※古い乗車記を他ブログから引っ越しています。一部写真が無い部分や誤字・誤変換等もありますが、よろしければご覧ください(by管理人)。




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 富山地方鉄道を走る[アルプスエキスプレス]については、デビュー直後の今年1月に乗車済みなのですが、その[アルプスエキスプレス]に乗務しているアテンダントさんのブログを見ていたところ、なんと3月からその[アルプスエキスプレス]の2号車の座席指定券が新しくなったとのこと!しかも、その指定席券のデザインも3種類用意されているということなので、その指定席券を手に入れるべく、再び富山地方鉄道・アルプスエキスプレスの乗車に出かけてきました!(こういうのに弱いのが鉄道ファンですね…。)





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①直江津(653)→富山(844) 532M 457系3連
(←富山 クハ455-65+モハ456-18+クモハ457-18 直江津→)
 今回は富山に早めに着きたかったので、長野の自宅を4時に起床・出発し、長野から直江津までは自動車で移動。車を直江津駅南側の駐車場に停めて6時53分発の普通列車で富山を目指します。

 さすがに土曜日のこの時間の普通列車ということで車内はガラガラ…。それでも泊駅辺りからは学生達が乗り込んできて賑やかになったきたところで富山駅に到着します。



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    PHOTO:クロスシートが並ぶ車内は往年の急行列車を思い出します。






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     PHOTO:このタイプのボックスシートも貴重になってきました。






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             PHOTO:市振駅までは「雪」






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       PHOTO:でも親不知駅を過ぎると青空も見えてきました。




◎富山市内にて…
 富山駅についたら[アルプスエキスプレス]に乗車を…という予定ですが、若干時間がありましたので、地鉄富山駅で「えこまいか(富山地鉄のICカードの名称です。)」を購入し「富山にきたら必ず乗る。」と決めている、もはやお約束ともいうべき「セントラム」に乗車をしてきました(限定2000枚のALWAYSの「えこまいか」が欲しかった…)。
 ちなみに…、今回はフリー乗車券ではなく「えこまいか」で地鉄&セントラムに乗車をしました。
 このICカードですがJRのスイカなどとは異なり、えこまいかを使用すると鉄道線の運賃が10%割引きになるという大きなメリットがあるため、本日はこちらを使用しました(軌道線とバスはなんと15%オフ!)。

 さて、セントラムを待っているといきなりシルバーのセントラムが登場!「ラッキー」と思いながら写真を撮ってから乗車を…と思い動き始めたところ、無残にもシルバーのセントラムは発車をしてしまいました。「次のセントラムはいつ来るのかな?」と思っていたところ、シルバーに続行する形でブラックのセントラムが登場!
 しかもこちらのセントラムは「桜のラッピング仕様」ということで、とてもセンスのいいラッピング・セントラムで富山市内を一周してきました。



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  PHOTO:いつ見てもセントラムはカッコいい。ラッピングのセンスの良いこと!






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          PHOTO:室内は当然バリアフリーです。






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        PHOTO:小さなシートですが座り心地もGOOD!






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         PHOTO:この運転席、カッコいいですねぇ~。








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②電鉄富山(949)→岩峅寺(1020) 615列車 [アルプスエキスプレス]
(←岩峅寺③ モハ16013+クハ112+モハ16014 ①電鉄富山→)
③岩峅寺(1036)→電鉄富山(1106) 616列車 [アルプスエキスプレス]
(←電鉄富山① モハ16014+クハ112+モハ16013 ③岩峅寺→)
 セントラムで市内を(小さく)一周してきた後は地鉄富山駅に向かいます。改札口に向かって歩いて行ったところホームにアルプスエキスプレスが既に入線しています。「あれ、2両編成!どうして…?」と思って近づいたところ、ホームに入っていたのはアルプスエキスプレスではなく16010形・レッドアローであることが判明。

 16010形レッドアローは「普通・宇奈月温泉」という表示がされており、今日はこちらにも乗車したいと思っていたので「どうしようかな?」と考えたのですが、やはり当初の目標である「指定席券を3枚GETする!」を目指すことにし、ひとまずホームで撮影だけをさせていただきました。

