのか…と思っていたところ、「赤電色」編成を3番線の奥側(四日市側)に引き込み、空いた3番線に次の列車を到着させ、その列車が次の列車になる…という、なんとも不思議な車両運行を行います。まあ、そのおかげで駅前のパン屋さんに買い物に行くこともできましたし、トイレ休憩も済ませることが出来ましたので、非常にありがたい運用ではあるのですが…。
3番線ホームから7時51分発の保々行きの列車が出る「赤電色」編成が乗車位置まで移動し、西藤原駅節行きの列車となって客扱いが始まります。
ここまではパソコンを打ちながらの乗車でしたので、今回はじっくりと雨に煙る沿線の景色を見ながら約50分の乗車を楽しみました。
当初の予定では、このまま保々駅に戻る予定としていたのですが、途中の丹生川駅脇に展示されている貨物列車(貨物鉄道博物館)が気になりましたので、丹生川駅で途中下車しました。
★貨物鉄道博物館見学…
(左からタ2001+タム2920+タム6263+タム8000)
(右からト11+ト246+ワ11+ワ5490+ワフ21120)
展示されている車両の全てをアップしてしまうと、見に行く人の楽しみがなくなってしまうので全てはアップしませんが、まあ、よくぞここまで集めた!ということに驚くのと、よくぞここまで綺麗に保存しているな…ということに感心してしまいました。興味のある方はぜひ一度見学に行かれることをお勧めします。
見学後、後続のイエロー電車で保々駅に戻りました。
ちょっと珍しい色…というせいでしょうか、近鉄富田駅で「赤電色」が停車していると多くの人が撮影をしていました。イエロー電車の車内のポスターを見たところ、西武時代にはオレンジ色の編成もあったようですから、もしかすると来年復活するのかな?ちょっと期待したいですね。
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