※古い乗車記を他ブログから引っ越しています。一部写真が無い部分や誤字・誤変換等もありますが、よろしければご覧ください(by管理人)。





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     PHOTO:松本駅の3番線に到着する快速[おはようライナー]



 かつて、直流電化区間ならどこでも走っていた183・9系特急型電車も、今年に入ってから相次いで運用を離脱し、ついに定期の仔魚を持っているのは長野総合車両センターに所属しているN102編成を使用する快速[おはようライナー]のみとなってしまいました(平日のみの運用を「定期」と呼べるかどうかは別に考えることにして…。)。
 ただ、この快速[おはようライナー]も、朝早い時間帯の運転ということで、長野に住んでいる私にとってはなかなか乗車が難しい列車でもあります(乗る理由がない!ということもあります。)。
 N102編成については、5月19日(土)~20日(日)の2日間、快速[桔梗ヶ原ワイナリー号]に使用されれることは発表されていますが、私自身が乗ることが出来るのかできるかわからないですし、それ以前の問題としてN102編成も相当古い車両ですので、いつ故障してもおかしくない状況ですので「もしかして最後の乗車になるかも…」と思い、快速[おはようライナー]に乗車してきました。






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①長野(609)→松本(702) 1002M 特急[WVしなの2号]
 快速[おはようライナー]の始発駅は「塩尻駅」ですが、長野駅を1番に発車するこの列車に乗っても始発時刻には間に合いませんので、特急[WVしなの2号]を松本駅で下車して快速[おはようライナー]に乗り換えることにしました。








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②松本(712)→長野(810) 8523M 快速[おはようライナー] 189系6連【N102編成】
 松本駅では約10分ほどの待ち合わせの上、189系【N102編成】を使用する快速[おはようライナー]で長野駅に戻ります。
 快速[おはようライナー]は松本駅の3番線に到着するのですが、到着する列車には若干の乗客が乗って到着するのですが、この松本駅で降りる乗客が多いようで、ほぼ空っぽとなった車内に各ドアから10~15名程度の乗客が乗り込みます(塩尻→松本間はライナー券が不要…ということなのかな?)。
 車内を見ると2人掛けのシートに1人だけで座っている席が多く、また、車内のあちこちに空席となっている部分が見られるほどの乗車率で松本駅を発車します。ただ、この快速[おはようライナー]は次の田沢駅と明科駅にも停車をして安曇野市から長野方面に向かう乗客を乗せていきますので、明科駅を発車する時点では、ほぼ、空いていた2人掛けシートが埋まる状況となりました。明科駅を発車するとダイヤ上ではノンストップで長野駅に到着するはずなのですが、そこは単線区間を走る列車…ということで、坂北駅と稲荷山駅で列車交換のための停車を行います。
 189系は、特急[WVしなの号]のような振り子機能を有していませんので、特別速い…とは思いませんが、途中駅での停車が無いことからなんとなく長野までの距離が近く感じます。
 特急列車がで慰謝する篠ノ井駅を通過し、しばらく続く直線区間をスピードを上げて走り、千曲川を渡ると間もなく終着の長野駅です。松本駅から1時間、快速[おはようライナー]は、通勤客で混雑する長野駅の6番線に、ほぼ、定刻どおりに到着しました(これ、今年度最後の「乗車記」かな…)。

  


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      PHOTO:松本駅の電光掲示板は液晶でとても綺麗です。






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        PHOTO:幕式の行先表示が良いですねぇ~




 ホリデー快速のような観光用の列車としてしようするにはちょっと厳しいな…と思った189系ですが、このようなライナー的なしようならもう少し使えるかな…と思いました。
 ただ、N102編成もだいぶシートクッションがへたってきていますので、『引退は時間の問題かな…』とも思えてしまいました。
注:列車の写真は全て27日(火)に撮影したものです。


【乗車日:平成30年 3月28日(水)】鉄道コム鉄道コム