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PHOTO:松山駅に停車中の伊予市行き普通列車




 仕事の関係で「松山市」に行く用事がありましたので、多度津駅から伊予市までを結ぶ長距離普通列車に乗ってみることにしました。




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①高知(801)→多度津(944) 36D 特急[南風6号] 2700系DC4連
 本当は、高知駅を7時ちょうどに発車する、特急[南風4号]に乗車し、多度津駅で余裕をもって乗り換えを…と思っていたのですが、すっかり寝坊をしてしまい、結局1本次の特急[南風6号]で予讃線との乗換駅となる多度津駅に向かいました。







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②多度津(948)→伊予市(1457) 4113M 
 多度津駅からは独特なインバータ音で有名な7000系に乗車して伊予市駅を目指します。
 この列車、多度津駅→伊予市駅間、173.3kmを5時間9分かけて走る普通列車です。ただ、この予讃線には高松駅⇔松山駅間194.4kmを走る普通列車や快速列車もあるので「最長」ではありませんが、普通列車の運用が細切れとなっている現代で5時間以上走る列車も珍しいよね…ということで今回乗車にチャレンジしました。

 特急[南風6号]が多度津駅の2番線に到着すると列車は既に3番線に入線していましたので、駅の地下道を抜けて乗り換えます。ホームにいたのは7000系の単行列車で、車内に6か所あるボックスシートは全て埋まっていましたので、ロングシートに座っていくことにしました。

 この列車、前述したとおり5時間以上かけて走る…のですが、観音寺駅で15分、伊予西条駅で24分、今治駅で9分、松山駅でも30分という長時間停車をしますし、これ以外にも宅間駅で3分、箕浦駅で3分、伊予小松駅で2分、壬生川駅で5分、波方駅で2分、大浦駅で3分   等々の列車交換もありますし、それ以外の各駅での停車時間もありますので、実質、列車が走っているという時間は3時間少々というところでしょうか…(乗車している7000系には、トイレ設備がありませんので、途中途中で長めの停車は助かります。)。 

 多度津駅を発車した列車は、右手に瀬戸内海を見ながら、意外と速い速度(100km/h)で進んでいきます。どの駅でも降りる人はいるのですが、それ以上に乗ってくる人も多く、1両の伊予市駅行き普通列車は、そこそこ混雑した状態で進み、香川県の最西端に位置する観音寺市の観音寺駅に到着しました。



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         PHOTO:独特なシートレイアウトの7000系






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       PHOTO:撮影の名所、海岸寺-宅間間を進んでいきます。






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       PHOTO:観音寺駅に停車中の伊予市駅行き7000系






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         PHOTO:観音寺駅で特急列車を先行させます。





 観音寺駅ではここまで乗ってきた乗客の半数以上が降り、一度、車内は閑散となりました。発車時刻が近づくに連れて乗客が増えるのかな?と思っていたのですが、さほど乗客も増えないまま観音寺駅を発車します。
 観音寺を出て、しばらく内陸部を走ってきた列車も、箕浦駅の手前からは再び瀬戸内海を見ながらの乗車となります。その箕浦駅では反対側の不通列車と交換するため約3分ほど停車した後、発車していきます。
 列車はその後、再び海から離れて内陸地を進み、大きな製紙工場の煙突を見ながら川之江、伊予三島と停車していきます。
 伊予三島駅や伊予土居駅からは学生さんたちが大勢乗り込んできて、少し車内が賑やかとなりました。その後、伊予市駅行き普通列車は、新居浜駅でほとんどの乗客が入れ替えが行われ、大勢の乗客を乗せた状態で四国鉄道博物館のある伊予西条駅に停車しました。





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    PHOTO:箕浦駅の手前から再び瀬戸内海を見ながらの乗車となります。






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         PHOTO:伊予西条駅に隣接する四国鉄道文化館
          ※停車時間中に北館だけなら見学できますね…





 伊予西条駅で長い停車時間の後、伊予市駅行き普通列車は発車します。伊予西条駅に停車した時点で、ほとんどからとなった車内ですが、発車時刻が近づくに連れてクラブ帰りと思われる学生さんたちが乗り込んできて、再び賑やかな車内となりました。
 列車はその後も各駅に停車しながら、また、伊予小松駅と壬生川駅では特急列車との交換を行いながら、しまなみ海道で有名な今治駅に到着しました。





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        PHOTO:今治駅に停車中の伊予市駅行き普通列車





 今治駅で三度、乗客が入れ替わった伊予市行き普通列車は定刻どおり今治駅を発車していきます(多度津駅から乗り続けているのは私1人だけです。)。市街地を走っていた列車も大西駅を過ぎたあたりから海岸線へと近づき、しばらくの間は瀬戸内海を見ながらの乗車となります。昼頃までは雨雲がかかっていた空も、ようやく青空が見え始めましたのが、海の色は相変わらず鉛色でした。

 菊間駅からは「○○歩け隊」という名称の団体客が乗車し、一気に車内が混雑し、その後も駅に停車する都度、乗客は増え、大混雑の状態で松山駅に到着しました(「歩け隊」が電車に乗るの?)。






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       PHOTO:松山駅の高架改良工事も進んでいるようです。






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      PHOTO:2000系のアンパンマン…と期待したのですが…




 松山駅での30分間にわたる長時間停車の間に多くの乗客が入れ替わり、伊予市行き普通列車はラストスパートよろしく松山駅を発車していきます。
 先に進む都度、降りる客ばかりで、終着駅となる伊予市駅に降りた乗客は私を含めて10名に満たない状況でした。



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      PHOTO:坊っちゃんスタジアムを見ながら進んでいきます。






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      PHOTO:北伊予駅と南伊予駅の間には松山運転所があります。






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        PHOTO:終着の伊予市駅に到着した7000系




 最初は「5時間以上か…気が遠くなりそう。」と思っていたのですが、普通列車等を何度も乗り換える訳ではありませんし、途中駅での長時間休憩が気分転換にもなりましたので、正直「意外と早かったなぁ…。」という感じでした。
 これに味を占めて、次回は高松⇔松山間の普通列車にも…とは思っていますが、さて、そんなチャンスは巡ってくるでしょうか…。 


【乗車日:令和 3年10月17日(日)】
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