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       PHOTO:高松駅に到着した特急[モーニングEXP高松]





 高知に来てから色々な列車に乗ってきましたが、この列車にはまだ乗っていませんでしたので多度津駅→高松駅間のみですが乗車してきました。




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①高知(600)→多度津(742) 32D 特急[南風2号] 2700系DC3連
 本日最初の乗車は特急[南風2号]に乗車して多度津駅に向かいます。
 土曜日なので増結された4両編成を期待していたのですが、さすがにコロナの感染が拡大している真っ最中ということでしょうか、本日は所定の3両編成でした。
 今回は、ちょっと大人げなく「アンパンマンシート」に座っていきました。




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    PHOTO:高知を発車する時点ではアンパンマンシートの乗客は私1人




 全く余談ですが…、今日もアンパンマンシートに乗って気がついたのですが、アンパンマンシートには「通路側」とか「窓側」という表示がされていないんですね…。
 たぶん、みんな仲良く座ってね…というアンパンマンからのお願いかな…。…



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     PHOTO:アンパンマンシートには「窓側・通路側」の表示が無い!







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        PHOTO:こちらは2700系の一般車両の座席表示






     
          VIDEO:アンパンマン列車の車内放送







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②多度津(745)→高松(811) 1092M 特急[モーニングEXP高松]
 多度津駅からは、今回の乗車の目的である特急[モーニングEXP高松]に乗車します。
 特急[南風2号]が多度津駅の2番線に到着するや否や、間髪を入れずに隣の1番線ホームに特急[モーニングEXP高松]が到着します。


 さて、ここから乗車する特急[モーニングEXP高松]は、伊予方面と高松を結ぶ特急列車で、終着の高松駅に8時11分に到着するという時刻と運転日が月~土曜日と設定されていることが表わすように、いわゆる「通勤特急」(モーニングライナーですね。)です。
 

 使用される車輛は8000系5連だと思っていたのですが、1両減車の4両編成(4号車が欠車)ということで、どうやらいわゆる「しおかぜ編成」から1両減らした編成が使用されていました。平日は1号車のみが指定席車両(半室はグリーン車指定席)ですが、土曜日については2号車も指定席車両となっています。

 
 多度津駅で降りた人が数名、多度津駅から乗車した人も数名ということで、ちょっと通勤特急としては「少ないなぁ…」と思いましたが、まあ、今日は土曜日ですからから…平日が気になるところです(ちなみに、今回、私は2号車に乗車しましたが、多度津駅からは私の貸切車両でした。)。


 多度津駅を発車した特急[モーニングEXP高松]は丸亀、宇多津、坂出と小まめに停車した後は、一気に終着の高松駅を目指します。
 坂出駅を発車した特急[モーニングEXP高松]は電車らしく一気に加速をしてぐんぐんと進んでいきます。左手に高松ターミナル、右手に高松運転所を見ると間もなく特急[モーニングEXP高松]は高松駅の7番線に到着しました。




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            PHOTO:多度津駅の電光掲示板






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       PHOTO:特急[モーニングEXP高松]の2号車の車内







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         PHOTO:左手に高松貨物ターミナル駅を見て…






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          PHOTO:右手に高松運転所を見ると…








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③高松(926)→琴平(1041) 1227M 6000系3連
 今日は午後から予定が入っているため高知に戻ります。
 高松駅からは特急[しまんと5号]に…という選択肢もあったのですが、折角、電化区間に来ましたので普段乗車できない「電車」、しかも6000系というレアな列車で琴平駅を目指します。


 この6000系はJR東日本・東海・西日本に配置されている211系・213系と酷似していますが、編成端部のドア幅が狭いことや、車掌室が中間車にも設けられているなど、無人駅の多い四国独自の運用線区にあった車両構造となっています。配置されている編成数が2編成(3両×2編成)ということで、JR四国の中でもレアな車両となっています。


 車内は転換クロスシート仕様で、座面や腰の部分のクッションが厚くとてもゆったりとした乗車姿勢がとれますので、これからば長時間乗車も楽そうです。


 高松駅と多度津駅間は電化・複線になっていますが、列車本数が多いこともあり、この琴平行き普通列車は端岡駅で後続の特急[うずしお6号]と特急[いしづち5号]をまとめて先行させるため約11分ほど停車をします。ただ、この端岡駅はホームレイアウトが独特(上りと下りのホーム位置がズレている。)のため、列車の編成写真を撮るには最高の駅ですので、鉄道ファンにとっては「長時間停車も、また楽しい!」という感じで、琴平駅までの約1時間15分の乗車を楽しみました。




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         PHOTO:高松駅の6番線に停車中の6000系






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     PHOTO:6000系の車内、転換クロスシートでクッションが厚い!







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        PHOTO:運転席後方のドアの幅が狭くなっています。







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       PHOTO:中間車の車端部には「乗務員室」があります。
       ※この場所で、車内放送やドア扱いを行う時がありました。








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          PHOTO:端岡駅に停車中の6000系








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          PHOTO:鴨川駅に停車中の6000系






      
         VIDEO:高松駅に到着する6000系普通列車





      
        VIDEO:発車時のドアチャイム音と加速時のインバータ音








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④琴平(1100)→高知(1229) 35D 特急[南風5号]
 琴平駅到着後は、後続の特急[南風5号]で高知に戻りました。






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            PHOTO:本日使用した指定席券
  ※アンパンマンシートも[モーニングEXP高松]の名前も入っていて貴重です。




 コロナ禍で在宅勤務の増えた、しかも土曜日の乗車をもって、特急[モーニングEXP高松]の利用価値云々をいうつもりはありませんが、あまりにも利用者が少ない!もう少し利用者がいても良いような気がします(特にJR四国は短距離の特急料金を安い値段で設定していますので…)。

 ただ、個人的なこと考えを言わしてもらえるとすれば、やはり高松駅に8時11分に到着するという時刻設定が遅すぎるような気がします。

 高松駅に到着し、駅を出てオフィスまで10分ほど歩き、仕事の準備をしてデスクに着く…ということを考えると、やはり高松駅には遅くても8時前に到着するのがベターではないかと、今回、特急[モーニングEXP高松]に乗車して思いました(9時出社の会社が多い…という想定かな?)。

【乗車日:令和 4年 2月 5日(土)】鉄道コム鉄道コム
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