※古い乗車記を他ブログから引っ越しています。一部写真が無い部分や誤字・誤変換等もありますが、よろしければご覧ください(by管理人)。



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  中央線の辰野支線については「輸送力の適正化」ということでクモニ143を改造した「クモハ123(-1)」が登場し、約25年間地元住民の足として走ってきましたが、車体の老朽化により3月15日のダイヤ改正をもって引退をしてしまいました。
 クモハ123に変わって辰野支線を走るようになったのはE127系2連!この列車が辰野支線にマッチしているのかどうか実際に乗車をしてきました。




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★辰野(1100)→塩尻(1121)  159M E127系2連【A7編成】
(←塩尻 クハE127-107+クモハE127-107 辰野→)
 岡谷駅から乗車した天竜峡行きの普通列車が、辰野駅の2番線に入っていくと隣の3番線ホームにはE127系2連の姿が確認できました。
 列車に詳しくない人や地元の人にすれば「新しい列車になったんだ!」と思うのでしょうが、松本駅をよく利用している私からすると「どうしてお前(E127系)がここにいるの?」と聞きたくなるくらい不思議な感じです。

 運転士さんたちもE127系の先頭部に集まって「この運用はなんとか…」とか「この車両はなんとか…」と話をしていましたので、まだ、馴染んでいない感じがしました。

 車両の中に入るとそこはいつものE127系。明るくてルーミーな車内は好感が持てます。発車の時刻が近づいてきますが乗客は一向に増えません。結局、辰野駅を発車する時点では10名が利用するのみという状態でした。2両編成に10名ですから車内はまさにガラガラという感じで、この編成ではオーバースペックであることが明らかな状態でした。

 途中の小野駅からは10名ほどが乗ってきましたが、2両編成ではまだまだ余裕たっぷりといった感じです。
 ただ、今までのクモハ123では寒かった車内もぜんぜん寒くありませんし、静かで明るい列車は地元の人からは愛されそうな感じも受けました。また、今までのクモハ123には無かったトイレもE127系にはありますので、乗客の「安心感」も増すのでは?とも思いました。

 このE127系はもともと大糸線の北アルプスがよく見えるように…ということで、北アルプスを望める側がクロスシート、他一方の側がロングシートという仕様になっているのですが、辰野支線では一番のハイライトとなる塩尻駅-小野駅間の大カーブはロングシート側になってしまうのは、ご愛嬌といったところでしょうか…。
 列車はまもなく塩尻大門を通過して、塩尻駅の3番線、そうクモハ123の低位置だった場所に到着しました。




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            PHOTO:E127系の行先表示板






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   PHOTO:E127系の車内、片側がクロスシート、もう一方はロングシート






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    PHOTO:背もたれが少し低いですが、シートピッチが広くて快適です。






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           PHOTO:車内は大糸線仕様のままです…。






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  PHOTO:E127系の車内から大八回りを乗車するとは思いもしませんでした…。




 新たに走るようになったE127系は『新車』ではありませんが、今までの車両に比べれば新しいですし、暖かいですし、安心ですし良いことずくめだと私は思います。
 ただ、問題は利用客がこんなに少ないのに2両編成の車両を走らせる必要があるのか?ということだと思います。
 「辰野支線廃止を検討か?」という話題が出る前に、地元は何らかの手を打つ必要があると思うのですが…。

 
【乗車日:平成25年3月20日(水)】鉄道コム鉄道コム