 私、1月にも[アルプスエキスプレス]に乗車しているのですが、その時は発車時間前にもかかわらす改札口に長蛇の列ができていたのを知っていましたので、今回も並ぶつもりだったのですが、今回はやけに人が少ない! まあ、宇奈月温泉に向かう列車じゃないからか…と思っていると「9時49分発・岩峅寺行きの改札を始めま~す。」というアナウンスが。
 「えこまいか」をカードリーダーに「ピッ」と当ててから早速2号車へ!車内に入るとアテンダントさんと話をしている人が1人…そして私。結局、岩峅寺行きの列車はアテンダントさんを除くと乗客は2人だけという状況で電鉄富山駅を発車していきます。

 天気が良ければ景色も楽しめるのでしょうが、今日は「なんとか(雨も雪の)降らずに持っている」という状況。仕方がありませんのでアテンダントさんから購入したコーヒーを呑みながら乗車を楽しみました。

 終点の岩峅寺では一度改札を出てから再度ホームに入ります(ここがICカードの欠点ですよね。フリーキップだとこの手間が必要ありませんから…)。
 ひととおり車外の撮影を済ませてから、再び2号車へ。
 なんと、復路の2号車は私の貸切車両でした。おかげと言ってはなんですが、アテンダントさんを30分間占有して話をすることができましたので、私にとっては超・ラッキーな乗車でした。



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     PHOTO:2号車・指定席は独特な雰囲気で乗客を迎えてくれます。






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     PHOTO:1・3号車もシートモケット等を大幅に変更しています。






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        PHOTO:稲荷山車庫を左手に見ながら進みます。







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       PHOTO:岩峅寺駅に停車中の[アルプスエキスプレス]




◎再び富山市内にて…
 次の[アルプスエキスプレス]を使用する特急[うなづき5号]の発車まで時間かあるので、再び富山市内へ…
 実は前回も乗車にチャレンジしたのですか、時間の都合でついに乗れなかった「サントラム」の乗車に、再びチャレンジをします。

 セントラムは3編成あり、市内をぐるぐると循環していますので、少し待っていれば乗車できるのですが、サントラムは「虎の子の1編成」、しかも一度富山駅を発車するとしばらくは戻ってきませんので、なかなか乗車するチャンスがなかったのですが、今回はラッキーなことに乗車をすることができました。




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      PHOTO:3連接車なのでもっと長いと思っていたのですが…






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         PHOTO:車内は明るくPOPな感じですね。






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       PHOTO:サントラムの運転席は小ぢんまりとしています。






 
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④電鉄富山(1214)→寺田(1225) 特急[うなづき5号]
(←寺田③ モハ16013+クハ112+モハ16014 ①電鉄富山→)
 サントラムの乗車を終え、再び地鉄富山駅に戻ってきました。
 [アルプスエキスプレス]はホームに停車しており、まだ、改札も始まっていないのですが、今回はさすがに宇奈月温泉息の特急運用にはいるということで改札口前にも多くの乗客が待っています。
 ホームに入っている[アルプスエキスプレス]もブルーのヘッドマークを装着して乗客の乗車を待ちかねているように見えます。

 残念ながらこの列車も2号車の乗客は4名のみと少々寂しい感じでしたが、まあ、今日は天気も良くなかったですし入学・転勤等の時期でも重なっていましたのでこんなもんでしょうか?
 今回は「3種類の指定席券をGETする!」ことが目的のため、最初の停車駅である寺田駅で下車をしてしまいましたが、本当はゆっくりと乗車したかった…というのが本音のところですね。

 この列車、デビュー直後は多くの乗客で賑わったのですが、残念ながら今日は少々寂しい乗客でした。
 私が思うのに、富山地方鉄道にこんな素晴らしい列車が走っているって言うことを知らない人が多いのでは?と思うのですが、その点はどうなんでしょうねぇ~。もっと上手にPRをすれば全国から大勢の人が乗りに来ると思うんですが…。特にこれからチューリップの季節を迎えることですし…。
 また、私達鉄道ファンもこんな素晴らしい列車を走らせてくれている「富山地方鉄道」のことや[アルプスエキスプレス]のことを、色々な手法でアピールをしなくては…なんてことを思ってしまいました。





