※古い乗車記を他ブログから引っ越しています。一部写真が無い部分や誤字・誤変換等もありますが、よろしければご覧ください(by管理人)。
地酒王国・新潟をPRするために誕生した[越乃Shu*Kura]ですが、デビュー時には上越地方と十日町を結ぶ快速[越乃Shu*Kura]だけの設定だったのですが、現在では上越妙高と越後湯沢を結ぶ快速[ゆざわShu*Kura]、上越妙高と県都・新潟を結ぶ[柳都Shu*Kura]も誕生し、週末を中心に活躍を続けて
います。
その[越乃Shu*Kura]ですが、3月11日と12日の2日間、新潟市で開催される「新潟淡麗 にいがた酒の陣2017」に併せて、直江津⇔新潟間に快速[淡麗Shu*Kura]が設定されましたので、お酒には全く無縁の私ですが、珍しい列車名と今年最初の[越乃Shu*Kura]の運転…ということにに惹かれて乗車をしてきました。
今回の「乗り鉄」は上越妙高駅からスタートするため、自宅から上越妙高駅までは車で向かい、駅裏の駐車場(24Hで400円)に車を停めてから上越妙高駅に向かいます。
平日は「2両編成では短すぎる!」と文句を言いたくなるゆっくりと座っていくことができました。
なお、直江津駅到着後は、黒井駅・犀潟駅で貨物列車の撮影を行ってから直江津駅に戻りました。
(←新潟③ キハ40-552+キハ48-1542+キハ48-558 ①直江津→)
快速[淡麗Shu*Kura]は直江津駅に9時1分頃に回送されてきて、9時10分には発車する…という非常に慌ただしいダイヤ設定となっているため、急いで列車の撮影を行い、車内に入ると発車…という感じです。
本日の快速[端麗Shu*Kura]の指定席は「全席完売」になっているらしいのですが、直江津から3号車に
乗車したのはわずか10名足らずという少なさで、この少ない乗車を乗せて直江津駅を発車します。
今回設定された快速[淡麗Shu*Kura]ですが、運転区間はほぼ快速[柳都Shu*Kura]と同じですが、快速[柳都Shu*Kura]では、途中の青海川で6分、長岡で18分、新津でも7分停車を行い、直江津→新潟間を3時間ほどかけてゆっくりと進んで行きますが、今回の快速[淡麗Shu*Kura]は、イベントの開催時間に併せて設定されたこともあり、直江津→新潟間を2時間ほどで結ぶ速達ダイヤとなっています(115系を使用する快速列車と、ほぼ同じ所要時間です。)。
直江津駅を発車した快速[淡麗Shu*Kura]は、前述のとおり、後続の列車に追いつかれないため、ディーゼル列車とは思えない速度で日本海沿線を進んで行きます。
柿崎駅の手前からは2号車のイベントスペースではジャズの生演奏も始まり[Shu*Kura]らしい雰囲気で進んで行きます。
最初の停車駅となのは柏崎駅です。柏崎からは多くの乗客が乗ってくるのでは…?と思っていたのですが、乗車したのはわずかに4名ということで、ちょっと意外な感じでした。快速[淡麗Shu*Kura]は身軽な状態のまま、ここからは日本海を離れ山間部へと入り、長岡駅を目指して進んで行きます。
2番目の停車駅であり、最後の停車駅となる長岡駅からはどっと乗客が乗り込んでくる…と思ってのですが、ほとんど乗ってくる人がおらずびっくりです。それどころか、ここ、長岡駅で途中下車する人が多くて、これまた2度びっくりしました。結局、長岡駅からは今まで以上に身軽になって快速[淡麗Shu*Kura]は、終着の新潟駅を目指して発車します。このあと2号車では2回目のジャズ演奏が行われましたので、私も座席を離れて聴きに行きました。
長岡駅から先は、平坦な区間を走ることと、途中駅に停車するまでの減速が必要ないこともあり快速[淡麗Shu*Kura]はエンジン音も高らかに信越本線を進んで行きます。
本来、特急列車が停車する見附駅、東三条駅、加茂駅を通過して進んで行きます。磐越西線と羽越線の乗換駅となる交通の要所でもある新津駅は、停車はしたものの(約10分ほど停車します。)ドア扱いを行いませんので、まあ、通過と同じようなものですね…。
その新津駅を発車してしばらく進むと進行方向には新潟車両センターが見えてきます。広大に広がる車両センターに並ぶ色とりどりの列車を見ながら、進行方向を大きく西向きに変えると快速[淡麗Shu*Kura]はぐっと速度を落とし、「新潟淡麗 にいがた酒の陣2017」の会場の玄関駅となる新潟駅の8番線ホームに到着しました。
新潟駅到着後は、市内の特設会場で開催される「新潟淡麗 にいがた酒の陣」のイベントに…というのが一般的なのでしょうが、私はアルコールには全く興味がありませんので、駅ビルの中でお買い物を済ませてから長野に向けて帰ります。
新潟駅からはE129系6連を使用する438Mで長岡に戻ります。さすがに6両編成ということで、新潟駅から長岡駅までボックス席を一人で座っていくことができました。
長岡駅からは10分の待ち合わせで柏崎行きの普通列車に乗り換えます。ここからはE129系2連の列車への乗車です。不思議なのは、なせ柏崎行きなのか?ということですね。直江津まで行ってくれればいいのに…。
柏崎から直江津間については、後続の普通列車が15時30分までありませんので、ここからは乗車券と特急券を別に購入して特急[しらゆき6号]に乗車します。
E129系もシートピッチが広いので決して居住性は悪くはないのですが、さすがにリクライニングシートは快適ですね~。うとうとしながら上越妙高まで帰ってきました。
列車の指定席が「完売」になっている…ということですので、PR不足ではないと思うのですが、どうみても3号車の乗車率は30~40%程度でした(1号車は4名だったそうです。)。お酒のイベント会場に向かう列車が、お酒を飲むための列車…というのも、どうなのかな?とは思いました(乗客のほとんどが、車内で出来上がっていました…。)。
また、列車に乗って思ったのは、新潟駅の到着時刻が遅すぎるのでは…ということでしょうか。まあ、アルコールには縁のない私にとっては、珍しい列車に乗車することができましたので、これはこれで「良し」としておきましょうね。
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