※古い乗車記を他ブログから引っ越しています。一部写真が無い部分や誤字・誤変換等もありますが、よろしければご覧ください(by管理人)。
昭和から平成に時代が変わり早や31年。来月からは「令和」という新たな元号になることも発表され、昭和の時代が随分と昔になってしまった気がします。また、現在の「JR」が、かつて「日本国有鉄道」という会社であったことも遠い昔になってしまった気もします。ただ、そのような中、JR西日本の関西エリアでは昭和の時代に製造された、いわゆる「国鉄型車両」が多く残されています。私たち鉄道ファンにとっては本当にありがたい話ですが、さすがにその先行きにも陰りが見えてきたことも事実です。今回は、そんな貴重な列車に乗車しよう!ということで、青春18キップを使って関西エリアまで出かけてきました。

①新守山(520)→名古屋(535) 3100M 313系他6連
今回の「乗り鉄」も中央線の1番列車で名古屋に向かいました。この列車、こんな朝早い時間帯の列車ですが、あいかわらず混んでいます…。
名古屋駅からは関西本線の普通列車で亀山駅を目指します。
前回(3/24)の乗車では名古屋駅から座っていくことが出来なかったのですが、今回は名古屋から亀山駅まで1人でゆったりと座っていくことが出来ました。
亀山駅からは加茂行きの普通列車で柘植駅に向かいます。この列車、普段は単行のようですが、繁忙期には2両で運転しているようなのでゆっくりと座っていくことが出来ました。ただ、ロングシートですが…。
ちなみにこの列車、亀山駅から座ることが出来なくても柘植駅で下車する人も多いので、柘植駅からは座って行けそうです。
柘植駅からは今回お目当ての「国鉄型車両・117系」に乗って、一気に京都駅を目指します。
この列車6両編成ということで、ちょっとローカル線にはオーバースペックのようにも思えるのですが、過去、3回ほど乗車した時にはに途中駅からの乗客が非常に多くて貴生川駅辺りからはラッシュ状態の車内となってしまったのですが、今回はなぜか混雑することなく京都駅まで乗車することができました。
この117系は、かつて東海道本線で新快速として一時期を彩った列車ですが、現在ではローカル運用が大半となっているようです。ただ、そのような状況下にありながらも、転換クロスシートに座ってMT54のモーター音を聞きながら乗車できるということは幸せなことですね。
※湖西線の列車が遅れた影響を受け京都駅に約5分遅れで到着
京都駅からは奈良線に乗り換えます。京都駅に5分遅れたことで、京都駅を9時7分に発車する城陽行きに乗ることが出来ませんでした。この列車に103系が入っていた可能性が高いのですが、まあ、慌てる旅ではありませんので、次に103系が運用に入る列車を京都駅の8・9番線ホームで待とうか…と思ったのですが、奈良線が物凄く混雑しているため、とりあえず城陽駅に行ってから次の行程を考えし直そう…と思い、9時37分発の205系を使用する普通列車で城陽駅に向かいました。奈良線では新顔の205系ですが、これも貴重な国鉄型車両ですので、乗れるときに乗っておくべき車両でしょうね。
城陽駅に到着しました。もしかすると、この駅に103系が留置されているのでは…と思って来たのですが、残念ながら103系の姿はなく、また、城陽駅に来るまでの間、すれ違った列車の中にも103系がありませんでしたので、今回は103系の乗車に行ってはあきらめて、後続の[みやこ路快速]で奈良駅に向かいました。
奈良駅からは「万葉まほろば線」に乗り換えて桜井駅を目指します。この路線は現在105系が使用されている路線ですが、今年3月のダイヤ改正から新型の227系(1000番代車)の導入がスタートしているため、上手く奈良駅に105系が来るかどうか不安だったのですが、ラッキーなことに奈良駅に到着した列車は「オーシャンブルー」に塗られた105系が到着しました。この貴重な車両に乗って桜井駅まで乗車しました。
桜井駅からも105系に乗車して高田駅に向かいました。結局、227系の姿は一度も見ることが出来ませんでしたが、まあ2両編成ですので、本格的に置換えが始まれば「あっ」という間に105系も姿を消してしまうんでしょうね。
高田駅からは221系を使用する快速列車で久宝寺駅に向かいました。
久宝寺駅からは今回のダイヤ改正で新大阪駅まで延伸開業した「おおさか東線」で新大阪駅に向かいました。この区間の普通列車には山手線カラー(ウグイス色)の国鉄型車両の201系が使用されています。
JR東日本では、相当前に姿を消した201系が、JR関西では健在で、しかも一番新しい路線を走っている…という不思議さはなんなんでしょうね…。
新大阪駅からは再び草津線で113系の乗車にチャレンジするため、新快速で草津駅を目指します。
⑬野洲(1458)→米原(1523) 3268M 新快速 223系12連
113系の乗車をするため草津駅に降りたところ、柘植駅付近で沿線火災が発生したたため、草津線の貴生川⇔柘植間は運転見合わせている…とのこと。しばらく待とうかな…と思ったのですが、駅員さんのアナウンスで運転再開は不明…ということなので、ため、今回は草津線の113系の乗車は諦めて東海道線経由で名古屋に戻ることにしました(本当は関西本線回りで帰る予定だったのですが…。)。
米原ダッシュは成功したものの、ホームに入っている列車には既に前の列車の乗客が乗っていましたので、大垣までは立ったままの乗車でした(基本的に人が座っている席への相席はしませんので…。)。
大垣駅では新快速を1本見送り、次の特別快速で名古屋に戻ってきました。
この特別快速は、米原方面からの接続列車が無いので、空いていて狙い目の列車です。
⑯名古屋(1701)→新守山(1717) 211系+313系10連
名古屋からはいつどおり211系と313系の混成編成で戻ってきました。
結局、乗車できた国鉄型車両は117系、205系、105系と201系で、乗車できなかった国鉄型車両は103系と113系ということになります。次回があればこちらの2種類を中心に乗車をしたいと思っています。
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