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         PHOTO:このロゴも水戸岡デザインでしょうか。






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        PHOTO:薄日が射してきて立山連邦も見えました。



 余談ですが…
 ちなみに…私が1月に乗車したときにはブルーのヘッドマークではなく、レッドのヘッドマークでした。この違いになにか意味があるのでしょうか?
 もしかしてイレギュラーなこと?そうならば鉄道ファンには嬉しいプレゼントなのですが…。



        PHOTO:デビュー直後のアルプスエキスプレス







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⑤寺田(1234)→電鉄富山(1246) 特急[うなづき6号]
(←電鉄富山① モハ16012+モハ16011 ②寺田→)
 ここまでは[アルプスエキスプレス]に改造された16010形に乗車してきましたが、ここからはオリジナルの16010形に乗車をします(オリジナルとはいえども、西武鉄道時代の5000系からすると『別の車両』と言っても過言ではないくらい、大幅な改造が施されていますが…。)。

 ただ、[アルプスエキスプレス]の運用については富山地方鉄道のHPに発表されているのですが、オリジナルの16010形については何も発表されていませんので、どの線区のどの列車の運用に入っているのか全くわかりません。そのため電鉄富山駅に到着したときに調べてもらおう…と思っていたのですが、朝の時点で宇奈月温泉行きの普通列車の運用に入っていたので、「たぶん特急[うなづき6号]で戻ってくるだろうと思って待っていたところ…ビンゴでした。

 [アルプスエキスプレス]もいいですが、オリジナルの16010形も良い!改めてそう思えて乗車でした(もっと長時間乗りたかったですね。)。



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          PHOTO:このブルーのシートは本当に綺麗!






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        PHOTO:リクライニングするシートも良いですね。







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⑥富山(1318)→直江津(1522)  545M 413系3連
(←直江津 クモハ413-9+モハ412-9+クハ412-9 富山→)
 指定席券も3種類ゲットしましたし、16010形・レッドアローにも乗車することができましたので、今日は少し早いですが帰路に着きます(雪も心配でしたし…)。

 富山駅からは413系3連に乗車して直江津駅に戻ります。今回乗車した413系はJR西日本が進めている塗色変更車で車体色がブルー一色なのですが…どうみてもやっぱり変ですね!車の世界では単色が当たり前ですが、やはり列車の塗装はもう少しデザインをして欲しいですね…。
 朝が早かったので、帰りの列車ではぐっすりと休みながら直江津まで戻ってきて、これで今回の「乗り鉄」はそして『春の青春18キップの旅』も終了です。



 アルプスエキスプレスの指定席券デザインが変わった!というアテンダントさんのブログに飛びついて、今回[アルプスエキスプレス]に乗車してきたわけですが、さすがに今日は天気が悪く、しかも寒い!、その上、車外で撮影するにも足場も悪いという悪条件が重なってしまいてちょっと残念でした。
 次回は暖かな日に、できればどこかの温泉に入りながら乗車を…なんてことを既に考えている自分がここにいます…。



【乗車日:平成24年4月7日(土)】鉄道コム鉄道コム


◎過去の[アルプスエキスプレス]の乗車記はこちら…
 ・平成23年・冬の青春18キップ乗車記【アルプスエキスプレス乗車記】【前編】…http://tomodaciya221-3.at.webry.info/201201/article_16.html
 ・平成23年・冬の青春18キップ乗車記【アルプスエキスプレス乗車記】【後編】…http://tomodaciya221-3.at.webry.info/201201/article_17.html

◎過去の16010形の乗車記はこちら…
 ・城端線+富山地方鉄道・特急[アルペン]乗車記(H23.5.28)…http://tomodaciya221-3.at.webry.info/201105/article_64.html