※古い乗車記を他ブログから引っ越しています。一部写真が無い部分や誤字・誤変換等もありますが、よろしければご覧ください(by管理人)。
明知鉄道では、2020年から放映されるNHK大河ドラマ「麒麟が来る」の主人公である明智光秀の出生地が明智町であることから町を挙げてのムードが高まっているようです。また、その明智光秀のゆかりの土地である恵那市の魅力を全国にPRするため、平成31年3月30日から[明智光秀ラッピング車両]の運行をスタートさせましたので、早速乗車に行ってきました。
[明智光秀ラッピング車両]に乗るぞ!と決めたは良いものの[明智光秀ラッピング車両]がどの列車の運用に入っているかわかりませんので、「まあ、急行列車が3両で運転されるとおもうので、その中には入るだろう…」と思い、それまで沿線で撮影を行ってから乗車しよう!と思っていたところ、なんと普通列車(3D)の運用に[明智光秀ラッピング車両]が入っていることが分かりました。
たぶんこの列車が、そのまま折り返しの8Dの運用に入ると思い、急遽、撮影を中断して明智駅に向かいました。
明智駅に到着後、窓口で期間限定で販売されている「いざ出陣!明智光秀キップ」を購入し、ホームに停車しているラッピング車両をじっくりと撮影してから車内へと入ります。車内も荷棚部分や壁板部にもラッピングが施されているほか、カーテンが専用の物と取り換えられていたり、つり革部分には明智家の家紋が入った紋章が取りつけられているなど、この列車に対する明知鉄道や沿線地域の力の入れよう並々ならぬものであることがよくわかりました。
列車は定刻どおり明智駅を出発し、一路、恵那駅を目指します。まあ、ラッピング車両は乗ってしまうと普通の列車と変わりがありませんので、面白みに欠ける部分はありますが、ディーゼル好きとしてはこのエンジンの鼓動を感じながら乗車できるこの一時が至福のひとときです。しかも、この明知鉄道は勾配が非常に厳しい路線でもありますので、エンジンが喘ぎながら登るシーンや、逆にその厳しい勾配を上り切り、軽やかなエンジン音を聞きながら、恵那駅に到着するまでの約50分間、乗り鉄を楽しみました。
恵那駅からは折り返しとなる7D列車で明智駅に戻りました。
「力が入っているねぇ~。」というのが正直な感想です。まだ、TV放映が始まっているわけではないのに、こんなですから、TV放映が始まったら凄いことになりそうですね。そうなったら、また、乗りに行きたいですね。
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